・『猿の惑星』(1968)はオリジナルシリーズ全5作の第1作目。
・CGは一切使われておらず、特殊メイク等、全て人の手で作られている。当時、アカデミー賞にメイクアップ賞が無かったが、10年以上経った1981年に猿の特殊メイクを施したジョン・チェンバースにアカデミー名誉賞をが与えられた。
・裁判のシーンで「見ざる、言わざる、聞かざる」のポーズのオチ( ´艸`)アメリカ人も知っていた!?
・関連作:2作目以降、『続・猿の惑星』(1970年)『新・猿の惑星』(1971年)『猿の惑星・征服』(1972年)『最後の猿の惑星』(1973年)
映画『猿の惑星』あらすじ・動画
映画『猿の惑星』あらすじ
~あらすじ~
母なる地球から320光年旅して、飛行士たちはその惑星に漂着した…。SFの歴史を変えた映画史に残る衝撃の名作。第40回アカデミー賞(R)名誉賞[メイクアップ]受賞 ! 地球から320光年、とある惑星に不時着した宇宙船の飛行士テイラーが見たのは、人間のように言葉を話す猿が人類を支配する恐るべき世界だった…!出典:ウォルト・ディズニー
映画『猿の惑星』予告動画
『猿の惑星』驚愕のエンディング!SF映画の金字塔
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映画『猿の惑星』監督・キャスト、原作紹介
映画『猿の惑星』基本情報
本作(タイトル) | 猿の惑星/Planet of the Apes |
公開年 | 1968年 |
上映時間/再生時間 | 1時間52分 |
監督 | フランクリン・J・シャフナー |
キャスト | ジョージ・テイラー・・・チャールトン・ヘストン ジーラ・・・キム・ハンター コーネリアス・・・ロディ・マクドウォール ザイアス・・・モーリス・エヴァンス 議長・・・ジェームズ・ホイットモア ノヴァ・・・リンダ・ハリソン ハントリーダー・・・ノーマン・バートン |
音楽 | ジェリー・ゴールドスミス |
主な受賞歴 | ・1981年、特殊メイクに対しアカデミー名誉賞(ジョン・チェンバース) |
制作会社/配給元 | 20世紀フォックス、東北新社/20世紀フォックス |
映画『猿の惑星』原作紹介
原作:「猿の惑星」 ピエール・ブール
脚本:ロッド・サーリング、マイケル・ウィルソン
映画『猿の惑星』関連作品
今回紹介した『猿の惑星』(1968)は、オリジナルシリーズと呼ばれ、1968年~1973年にかけて製作されました。
その後、2001年に公開されたティム・バートン監督作品『PLANET OF THE APES/猿の惑星』が、そして2011年からはリブート版三部作と呼ばれる作品が製作されてきました。
時系列で観るならば、ティム・バートン監督作品『PLANET OF THE APES/猿の惑星』は、オリジナルシリーズやリブート版三部作の路線とは異なります。(詳細は後述にて!)
よって、以下の順番で観ると楽しめるでしょう。
『猿の惑星』シリーズ
配信状況: ◎見放題 〇レンタル ×未配信 | ||
『猿の惑星』シリーズ(製作年)/動画配信サービス | U-NEXT | Amazon プライム |
猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2011年) | ○ | ○ |
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(2014年) | ○ | ○ |
『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(2017年) | ○ | ○ |
『猿の惑星』(1968年) ←今回紹介 | ○ | ○ |
『続・猿の惑星』(1970年) | ○ | ○ |
『新・猿の惑星』(1971年) | ○ | ○ |
『猿の惑星・征服』(1972年) | ○ | ○ |
『最後の猿の惑星』(1973年) | ○ | ○ |
『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(2001年) | ○ | ○ |
※本作品の配信情報は2023年10月31日時点のものです。
配信が終了している、または見放題/レンタルが終了している可能性がございますので、配信状況については、各動画配信サイト/アプリにてご確認ください。
ここでは「猿の惑星」シリーズの中でも特に人気の高い2作品についてご紹介します。2001年に公開されたティム・バートン監督の『PLANET OF THE APES/猿の惑星』と、2011年に公開されたルパート・ワイアット監督の『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』です。これらの作品はどういう共通点・違いがあるのか。制作秘話や役者秘話なども紹介します。それでは見ていきましょう。(以下、2001年版と2011年版と表記)
まず共通点ですが、両作品とも原作はフランスの作家ピエール・ブールが1963年に発表した小説『猿の惑星』です。この小説は人間と知能を持った猿が支配権をめぐって衝突する世界を描いたSF小説で、1968年に映画化された『猿の惑星』は大ヒットしました。その後もオリジナルシリーズとして4本の続編が製作されました。
しかし2001年版と2011年版はオリジナルシリーズとは異なる路線を採っています。
2001年版はオリジナル版をリメイクしたもので、宇宙飛行士が未知の惑星に不時着し、そこで人間よりも進化した猿と出会うという設定は同じですが、結末は大きく異なります。2011年版はオリジナル版の前日譚としてリブートしたもので、実験用のチンパンジーが知能を高めて反乱を起こし、人間との戦争に発展するというストーリーです。
違いについては、まず特殊効果の技術が挙げられます。
