・『アンダルシアの犬』(1928)は、ルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリにより製作された短編映画。
・『アンダルシアの犬』は第1次世界大戦終結から第2次世界大戦勃発(1919年~1939年)にかけてフランスで起こった文学・芸術運動「シュルレアリスム」の傑作と評される。
・冒頭の女性が目を剃刀で切られるシーンなど、ひたすらショッキングな映像があるが、自分自身の解釈でOKな作品!
・関連作: 午後の網目』(1943) 『ざくろの色』(1971)『ホーリー・マウンテン』(1973)
映画『アンダルシアの犬』あらすじ・動画
映画『アンダルシアの犬』あらすじ
~あらすじ~
眼球を剃刀で真二つにされる女、路上に切り落とされた手首をみつめる女装の男、痙攣する掌を這い回る蟻の群れ・・・。脈略なく羅列されるイメージたち。 ルイス・ブニュエルとサルバトール・ダリが生み出した観る者に忘れ得ぬ強烈な印象を残す映像。これは一体何を意味するのか?出典:Amazon
映画『アンダルシアの犬』予告動画
「アンダルシアの犬」Un Chien Andalou(1929仏)
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映画『アンダルシアの犬』基本情報
本作(タイトル) | アンダルシアの犬/Un Chien Andalou |
公開年 | 1929年 |
上映時間/再生時間 | 15分 |
監督 | ルイス・ブニュエル |
キャスト | ピエール・バチェフ シモーヌ・マルイユ ハイメ・ミラビエス サルバドール・ダリ ルイス・ブニュエル |
音楽 | ― |
主な受賞歴 | ― |
制作会社/配給元 | ルイス・ブニュエル |
映画『アンダルシアの犬』原作紹介
脚本:ルイス・ブニュエル、サルバドール・ダリ
映画『アンダルシアの犬』関連作品
関連作として、『午後の網目』(1943)、『ざくろの色』(1971)、『ホーリー・マウンテン』(1973)を取り上げます。
これらの映画はどれも実験的で前衛的な作品であり、独自の美学と様式を持っています。
共通する点や制作秘話、役者秘話、データーなどを見ていきましょう。
まず『午後の網目』ですが、これはマヤ・デレンという女性映画作家が夫のアレクサンドル・ハッケンシュミードと共同で制作した短編映画です。マヤ・デレンはウクライナ出身のアルメニア人であり、振付師やダンサー、詩人など多彩な才能を持っていました。
この映画はシュルレアリズム的な手法で無意識の世界にカメラを向けており、夢と現実が入り混じった不思議な雰囲気を醸し出しています。マヤ・デレン自身が主演しており、彼女の美しくも神秘的な表情が印象的です。この映画は1947年にカンヌ国際映画祭で実験部門のグランプリを受賞するなど、その独創性が高く評価されました。
次に『ざくろの色』ですが、これはセルゲイ・パラジャーノフというグルジア出身のアルメニア人映画監督が制作した長編映画です。この映画は18世紀のアルメニアの吟遊詩人サヤト=ノヴァの人生を詩的に描いています。パラジャーノフは色彩豊かで装飾的な映像を得意としており、この映画でも鮮やかな衣装や小道具、美しい風景などが目を引きます。
また、音楽や歌、ダンスなども重要な要素となっており、アルメニアの伝統文化を感じさせます。この映画は当初『サヤト・ノヴァ』というタイトルで公開されましたが、その後検閲によって短縮された上で『ざくろの色』と改題されました。パラジャーノフはこの映画の後も政治的な理由で投獄されたり、作品が却下されたりする苦難に遭いましたが、その後も独自の美学と様式を貫きました。
最後に『ホーリー・マウンテン』ですが、これはアレハンドロ・ホドロフスキーというチリ出身の映画監督が制作した長編映画です。この映画は西洋や東洋のさまざまな宗教や神秘主義、錬金術などの要素を取り入れており、奇妙で衝撃的な映像が次々と展開されます。アレハンドロ・ホドロフスキー自身が主演しており、彼は監督だけでなく脚本家や漫画家、タロット占い師など多方面で活躍しています。
『ホーリー・マウンテン』は1973年にカンヌ国際映画祭で上映された際に大きな反響を呼びましたが、その後長年にわたって配給権の問題で一般公開されることはありませんでした。2007年にようやくDVD化されて広く観られるようになりました。
これらの映画はどれも実験的で前衛的な作品であり、独自の美学と様式を持っています。共通する点は、それぞれの監督や出演者が自らの文化や信念を表現しようとしたことや、政治的な圧力や検閲に苦しめられたことです。しかし、それらに屈することなく自分の芸術を追求し続けたことは、私たちにとって大きな刺激となるでしょう。
