『ゴジラ-0.0』は2026年11月3日から全国の劇場で公開中です。本記事では、脚本・VFXも手がけた山崎貴監督の独占インタビューから、アカデミー賞受賞後の心境、55年越しの少年時代の思い、キングギドラ登場の裏話、キャスト陣の魅力、そして見どころをギリギリまでお伝えします。
アカデミー賞受賞後のプレッシャーは「感じないスキル」で対処
山崎監督は、前作『ゴジラ-1.0』がアカデミー賞視覚効果賞を受賞したことによるプレッシャーについて、「プレッシャーを感じないスキルを身につけている」と語ります。賞やヒットを目的にするのではなく、常に「面白い映画を作る」ことに注力し、過去の成功は「思い出箱」に入れてニュートラルに臨んでいるとのこと。
キングギドラ登場の理由は「辰年生まれの辰怪獣」
今作に登場するキングギドラについて、監督は自身が1964年生まれの辰年であること、そして1964年はキングギドラが初登場した『三大怪獣 地球最大の決戦』の公開年であることを挙げ、「辰年生まれの辰怪獣」と表現。さらに、故郷・松本の上空を飛ぶシーンがあり、強い思い入れがある怪獣だと語っています。
55年越しの「しょっぱい思い出」を晴らす
小学生の頃、リバイバル上映された『三大怪獣』のポスターに「キングギドラ 松本に襲来!」と書いてあったのを見て、父親に懇願して観に行った監督。しかし、実際にはキングギドラが松本を壊すシーンはほとんどなく、がっかりした思い出があるそうです。それから55年、今作でその「恨みを晴らす」ことができたと感慨深く語りました。
キャスト陣の魅力と撮影秘話
- 長澤まさみ:天才気象予報官・青山眞琴役。以前から仕事をしたいと思っていたそうで、あるお別れの会での「何かあればお願いします」というやり取りをきっかけにオファーしたとのこと。
- 永谷咲笑:明子役。前作では「天然素材」だった彼女が、今作ではこちらのオーダーに的確に応える役者に成長。スタッフも涙を誘われたシーンがあったと明かしています。
- 田中泯:村上寛治役。発狂寸前の人物をどう表現するか悩み、編集の宮島竜治氏に「人がおかしくなっていくプロセス」を任せたところ、アート寄りの編集になったとのこと。
前作の「あのショット」が今作の大きな種に
前作『ゴジラ-1.0』で、ヒロイン・典子が生きているかどうかを示唆する不穏な寄りのショットがあります。あのショットは撮影当日に急きょ思いついたもので、スタッフも戸惑う中「押さえのショット」として撮影。ところが、それが今作の非常に重要な伏線になったと監督は明かしました。
見どころとおすすめの鑑賞方法
山崎監督は「観終わった時に映画でしかできない感情に連れていくことを意識して作っている」と語り、劇場で体感してほしいと強調。特にIMAXやドルビーシネマでの鑑賞を推奨しています。ドルビーシネマでは銀色の飛行機が光る「ギラリ」が際立つとのこと。可能なら全制覇してほしいというのが監督の願いです。
まとめ:劇場で「怪獣の前に放り出される恐怖」を味わおう
『ゴジラ-0.0』は、山崎貴監督の55年越しの執念が詰まった作品です。前作を超えるスケールと、映画でしか味わえない没入感をぜひ劇場で体験してください。IMAXやドルビーシネマなど、できるだけ大きなスクリーンと高品質な音響で観ることをおすすめします。









