・『じゃりン子チエ』(1981)は大阪を舞台に、個性的なキャラたちの下町人情ドラマを描いた長寿漫画を映画化した作品。
・チエこと竹本 チエは、小学5年の女の子。父親は仕事をしないので、代わり自分でホルモン焼き屋を切り盛りしている。チエの飼い猫は小鉄(こてつ)で、額にある三日月状の傷がトレードマーク。
・『じゃりン子チエ』の登場人物のほとんどが吉本興業の芸人が声優を務めている(西川のりお、上方よしお、横山やすし、西川きよし、島田紳助、松本竜介・・・)
・竹本テツ役の漫才「西川のりお・上方よしお」ののりおは、アフレコ「2日拘束されてギャラは5万円だった」と語っている。
・大阪を舞台にした関連作:『泥の河』(1981) 『大阪物語』(1999) 『ごめん』(2002) 『大阪ハムレット』(2008)
映画『じゃりン子チエ』
~あらすじ~
大阪の下町でホルモン焼き屋を営む竹本家で、ぐうたらな父親・テツに代わり店を切り盛りする小学5年生の少女・チエ。彼女のいちばんの楽しみは別居中の母親・ヨシ江とこっそり会うことだったが、2人で縁日を回る姿を偶然テツに目撃されてしまい…。出典:楽天TV
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映画『じゃりン子チエ』予告動画
【公式】じゃりン子チエ なにわのどらン猫セレクション「小鉄・ジュニアの秘められた過去」 (1981)
映画『じゃりン子チエ』配信状況
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映画『じゃりン子チエ』監督・キャスト、原作紹介
映画『じゃりン子チエ』基本情報
本作(タイトル) | じゃりン子チエ |
公開年 | 1981年 |
上映時間/再生時間 | 1時間50分 |
監督 | 高畑勲 |
キャスト・・・声優 | 竹本チエ・・・中山千夏 竹本テツ・・・西川のりお 丸山ミツル・・・上方よしお アントニオ/アントニオJr.・・・横山やすし 小鉄・・・西川きよし マサル・・・島田紳助 タカシ・・・松本竜介 おバア・・・京唄子 おジイ・・・鳳啓助 カルメラ兄・・・ぼんちおさむ 竹本ヨシ江・・・三林京子 花井渉・・・桂三枝 花井拳骨・・・笑福亭仁鶴【三代目】 社長・・・芦屋雁之助 客・・・岸野一彦 客・・・今西正男 客・・・緒方賢一 客・・・増岡弘 女・・・山本圭子 マサルの母・・・太田淑子 署長・・・永井一郎 ペコちゃん・・・高坂真琴 |
音楽/主題歌 | オープニングテーマ「じゃりン子チエ」ビジーフォー(グッチ裕三、モト冬樹) エンディングテーマ「春の予感」ビジーフォー(グッチ裕三、モト冬樹) |
主な受賞歴 | ― |
制作会社/配給元 | 多賀英典、トムス・エンタテインメント、テレコム・アニメーションフィルム/東宝・東京ムービー新社 |
映画『じゃりン子チエ』原作紹介
原作:「じゃりン子チエ」(連載 weekly漫画アクション(単行本)双葉社刊) はるき悦巳
脚本:高畑勲、城山昇
映画『じゃりン子チエ』関連作品
『じゃりン子チエ』は大阪を舞台にした下町人情ドラマを描いた漫画、テレビアニメでした。
ここでは、大阪を舞台とした実写、映画を紹介していきます。
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『泥の河』(1981)
~解説・あらすじ~
第13回太宰治賞受賞の宮本輝の同名小説を、これが監督デビューとなる小栗康平が映画化。河口の食堂に住む少年と対岸に繋がれた船で売春を営む母を持つ姉弟との出会いと別れを軸に、社会の底辺で生きる人々の姿をきめ細やかに描いた人間ドラマ。日本が高度成長期を迎えようとしていた昭和31年。大阪・安治川の河口で食堂を営む板倉晋平の息子・信雄は、ある日、対岸に繋がれているみすぼらしい船に住む姉弟と知り合う。その船には夜近づいちゃいけないと父からは言われていた……。
出典:Amazon
監督:小栗康平
出演:田村高廣、藤田弓子、朝原靖貴、加賀まりこ、桜井稔、柴田真生子
『大阪物語』(1999)
~あらすじ~
私の名前は霜月若菜(池脇千鶴)。大阪で生まれて大阪で育った。14歳。
おとうちゃん(沢田研二)とお母ちゃん(田中裕子)は、売れない夫婦漫才 “はる美&りゅう介”。弟が一人。
平凡で幸せな毎日と思っていた秋のある日、お父ちゃんの愛人に子供ができて 離婚することになった。
別れた夫婦漫才は人気が出るらしいが、“はる美&りゅう介”は例外だった。
そして夏、お父ちゃんは家を出た。
お父ちゃんを探すために私も家を出た。出典:Amazon
