・『コクーン』(1985)は、老人と異星人との交流を描いていたSF作品。
・『コクーン』は、公開当時『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『グーニーズ』の翌週に公開されたため、人気のなかで埋もれてしまった。が、「老いと死」をテーマとしつつも、人生に悲観的になっていないところに評価されている。名言:「君のいない永遠よりも君と一緒の半年を選ぶ」
・続編に『コクーン2/遥かなる地球』(1988)が制作された。
・関連作:『未知との遭遇』(1977) 『E.T. 』(1982)
映画『コクーン』
~あらすじ~
100世紀前、アトランティス大陸沈没と共にエイリアンが残したコクーン(まゆ)。それらを連れ戻すため地球にやってきたエイリアンと心を通わせた老人たちが、コクーンの不思議なエネルギーで若さを取り戻し、不老不死の惑星へ旅立つかどうかの選択を迫られる……。出典:Amazon
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映画『コクーン』予告動画
Cocoon (1985) – Trailer
映画『コクーン』配信状況
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映画『コクーン』監督・キャスト、原作紹介
映画『コクーン』基本情報
本作(タイトル) | コクーン/Cocoon |
公開年 | 1985年 |
上映時間/再生時間 | 1時間57分 |
監督 | ロン・ハワード |
キャスト | アート・セルウィン・・・ドン・アメチー ベン・ラケット・・・ウィルフォード・ブリムリー ジョー・フィンレイ・・・ヒューム・クローニン ウォルター・・・ブライアン・デネヒー バーニー・レフコウィッツ・・・ジャック・ギルフォード ジャック・ボナー・・・スティーヴ・グッテンバーグ マリリン・ラケット・・・モーリン・ステイプルトン アルマ・フィンレイ・・・ジェシカ・タンディ ベス・マッカーシー・・・グウェン・ヴァードン キティ・・・ターニー・ウェルチ ベンの孫 デヴィッド・・・バレット・オリヴァー ベンの娘 デヴィッドの母 スーザン・・・リンダ・ハリソン ピルスベリー・・・タイロン・パワー・Jr 老人ホームの職員 ジョン・デクスター・・・クリント・ハワード ロージー・レフコウィッツ・・・ハータ・ウェア |
音楽 | ジェームズ・ホーナー |
主な受賞歴 | ・第58回 アカデミー賞(1986年)助演男優賞/視覚効果賞 |
制作会社/配給元 | リチャード・D・ザナック、リリ・フィニー・ザナック、20世紀フォックス、デヴィッド・ブラウン/20世紀フォックス |
映画『コクーン』原作紹介
原作:デヴィッド・サパースティン
脚本:トム・ベネデク
映画『コクーン』関連作品
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『コクーン 2 遥かなる地球』(1988)
~あらすじ・解説~
時を越えて海底に眠っていたコクーンの威力によって、若さを取り戻し、不老不死の惑星へと旅立っていった老人たち。あれから5年後、エイリアンたちと共に懐かしい故郷、地球へ帰ってきた。家族との再会、生きがい、死、そして新しい生命の芽生え……。5年後の地球で対面する様々な出来事から、老人たちは地球に残るかどうかの決断に再び迫られる。前作に続く心温まるヒューマニズム、さらに捕らえられたコクーン救出のスリリングな展開と壮大なSFXで、生命の輝きを描き出した感動のSFファンタジー。出典:Amazon
監督:ダニエル・ペトリ
出演 :ドン・アメチー、スティーブ・グッテンバーグ、 ターニー・ウェルチ
映画『コクーン』関連作品
『未知との遭遇』(1977)
~あらすじ~
インディアナポリスで続発する謎の停電事故。
調査のため派遣されたロイは、そこで信じられないような出来事を目撃する。
だが、彼の驚くべき体験を誰も信じようとはせず、調査は政治的圧力によって妨害されてしまう。
しかしロイは何かに導かれるように、真実の探求を始めた。
そして彼が辿り着いた場所とは…。出典:Amazon
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリュフォー、テリー・ガー
『E.T. 』(1982)
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ディー・ウォーレス、 ヘンリー・トーマス、ロバート・マクノートン、 ドリュー・バリモア、ピーター・コヨーテ
『E.T. 』(1982)はこちらから
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映画『コクーン』口コミ(見どころ・感想)
映画『コクーン』口コミ(見どころ・感想)
SF映画ですが、この映画の見どころは「高齢を迎えた老夫婦の愛」だと思います。
