『平成狸合戦ぽんぽこ』舞台・あらすじは?視聴方法と配信サービス紹介!

2020-11-24

POINT

・『平成狸合戦ぽんぽこ 』は、高畑勲
監督が原作・脚本・監督の3役を務めた初のオリジナル作品であり、ジブリスタジオ初のCG使用作品でもあるのです。

圧倒的な「化け学」の描写と妖怪大作戦!
狸たちが妖怪大作戦を決行するシーンは見どころ。
狸たちが伝統的な術を駆使して繰り広げる「妖怪大作戦」は必見。百鬼夜行が街を練り歩くシーンの映像美と、その後の切ない展開は本作最大のクライマックスです。

ジブリファン必見!隠れキャラクターの競演!
実は、
妖怪大作戦のシーンには、トトロ、キキ、タエ子、ポルコといった歴代ジブリキャラクターが一瞬だけ空を舞っています。静止画で探したくなる遊び心が満載です。

異色の「語り」とドキュメンタリータッチ。
『平成狸合戦ぽんぽこ 』は
ジブリ長編で初めてナレーションを採用。古き良き日本の風習や狸の生態を、淡々と、時にユーモラスに解説するスタイルが物語に独特の説得力を与えています。また、狸の日本各地に残る言い伝えや昔話、童謡、宮沢賢治の童話「双子の星」からの台詞をアレンジするなど、加え、余すとこなく描いています。

豪華すぎる落語界・演芸界のレジェンド声優たち。
三長老を演じる桂米朝、桂文枝、柳家小さんをはじめ、ナレーターの古今亭志ん朝など、日本の伝統話芸の重鎮たちが命を吹き込む「声」の深みは圧巻です。

ラストシーンで突きつけられる「現代へのメッセージ」とは・・・。
人間に化けて生きる者、野生を貫く者。物語の結末で狸の正吉が私たち観客に投げかける言葉は、公開から30年経った今も色褪せない鋭い問いかけとなっています。
・関連作:『となりのトトロ』(1988)『紅の豚』(1992)『もののけ姫』(1997)

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』あらすじ

ニュータウンの開発が進む東京郊外の多摩丘陵。昔ながらの平和な暮らしをおびやかされたタヌキたちは、先祖伝来の「化け学」を復興させ、人間たちに戦いを挑むことを決意する。
タヌキたちはあの手この手で人間撃退作戦を展開するが、そこはタヌキのすること、なかなか成果が上がらない。そこへ四国からタヌキの三長老が到着し、化け学の粋を凝らした「妖怪大作戦」の発動が宣言された。一生懸命だけどどこか抜けているタヌキたち、彼らが繰り広げる大作戦の顛末は…。

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』予告動画

映画『平成狸合戦ぽんぽこ』基本情報

邦題平成狸合戦ぽんぽこ
原題The Raccoon War/
Pom poko
公開年1994年
上映時間1時間59分
監督高畑勲
キャスト正吉・・・(野々村真)
おキヨ・・・(石田ゆり子)
ぽん吉・・・(林家こぶ平)
文太・・・(村田雄浩)
権太・・・(泉谷しげる)
お玉・・・(山下容莉枝)
竜太郎・・・(福澤朗)
玉三郎・・・(神谷明)
女狸・・・(鈴木弘子)
吟う女狸・・・(佐久間レイ)
お福・・・(水原リン)警官・・・(森川智之)
土地の人・・・(北村弘一)
族長・・・(西村智博)
水木先生・・・(藤本譲)
林さん・・・(加藤治
女族長・・・(峰あつ子)
屋台の客A・・・(矢田稔)
男狸B・・・(関智一)
飯場のAさん・・・(小関一)
佐助・・・(林原めぐみ)
隠神刑部・・・(芦屋雁之助)
青左衛門・・・(三木のり平)
おろく婆・・・(清川虹子)
語り・・・(古今亭志ん朝(三代目))
屋台の客B・・・(中庸助)
親衛隊A・・・(菅原淳一)
親衛隊B・・・(石川ひろあき)
男タヌキA・・・(坂東尚樹)
用心棒・・・(江川央生)
兄・・・(林勇)
警官・・・(岸野一彦)
音楽ぽんぽこ愛のテーマ:『アジアのこの街で』 上々颱風
エンディング:『いつでも誰かが』 上々颱風
受賞歴・第49回毎日映画コンクールアニメーション映画賞
・アヌシー国際アニメーション映画祭 長編部門グランプリ
・第12回ゴールデングロス賞予告編コンクール賞、マネーメイキング監督賞
制作スタジオジブリ、山下辰巳/ 東宝