オリジナルシリーズでは俳優に特殊メイクを施して猿を演じさせましたが、2001年版ではよりリアルなメイクやプロステティックを使用しました。2011年版ではパフォーマンスキャプチャーという技術を導入し、俳優の動きや表情をデータ化してCGで作成した猿にはめ込みました。これにより、猿の表現力や感情がより豊かになりました。
また、両作品ともオリジナルシリーズとは異なるキャストを起用しています。
2001年版ではマーク・ウォールバーグが主人公の宇宙飛行士を演じ、ティム・ロスやヘレナ・ボナム=カーターなどが猿役で出演しました。2011年版ではジェームズ・フランコが主人公の科学者を演じ、アンディ・サーキスがシーザーというチンパンジー役で出演しました。両作品ともに豪華なキャストが揃っています。
制作秘話や役者秘話についてもいくつかあります。
2001年版ではティム・バートン監督が自分の愛犬の名前を猿のキャラクターにつけたり、マーク・ウォールバーグが猿のメイクに苦労したりしました。2011年版ではアンディ・サーキスが猿の動きを研究するために動物園に通ったり、ジェームズ・フランコが自分で飼っている猫を撮影現場に連れてきたりしました。
以上が「猿の惑星」シリーズの2作品についての紹介でした。両作品とも原作やオリジナルシリーズから受け継いだ要素やテーマがありますが、それぞれに新しい解釈や工夫がされています。どちらも見応えのあるSF映画ですので、ぜひご覧ください。
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『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2011)
~あらすじ~
現代のサンフランシスコ。製薬会社ジェネシス社の研究所に勤める若き神経科学者、ウィルが実験のためアルツハイマー病の新薬を投与した一匹のチンパンジーが驚くべき知能を示した。ところが、そのチンパンジーは突如暴れ出した挙句、射殺されプロジェクトは中止されてしまう。ウィルは生まれたばかりの赤ん坊を自宅に連れ帰り、“シーザー”と名付けて育てることに。3年後、すくすくと育ったシーザーとウィルとの間には本物の人間の親子のような強い絆が生まれており、同時に特殊な遺伝子を受け継いだシーザーは、類まれな知性を発揮し始めていく。しかし、ある事件がきっかけで、シーザーは人間の愚かさに失望してしまうのだった。そして、失望は地球上の生物の進化の概念を覆す「壮大な闘い」の序章へとつながっていく……。出典:Amazon
監督 : ルパート・ワイアット
出演 : ジェームズ・フランコ、 フリーダ・ピント、 ジョン・リスゴー、 アンディ・サーキス
↑こちらは、2011年から始まったリブート版はトリロジー(三部作)となります。トリロジー(三部作)を観た後でオリジナルシリーズに入ると良いです。
『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(2001)
~あらすじ~
2029年、惑星間の偵察を任務とするスペース・ステーション、オベロン号は電磁嵐による宇宙空間の異常を発見する。特殊訓練を受けたチンパンジー、ペリクルーズが調査のため送り出されるが、通信が途絶。宇宙飛行士レオは上官の制止を無視してペリクルーズの後を追った。しかし、レオの偵察ポッドは近くの惑星に墜落。危機一髪のところで緊急脱出したレオだが、逃げ惑う原始的な人間を狩って楽しむ、言葉を話す猿の武装集団と遭遇し愕然とする。──この地は猿が支配する猿の惑星だったのだ!出典:Amazon
監督:ティム・バートン
出演:マーク・ウォール、バーグティム・ロス、ヘレナ・ボナム=カーター、マイケル・クラーク・ダンカン
↑『シザーハンズ』『バットマン』で知られるティム・バートン監督が再映画化したものです。が、オリジナルシリーズやリブート版三部作の路線とは異なります。
映画『猿の惑星』口コミ(見どころ・感想)
映画『猿の惑星』口コミ(見どころ・感想)
単なるSFではなく「社会派映画」としてみることができ、そのあたりもなかなか面白い展開をみせてくれます。
とにかく、最後までみてほしい。というのがあります。衝撃的な最後です。
ケネディ宇宙センターから打ち上げられた宇宙船に乗っていた宇宙飛行士が帰還するときに遭難していまうというのが設定で、タイトルどおり「猿の惑星」に到着してしまうのです。
が、そこでは地球の歴史とは全く違う進化を遂げた猿たちと歴史がまっています。
それが見どころです。
~感想~
言葉を持たないとされる動物・猿が話すだけでなく、かなり知性のある動物として描かれる様は、人間社会において、かつて同じ人間である黒人をどのように扱ってきたかをベースにしているかのようでもあり、怖い映画だと感じます。
テイラー役に俳優のチャールストン・ヘストンさんが演じるのが見どころです。
この映画の見どころは主人公のテイラー達が2673年頃、宇宙からどこの惑星に不時着したのか、そこには何がいたのか、テイラー達はどうなったのかです。
また、猿が住むところのセットもよくできていて、まるで動物園の猿の檻のようです。
~感想~
まず、話の内容は難しいところもあるので、解説を先に読んでおくとよいと思います。
それから、この映画の上映された時代が1968年で、アメリカとソ連が「冷戦時代」だったということも、頭に入れておくと良いと思います。
映画『猿の惑星』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 7.59 | 8.0 | 3.7 | 4.2 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2023年10月31日時点のものです。
映画『猿の惑星』まとめ
映画『猿の惑星』エンタメのまとめ
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映画『猿の惑星』動画が見れるサイトは?