~見どころ~
30年も前に、この映画をビデオで借りて見ました。SF映画ですが、この映画の見どころは「高齢を迎えた老夫婦の愛」だと思います。
人の外見的な魅力というのは、生まれて30年も過ぎれば尽きてしまいます。綺麗な美男美女を出演させて「美しい愛」を表現するのは簡単だと思います。
しかし、この映画では高齢の役者の演技が上手さもさることながら、長年、連れ添ってきた夫婦(ふたり)だからこそ説得力がある「美しい愛」というのを見事に描き切っています。高齢者だからこそ、登場人物の見た目にとらわれない見せ方で、本物の愛を表現する必要があります。
それを表現しきったあたり、この映画のスタッフは凄いなと当時思いました。
ただ、残念な所は、高齢の俳優の演技が完全に、主役である若い主人公と、ヒロインである異星人の女性を食ってしまっている事ですが・・・
それだけ、SF映画としての魅力よりも、老人ホームを舞台とした愛を描いた作品としての魅力が優れているという訳ですけどね。
この映画は世代問わず、あらゆる世代の人に見てほしいです。
この映画を見ると、「年を取るという事は、そんなに悪い事ではないな」と、そう思えてくる魅力ある作品です。
~感想~
見どころは「高齢を迎えた老夫婦の愛」と上述しましたが、しかし、この「コクーン」という映画だけでは佳作どまりにしかなりません。
私がこの映画をオススメするのは「コクーン2」という、この映画の続編を見た時に、この映画は本物の名作として完成するからです。一応、ここでは「ネタバレ」は禁止ですが、この映画の魅力を伝える為にも少しネタバレを書かせてもらいます。
なぜなら、この映画の本当のエンディングは続編の「コクーン2」だからです。
これを説明しなければ、この映画の魅力は伝わりません。
実はこの映画のラストで老人ホームの老人たちは、永遠の命を得る為に宇宙人と共に宇宙に旅立つ組と、限りある命である事を選び地球に残る組とに分かれるのですが、「コクーン2」では、とある事から宇宙船が地球に戻ってきて、主人公や地球に残った老人達と再会する事になります。
その時に永遠の命を約束されたはずのある老夫婦の妻が亡くなるのですが、その時に「妻のいない永遠の命の何の意味がある。私はここ(地球)に残るよ。」と言って、その妻の夫は仲間に別れを告げます。
16歳当時の私はその台詞に涙が止まらなくなりました。
正直、高齢者のお爺さんのはずなのに、主人公よりカッコイイと思いました。
私がこの映画を見た時は16歳ぐらいの時でしたが、この場面を見て、「ああ、俺もこんな年の取り方が出来たらいいのにな」と思ったものです。
福祉施設を舞台にした映画で感動して涙を流してしまったのは、後にも先にもこの映画と「レナードの朝」ぐらいです。
舞台はフロリダの海と避暑地の大邸宅。都会人があこがれるきれいな海ときれいな景色、そして怪しげな来訪者の登場。
並行して描かれる老人達の悲喜こもごも。泣けて笑える人情喜劇と思わせたところでSF映画に転換していき、最後は生きるとは何か、死ぬとは何か、見る人それぞれの死生観にまで訴えかけるある種哲学的な映画になっています。
出演者ですが、往年のハリウッドスター達が、SFファンタジーという新しいジャンルを得て、再び生き生きとした姿を見せてくれていますので、オールド映画のファンが見ても嬉しい映画です。
また、SFと言えば暗くて難解な映画が多いですが、この映画ではそのような暗さや難解さを排除し、全体を通して人(宇宙人)の優しさ温かさを描くことで、誰でも楽しめる気持ちの良い映画になっていると思います。
~感想~
当時、SF映画といえば異星人の襲撃や善対悪の戦いをテーマにしたアクション映画がヒットしていたと思いますが、この映画は戦うだけがSFではない。目もくらむ映像だけがSFではない。ということを提示した新しいジャンルのSF映画だと思います。
映像が物足りない、もっともっと凄いCGを期待したのに。という声もあるようですが、この映画が訴えて
いるのは別のところにあると思いました。
生きるとは何か、死ぬとは何か。人類永遠のテーマを訴えたかったのではないでしょうか。
全ての苦しみと争いから解放されて永遠の命を生きていくか。限られた時間の中で楽しいことも苦しいことも精一杯の自分として生きるか。
残りの人生が短くなってきた身には考えさせられる映画でした。
それにしても演じている俳優の生き生きとした表情に救われます。
やっぱり煩悩の中で生きる喜び、心の輝きを追い求めるのが人間らしい生き方なのかなと感じた映画です。
映画『コクーン』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 5.73 | 6.7 | 3.3 | 3.28 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年7月11日時点のものです。
まとめ
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