監督:市川準
主題歌/挿入歌:尾崎豊
池脇千鶴、南野公助、沢田研二、田中裕子、ミヤコ蝶々、剣太郎セガール、小林麻子
『ごめん』(2002)
~あらすじ~
セイこと七尾聖市は大阪郊外に住む小学校6年生。ある日、授業中にセイは後ろの席のキンタに突然カンチョーされて思わずチビってしまった。慌ててトイレに駆け込み確かめると、なんか変。白くてべっとりしているのだ。“これ、オシッコとちゃうやん!”。クラスのみんなより一足先にオトコになったセイは、以来、身体の変調に戸惑うばかり。ある日、セイは京都の祖父母の家に遊びに行った。そしてお使いに出た漬物屋で、ナオちゃんと呼ばれる少女に出会い一目惚れする。セイは友達にゲキを飛ばされ、再びナオちゃんに会いに京都へ行くのだが…。出典:Yahoo!映画
監督:冨樫森
出演:久野雅弘、櫻谷由貴、花佐藤翔一、栗原卓也、國村隼、河合美智子、森毅
『大阪ハムレット』(2008)
~あらすじ~
シェイクスピアの“ハムレット”のような複雑な家庭環境に加えて、兄弟は深刻な悩みを抱えている。中3の長男は、恋する年上のファザコン女性に「私のお父ちゃんになってほしい」と言われ困惑する。ヤンキーの次男は、自分が例えられた“ハムレット”が近所のペットでないことが解決したものの、ふと自分の顔がお父ちゃんに似てないことに気づき、家族と人生について悩みだす。小学生の三男は、将来の夢を聞かれ、「女の子になりたい」と大宣言…。出典:Amazon
監督:光石冨士朗
主題歌/挿入歌:倉木麻衣
出演:松坂慶子、岸部一徳、森田直幸、久野雅弘、大塚智哉、加藤夏希、白川和子、本上まなみ、間寛平
映画『じゃりン子チエ』口コミ(見どころ・感想)
映画『じゃりン子チエ』口コミ(見どころ・感想)
特筆すべき点は、登場人物のほとんどが吉本興業の芸人さんが声をあてているところ。
大阪の下町が舞台の人情アニメです。特筆すべき点は、登場人物のほとんどが吉本興業の芸人さんが声をあてているところ。よく「アニメの関西弁は不自然」と言われますが、この作品においては極めて自然で味のある演技がみどころです。登場人物もとても個性的。アクの強い人物が多いのですが、それでいて不協和音を奏でることなくうまく下町の雰囲気が描かれています。それぞれきちんと性格や背景も設定されていて、魅力的なキャラクターです。主人公・チエは父親とふたり暮らし。
まじめに働かない父に代わってホルモン屋を切り盛りしています。父親のことは「お父さん」と呼ばずに「テツ」と名前で呼ぶチエちゃん。
そんなチエちゃんと下町に暮らす人々の物語です。~感想~
テレビアニメシリーズもあるこの作品。
ドンドコと楽しいオープニング曲もユニークで、楽しみにしてよく見ていました。
こちらの映画版のほうも原作にかなり忠実です。
「うちは日本一不幸な少女や」と言いながらも「テツー!!」と父親を叱り飛ばすチエちゃんは観ていて元気がもらえます。
父親と二人暮らしですが、母とは死別ではなく別居。
その母とテツと3人で出かけるシーンもよかったです。
お調子者の割りに妻とはうまく話せない父親に代わって、場の空気を変えようとする姿は健気でほろりときます。
ある一定以上の年齢層の関西人なら、大阪の下町に行くと「テツー!」という声が聞こえてきそうに感じる、関西では有名作品。
古い映画ではありますが、当時の大阪下町の雰囲気を味わえる良作です。
映画『じゃりン子チエ』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 7.79 | 7.1 | 3.9 | 4.48 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2021年7月14日時点のものです。
まとめ
『じゃりン子チエ』。小学生の頃、学校から戻ってきたテレビで放送されていたのを思い出します。
大阪の下町でホルモン焼き屋で、大阪弁なんだけど、チエがなんか野良猫!?としゃべっているのが、なんだかんだ可笑しくて・・・。
今回紹介したのは劇、劇場版『じゃりン子チエ』。ジブリで知られる高畑勲監督の名がありますね。
大人になって知った、分かったことではありますが、高畑監督の意図は「(原作とは異なる)1960年代後半の大阪を舞台としたじゃりン子チエ」、物語・ファンタジーの創出なのだそうです。
吉本興業の芸人が声優を務めていることもありますが、自分がかつて見ていたTV版とは違うのだということです。
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