『トイストーリー謎の恐竜ワールド』あらすじは？恐竜の女の子が主役。新キャラ猫も登場！

映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』あらすじ・動画

映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』あらすじ

今回の主人公は、青いトリケラトプスの女の子トリクシー。おもちゃたちの持ち主のボニーは、ある日ウッディやバズたちと一緒に友達のメイソンの家へ遊びに行きます。ですがボニーはメイソンとテレビゲームに夢中になり、ウッディたちは放っておかれてしまいます。そんな中、おもちゃたちが足を踏み入れたのは、“謎の恐竜ワールド”。そこには戦うことが好きな恐竜のおもちゃたちが住んでおり、ウッディたちは彼らとの戦いに巻き込まれてしまうことに…。

ウッディやバズをはじめ、おなじみのおもちゃたちはもちろん、新キャラクターのかわいい猫のクリスマス飾り“エンジェル・キティ”も登場! 果たして、謎の恐竜ワールドでみんな無事でいられるのでしょうか?そして、ウッディたちはテレビゲームからボニーの心を取り戻せるのでしょうか?!
出典：Amazon

映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』予告動画

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映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』視聴する方法と配信サービス

映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』視聴する方法

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映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』監督・キャスト、原作紹介

映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』基本情報

映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』関連作品

『トイ・ストーリー 謎の恐竜ワールド』(2014)を楽しんだ方には、関連作として『トイ・ストーリー・オブ・テラー！』(2013)と『トイ・ストーリー4』(2019)もあわせて紹介したいと思います。同シリーズの魅力を別方向から掘り下げてみていきますが、いずれにしても、おもちゃたちのアイデンティティと存在意義を探求するという共通のテーマがあります。

短編の傑作：『トイ・ストーリー・オブ・テラー！』との共通点

『トイ・ストーリー・オブ・テラー！』もまた、『謎の恐竜ワールド』と同じく、テレビスペシャルとして制作された短編です。

共通点：主役の交代劇と新しい恐怖

• 主役の交代：『謎の恐竜ワールド』でレックスが中心となったように、『オブ・テラー！』では、ジェシーが主人公となります。彼女が過去のトラウマを乗り越え、仲間のために行動する姿が描かれており、普段は脇に回りがちなおもちゃに焦点を当てるという構成が共通しています。
• 恐怖への直面：『謎の恐竜ワールド』が「恐竜ワールド」という異世界の恐怖を描いたのに対し、『オブ・テラー！』は、車での移動中に立ち寄った古いモーテルを舞台に、仲間が次々と消えていくホラー要素を取り入れています。どちらも、おもちゃたちが直面する日常の遊びではない「危機」を描いている点が共通の魅力です。

制作秘話：短い尺での挑戦

これらの短編が制作された背景には、ピクサーが培ってきた技術とキャラクターへの深い愛情があります。長編で描ききれないキャラクターの個性を短い尺で凝縮し、テンポの良い展開と、わずかな時間で感動させるストーリーテリングを試みる、ピクサーの「短編魂」が詰まっているのです。

存在意義の探求：長編完結編『トイ・ストーリー4』へ繋がるテーマ

そして、これらの短編で描かれたおもちゃたちの「遊ばれること」への意識は、長編シリーズの最新作である『トイ・ストーリー4』へと繋がっていきます。

共通テーマ：新たな環境での「存在意義」

• ウッディの迷い：『トイ・ストーリー4』の物語は、新しい持ち主ボニーにとってウッディが必要とされていないかもしれない、という葛藤から始まります。これは、『謎の恐竜ワールド』でレックスやトリクシーが「遊ばれないおもちゃ」の気持ちを体感したのと同じく、おもちゃにとっての存在意義を深く問うテーマです。
• 仲間との絆の再確認：『4』の物語を通じて、ウッディは旧友ボー・ピープと再会し、おもちゃとしての新しい生き方を選択します。レックスが冒険を通じて自信を見出したように、ウッディもまた、自らの新しい役割と絆を見つけるのです。