関連作品

『となりのトトロ』(1988)

物語の舞台は昭和30年代。大学で考古学を研究する学者のお父さん、小学6年生のサツキ、4歳のメイの3人が引っ越してきたのは、豊かな自然と美しい四季があふれる田舎の、「お化け屋敷」のような一軒家。しかし本当に出たんです…… トトロが。
出典:Yahoo!映画

『紅の豚』(1992)

飛行艇を操る空賊が横行していた、第一次大戦後のイタリアはアドリア海。賞金稼ぎの飛行艇乗りであるポルコ・ロッソは、空賊たちには天敵の存在。自分の顔を魔法で豚に変えてしまったポルコを何とかやっつけたいと一計を案じた空賊たちは、アメリカからスゴ腕の飛行艇乗りを呼び寄せ、彼に一騎打ちを迫る。
出典:Yahoo!映画

『もののけ姫』(1997)

山里に住む若者アシタカは、怒りと憎しみにより“タタリ神”と化した猪神から呪いをかけられてしまう。呪いを解く術を求めて旅に出るアシタカはやがて、西方の地で“タタラ”の村にたどり着く。エボシ御前が率いるその村では、鉄を造り続けていたが、同時にそれは神々の住む森を破壊することでもあった。そして、そんなタタラ達に戦いを挑むサンの存在をアシタカは知る。人の子でありながら山犬に育てられた彼女は“もののけ姫”と呼ばれていた……。
出典:Yahoo!映画

① 自然と人間の関係性(作品横断)

② 時系列で見る「失われていく世界」

映画『平成狸合戦ぽんぽこ 』口コミ(見どころ・感想)

映画『平成狸合戦ぽんぽこ 』口コミ(見どころ・感想)

この地球上には人間以外の生物が社会を築いているのがわかり、現代のエコに対する考え方を改めて確認したくなる作品です。

~見どころ~
どんどん都市開発されていく昭和期の日本社会が舞台となっており、「平成」とタイトルが入っておりますが、昭和後半の平成に移り行く時代背景がうまく表現されています。

狸が人間に化けて都市開発の抗議運動を行ったりと、必死に人間社会に対し抵抗していく狸達をコミカルに描いています。

が、この地球上には人間以外の生物が社会を築いているのがわかり、現代のエコに対する考え方を改めて確認したくなる作品です。

人間社会と同様に狸の文化存続をかけた戦いや住処を守る戦いが手汗握る展開になっていて、思わず狸を応援したくなるストーリーや演出が見どころです。
風刺的な側面も持っていますが、根本的に子供も楽しめる内容となっており、おばけに化けたり狸同士の面白い掛け合いなど、わかりやすい内容になっています。
子供の自然に対する勉強になると思いますし、大人も子供とは全く異なる視点で見る事が出来て非常に楽しめます!

