映画『未来世紀ブラジル』動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2021-10-10

POINT

・『未来世紀ブラジル』(1985)の舞台は、情報統制がなされた「20世紀のどこかの国」の暗黒社会。
・テリー・ギリアム監督は、『未来世紀ブラジル』が『バンデットQ』(1981)に始まり『バロン』(1989)で終わる「3部作」の2作目と称している。

タイトルの「ブラジル」は内容とは関係なく、全編で使われている「Aquarela do Brasil」(「ブラジルの水彩画」)からそのまま引用したもの。
・関連作: 『あやつり糸の世界』(1973) 『アフター・アワーズ』(1985) 『トータル・リコール』(1990) 『12モンキーズ』(1995)

映画『未来世紀ブラジル』あらすじ

20世紀のどこかの国。情報局の小官吏サムの慰めはヒーローになった自分が天使のような娘と大空を飛ぶ夢想に耽ることだった。ある日、書類の印字ミスから善良な靴職人が大物テロリストと間違われて処刑されてしまう。後処理のため未亡人のアパートを訪れたサムは、そこで夢の中の娘に出会う……。

映画『未来世紀ブラジル』予告動画

映画『未来世紀ブラジル』基本情報

邦題未来世紀ブラジル
原題Brazil
公開年1985年
上映時間2時間23分/2時間11分
監督テリー・ギリアム
キャストサム・ラウリー・・・ジョナサン・プライス
ジル・レイトン・・・キム・グライスト
M・カーツマン・・・イアン・ホルム
アーチバルド・“ハリー”・タトル・・・ロバート・デ・ニーロ
スプール・・・ボブ・ホスキンス
ジャッフェ医師・・・ジム・ブロードベント
ハーヴェイ・ライム・・・チャールズ・マッケオン
ウォレン・・・イアン・リチャードソン
アルマ・テレイン・・・バーバラ・ヒックス
ヘルプマン・・・ピーター・ヴォーン
スパイロ・・・ブライアン・プリングル
ジャック・リント・・・マイケル・ペイリン
ダウサー・・・デリック・オコナー
音楽マイケル・ケイメン
挿入曲:"Sam Lowry's 1st Dream" ケイト・ブッシュ
受賞歴・第11回ロサンゼルス映画批評家協会賞(1985年)作品賞/脚本賞
制作エンバシー・インターナショナル・ピクチャーズ/20世紀フォックス、ユニバーサル・ピクチャーズ

関連作品

『あやつり糸の世界』(1973)

未来研究所では、仮想世界を作り出し未来社会を厳密に予測できる「シミュラクロン」の開発が進められていた。ある日、研究主任のフォルマー教授が謎の死を遂げ、シュティラー博士が後任に就く。するとシュティラーも奇妙な事態に遭遇する。保安課長ラウゼが忽然と姿を消し、エーデルケルンという別の人物が以前から保安課長だったとされているのだ。やがてシュティラーは自らシミュラクロンによって仮想世界に入り込む実験を行う。現実そっくりなコンピューターによる虚構の空間。そこでシュティラーは消えたラウゼの姿を見かける…。
出典:Amazon

『アフター・アワーズ』(1985)

仕事帰りのサラリーマンが体験する奇妙な一夜を、ダイナミックに描いたブラック・コメディの傑作。次々に現れる不可解な登場人物とシチュエーション、そしてそれに翻弄され続ける主人公。やっとトラブルから解放されたと思いきやもう翌朝、出勤時間になってましたとサ、という皮肉なオチまで一気に映像が突っ走る。
出典:TSUTAYA DISCAS

『トータル・リコール』(1990)

2084年。建設労働者のクエイドは、娯楽で記憶を売るリコール社に行くが、うまく記憶を得られない。
その帰り、謎の集団に襲われたクエイドは、自分の記憶が偽物であることを知り、本当の記憶を求めて火星の植民地に向かう…
出典:Amazon

『12モンキーズ』(1995)

映画『未来世紀ブラジル』口コミ(見どころ・感想)

映画『未来世紀ブラジル』口コミ(見どころ・感想)

