・『ウィッシュ』(2023)は、ウォルト・ディズニー・カンパニー100周年を祝うオマージュ! 過去の長編アニメーション作品へのリスペクトが随所に散りばめられています。特にエンドクレジットの歴代キャラクターの登場は、ファンにはたまらない「隠れミッキー」的な楽しみ方を提供しています。
・『ウィッシュ』には、伝統と革新を融合させたビジュアルさも見逃せません。 昔のディズニー作品で使われた水彩画風の表現と、現代のCGアニメーションを組み合わせた独自の画風が見どころだからです。クラシックな絵本のような温かみと、最新の映像技術による躍動感が”共存”しているのです。
・ 多くのディズニー作品の根幹にある「願いが叶う」というテーマを深掘りし、そのシンボルである「願い星」がどのように生まれたのかという壮大な前日譚が、『ウィッシュ』に描かれています。
・心に響くブロードウェイ風の楽曲があるのですが、『アナと雪の女王』シリーズのクリス・バック監督や脚本のジェニファー・リーが再びタッグを組み、ジュリア・マイケルズが手掛けた楽曲となっています。
・ 『ウィッシュ』の主人公のアーシャ、邪悪な支配者マグニフィコ王、そして言葉を話すヤギのバレンティーノなど、魅力的なキャラクターも物語を彩ります。特に、マグニフィコ王の「真の悪役」としての存在感は必見です!
「ハッピー・エブリ・アフター」を問い直すテーマ性: 王国の人々の「願い」をマグニフィコ王が独占するという設定は、「誰のために、何のために願うのか」という、現代社会にも通じる普遍的な問いを投げかけています。
・『ウィッシュ』関連作:『シンデレラ』(1950)、『ヘラクレス』(1997)、『プリンセスと魔法のキス』(2009)、『』塔の上のラプンツェル(2010)
映画『ウィッシュ』あらすじ・動画
映画『ウィッシュ』あらすじ
~あらすじ~
願いが叶う魔法の王国ロサスに暮らす少女アーシャの願いは、100才になる祖父の願いが叶うこと。だが、すべての“願い”は魔法を操るマグニフィコ王に支配されているという衝撃の真実を彼女は知ってしまう…。みんなの願いを取り戻したいという彼女のひたむきな思いに応え、夜空から舞い降りてきたのは“願い星”のスター。スターに導かれ、相棒である子ヤギのバレンティノら仲間と共に、アーシャは立ち上がる。
「願いが、私を強くする」──アーシャとスターの運命の出会いが、王国に巻き起こす奇跡とは…?
出典:Amazon
映画『ウィッシュ』予告動画
出典:「ウィッシュ」予告編 ディズニー・スタジオ公式
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映画『ウィッシュ』視聴する方法と配信サービス
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映画『ウィッシュ』基本情報
| 本作(タイトル) | ウィッシュ/wish |
| 公開年 | 2023年 |
| 上映時間/再生時間 | 1時間35分 |
| 監督 | クリス・バック ファウン・ヴィーラスンソーン |
| キャスト・・・声優 | アーシャ・・・アリアナ・デボーズ(生田絵梨花) マグニフィコ王・・・クリス・パイン(福山雅治) バレンティノ・・・アラン・テュディック(山寺宏一) アマヤ・・・アンジェリーク・カブラル(檀れい) サビーノ・・・ヴィクター・ガーバー(鹿賀丈史) サキーナ・・・ナターシャ・ロスウェル(恒松あゆみ) ダリア・・・ジェニファー・クミヤマ(大平あひる) ガーボ・・・ハーヴィー・ギレン(蒼井翔太) ハル・・・ニコ・ヴァーガス(青野紗穂) サイモン・・・エヴァン・ピーターズ(落合福嗣) サフィ・・・ラミー・ユセフ(岡本信彦) ダリオ・・・ジョン・ルドニツキー(宮里駿) バジーマ・・・デラ・サバ(竹達彩奈)動物たち リス・・・濱田めぐみ キノコアンサンブル・・・小鳩くるみ、鈴木より子、すずきまゆみ、伊東えり、麻生かほ里、土居裕子、鈴木ほのか、菊地ゆうみ、橋爪紋佳、小此木麻里、平川めぐみ フクロウアンサンブル・・・三ツ矢雄二、小泉孝太郎、高橋茂雄 