映画『黒い罠』動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2022-12-06

POINT

・『黒い罠』(1958)は、1956年に出版されたホイット・マスタースンの探偵小説『黒い罠』が原作で、オーソン・ウェルズ監督による映画(フィルム・ノワール)。
・『黒い罠』には試写会版(109分)と劇場公開版(96分)とが存在する。
・撮影後のトラブルもあり、ウェルズにとって『黒い罠』がアメリカにおける最後の監督作品となった。
・関連作:『暗黒街の弾痕』(1937)『第三の男』(1949)『不審者』(1951)『キッスで殺せ!』(1955)『暴力団/ビッグ・コンボ』(1955)

映画『黒い罠』あらすじ

~あらすじ・解説~
メキシコ国境の小さな町で起こった車の爆殺事件。偶然にも現場を目撃したメキシコ政府の特別犯罪調査官ヴァルガスは事件の捜査に乗り出すが、アメリカ側の担当者であるクインラン警部はヴァルガスの介入を露骨に拒否。だが上司の命令で、クインランはやむなくヴァルガスと共同捜査を開始する……。国境の町に拡がる陰謀を描いたW・マスターソンのミステリ小説を、O・ウェルズが脚色・監督したフィルム・ノワールの傑作。

映画『黒い罠』予告動画

映画『黒い罠』基本情報

邦題黒い罠
原題Touch of Evil
公開年1958年
上映時間1時間33分
監督オーソン・ウェルズ
キャストラモン・ミゲル・ヴァルガス・・・チャールトン・ヘストン
スーザン・ヴァルガス・・・ジャネット・リー
クインラン警部・・・オーソン・ウェルズ
グランディ・・・エイキム・タミロフ
サンチェス・・・ヴィクター・ミラン
モーテルの夜間勤務者・・・デニス・ウィーバー
パンチョ・・・バレンティン・デ・ヴァルガス
アル・シュワルツ・・・モート・ミルス
ターニャ・・・マレーネ・ディートリヒ
ピート・・・ジョゼフ・キャレイア
マーシャー・・・ジョアンナ・ムーア
アーデル地方検事・・・レイ・コリンズ
ストリップクラブのオーナー・・・ザ・ザ・ガボール
検死官・・・ジョゼフ・コットン
ハワード・フランク・・・ウィリアム・タネン
バーにいるストリッパー・・・エヴァ・ガボール
バーテンダー・・・キーナン・ウィン
音楽ヘンリー・マンシーニ、ジョセフ・ガーシェンソン
受賞歴
制作アルバート・ザグスミス/ユニバーサル・ピクチャーズ

関連作品

『暗黒街の弾痕』(1937)

出所した前科者エディは恋人のジョーンと結婚し、真面目に働いていくことを決意する。しかし、世間の前科者に対する風当たりは冷たく、新婚旅行先のモーテルでは追い出しをくらい、やっとありついた職もすぐに失ってしまう。怒りと苦しみだけが募っていく毎日。そんな時銀行が何者かに襲われ、エディに濡れ衣が着せられる。誰も信じてくれない、悲劇の歯車は回り始めた・・・。
出典:TSUTAYA DISCAS

『第三の男』(1949)

『不審者』(1951)

アメリカンドリームの暗い面を描いたジョゼフ・ロージーの初期作。DJの妻・スーザンが、誰かに浴室でのバスローブ姿を覗き見られたと警察に通報する。不審者は見付からなかったが、同じ夜再び男が現れ、結婚生活に行き詰まっているスーザンを誘惑し…。
出典:Amazon

『キッスで殺せ!』(1955)

タフで女好きの私立探偵マイク・ハマーは深夜の幹線道路上で謎めいた女と出会い車に乗せる。その後、彼らは何者かに拷問され、転落事故に見せかけて車ごと崖から突き落とされる。マイクは一命をとりとめたが女は死んだ。女がある大掛かりな陰謀の秘密を握っていたことに気づいたマイクは、その陰謀を暴くため危険な捜査に乗り出す。
出典:Amazon

『暴力団/ビッグ・コンボ』(1955)

映画『黒い罠』口コミ(見どころ・感想)

映画『黒い罠』口コミ(見どころ・感想)

映画『黒い罠』は真の映画マニアにとって、もはや伝説的な作品!
~見どころ~ 一般に知名度としてはそれほど高くない様子のこの映画ですが、後続の映画作家や評論家、そして真の映画マニアにとっては、もはや伝説的な作品として語られる存在となっています。監督オーソン・ウェルズが仕掛けたさまざまな映画作法上の試みがいちいち冴えており、目が離せません。なんといっても一番のみどころは、オープニングの長回しでしょう。アメリカ・メキシコの国境検問所を背景に、たくさんの車とたくさんの人物が入り乱れて演技をしており、その中に主人公のチャールトン・ヘストンが現れてヒロインと会話をすると、ばっちりなタイミングで車のひとつが爆発、全員がそちらを振り返る・・・そんな一連の流れを、いっさいカメラを止めずに連続で撮影しています。どれだけの準備とどれだけの練習と、どれだけの撮り直しの末に成功した場面なのでしょう!まさに伝説的なオープニング!~感想~ オーソン・ウェルズが監督をしているだけでなく、悪役として出演もし、貫禄たっぷりに凄みをきかせ、それをチャールトン・ヘストンやマレーネ・ディートリヒといった大御所役者たちが支えています。ばっちりの演技力に裏打ちされた俳優たちの共演に、『市民ケーン』で有名なオーソン・ウェルズの映画作家としてのこだわり映像が続々と投入され、細かい演出までいっさい目が離せません。犯罪映画としても、フィルム・ノワールとしても、ひとつの完成形と言えるのではないでしょうか。そして何よりも、「オーソン・ウェルズってどんな人?」と、彼のことをよく知らない人に見てほしい映画です。サスペンス映画なのでストーリーに難しいところはなく、しかし重厚な彼の演出と演技を存分に楽しむことができる作品です!

映画『黒い罠』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数7.038.03.83.7
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2022年12月6日時点のものです。