以下の作品のDVDパッケージ「画像」をクリックすると、Amazon・楽天で作品詳細等を確認することができます。
『午後の網目』(1943)
監督:マヤ・デレン
出演:マヤ・デレン
実験映画の古典として取り扱われ、有名な作品です。(監督兼マヤ・デレン演じる)主人公が帰宅すると、家の中に異変を感じとり、様子をうかがいながら二階に上がっていくと・・・。
『ざくろの色』(1971)
監督:セルゲイ・パラジャーノフ、セルゲイ・ユトケーヴィッチ
出演:ソフィコ・チアウレリ、M・アレクヤン、V・ガスチャン
『ホーリー・マウンテン』(1973)
~あらすじ~
とあるどこかの砂漠――磔にされているキリストに似た盗賊が、裸の子供たちに石を投げつけられている。自らの力で十字架から降り立った盗賊は、居合わせた小人の男と共に町へ向かう。喧騒の中にある町で、盗賊はキリスト像を売る太った男たちに捕えられ、鏡の部屋に閉じ込められてしまう。なんとかそこから脱出した彼は、高くそびえる塔を登り、最上階で練金術師の男と出会う。男の持つ錬金術の力を目の当たりにした盗賊は、その技を手に入れるため、 “聖なる山”を目指す。そこでは9人の不死の賢者たちが住み、現世を支配しているという。“聖なる山”を襲い、賢者たちから不死の術を奪うため、道中彼らは厳しい儀式を積んでいく。果たして彼らは、山頂に辿り着き、不死を手に入れることが出来るのだろうか。出典:Amazon
監督:アレハンドロ・ホドロフスキー
出演:アレハンドロ・ホドロフスキー、ホラシオ・サリナス、ラモナ・サンダース、アリエル・ドンバール、ホアン・フェラーラ
映画『アンダルシアの犬』口コミ(見どころ・感想)
映画『アンダルシアの犬』口コミ(見どころ・感想)
ひたすらショッキングな映像が羅列される様は、さながらスプラッター映画の元祖と言えましょう。
1928年という制作年を考えると、恐ろしく前衛的な作品です。ストーリーはなく、不穏な雰囲気を煽るピアノの調べにのせて、ひたすらショッキングな映像(目を剃刀で裂かれる・車に轢かれる・手から蟻が湧き出る・二丁拳銃で撃たれる等)が羅列される様は、さながらスプラッター映画の元祖と言えましょう。
また、かの高名なサルバドール・ダリが共同制作しておりますので、15分という短編映画ながら、凝縮したシュルレアリスムの世界を堪能できます。当時、その過激さゆえにカトリック教会から猛抗議を受けたという残酷描写は、今の時代に見ても新鮮に映るでしょう。
それが当時、どれほどのショックをもたらしたか考えながら鑑賞するのもまた一興です。
なにしろ難解なシュルレアリスムの手法をとった実験映画的な作品なので、芸術的素養の無い我々一般人にはどう解釈してよいものか、分かりかねるものがあります。
でも、あまり深く考えずに、見世物小屋の延長として、現在のホラー映画としてショック描写を楽しむのもありだと思うのです。
この作品はフランス映画ですが、フランスといえばそう、かの見世物小屋グラン・ギニョル劇場が存在していたではありませんか。
むしろ、私も含めてこの映画を鑑賞する人なんて、眼球切り裂きシーンに「サンゲリア」の眼球木片刺しに匹敵するショックを期待していたのではありませんか?
いずれにしても、1928年の時点でこのような時代を先取りした映画が作られていたことに驚きを禁じ得ません。
~感想~
カンフーアクション映画が大量に公開された70年代の映画の中では格闘家たちが極めて個性的です。
片腕の格闘家を狙う盲目の男はそもそも無言であり、ギロチンを使いながら相手を倒すというブル―ス・リーを頂点とする当時の香港空手映画の中では異色であるがゆえに、今でも少なからずのファンに支持された映画といえます。
主役の片腕のドラゴンもハンディのある中でなかなかのアクションを見せています。
仕える腕が一つしかないためにその腕を鍛えるだけではなく、ギロチンの男との対決ではギロチンの破壊力が随所に描かれており、盲目の格闘家のギロチンを巧みにかわしていく身のこなし方を映画の中でうまく演じている点はとても満足できる映画といえます。
映画『アンダルシアの犬』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 6.22 | 7.7 | 3.5 | 3.6 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2023年11月4日時点のものです。
映画『アンダルシアの犬』まとめ
映画『アンダルシアの犬』エンタメのまとめ
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