ネット社内への警鐘なんでしょうか?
~見どころ~ ストーリーはかなり難解で、正直言って謎のままですが、コミカルなシーンもあるのでくすっとは笑えると思います。一応、タイトルの通り、未来の設定なんですが、まったく未来をとらえていません。残念。でもそこがこの映画のいいところでもあり、他にはない面白さを感じます。ちなみにブラジルではなさそうです。未来というより、夢と現実社会のように思います。未来と感じない点は多々あるのですが、手続きや署名など書面上の手続きが多いこと。ネット社内への警鐘なんでしょうか?この映画の描く未来は、情報が管理された社会ということみたいです。書類のミスによりテロリストと間違えられるので、そういうメッセージが込められた作品なのかもしれません。ハッピーエンドではないけど、とってもポジティブな作品です。~感想~ 話の内容は全然頭に入ってこないし、イマイチ。前半はまったく意味わからず、途中で観るのをやめようかと思ったけど、突然、謎の急展開にストーリーが進んでいき最後まで鑑賞しました。なんで高評価なのかよく分からないけど、他の作品にはない世界観的なものはとても感じる作品でした。かなり昔の作品でもあるので、今見るとかなりアナログな演出ばかりでしたが、この時代の映画として観ればレトロ感満載でそれなりに映像としても美しいものではないかと感じます。ぶっちゃけストーリーはあんまりって感じなのですが、なぜか記憶に残る不思議な作品だと思います。色んな映画を見てきて、たまには変わった映画みたいなって思っている人におすすめです。
今見ると思わず笑っちゃうような世界観も秘密的な感じがして、子供心(男子)をくすぐります。
~見どころ~ この作品は近未来ディストピアに夢か幻かというような、いい意味で混乱に陥るような幻想的な雰囲気を混ぜ合わせたような作品のため、そのような作品が好物な方におすすめですね。ダクトがインフラという、いかにも昔のSF映画という感じの、今見ると思わず笑っちゃうような世界観も秘密的な感じがして、子供心(男子)をくすぐります。登場人物も一癖も二癖もある人ばかりで、おもちゃ箱をひっくり返したような遊びがあり、滑稽且つ楽しいです。整形ばかりして顔が変になっていく夫人がモブにいるんですけど。見る度に容姿に変化があり、最後には…というサイドストーリー的なものも随所に盛り込まれていて、一口で二度楽しめるような要素も併せ持つ作品でもあります。~感想~ 超現実的な映画でおかしなストーリーの一方でただならぬ芸術性も感じます。舞台設定は今ではよくある謎の存在が支配する退廃的な近未来世界…なのです。が、役所のデータ転送システムが所内に張り巡らされたダクトを通じて、郵便のように書類が移動するという、それはひょっとしてギャグなのか…と思わず苦笑してしまう謎世界です。ただ、システマティックでデジタルな管理システムと、今ではありきたりなため、この世界観の個性は逆に抜きん出ていてやたら印象に残ります。印象に残ると言えば、現実世界と夢の世界のコントラストです。現実ではスーツで身を固めたいかにもなお役人なんですが、夢の世界だと中世の騎士姿で威風堂々としています。急に夢のシーンになるので毎回そこで一瞬頭に「?」が点灯します。キャラクターでは少しの出演ですがロバート・デ・ニーロが、やっぱり印象に残ります。彼は統制された世界を唯一逸脱している存在で、とても魅力的に映ります。ダクトをまたたく間に直す修理能力を持っていて、どこかマリオのような感じがするのも良いです。彼との邂逅が主人公の固定化された観念を変化させるトリガーになっていて、出番は少ないけれどやたら存在感があります。ストーリーは序盤、中盤で爆発がありますが、その爆発で起承転結までふっ飛ばされたかのように先が読めないものになっていきます。難解で世界観も特殊なため見る人を選ぶ作品だと思いますし、一度見て理解できる人も多くはない作品だと思いますので、ネットで考察記事を読んだりする楽しみもあります。
映画『未来世紀ブラジル』評価は?
評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数6.827.93.83.77
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本作品の評価情報は2022年6月19日時点のものです。