・『気狂いピエロ』(1965)は、ライオネル・ホワイトの小説「Obsession」が原作のジャン=リュック・ゴダール監督の傑作。
・『気狂いピエロ』は、男女の犯罪逃避行の映画『勝手にしやがれ』(1960)」から数えること10作目にあたる。
・『気狂いピエロ』の作風も色彩、構図、ロケーションが引くほどにゴダール監督らしく、美しい。
・関連作: 『勝手にしやがれ』(1960) 『女は女である』(1961)『突然炎のごとく』(1961) 『女と男のいる舗道』(1962) 『ウイークエンド』(1967) 『カルメンという名の女』(1983)
映画『気狂いピエロ』
~あらすじ~
金持の妻と結婚して退屈な毎日を送っていたフェルナンドは、再会した昔の愛人マリアンヌと一晩を過ごす。
翌朝、部屋には首に鋏を突き立てられた男の死体があった。
「訳は後で話すから」と言うマリアンヌに手を取られてフェルナンドは彼女と逃避行を始める。出典:Amazon
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映画『気狂いピエロ』予告動画
「気狂いピエロ」Pierrot Le Fou(1965仏・伊)
映画『気狂いピエロ』配信状況
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映画『気狂いピエロ』監督・キャスト、原作紹介
映画『気狂いピエロ』基本情報
本作(タイトル) | 気狂いピエロ/Pierrot Le Fou |
公開年 | 1965年 |
上映時間/再生時間 | 1時間49分 |
監督 | ジャン=リュック・ゴダール |
キャスト | フェルディナン・グリフォン(ピエロ)・・・ジャン=ポール・ベルモンド フェルディナンの妻・・・グラッツィラ・ガルヴァーニ マリアンヌ・ルノワール・・・アンナ・カリーナ 本人・・・サミュエル・フラー本人 映画館の若い観客・・・ジャン=ピエール・レオ ギャング・・・ロジェ・デュトワ ギャング・・・ハンス・メイヤー ラズロ・コヴァックス、政治亡命者・・・ラズロ・サボ 港の男・・・レイモン・ドボス |
音楽 | アントワーヌ・デュアメル |
主な受賞歴 | ― |
制作会社/配給元 | ジョルジュ・ドゥ・ボールガール、ディノ・デ・ラウレンティ/フランス映画社 |
映画『気狂いピエロ』原作紹介
原作:「十一時の悪魔」 ライオネル・ホワイト
脚本:ジャン=リュック・ゴダール
映画『気狂いピエロ』関連作品
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『勝手にしやがれ』(1960)
~あらすじ~
フランス、ヌーヴェル・ヴァーグの決定打と言わしめたジャン=リュック・ゴダール監督の最高傑作。警官を殺してパリに逃げて来た自転車泥棒のミシェルは、アメリカ人の恋人パトリシアとお互い自由で束縛のない関係を楽しんでいた。そんなある日、彼の元に警察の手が及んでくる。パトリシアはミシェルの愛を確かめる為、彼の居場所を警察に密告、そして彼にも同様に警察が追ってきた事を伝えるが……。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン・ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ、ダニエル・ブーランジェ
『女は女である』(1961)
~あらすじ・解説~
ヌーヴェルヴァーグの巨匠、ジャン=リュック・ゴダール流ミュージカルコメディ
ある日突然、子供が欲しくなったキャバレーの踊り子・アンジェラ。彼女は同棲相手のエミールに「24時間以内に子供を作りたい!」と訴えるが、全く取り合ってもらえない。そんな2人の間に、以前からアンジェラに気があるアルフレッドが加わり…。出典:楽天TV
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=クロード・ブリアリ、アンナ・カリーナ、ジャン=ポール・ベルモンド、マリー・デュボワ、ニコル・パカン
『突然炎のごとく』(1961)
~あらすじ~
モンパルナスで出会ったジムとジュール。文学青年同士の二人はやがて親友となり、美しい娘カトリーヌと知りあった時も共に彼女に惹かれてしまう。だが熱烈にアタックしたのはジュールであった。彼はカトリーヌと結婚し、祖国に連れ帰る。だが、第一次大戦後、久方ぶりにライン河畔の夫妻の家を訪ねたジムは、ジュールからカトリーヌと一緒になって欲しいと請われるのだが……。出典:Yahoo!映画
