『鉄道員(ぽっぽや) 』（1999）は、降旗康男監督による映画で、主演で乙松（おとまつ）役には高倉健が演じている。浅田次郎の「鉄道員(ぽっぽや)」は、1995年11月より月刊小説誌「小説すばる」より掲載され、後に同名の短編集にまとめられた。短編集は第117回直木賞を受賞した。・『鉄道員(ぽっぽや) 』劇場公開時：キャッ...
日本の映画の記事一覧
『狂い咲きサンダーロード』（1980年）は、石井聰亙（現・石井岳龍）監督が、日本大学藝術学部映画学科在籍時に卒業制作として発表した自主制作映画である。 石井聰亙は第23回ブルーリボン賞スタッフ賞を受賞、楽曲及び美術監督を務めた泉谷しげるは美術デザイン賞を受賞した。 ・オープニングは「電光石火に銀の靴」、エンディングは「...
『半落ち』（2004）は、小説家、推理作家である横山秀夫の小説を佐々部清が映画化、監督を務めた作品である。タイトルの「半落ち」の原意は警察用語。「一部自供した」という意味になる。『半落ち』は第28回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した。 ・関連作：『八日目の蝉』（2011）『人魚の眠る家』（2018）『護られなかっ...
『オーディション』（1999）は、作家・村上龍の同名小説「オーディション」を三池崇史が映画化した。劇場公開時キャッチコピー：「キリキリキリ……恐いでしょう?」「キリキリキリ……痛いでしょう?」第29回ロッテルダム国際映画祭（2000年）国際批評家連盟賞、オランダジャーナリズム連盟賞を受賞した。・関連作：『リング』（19...
『太陽』（2005）はアレクサンドル・ソクーロフ監督による露・伊・仏・瑞西の合作映画。『太陽』では、終戦直前・直後の数日間における昭和天皇の苦悩を描いており、主演にイッセー尾形が演じている。『太陽』は第13回サンクトペテルブルク国際映画祭グランプリを獲得した。 ・関連作：『東京裁判』（1983）『ヒトラー 〜最期の12...
『青～chong～』（2001）は、『フラガール』（2006）や『流浪の月』(2022）で知られる李相日監督のデビュー作である。PFFアワード2000年でグランプリ等4賞を受賞した。・『青〜chong〜』関連作品：『Kids Return キッズ・リターン』（1996）『GO』（2001）・李相日監督作品：『フラガール...
『マタンゴ』(1963)は、ウィリアム・H・ホジスンの短編小説『夜の声』を原案にした、東宝の特撮映画の歴史の中でも孤高の特撮ホラー映画。マタンゴは一度食べれると幻覚を見て夢中になっていくといい、食べた者は悲惨な最期を迎えることになる。 ・2008年には『マタンゴ 最後の逆襲』という東宝公認の続編小説が出ている。 ・『マ...
『万引き家族』（2018）は、親の死亡届を出さずに年金を不正に貰い続けていたという家族の某事件を、是枝裕和監督が脚本化し映画化した。第71回カンヌ国際映画祭・パルム・ドールを受賞。今村昌平監督の『うなぎ』（1997）以来、21年ぶりの受賞となった。また、第42回日本アカデミー賞（2019年）最優秀作品賞ほか3賞も受賞し...
『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』（2021）は『ザ・ファブル』シリーズの２作目。ファブル／佐藤アキラ 役に主演の岡田准一（V6、Coming Centuryの元メンバー）。 ・関連作：『イップ・マン外伝 マスターZ』（2018）『るろうに剣心 最終章 The Beginning』（2021）『るろうに剣心 最終章 Th...
『永遠の0』は、作家・百田尚樹のデビューの小説より。文庫版は販売部数300万部を突破し、ミリオンヒット作となった。『永遠の0』（2013）は『漫画アクション』（双葉社）の漫画版が刊行後に映画化された。第38回日本アカデミー賞（2015年）最優秀作品賞／最優秀監督賞を受賞した。山崎貴監督作品：『ALWAYS 三丁目の夕日...
