・『桐島、部活やめるってよ』(2012)は、第22回小説すばる「新人賞」を受賞した朝井リョウのデビュー作を映画化した。
・第36回日本アカデミー賞(2013年)最優秀作品賞/最優秀監督賞を受賞。
・関連作:『ブレックファスト・クラブ』(1985) 『ヘザース ベロニカの熱い日』(1989) 『櫻の園』(1990) 『明日、君がいない』(2006)『君が世界のはじまり』(2020) 『のぼる小寺さん』(2020)
映画『桐島、部活やめるってよ 』
~あらすじ~
とある田舎町の県立高校映画部に所属する前田涼也(神木隆之介)は、クラスの中では地味で目立たないものの、映画に対する情熱が人一倍強い人物だった。
そんな彼の学校の生徒たちは、金曜日の放課後、いつもと変わらず部活に励み、一方暇を持て余す帰宅部がバスケに興じるなど、それぞれの日常を過ごしていた。
ある日、学校で一番人気があるバレー部のキャプテン桐島が退部。それをきっかけに、各部やクラスの人間関係に動揺が広がり始めていく。出典:Yahoo!映画
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映画『桐島、部活やめるってよ 』予告動画
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映画『桐島、部活やめるってよ 』配信状況
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映画『桐島、部活やめるってよ 』監督・キャスト、原作紹介
映画『桐島、部活やめるってよ 』基本情報
本作(タイトル) | 桐島、部活やめるってよ/The Kirishima Thing |
公開年 | 2012年 |
上映時間/再生時間 | 1時間43分 |
監督 | 吉田大八 |
キャスト | 前田涼也(映画部)・・・神木隆之介 栗原かすみ(バドミントン部)・・・橋本愛 菊池宏樹(野球部)・・・東出昌大 沢島亜矢(吹奏楽部)・・・大後寿々花 宮部実果(バドミントン部)・・・清水くるみ 梨紗・・・山本美月 沙奈・・・松岡茉優 竜汰・・・落合モトキ 友弘・・・浅香航大 武文(映画部)・・・前野朋哉 久保(バレー部)・・・鈴木伸之 詩織(吹奏楽部)・・・藤井武美 風助(バレー部)・・・太賀 教頭・・・猪股俊明 屋上の男子・・・奥村知史 |
音楽/主題歌 | 「ローエングリン」 リヒャルト・ワーグナー 主題歌:「陽はまた昇る」 高橋優 |
主な受賞歴 | 第36回日本アカデミー賞(2013年)最優秀作品賞/最優秀監督賞/最優秀編集賞/優秀脚本賞/新人俳優賞優秀賞(橋本愛・東出昌大)/話題賞(作品部門) |
制作会社/配給元 | 映画「桐島」映画部(日本テレビ、集英社、WOWOW、読売テレビ)/ショウゲート |
映画『桐島、部活やめるってよ 』原作紹介
原作:「桐島、部活やめるってよ」(集英社刊) 朝井リョウ
脚本:吉田大八、喜安浩平
映画『桐島、部活やめるってよ 』関連作品
あなたはどんな「高校生」時代を過ごしましたか?
勉強しましたか。
部活に熱中しましたか。
恋をしましたか。
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やんちゃ盛りでしたか。
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『ブレックファスト・クラブ』(1985)
~あらすじ~
土曜の休日と言うのに学校に登校させられた高校生5人。彼等はさまざまな問題を起こした懲罰として自分についての作文を書かされるハメになった問題児ばかりだった。大きな図書館に軟禁状態にされ、何から書いていいのかわからないままだらだらと時間だけ過ぎて行く中、雑談からお互いの身の上話を交わし始めた彼等は次第に心を開かせて行く。出典:Yahoo!映画
監督:ジョン・ヒューズ
出演:エミリオ・エステヴェス、ポール・グリーソン、アンソニー・マイケル・ホール、ジョン・カペロス
『ヘザース ベロニカの熱い日』(1989)
~あらすじ~
ヘザーという名の3人が集まった、お嬢さまグループ“ヘザース”に苛められ、灰色の学園生活を送っているベロニカ。そこへ現れた型破りな転校生JD。ベロニカは彼の協力を得て“ヘザース”をやっつけようとするが、JDの行動は次第に常軌を逸し始める……。学園が舞台のブラック・コメディ。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:マイケル・レーマン
出演:ウィノナ・ライダー、クリスチャン・スレーター、シャナン・ドハティ、リザンナ・フォーク
『櫻の園』(1990)
監督:中原俊
出演:中島ひろ子、つみきみほ、白島靖代、梶原阿貴
高等学校・演劇部を舞台とした映画作品『櫻の園』はこちら
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『明日、君がいない』(2006)
~あらすじ~
成績優秀な高校生マーカス、心優しいその妹メロディ、スポーツマンのルーク、イギリスから移住してきた片脚が悪いスティーヴン、長髪でゲイのショーン、ルークに恋するサラ、それぞれに悩みを抱えたごく普通の6人の高校生に焦点を当て、そのうちの1人が午後2時37分に自殺するという事実を前提に、彼らの1日をそれぞれの視点から描き出していく。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:ムラーリ・K・タルリ
出演:テリーサ・パーマー、フランク・スウィート、サム・ハリス、チャールズ・ベアード
『君が世界のはじまり』(2020)
~あらすじ~
