・『アギーレ/神の怒り』(1972)は、史実「ロペ・デ・アギーレ」をもとに製作された作品。
・舞台は1560年。スペインの一行は南米の奥地に黄金郷・エルドラドがあると信じて、征服するために探険隊を派遣し・・・。
・冒頭からの絶対滑落するんじゃないの!っていう険しい山の場面から始まり、まるでドキュメンタリーを見ているよう。
・関連作: 『黄金』(1948) 『地下水道』(1956) 『黒い神と白い悪魔』(1964) 『地獄の黙示録』(1979) 『フィツカラルド』(1982)『キンスキー、我が最愛の敵』(1999) 『神々のたそがれ』(2013)『彷徨える河』(2015)
映画『アギーレ神の怒り』
~あらすじ~
1560年、伝説の黄金郷目指してスペインからアマゾン奥地に旅立つ分遣隊。数々の困難に遭遇する中、分遣隊副官アギーレは次第に狂気に駆られて行く。断崖絶壁の岩山の細い道に延々と分遣隊が連なって行軍する様をロングで捉えたファースト・ショットを始め、ジャングルなどの大自然を幻想的に映し出した絵作りが圧巻。出典:TSUTAYA DISCAS
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映画『アギーレ神の怒り』予告動画
「アギーレ・神の怒り」Aguirre, der Zorn Gottes (1972西独)
映画『アギーレ神の怒り』配信状況
映画『アギーレ神の怒り』配信状況
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映画『アギーレ神の怒り』監督・キャスト、原作紹介
映画『アギーレ神の怒り』基本情報
本作(タイトル) | アギーレ神の怒り/独: Aguirre, der Zorn Gottes、英: Aguirre, the Wrath of God |
公開年 | 1972年 |
上映時間/再生時間 | 1時間33分 |
監督 | ヴェルナー・ヘルツォーク |
キャスト | ロペ・デ・アギーレ・・・ クラウス・キンスキー イネス・デ・アティエンサ – ヘレナ・ロホ ガスパール・デ・カルバハル・・・ デル・ネグロ ペドロ・デ・ウルスア・・・ ルイ・ゲーハ フェルナンド・デ・グスマン – ペーター・ベルリング フローレス – セシリア・リヴェーラ |
音楽 | バンド・ポポルヴゥ |
主な受賞歴 | ― |
制作会社/配給元 | ヴェルナー・ヘルツォーク・フィルムプロダクション/ Filmverlag der Autoren、大映、日本ヘラルド、ケイブルホーグ |
映画『アギーレ神の怒り』原作紹介
脚本:ヴェルナー・ヘルツォーク
映画『アギーレ神の怒り』関連作品
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『黄金』(1948)
~あらすじ~
1925年メキシコの港町タンピコ。
その日暮らしの生活を送っていたドブズとカーティンは、老人ハワードが熱く語る“黄金”の話に心動かされる。
富くじで当てたわずかな金を元手に黄金が眠る山中へ歩を進める3人。運よく砂金を発見した彼らだったが、山分けの量が増えるにつれ、
互いに猜疑心が芽生え始める。コーディと名乗る得体の知れない男の脅迫、彼らの武器を狙う山賊一味の攻撃。
関係の歯車が狂い始めた3人をさらなる危機が襲う!出典:Amazon
監督:ジョン・ヒューストン
出演:ハンフリー・ボガート、ウォルター・ヒューストン、ティム・ホルト
・第21回アカデミー賞(1949年)監督賞/助演男優賞/脚色賞
・第6回ゴールデングローブ賞(1949年)作品賞(ドラマ部門)/助演男優賞/監督賞
・第14回ニューヨーク映画批評家協会賞(1948年)作品賞
『地下水道』(1956)
~あらすじ~
’44年、ソ連軍の進軍近しと判断したロンドンの亡命政府の指令で敢行されたワルシャワ蜂起。しかし20万もの犠牲を出す壊滅的打撃を受け、レジスタンスたちは地下水道へと逃げ込む。物語はほぼ全編、その地下水道の中で出口のない、あるいはあっても出られない緊迫感を持って繰り広げられており、その閉塞感は尋常ではない出来になっている。出典:Yahoo!映画
監督:アンジェイ・ワイダ
出演:タデウシュ・ヤンツァー、テレサ・イジェフスカ、エミール・カレヴィッチ
・第10回カンヌ国際映画祭(1957年)グランプリ(審査員特別グランプリ・審査員特別賞)
『黒い神と白い悪魔』(1964)
~あらすじ~
一人の貧しい牛飼いの主人公が、その報酬のため政府役人を殺害。桃源郷を夢見る宗教団体と共に政府軍と戦うことになる。が、その前に有名な義賊の殺し屋アントニオ・ダス・モルテスが現れる……。出典:Yahoo!映画
監督:グラウベル・ローシャ
出演:ジェラルド・デル・ヘイ
『地獄の黙示録』(1979)
~あらすじ~
ベトナム戦争が真っただ中のサイゴン。アメリカ陸軍情報部のウィラード大尉にある密命が下される。それは、カンボジアに特殊任務で赴いたままジャングル奥地に自らの王国を築き、カリスマ的な存在と化した危険人物カーツ大佐を暗殺せよ、というもの。任務を全うすべく、ウィラード大尉は4人の部下とともに哨戒艇に乗り込み川をさかのぼる。道中、極限状態に晒され続けた彼らは幾多の異常な世界を体験していく。やがて彼らはついに、ジャングルの奥深く、カーツ大佐が潜伏する“王国”へと辿り着くのだったが……。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:マーロン・ブランド、マーティン・シーン、ロバート・デュヴァル、ローレンス・フィッシュバーン