木のパパ・・・石丸幹二 ネズミ1/ネズミ2・・・中川翔子 ヤマアラシ・・・松たか子 カメ・・・武内駿輔 ティーンの木・・・本城雄太郎 子ジカ・・・菅野美穂 母ウサギ・・・上戸彩 ウサギの兄弟1・・・森川智之 ウズラのママ・・・屋比久知奈 ウズラのパパ・・・尾上松也 ウサギの姉妹・・・諸星すみれ アライグマのママ1・・・斎藤瑠希 アライグマのママ2・・・平野綾 アライグマのママ3・・・ゆめっち シマリス・・・吉川愛 ウサギの兄弟2・・・鈴木福 キノコ・・・原田泰造 シカ・・・林勇 クマ(ジョン)・・・丸山壮史 木のママ・・・MARU 木の子供・・・Zinee フクロウ・・・吉岡悠歩 |
| 音楽 | マイケル・ジアッチーノ |
| 主な受賞歴 | ・ゴールデングローブ賞(アニメ映画賞)ノミネート |
| 制作会社/配給元 | ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ/ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
映画『ウィッシュ』原作紹介
脚本:ジェニファー・リー、アリソン・ムーア
原案:ジェニファー・リー、クリス・バック、ファウン・ヴィーラスンソーン、アリソン・ムーア
『ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出』
出典:ディズニーアニメーション特集|特別映像|Disney+ (ディズニープラス)
夢みたい! ディズニー創立100周年を記念したスペシャルな短編映画『ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-』。
なんと、歴代のディズニーキャラクター、総勢543名が大集合するという、ファン垂涎の作品なんですよ。
ディズニープラスで独占配信中!「どんな話かって?」
舞台は、カリフォルニア州バーバンクにある、おなじみのウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ。スタッフがみんな帰宅して静まり返った後、ミッキーマウスを筆頭に、みんなが現実世界に飛び出してくるんです!
彼らが集まった目的は一つ。「ディズニー100周年を記念した、とびきりの集合写真を撮ること!」ミッキーや仲間たちがどんな風に準備して、どんなハプニングが起こるのか…これは絶対に見逃せませんね!
ディズニー100周年の集大成!『ウィッシュ』が繋ぐ「願い」の物語:歴史と進化を徹底解説!
『ウィッシュ』は過去の傑作とどう繋がっている?
ディズニーの100周年記念作となった『ウィッシュ』。
この映画、過去のディズニー作品の「核」がぎゅっと詰まった、とんでもない集大成になっています!それは、誰もが知る「願いが叶う」というテーマと、「プリンセス・ミュージカル」の系譜から来ています。
『ウィッシュ』をより深く楽しむために、これまでの歴史の中で、登場人物たちの「願い」がどれほど大きな力になってきたかを見ていきましょう!そこで紹介したい作品なのですが、『シンデレラ』(1950)、『ヘラクレス』(1997)、『プリンセスと魔法のキス』(2009)、『』塔の上のラプンツェル(2010)です。
願いの力が運命を変えた!名作4選
| 映画タイトル | 願いのカタチ | その後の展開 |
|---|---|---|
| 『シンデレラ』 | 「舞踏会へ行きたい!」という切実な純粋な願い。 | 妖精のおばあさんの魔法を呼び寄せ、運命を大逆転! |
| 『ヘラクレス』 | 「真の英雄になりたい!」という強く揺るぎない願い。 | 失った神の力を取り戻し、人々のために戦うヒーローに。 |
| 『プリンセスと魔法のキス』 | 「レストランを開く!」という亡き父との夢(=願い)。 | 努力家ティアナの目標が、魔法と冒険の原動力となる。 |
| 『塔の上のラプンツェル』 | 「空のランタンを間近で見たい!」という無垢な願い。 | 塔の外へ踏み出す「勇気」となり、壮大な旅が始まる。 |
『ウィッシュ』の核心!「願い」は誰のもの?
