「すべて真夜中の恋人たち」初の映画化で原作者・川上未映子が絶賛!ジャパンプレミアの様子

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「すべて真夜中の恋人たち」初の映画化で原作者・川上未映子が絶賛!ジャパンプレミアの様子

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川上未映子の長編小説「すべて真夜中の恋人たち」が初めて映画化され、第39回東京国際映画祭でジャパンプレミアが行われました。原作者の川上未映子は完成した映画を「原作にとって美しい翻訳」と絶賛し、観客を前に感謝の言葉を述べました。

原作者・川上未映子が語る「映画化の喜び」

川上未映子にとって長編小説の映像化は初めての経験。原作発表から15年を経て完成した映画を鑑賞し、「映像化は原作にとって美しい翻訳のひとつなんだなと感じた」「書くだけ、読むだけでは分からない物語があり、このことに気づいていく体験だった」と絶賛しました。さらに「皆さんのご経験と時間を持ち寄って、映画は光に向かっていく。まったくの幸運にあずかった」と登壇者たちに感謝を伝えました。

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主演・岸井ゆきの「原作ファンとしての挑戦」

主演を務めた岸井ゆきのは、発表当時から原作の大ファンだったことを明かしました。「再現するだけでは、映画として立ち上がらない。原作をなぞってはいけないと思った」と深い思い入れを語り、「何度も読んでいて、自分の中にも、冬子の歴史が詰まっているので、そこから脱却し、映画で感じる新しい冬子とは何だろうと……。それまで(の過程)が大変でした」と振り返りました。

監督・岨手が明かす制作の舞台裏

岨手監督は、岸井ゆきのについて「冬子が出ていないシーンはほとんどなく、準備期間からずっと駆け抜けてきた戦友」だと共闘に感謝。「すごく映画が好きで、俳優というよりは、俳優部のチーフとして現場にいてくれる感じだった」と称賛しました。

また、冬子の独白である語りを松坂桃李が担当していることについて、監督は「小説の映像化で、1人称のナレーションは扱いが難しいが、このモノローグをなしにはできず、原作に書かれている言葉の美しさを映画にも取り入れたかった」と説明。川上未映子も「男性の声がどんな位置づけで、どういう風に響き合うか、受け取り方があると思う」と話していました。

映画のあらすじ

人との関わりを避けて生きてきたフリーの校閲者・入江冬子(岸井ゆきの)が、年上の物理教師・三束(浅野忠信)との出会いと交流をきっかけに、自らの孤独や感情と向き合っていく物語です。

東京国際映画祭は11月4日まで

第39回東京国際映画祭は11月4日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催中。本作品の今後の劇場公開情報にも注目です。

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