~感想~
人間でも同じ事が言えるのですが、同じ狸でも全く違った性格を持っていて1匹1匹キャラクターが愛らしく、動物好きの私としては大好きな映画の一つです。

狸の中でも派閥が分かれていたり、別種の狐との関係性や、大人になって見ても人間の社会と共通している部分があり面白く見れました。

おばけに化けたりして子供の頃は少し怖いと思ったシーンなどありましたが、狸の自分達の種を守る戦いに子供ながらに心打たれ、この映画を見て改めて動物に対する気持ちが変わった様に思います。

狸の政治的対立や抗議運動の一環で行った人間との対決をユニークに表現していて、改めて大人になってから見てもクスッとできます。

ストーリーもとても考えさせられる展開になっており、最終的に涙を流しながら映画を見終わりました。

人間文明に便乗し生き残りをかけ、かたや人間とは決別し生きていく・・・狸ドラマ!?

~見どころ~
見どころは狸達の人間への復讐方法です。
人間より数も技術も劣る狸達が様々な方法で人間達(多摩ニュータウン)の人たちを追い出そうとします。
時代が時代なので、開発工事などをやっている現場に対しての攻撃もあり、そこそこ過激な復讐方法も出てきます。そういった狸達の知恵と工夫を絞った様々な人間への復讐方法は見応えがあります。
また途中ちょこちょこ出てくる狸と狐のやりとりも目を見張る物があります。
かたや人間文明に便乗し生き残りをかけ、かたや人間とは決別し生きていくという同じ境遇に立たされた状態での選択の違いは、実際の人間社会にも当てはまる物があり、そういった人間ドラマ(狸ドラマ!?)もいろいろ考えて見てみると面白いものがあります。

~感想~
この映画は、当時の人間の勝手な開発によって追いやられたかわいそうな動物達を描いた映画だと思われがちですが、人そのものの生き方やそれぞれの考え方を描いた映画だと思います。

多摩ニュータウンの開発によって狸達の中でも「人間に徹底的に反抗する者」「ある程度折り合いをつけて共存していこうとする者」「人間社会に乗っかって生きていこうとする者」それぞれの結末についても考えさせれらる物がありました。

実際の人間社会に置いてもいろいろな生き方をしている人がいると思いますがそれと重なっていろいろ考えました。

それが故の残酷な描写もあり、結局強い者に巻かれて生きていくという場面もありましたが、その中にも小さな幸せもあるというポジティブな面もあり、生き方そのものを描いた部分もあるのでは?と思いました。

一人一人が考え、それぞれ違った答えを持つことがこの作品の見どころ。

~見どころ~
現実にある問題を考えさせられるお話です。
ぽんぽこという題名でとても明るく陽気な印象を受けますが、実際に描かれている内容はニュータウン開発に伴うその地域の生き物の生存についてです。実際に現実で起きている問題を狸を代表として取り上げているお話だと思います。
動物や自然などの共存は未だ解決されていない問題なので、それをわかりやすく、ときにはコミカルに取り上げており、子どもでも見やすい内容です。
しかし、この作品を見終わると、いろいろなことを考えさせられます。そういった狙いが監督自身にあるのではないかと思います。
実際に作中で答えは出ておりません。そのため、見た人一人一人が考え、それぞれ違った答えを持つことがこの作品の見どころだと思います。

~感想~
大変陽気なタイトルに惹かれて見ましたが、実際は現実問題を狸を代表として訴えているお話だと思いました。

人間が狸を駆除するようなシーンなど、あまり気落ちがいいとは言えない場面もありますが、基本はクスッとした笑いを含む場面が多いです。

私の好きなシーンは、狸たちが自分たちの気持ちを伝えるために行った妖怪行列です。

最後は人間に美味しいとこどりをされてしまう狸がかわいそうでしたが、怖いというよりも面白いパレードだったように思います。

ただ、それを成功させるまでの狸たちの努力は子どもながらに半端なく、すごいなぁと感じたのを今でも覚えています。

決して明るい面白いだけの作品ではなく、現実問題を取り上げていることもあり、考え方次第では難しい内容だとも思いました。

映画『平成狸合戦ぽんぽこ 』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb
(10点満点)
Filmarks
(5点満点)
Yahoo!映画
(5点満点)
点数5.067.33.54.0
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本作品の評価情報は2025年12月22日時点のものです。