今回取り上げた『ウィッシュ』のすごいところは、これまでの物語の根っこにある「願い星」の起源そのものを描いた点です。
歴代のプリンセスやヒーローたちは、それぞれの「願い」を原動力に行動しました。しかし、『ウィッシュ』の悪役、マグニフィコ王は、国民の「願い」を管理するという名目で独占し、抑圧しようとします。
これは、過去の悪役たちの支配欲が、より現代的で普遍的な「希望の独占」という形で描かれていると言えます。
- 『シンデレラ』の継母:シンデレラの幸福な未来を奪う。
- 『ラプンツェル』のゴーテル:ラプンツェルの自由な人生を独占する。
- 『ウィッシュ』のマグニフィコ王:国民の「願い(=希望)」そのものを支配する。
『ウィッシュ』は、「願いを誰かに預けるな、自分で掴み取れ」という、歴代作品で積み重ねてきたメッセージを、最も力強く現代に突きつけているんです!
ディズニーアニメーションの進化の歴史
『ウィッシュ』の映像美は、過去の技術の歴史があってこそ実現しました。
| 映画タイトル | 制作手法の特徴 | 『ウィッシュ』への影響 |
|---|---|---|
| 『ヘラクレス』(1997) | ブロードウェイ調の楽曲と、ハイスピードなユーモア満載の手描きアニメの黄金期。 | 主題歌「This Wish」に繋がる、力強い「アンセム」の系譜を築いた。 |
| 『プリンセスと魔法のキス』(2009) | 当時主流だったCGを離れ、2D手描きに回帰。伝統を再認識させた作品。 | 「伝統回帰」の姿勢と、おとぎ話の常識を破る「新たな一歩」の勇気が共通。 |
| 『塔の上のラプンツェル』(2010) | 手描きの美術をCGで表現する技術を確立。髪や光の表現でCGアニメの基礎を作った。 | 『ウィッシュ』の、水彩画のような温かさと、CGの精密さを融合させた独自のビジュアルの土台。 |
『ウィッシュ』の映像は、昔の『シンデレラ』のような水彩画の温かみを残しつつ、『ラプンツェル』以降の技術で、ランタンや魔法の光を美しく描き出しています。これは、まさに100年の歴史がなければ生まれなかった新しい表現なんです!
知っておきたい各作品の「裏話」と「みどころ」
- 『シンデレラ』:制作会社を破綻から救った「起死回生」の作品。これ以降のプリンセス映画の王道フォーマットが確立しました。
- 『ヘラクレス』:「Go the Distance」は、『ウィッシュ』の「This Wish」にも通じる、夢を追いかける人の背中を押す名曲です!
- 『プリンセスと魔法のキス』:カエルになってしまうという展開は、それまでの「キスで元に戻る」というおとぎ話の常識をあえて破り、「行動こそが魔法」というメッセージを強調しました。
- 『塔の上のラプンツェル』:CGで髪の毛や、無数のランタンの光をどう表現するか、ディズニーの技術が飛躍した記念碑的作品です。クライマックスのランタンのシーンの美しさは、何度見ても息を飲みますよ!
ぜひこの機会に、これらの名作を振り返りながら、『ウィッシュ』が持つディズニーの歴史的な重みと、未来への希望をたっぷり感じてください!
