2026年10月29日、東京大学総合図書館でユニクロの文芸プロジェクト「stories she tells」のローンチ記念イベントが開催されました。グローバルブランドアンバサダーを務めるケイト・ブランシェットが登壇し、作家の川上未映子氏や学生たちと「読書」と「つながり」について語り合いました。
プロジェクト「stories she tells」とは
女性たちが自らの“言葉”や“物語”をより広く社会に届けるためのユニクロ初の公募エッセイマガジン企画。東京大学との協働で、2027年秋発行予定の創刊号のテーマは「Connection」。ブランシェットがエッセイ公募の選考委員を務めます。
ブランシェットのスピーチ「ストーリーは心と心をつなぐ」
- ストーリーは時間を超越し、心と心をつなぐ対話のキャッチボールを生む
- 読書から多くの学びを得て、孤立感を感じずに済んだ
- 「女性は文学の中で埋没されていた」とし、紫式部『源氏物語』を引用
- 東京で立ち上げることに深い意義を感じている
川上未映子『夏物語』の朗読とディスカッション
ブランシェットは川上氏の代表作『夏物語』の一節を英語で朗読。川上氏は「言語を超えて新しく物語が返ってきた」と感激しました。
パネルディスカッションの主なやりとり
「まず自分自身とのつながりが大事
ブランシェット:「人との前にまず自分自身とつながりが必要。女性は他人のニーズに心を配りがち。自分自身の願望や志がまず大事」
川上:「自分とコネクトの重要性はその通り。日本の女性は自分の気持ちを外に出すことに積極的になれない。助けてほしい気持ちをシェアし、書かれたものを読むことでコネクトが可能になる」
川上氏が語る日本の文芸シーン
- 日本では大学のライティングコースがなくても新人賞システムで作家になれる
- 「読むことも書くことも特権の人々の文化に落ち着いた」
- 「弱さで私たちはつながることができる」
ブランシェットが紹介した三つの小説
- 「Assembly」「I Am, I Am」「Ducks, Newburyport」
- 俳優として詩を読むことが多い
女性のエンパワーメントと学生活動
上野さん星野さんの活動報告、東京大学の男女不均衡について対話
イベントの締めくくり
ブランシェットがリスペクター「Belonging」を朗読し、大きな拍手で閉幕しました。
**まとめ:このイベントで得られたこと
「stories she tells」は2027年秋創刊号発行。ブランシェットが選考委員を務めるエッセイ公募はまだ受付中。公式サイトで詳細を確認してください。