監督:フランソワ・トリュフォー
出演:ジャンヌ・モロー、オスカー・ウェルナー、アンリ・セール、マリー・デュボワ
『女と男のいる舗道』(1962)
~あらすじ~
生に疲れてしまったナナは娼婦として生活をはじめた。無感動にただ淡々と男の相手をするナナ。そんな彼女の前にある日、一人の男が現れた。ナナは彼に恋し、一筋の希望を見つけて、ヒモのラウールと別れる決心をするのだったが、気持ちの変化を知った彼はナナを他の売春業者に売り払おうとする。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:アンナ・カリーナ
『ウイークエンド』(1967)
~あらすじ~
混沌と混乱が渦巻くショッキングな映像マジック。
都会の生活から抜け出したひと組のカップルを待ち受ける狂気と悪夢の週末(ウィーク)旅行(エンド)。出典:Amazon
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ミレーユ・ダルク、ジャン・ヤンヌ、ジャン=ピエール・レオー
『カルメンという名の女』(1983)
~あらすじ~
仲間たちと銀行を襲撃する美貌の娘カルメンと、彼女と恋に落ちてしまった銀行警備のジョゼフ。
二人で愛の逃避行を始めるが、ほどなくしてジョゼフは逮捕されてしまい釈放された時には、カルメンは仲間たちと計画していた実業家の誘拐を実行に移す時だった―。
二人がたどる数奇な運命を主軸として、そこにカルメンの伯父で精神病院に隠遁中の元映画監督ジャン(ゴダール自身が演じている)、そしてベートヴェンの弦楽四重奏曲を奏でる演奏家達の姿が交差しつつ、悲喜劇的なラストを迎える。出典:Amazon
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:マルーシュカ・デートメルス、ジャック・ボナフェ、ミリアム・ルーセル
映画『気狂いピエロ』口コミ(見どころ・感想)
映画『気狂いピエロ』口コミ(見どころ・感想)
色と音と、映画が持つ空気感に没入し、身を委ねる映画だと思います。
「意味が分からない」が嫌いな方にはお勧めしません。分かろうとしない、なんだろう?という気持ちをそのまま受け止めて楽しめる方にお勧めです。試しに「気狂いピエロ」というワードでwikiを読んでみてください。ほぼ解説などありません。というより、この映画が好きな方は、解説など読みたいと思わないでしょう。死ぬまでにこの映画について分かることが一つでも増えたら幸せ。そんな映画です。であるにも関わらず、多くの映画、映像に影響を与えているとも言われています。
見始めて、無理だと思ったら途中でやめてもいいと思いますが、まずは見てみることをお勧めします。
その「絵」にハッとさせれられることは間違い無いです。色と音と、映画が持つ空気感に没入し、身を委ねる映画だと思います。
~感想~
この映画の物語を分かりやすく表すなら「元恋人との逃避行モノ」です。
でもこの映画が好きな人なら「そんなまとめ方するのは無粋だ」と考えるでしょう。
青い空、青い海、緑の草原、赤いワンピースと赤い扉。色、そして絵面のセンスはいつまで経っても色褪せない「最先端」ですし、永遠の「おしゃれ」です。
また、全編通して乾いた風が吹き抜ける砂っぽい空気感。そこには泣けるストーリーも、人間の怖さも、優しい愛も、見えないのです。
ただ乾いた空気と私たちにはちょっとやそっとでは分からない詩がやりとりされ、破滅へと向かっていく。
フランス語の音と、彼女の歌声と、ピストルの音に身を委ねる時間を楽しみました。
自分の実生活からはあまりにも遠い、フランスの、古くて新しい、二人の物語にいつまでも、何度でも浸りたくなってしまう、そんな映画です。
映画『気狂いピエロ』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 6.43 | 7.6 | 3.8 | 3.6 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年2月8日時点のものです。
まとめ
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