・第52回アカデミー賞(1980年)撮影賞/音響賞(録音賞)
・第37回ゴールデングローブ賞(1980年)助演男優賞/監督賞/作曲賞
・第32回カンヌ国際映画祭(1979年)パルム・ドール
・第33回英国アカデミー賞(1979年)監督賞
『フィツカラルド』(1982)
~あらすじ・解説~
19世紀末の南米ペルー。オペラハウス建設を夢見るブライアン・スウィーニー・フィッツジェラルドは、資金繰りのために無尽蔵のゴムの木を有するアマゾン河上流の未開地へ挑む……。ニュー・ジャーマン・シネマの旗手W・ヘルツォークが、アマゾン長期ロケを行って描き出したスペクタクル・ロマン。出典:Yahoo!映画
監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
出演:クラウス・キンスキー、クラウディア・カルディナーレ
・第35回カンヌ国際映画祭(1982年)監督賞
『キンスキー、我が最愛の敵』(1999)
~解説・あらすじ~
映画史上に残る怪優クラウス・キンスキー。「フィツカラルド」「アギーレ・神の怒り」「コブラ・ヴェルデ-緑の蛇」「ヴォイツェック」「ノスフェラトゥ」。彼を多くの自作に起用したヘルツォーク監督。本作は監督自身がクラウス・キンスキーとの宿命ともいえる長年にわたる交流を語ったドキュメンタリー。キンスキーの撮影現場での数々の奇行やその偉大さが、様々な証言により明らかにされる。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
出演:クラウス・キンスキー、ヴェルナー・ヘルツォーク、クラウディア・カルディナーレ、フォン・デア・レッケ夫妻、クララ・リート
『神々のたそがれ』(2013)
~あらすじ~
地球よりおよそ800年進化が遅いほかの惑星に、30人の学者が送り込まれる。ルネサンス初期のような城の立ち並ぶ風景とは裏腹に、とある王国の都アルカナルでは大学が破壊され、追われた知識人たちは隣国イルカンに逃亡する。地球から派遣された学者の一人であるドン・ルマータ(レオニド・ヤルモルニク)と名乗る男は、アルカナルに潜入し……。出典:Yahoo!映画
監督:アレクセイ・ゲルマン
出演:レオニード・ヤルモルニク、アレクサンドル・チュトゥコ、ユーリー・アレクセーヴィチ・ツリーロ、エヴゲーニー・ゲルチャコフ、ナタリア・マテーワ
『彷徨える河』(2015)
~あらすじ~
コロンビアの俊英、シーロ・ゲーラ監督が、アマゾンを舞台に失われゆくものを描いた物語。アマゾン流域の奥深いジャングル。ある日、侵略者によって滅ぼされた先住民族の村で孤独に生きるカラマカテを頼り、病に侵されたドイツ人民族学者がやって来る。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:シーロ・ゲーラ
出演:ヤン・ベイヴート、ブリオン・デイビス、アントニオ・ボリバル・サルバドール、ニルビオ・トーレス
映画『アギーレ神の怒り』口コミ(見どころ・感想)
映画『アギーレ神の怒り』口コミ(見どころ・感想)
バカバカしく狂気に彩られている幻想(ビジョン)が描き出されています。
『アギーレ/神の怒り』は1972年に公開された叙事的な歴史映画ですが、ドイツ映画界の鬼才ヴェルナー・ヘルツォークが製作・監督・脚本を一人でこなした、いわば「怪作」的な作品です。
ヘルツォークの演出手法を紹介する前に、映画のサウンドトラックが西独のコスミックな感覚を持つバンド・ポポルヴゥによって作曲され演奏されている点も、マニアさん泣かせであることを指摘しておきましょう。
ヘルツォークが演出手法として採用したのは当時、映画のみならず美術界を席巻していた「ミニマリスト」のアプローチ。
ストーリーラインの起伏も登場人物たちの会話も極限にまで切り詰められていて、バカバカしく狂気に彩られている幻想(ビジョン)が描き出されています。
歴史的に実在したとされるアギーレという人物に基づいた作品とはいえ、ヘルツォークは後年、作品の筋書きは虚構の産物であることを明らかにしたのは驚きです。
~感想~
とにかく観る者をうまく騙す仕掛けがテンコに盛られた作品で、さすが鬼才ヘルツォークの演出によるものだと感心させられます。
スペイン人兵士のアギーレがコンキスタドールの兵隊たちを率いて伝説の黄金都市エルドラードを求めて南米アマゾン河を遡行するという、いかにもラテンなストーリーラインを、表現を切実に切り詰めることで名を馳せているヘルツォークが演出するという無理さ加減というかアクロバットです。
バカバカしさと狂気の同居するストイックな映像美に魅せられていると、監督が仕掛けてくるトラップに見事にはめられてしまいます。
フィクションではなく、事実が描かれているのだと思い込むのです。
実際、作中のある人物や状況は探検家ガスパール・デ・カラヴァジャルのアマゾン紀行に着想を得たのだとする映画評論家もいたほどです。
映画『アギーレ神の怒り』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 7.24 | 7.9 | 3.8 | 3.9 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年3月10日時点のものです。
まとめ
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