大阪郊外のとある町。退屈な毎日を送る高校2年生の縁。優等生の彼女だったが、成績一番ビリの琴子となぜか大親友。ある日、琴子はサッカー部の業平に一目惚れしてしまう。その琴子に秘かな思いを寄せているのがサッカー部の主将でクラスの人気者の岡田。一方、母親が蒸発し父親と2人暮らしの純は、東京からの転校生・伊尾のある秘密を知ってしまうのだったが…。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:ふくだももこ
出演:松本穂香、中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真
『のぼる小寺さん』(2020)
~あらすじ~
卓球部の男子高校生・近藤は、これといった目標もやりたいこともなく、漫然と高校生活を送る日々。しかし卓球部の隣で練習するクライミング部には、一心不乱に壁を登り続ける小寺さんがいた。いつしか、そんな小寺さんから目が離せなくなっていく近藤。しかし小寺さんのことが気になっていたのは近藤だけではなかった。同じクライミング部の四条、不登校気味の梨乃、密かに小寺さんを写真に収めるありかもまた、小寺さんの不器用だけど一直線な姿に惹きつけられていたのだったが…。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:古厩智之
出演:工藤遥、伊藤健太郎、吉川愛、鈴木仁
映画『桐島、部活やめるってよ 』口コミ(見どころ・感想)
映画『桐島、部活やめるってよ 』口コミ(見どころ・感想)
個人的に今までに見た邦画ベスト10に入ります。それくらい面白いです。
~見どころ~
見どころは桐島は果たして出てくるのかということでしょう。
劇中に何かと出てくる「桐島」という生徒。
スクールカーストの最上位に君臨する神のように周りの生徒から祭り上げられている人物なのですが、その桐島がなかなか出てこないんですね。
ちなみに桐島の彼女は、美人の山本美月が演じています。
対してカーストの下位にいる神木隆之介が演じる前田は、自分の趣味であるゾンビ映画を部活メンバーと一緒に撮っていますが、度々邪魔な存在が出てきて交渉するシーンも面白いです。
吹奏楽部部長の大後寿々花が演じる沢島が密かに思い寄せる菊池(東出昌大)とその彼女がイチャイチャしているシーンに動揺する表情も、また見ものです。
見どころは細かいエピソードに細分化されているのでちょっと挙げきれないですね。
~感想~
個人的に今までに見た邦画ベスト10に入ります。それくらい面白いです。
最初はただの男子高校生の日常みたいな感じかと思いきや、作品の世界観にズルズル引き込まれて中盤には既に作品の虜になってしまいました。
登場人物に血が通っていて、各々の個人エピソードも楽しく鑑賞することができました。
スクールカーストを描いた作品というのがリアルで、自分の学生時代も「こんなんだったなぁと」回想しました。
私は下のほうのカーストでしたが、ほんとトップ層は雲上人みたいな感じで見てた覚えがあります。
この作品では外見上のスクールカーストを逆手に取ってオチに持っていっているところが面白いなと思いました。
学生でなくなってから随分経つ私でも楽しめたすごい作品です。
「わかる!わかる!」と、ついつい共感しちゃいますね。
~見どころ~
まず、初めに言っておきたいのですが、この映画の見どころはタイトルにある「桐島」ではありません。
いわゆる十代の男女の群像劇なのですが、高校生たちが、それぞれが一人一人、何らかの思いを抱えています。
でも、「十代のころってみんなそうだったよなぁ」と色々な登場人物がいるので、誰か一人には感情移入しながら見る事が出来ます。
オタクな男の子、イケイケな一軍グループ、真面目な優等生な女の子、みんながまわりを気にしながら、高校生活を送っている・・・。
今、大人になって見ると、馬鹿みたいに下らないんだけど、当時を思い出すと、自分もこの子たちと同じような感じだったなぁ、「わかる!わかる!」と、ついつい共感しちゃいますね。
~感想~
映画好きにはたまらない映画です。
映画って見ない人は全然見ないし、一見、映画好きって言うと、オシャレなイメージがあるような気がしますが、興味のない人にとっては、映画オタクほど厄介な人はいないって思うんです。
この映画、映画オタク(映画好き言うよりは、完全なオタクです)の主人公の少年が主人公ですが、見終わった後、イケメン一軍男子なんかより、オタクでもそっちの方が全然いいじゃん、と思わせるものがあります。
若い人たちはもちろんですが、特に映画オタク(映画じゃなくてもオタク気質の人)たちに見てもらいたいですね。
学生の頃に何かを作ってみたいなぁとか、同じ趣味の仲間と盛り上がった時の気持ちをきっと思い出すはずです。
映画『桐島、部活やめるってよ 』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 7.16 | 7.3 | 3.5 | 4.0 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2021年5月3日時点のものです。
まとめ
『桐島、部活やめるってよ 』は学校やクラス、友人内のなかでも生じるピラミッド型の階層組織(=ヒエラルキー)を描いた作品です。
ジョン・ヒューズの『ブレックファスト・クラブ』(1985)、『ヘザース ベロニカの熱い日』(1989)も同様です。
作風としては、『羅生門』(1950)や『櫻の園』(1990)の群像劇もの。『去年マリエンバードで』(1961)のスタイル。ゾンビシーンは『カメラを止めるな』を彷彿させる感じと、どこかの場面で何らかの作品の影響を受けて、取り入れていることが分かります。
また『桐島、部活やめるってよ 』と同様に、タイトルの「桐島」が主人公では無い、紛らわしい映画があります。
『鬼龍院花子の生涯』(1982)という任侠超大作で、仲代達矢、岩下志麻、夏目雅子、仙道敦子らが出演しています。
作風をチェックする!『羅生門』『カメラを止めるな』はこちらから。
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