ケイト・ブランシェット、難民支援への思いを語る――世界の67人に1人が故郷を追われる現実

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ケイト・ブランシェット、難民支援への思いを語る――世界の67人に1人が故郷を追われる現実

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第39回東京国際映画祭で10月30日、ケイト・ブランシェットが代表を務める難民映画基金(DFF)の短編作品が日本初上映されました。ブランシェットは記者会見で「世界の67人に1人が故郷を追われている」と現状を訴え、映画を通じて難民の声を届ける重要性を強調しました。

難民映画基金(DFF)とは

紛争や迫害で避難を余儀なくされた映画制作者を支援する国際的な基金。ユニクロが創設パートナーとして協力。

  • DFFは、難民としての経験を描くクリエイターや、避難を強いられた映画製作者を支援するために設立されました。
  • ユニクロが創設パートナー、ロッテルダム国際映画祭のヒューバート・バルス基金と共同運営。
  • 東京国際映画祭のガラ・セレクションとして、日本で初めて上映されました。

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ケイト・ブランシェットのメッセージ

「ファンドとして、多くの映画の声を幅広く伝えることが重要。避難者は一人ひとりに職業やアイデンティティを持っている。

  • ブランシェットは「ディスプレイスメント(故郷の喪失)は一人ひとりが考えなくてはならない問題」と指摘。
  • 「避難されている人々は、母親、妻、弁護士、医者などそれぞれの立場を持っている。大事なのは作家に完全な自由を与えること」と語りました。

ラスロフ監督とサダト監督の作品

『聖なるイチジクの種』のラスロフ監督は、亡命経験を元に「センス・オブ・ウォーター」を製作。サダト監督はアフガン女性のジムを描く。

  • ラスロフ監督(2024年「聖なるイチジクの種」がアカデミー賞国際長編映画賞にノミネート)は、異国の言葉と対峙するイラン人作家を主人公に、記憶と忘却、失われた言語と新たな言語の間を往来する「センス・オブ・ウォーター」を監督。
  • サダト監督は、自身が女優を兼ねた経験から、自身の身体に“欠陥”を感じていたが、カメラで客観的に見た時「自分は壊れている人間ではなく、美しいと気づいた」と語り、DFFのオファーが「自分の身体の中に居場所を見つけるチャンス」と語りました。

アカデミー賞への期待と今後の展望

アカデミー賞に難民映画カテゴリーが追加されたら?の質問に、ユニクロ柳井氏が支援を約束。ブランシェットは政府間のコラボレーションを願う。

  • ブランシェットは「映画の世界では国を越えたコラボレーションが行われているが、政府間でも実現してほしい」と訴えました。

東京国際映画祭は11月4日まで開催中。興味のある方は、ぜひ足を運んでください。

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