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『シンデレラ』(1950)
~あらすじ~
意地悪な義理の母と姉たちのために働きながらも、いつか願いは叶うと強く信じ続けるシンデレラ。
舞踏会への招待状に喜んだのもつかの間、ドレスを破られ希望を失いかけた時、妖精のおばあさんが現れる。
杖の一振りで、美しいドレスとガラスの靴をまとったシンデレラは、ついに憧れの王宮の舞踏会へ出かけ、王子と出会う。しかし、深夜12時になった途端、魔法は解けてしまう…。
ディズニーの魔法で彩られたプリンセス・ストーリーの名作。
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監督:クライド・ジェロニミ、ウィルフレッド・ジャクソン、ハミルトン・ラスク
出演:ローワン・アトキンソン、マシュー・ブロデリック、ニキータ・カラム、ジム・カミングス
『ヘラクレス』(1997)
~あらすじ~
はるかギリシャ神話の昔。オリンポスの偉大な支配者ゼウスに息子が生まれました。名前はヘラクレス。稲妻をおもちゃにするほどの力を持った赤ちゃんに、ゼウスの地位を狙う死者の国の神ハデスは将来を案じ、ヘラクレスを誘拐、人間の世界へ追いやってしまいます。やがて成長したヘラクレスは自分が神の子であることを知り、神殿で父との再会をはたしますが、神となる条件はただ一つ“本当のヒーロー”になること、と告げられ修行に出発します。“本当のヒーロー”の意味を求めての勇気と冒険の旅。次々に襲いかかるハデスの罠。果たしてヘラクレスは“本当のヒーロー”になれるのでしょうか?
出典:Amazon
監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
出演:テイト・ドノヴァン、ジェームズ・ウッズ、スーザン・イーガン、ダニー・デヴィート、ボブキャット・ゴールドスウェイト
『プリンセスと魔法のキス』
~あらすじ~
貧しくても愛情豊かに育ったティアナは、大好きな父と一緒に夢見たレストランを開くため、懸命に働く毎日を送っていました。ある晩、富豪の娘シャーロットが、ナヴィーン王子を招待して開いた舞踏会に、ティアナも出席します。すると、一匹のカエルが現れ、ティアナにキスをして欲しいと言います。自分は魔法で姿を変えられた王子だと言うカエルに戸惑いながらも、キスするティアナ。すると、今度はティアナまで…。思いがけない展開に、ティアナとナヴィーンの魔法を解くための旅が始まります!
出典:Amazon
監督: ジョン・マスカー, ロン・クレメンツ
出演:アニカ・ノニ・ローズブルーノ・カンポス、キース・デイヴィッ、ジェニファー・ルイス、ジム・カミングス

『塔の上のラプンツェル』(2010)
~あらすじ~
森の奥深く、人目を避けるようにしてたたずむ高い塔。そこには、金色に輝く“魔法の髪を持つ少女ラプンツェルが暮らしていました。18年間一度も塔の外に出たことがないラプンツェルは、毎年自分の誕生日になると夜空を舞うたくさんの灯りに、特別な想いを抱き、今年こそは塔を出て、灯りの本当の意味を知りたいと願っていました。そんな中、突然塔に現れた大泥棒フリンと共に、ついに新しい世界への一歩を踏み出します。初めての自由、冒険、恋、そして、彼女自身の秘められた真実が解き明かされ・・・。
出典:Amazon
監督:ネイサン・グレノ、バイロン・ハワード
出演:マンディ・ムーア、ザッカリー・リーヴァイ、ドナ・マーフィー、ブラッド・ギャレット 、ポール・F・トンプキンス

映画『ウィッシュ』口コミ(見どころ・感想)
映画『ウィッシュ』口コミ(見どころ・感想)
独裁国王の「悲劇」に涙?これじゃ『ウィッシュ』じゃなくて『バニッシュ』だ!
