Hulu(フール)は「海外ドラマ・映画に強い」「配信速度が速い」「あまり知られていないマイナーな作品のものもある」。
このように海外ドラマ・映画好きなら、いくらでもメリットを挙げられますよね。
もちろん、デメリットだってあります。
今回はHuluの今後の改善・要望に対する期待を込めながらも、現状のデメリットについて解説していきます。
Huluのメリットは、何といっても定額部分なら一切の追加料金が無い!(※レンタル/購入の作品は対象外)
HDMIとWi-Fiでテレビにつないで利用可能HDMIとWi-Fiでテレビにつないで利用可能Huluのデメリットは、独自の作品が無いのが惜しい
Huluのデメリットあれど、今後の要望・改善に期待!
Hullお願い!① 字幕の切り替え機能が無い
Hulu(フール)は字幕の切り替え機能がありません。
確かに、吹き替え版の作品は配信されています。
「えっ?あるじゃないか!」と思われる方もいますが、吹き替え版の作品は別動画扱いとなっています。
吹き替え版が別ということは、一見何の不便が無いように思えます。
ただ、海外作品の吹き替え特有と言うか、「今の台詞(セリフ)、英語では何て言ったんだろう?」という疑問を解決するのが、意外と大変なのです。
例を出しますね。
「蜂」がテーマの作品の中で、「ハチって行きな!(走って行きな!)」という冗談めいた台詞を登場人物が言ったとします。
これを英語では何と言ったのだろうか?
「字幕切替え機能」のようなものがあれば、すぐにでもその場で確認することができるはずです。
Huluの場合は、わざわざ字幕版の動画を開いて、当該のシーンまでカーソルを移動して、確認する必要があります。
元々どうしても気になるわけでは無く、ちょっと気になる程度の疑問です。
その頃には、些細な疑問を解決するために手間がかかりすぎるので、「ま、いっか!」となりがちです。
この僅かな不便さが、デメリットの一つとして挙げられます。
Hullお願い!② 作品の出入りが激しい
Huluは作品の出入りが激しいのは、実感できると思います。分りやすいのです。
逆にいうと、この特徴はメリットとしてもとらえることもできます。
(例えるなら、売れる商品はすぐに無くなる。立地の良い店舗はどんどんお客さんが増える。そんなイメージです。)
配信が終了しても、また配信を再開してくれることが多いです。
他の動画配信サービスとなると、一度配信を終了すると再開されない事の方が多いです(´;ω;`)。
しかし、再開までの間、一定期間配信されないのも事実です。
作品によっては、1ヵ月程度しか配信されないものもあります。
その間に見逃すと、当然見ることができないので「配信されていない」といっても同然です。
Huluでは、特に映画作品の配信期間が短い傾向にあります。
Hullお願い!③ シリーズものをまとめて配信していない
Huluでは、シリーズものをまとめて配信しないことがあります。(一応、まとめてシリーズ配信してくれることもありますが。)
例えばドラマであれば、たまにシーズン3から配信。でもなぜか1・2は配信終了ってことがあったりします。(これも版権とか、そういう事情もあるのでしょう・・・!?)
ごく稀にですが、シーズン1・3のみ配信するなど、間のシーズンが抜けていることもあります。
俗に間抜けっていうものです。
映画も、3部作の3だけがいきなり配信されたりします。「なんで〜!?」
私なりに考えれば、人気のあった、視聴率の高い作品群ということだという風に解釈しています。
例えば、映画『ターミネーター』シリーズ。
シュワちゃんこと、アーノルド・シュワルツェネッガーの作品ですね!
シリーズ全般でみて、もっとも『ターミネーター2』が作品の質やキャストが評価されたという事実があります。
作品の好みはあれど、作品選定はHuluの作戦とも言えますし、”人気のある作品”しか置かないっていうのもありだと、思います。
Hullお願い!④画質情報は未公開
Huluは画質の情報については、公開していません。そのため、今自分が何の画質で見ているのか分からないのです。
スマホで見る分にはあまり画質は気にならないでしょうか?
画質の情報は画質もそうですが、動画のデータ量や配信容量にも繋がってきます。
例を挙げますと、dアニメストアであれば、再生時に動画の画質を選択することが可能です。
「普通」「きれい」「すごくきれい」の3段階から選択可能です。作品によっては、「HD画質」も選択可能な場合もあります。
しかし残念ながら、Huluにはその機能がありません。画質の情報欲しいですね。
Hullお願い!⑤ アジア系作品に弱い
Huluはアジア系作品が少ないです。
ここまで「Huluは海外ドラマに強い」と一括りに紹介してきましたが、厳密にいうとアメリカの作品が主です。
同じ「海外」の作品でも、特に日本で人気がある韓流ドラマなどは、Huluには殆どありません。
これはHuluに限ったことでは無く、Netflix等アメリカ発のサービスに多い特徴です。
なので、U-NEXTやdTVなどの日本初の動画配信サービスなら、当然ながらアジア系の作品も豊富です。
しかし、Huluはとても少ないのです。
ただ、韓流ドラマをそもそも見ない人などは、そんなラインナップの差には気づきもしないかもしれません。
なので、アジア系ドラマを見る人に限りますが、デメリットのひとつになろうかと思います。
デメリット克服!! Huluで作品を見まくろう
いかがでしたでしょうか、ここまで、Huluのデメリットを紹介してきました。
しかし、昨今の動画配信サービスは日進月歩で改善しています。それは、Huluも同様です。
Huluは以前であれば、テレビでのミラーリングやダウンロード再生ができないことも、パソコンで倍速視聴ができないということもありましたが、現在では当たり前のようにできるようになっています。
今回ここで紹介したデメリットも、次第に解消されていくかもしれません。私たちの声・要望に、そして改善されていくことに期待しましょう。
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