制作秘話：技術の進化と感情の深化

『トイ・ストーリー4』が公開された2019年には、ピクサーのレンダリング技術は格段に進化しました。特にボー・ピープの羊の毛並みや、アンティークショップの埃の描写などは驚くべきリアルさです。

しかし、技術以上に注目すべきは、おもちゃの視点から描かれる「別れ」と「自立」という、シリーズが長年培ってきた感情の深みです。短編で描かれた脇役たちの小さな発見や成長が、長編の大きな決断へと昇華していく様子は、まさにシリーズ全体の魅力と言えます。

これらの作品を続けてご覧いただくことで、おもちゃたちがそれぞれの時代で、いかに友情と自分自身の役割を探求してきたのかが、より深く理解できることでしょう。

以下の作品のDVDパッケージ「画像」をクリックすると、Amazon・楽天で作品詳細等を確認することができます。

『トイ・ストーリー・オブ・テラー！』（2013）

声優：ジョーン・キューザック、トム・ハンクス、ティム・アレン、ドン・リックルズ

『トイ・ストーリー４』（2019）

声優：トム・ハンクス、ティム・アレン、アニー・ポッツ、クリスティナ・ヘンドリックス

『オブ・テラー！』では、行方不明になった仲間を助けるため、ジェシーが自らの恐怖心と向き合い成長します。一方、『謎の恐竜ワールド』では、トリクシーが自分の役割を再認識し、おもちゃとしてあるべき姿を見つけます。そして『トイ・ストーリー４』では、ウッディがアンディから引き継いだ使命を超え、新たな道を選ぶという究極の選択に直面します。

これらの作品は、単なる冒険物語に留まらず、「自分は何者か」「どこにいるべきか」という深い問いを投げかけます。見どころは、それぞれのキャラクターが抱える葛藤と、それを乗り越えて自己を確立していく姿です。おもちゃが持ち主のためだけでなく、自らの意思で人生（おもちゃ生？）を歩む姿は、私たちに強い感動を与えます。

シリーズを通して描かれるのは、どんな状況でも友情を信じ、前に進むことの大切さです。新しい仲間や異なる価値観と出会い、彼らが成長する姿は、まさに『トイ・ストーリー』が長年愛される理由と言えるでしょう。

映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』口コミ（見どころ・感想）

映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』口コミ（見どころ・感想）

今回の作品はテレビ放送用の短編ストーリーであるとはいえ、ウッディとバズたちの新たな持ち主となったボニーという女の子が登場します。彼女は前作『トイ・ストーリー3』の最後でアンディから彼らのおもちゃたちを引き継いだことから、この作品は『トイ・ストーリー3』から直接続くストーリーであると捉えることが出来ます。

しかし、今回の主人公はボニーでもウッディでもバズでもなく、トリクシーという恐竜の女性キャラクターで（正確な年齢は不明で、若者でもあり老婆でもあります）。

彼女たちが進出する新たな舞台は、謎に満ちた恐竜ワールドで、そこでの彼女たちの活躍を描いています。

ただし、弁当男やポテトヘッドの夫など、レギュラーキャラクターたちはボニーの家でお留守番をしており、残念ながら彼らの出番はほとんどありませんでした。

また、ジェシーのロバやポテトヘッドの妻など、いつものメンバーのうちの何人かは全く登場せず、その存在が感じられませんでした。

さらに、今回初めて登場したネコザウルスというキャラクターは、表情が少なく、話し方が冷たく感じられ、他のキャラクターと比べて違和感を覚えました。恐竜ワールドの中でも、特に心を惹かれるキャラクターがいませんでした。唯一の例外はぜんまい仕掛けのハゲタカの曹長だけでした。

こちらは、「トイストーリー3」の物語を引き続いて描いたテレビシリーズの第2作目です。それはまさに2年前のことで、私が「トイ・ストーリー」のテレビ版を初めて目にしたときのことです。

テレビ版であるにもかかわらず、そのクオリティの高さには驚かされました。わずか22分という短い時間の中に各シーンが詰め込まれており、一瞬たりとも目が離せませんでした。

