第39回東京国際映画祭で、日活ロマンポルノの名作「ラスト・キャバレー」が上映。金子修介監督とかとうみゆきが登壇。かとうみゆきが自らギャラ交渉した裏話や、父娘の絆を描く作品にまつわる感動エピソードが明らかに。
かとうみゆき、自らギャラ交渉
かとうみゆきはオファー時、プロデューサーと監督のもとへ単身で面接に訪れ、その場で一人でギャラ交渉していた。
- 金子修介監督がビデオ店で発見した1本の作に映っていたかとうにビビッときたことでオファー
- 成人向けビデオ業界で人気を誇るかとうに対し「いまさらロマンポルノに出るな」という反もあったが、カメラマンの後押しで出演を決意
- クランクインまで残り1週間を切り、切羽詰まった状況で発見したという
父娘の絆と忘れられない記憶
かとうは、1988年の公開当時に両親がそろって映画を見に来てくれたという。今年4月に父を亡くし、母も他界。映画を観ていると、今もし生きていたら伝えたいことがあるな、と思い出される。
- 本作は、自立していく娘を見守る父親と親離れをしようとしながらも父のことが気がかりな娘を描いた人間ドラマ
- 時代の流れで失われていくキャバレーを題材にしながらも、映画は不思議なほどの明るさとエネルギーにあふれている
ロマンポルノ終えんを祝福する作品
金子監督は、ロマンポルノが終わることに対してワクワクしていたと振り返る。終わるのが悲しいという感じではなく、すべてが終わりに向かって祝福していくような作品になったと自負。
- 「ラスト・キャバレー」は、1988年のロマンポルノ終焉期を飾った青春映画の傑作。再開発のために取り壊されることになったキャバレーの閉店とロマンポルノの終焉を重ねて描いている。
かとうが21歳から22歳の間に撮影され、本作は不思議なほどの明るさとエネルギーに満ちあふれている。