この映画、願いを叶える国なのに、王様が国民の願いを「カツアゲ」する独裁国家って設定が皮肉ですよね。
僕が一番引っかかったのは、ミュージカルの素晴らしさじゃなくて、国王への仕打ちなんです。国のために誰よりも努力して、誰よりも恐れを抱いた彼の行動を、単なる「悪」として片付けちゃう結末に、正直涙が止まりませんでした。
王様を救ってこそ、真の『ウィッシュ(願い)』が叶う物語になったはず。これじゃあ、王様が『バニッシュ(消滅)』させられただけじゃないか!と、ちょっと納得がいかない一作でしたね。
笑えて泣ける最高のミュージカル!イケオジ王様の続きが見たい!
コメディ要素たっぷりで最高に面白かったし、なにより挿入歌が全部当たりでした!
王様がね、イケオジな見た目な上に、声が福山雅治さんで「良き」なんですよ!福山さん、本当にいい仕事してて、王様がさらにカッコよく見えましたね҉٩(‘︶`)۶҉
特に「この願い」っていうメインソングがすごく良くて、エンディングで壮大なオーケストラアレンジで流れるかと思ったら流れなくて、そこだけは残念だったな〜。
クライマックスの王様があんな展開になったから、これは続編を期待しちゃいますよね!また悪事を働くのか、それとも王妃や民のピンチに助けに来るのか…勝手に想像してワクワクしてます!私的には文句なしの素晴らしい作品!挿入歌、早く覚えてカラオケで歌いたい〜!
「ディズニー100周年記念!」って大々的に言う割には、ちょっと地味で薄味にまとまっちゃった印象なのよねぇ。楽しめはするんだけど、なんだか妙に淡泊で、『ウィッシュ』ならではの強い個性が感じられなかったのが残念。
ヒロインのアーシャも、なんだか『ラプンツェル』や『アナ』、『モアナ』の「良いところ寄せ集め」みたいで、彼女自身の個性がハッキリしないの。だから、行動も行き当たりばったりに見えちゃって、ちょっと感情移入しづらかったわ。
ヴィランの王様や王妃も、悪くはないけど「アク抜き」されすぎてて印象が薄いのよね。福山雅治さんの声の個性があまりに強すぎて、「あー、ましゃだねぇ」って福山さんばっかり頭に残っちゃったわ(笑)。
結局、見終わって残った記憶は「スターが可愛い!」ってくらい。エンドロールの歴代キャラ大集合に全部持っていかれちゃったわね。
懐古主義すぎる!王様の信念を雑に扱った「普通の」結末に不満爆発!
映画としては「普通に面白い」んですよ。ただ、「100周年記念作品」という看板を背負うと、この「普通」が決定的な不満に変わってしまう。
新たな挑戦を感じたかったのに、今作のベクトルは真逆の「懐古主義」。過去作の要素を散りばめるだけで、ストーリー上の「新しい発見」や「終着点」が、あまりにも使い古されたものだった。
特に腑に落ちないのが、国王の扱い。彼には彼なりの信念とトラウマがあったのに、それを曖昧なまま、ヒロインの歌声で倒して閉じ込めて「終わり!」は乱暴すぎる。信念の強さで言えば、むしろ王様の方が筋が通っていたとすら思える。その王様を手のひら返しで裏切る王妃の言動もモヤモヤする。
「100周年」というプロジェクトの意向が強すぎて、単体作品としての完成度が低いという印象。だけど、本編前に流れたオールスターのショートムービーを見ただけで、「あ、やっぱりDisney+契約しなきゃ…」と思わせるディズニー帝国の圧力は、アラフォーの僕でも恐ろしいと感じましたね!
映画『ウィッシュ』評価は?
| 評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
| 点数 | 5.67 | 5.6 | 3.6 | 3.6 |
| 評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の配信情報は2025年11月24日時点のものです。
配信が終了している、または見放題/レンタルが終了している可能性がございますので、配信状況については、各動画配信サイト/アプリにてご確認ください。
映画『ウィッシュ』まとめ
映画『ウィッシュ』エンタメのまとめ
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