それを見ているとつくづく感じるのは、ピクサーらしさがしっかりと維持されていたことです。「よくぞ、こんな素晴らしい作品を作ってくれた」と心から感謝しました。

バズが自分をおもちゃだと理解できない恐竜に対して放ったあの一言は、映画第一作を観た者には微笑ましいジョークになっていました。

さて、その短編は一見するとトイストーリー1の再編集のように思えるかもしれません。

舞台は「トイ・ストーリー3」から登場する恐竜のレックスの友人、トリクシーが主役となる、未開封のおもちゃたち、「バトルサウルス」が支配する世界でウッディたちが抜け出そうとする物語です。

その中で、バトルサウルスのマキシマスは、自分がおもちゃだという自覚を深めながら、自身のアイデンティティについて悩んでいます。

バズと同じく遊んでいるのに自らを「スペースレンジャー」と誤認していた彼の行動は、「スペースレンジャー」役しかアンディに与えられなかった事情があるからでしょう。

そんな彼に対して、ボニーという存在がいて、マキシマスは「バトルサウルス」以外の役を与えられる。

つまり、おもちゃの本質は「他の何かになれること」であるというテーマに焦点が当てられています。

この作品はスティーブ・パーセルが監督を務めた「トイ・ストーリー3」のその後を描いた短編の一つです。ボニーの友達の家で、未開封のおもちゃたち、すなわち恐竜の世界を統治するおもちゃと出会う。

この作品では、先行する「トイ・ストーリー1」で語られていた設定を活かし、神が全てを予定しているという思想にも見える、「遊ばれずにそのままの世界」が描かれています。

しかし、バズを通じて語られる物語は、子供と一緒に遊ぶことで自身がおもちゃであるという自覚を深め、自己認知を得ることです。

それはまさに、おもちゃ同士の物語を通じて個人の自由やアイデンティティを探求するという、大きなテーマに繋がっていきます。

かつての恐竜のおもちゃたちは、まるで洗脳されたように自身の役割に縛られていたのです。

しかし、原点に戻る一つの旅のように、彼らは自分自身を見つめ直し、自分らしさを再び取り戻していくのです。

第3作以降では、新たにボニーという少女の人形が登場し、その中には舞台俳優のようなキャラクター、プリックルパンツが含まれています。この設定によって、おもちゃが演技をする、あるいは俳優のように存在するという新たな描写が追加されました。

また、同じ恐竜のおもちゃであるトリクシーは、ボニーに自分が演じたい役を与えられないことに不満を抱いています。

しかし、他のおもちゃがそれぞれの設定に縛られ演じる過程を通じて、自分が与えられた役を全力で演じきること、そしてそれを通じて子供たちを楽しませる喜びに気づくようになるのです。

第1作では、子供が神のような存在で、おもちゃはその操り人形のような設定でした。

しかし、今作ではそれが改められ、子供たちは演出家や製作側といったポジションで、おもちゃたちはそれを演じる役者という立場で、お互いが共に作品を創り上げるパートナーであることが強調されています。

ウッディとバズという、トイストーリーにおける主要なキャラクターたちの登場シーンが非常に少なく、またジェシーというキャラクターはほぼ全く登場しなかったことについてお話しします。

トイストーリーの全キャラクターは一人一人が非常に個性がはっきりとしていて、愛らしさと面白さが共存しています。しかし、その中でも特にウッディとバズの行動や会話は、その魅力が一際際立っていて、彼らが出てくるシーンが一番楽しみであると言えるでしょう。

なので、彼らの登場シーンが少ないことにより、作品全体としては少し物足りなさを感じてしまいました。本編の総時間は20分程度ですが、トイストーリーの物語は非常に魅力的で、我々視聴者を深く引き込んでしまう。それ故、ずっと観続けていたいと思わせてしまうのです。

映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』評価は？

※本作品の配信情報は2025年12月4日時点のものです。
配信が終了している、または見放題／レンタルが終了している可能性がございますので、配信状況については、各動画配信サイト/アプリにてご確認ください。

映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』まとめ

映画『トイ・ストーリー謎の恐竜ワールド』エンタメのまとめ

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