夢と希望に溢れたアニメーションの世界ですが、アニメの魅力はそれだけではありません。
背筋も凍る様なホラーもまた、アニメの見せてくれる魅力の1つです。
今回は、Hulu(フールー)で視聴できる様々なジャンルのホラーアニメを集めました。
異形の化物から人間の狂気まで、あらゆる恐怖があなたを襲うでしょう……。
※ 紹介する各作品は、Hulu(フールー)で確認してくださいね。
Huluで!背筋も凍るホラーアニメを楽しもう
押し寄せる不死者の恐怖!「HELLSING OVA」
英国で頻発する猟奇殺人事件。
その裏には、人の道を外れ外道に落ちた人外の化物がうごめいていた。異形のものになす術なく蹂躙される人間たち。
しかし、そんな化物を密かに刈り取る者達がいた。
王立国教騎士団・通称「ヘルシング機関」。伝説の吸血鬼狩りの子孫ヘルシング卿、日光を克服した吸血鬼の王アーカード、巻き込まれた婦警セラス。
吸血鬼に関する事件を解決していく中で、彼女達は途轍もない悪意に満ちた計画に立ち向かう事になる。
平野耕太原作の大人気漫画のOVA作品。
原作特有の迫力ある独特な画、心を掴む印象的な台詞回し、圧倒的暴力による恐怖と絶望を十二分に再現しているレベルの高いアニメ化です。
吸血鬼による大虐殺、化物と化物の壮絶な戦いを描いた作品ではありますが、作品の根底に流れるのは“人間讃歌”です。
化物を倒すのはいつだって人間だ。
人間であることを諦めてしまった弱い男は、人間の強い光に憧れる。いつか誰かが、自分を打ち倒してくれると信じて。
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田舎の村で起きた惨劇の真実とは?「ひぐらしのなく頃に」
昭和58年6月。一見のどかだが、ダム開発を巡る対立やここ数年の死亡事件などでどこか不穏な空気が流れる田舎の村、雛見沢。
この村を舞台に繰り広げられるいくつもの惨劇。
村全体に追い詰められ、誰も信じられない極限の状況で孤独に戦う少年の悲劇、鬼隠し編。
立ち入り禁止の祭具殿に忍び込んでしまったが故に、秘密を守る者から受ける壮絶な拷問と死を描く綿流し編。
少女を守るために殺害した男の死体が消え、仲間達も次々に消えていく恐怖を描く祟殺し編。
異なる世界の惨劇のカケラが1つになる時、そこにあるのは希望か絶望か……。
残酷すぎる描写で話題になった名作ホラーアニメ。そのショッキングな内容から、急遽放送中止になり謎のボート映像が流れ始めたのは、あまりにも有名です。
雛見沢という田舎の村で起こる惨劇。
少年少女達が狂気に落ち入り、昨日まで笑いあっていた仲間達を惨殺し始めます。
同じ場所、同じ人々で描かれるオムニバスストーリー。……の様ですが、実は全ての事件は繋がっています。
繰り返される惨劇は、全てとある少女が体験した地獄の物語。猟奇的な面が目立ちがちですが、この作品は“絆”の物語です。
繋いだ絆の力で、悲劇を喜劇という演目へ変える事ができるのか……。
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ホラー界の天才伊藤潤二の世界!『伊藤潤二コレクション』
ホラー漫画の天才伊藤潤二の世界を余すところなくアニメ化したオムニバス作品。
何度も映画化され、ホラー映画界最恐ともうたわれた伝説の作品「富江」。
不気味な少年双一が主人公の、どこか滑稽で不気味で可笑しな「双一シリーズ」。
他にも、伊藤潤二傑作選からファン納得の名作を丁寧にアニメ化。
アニメで伊藤潤二の恐ろしく不気味で、そしてどこかちょっと可笑しいあの世界を完全再現しています。
作画や構成、伊藤潤二という世界の構成にはかなり気合が入っているのですが、声優もまた毎回豪華メンバーを揃えています。
名物キャラ双一には、キテレツ大百科のトンガリなどでお馴染みの三ツ矢雄二氏を起用。
双一の不気味で滑稽な雰囲気にピッタリです。
他にも、大人気イケメンボイス声優の緑川光氏を始め、名塚佳織、下野紘、吉野裕行、石田彰などなど、本当に数多くの人気声優が参加しています。何れ劣らぬ実力の役者さんばかりです。
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次は、ちょっと新しめ。ネットもまだ普及しつつある1990年代のお話です。
電脳に潜む不確かな恐怖。「Serial experiments lain」
インターネット技術が高度に発達した現代。
14歳の少女、岩倉玲音(れいん)はどこにでもいる普通の少女だった。
しかし、電脳世界「ワイヤード」へとアクセスするネットワーク端末「NAVI」を手に入れてからは、ITに対する異常な才能を見せ始める。
そして、自殺した同級生からのメールを受け取った時、玲音の日常は変わり始める。
「何が現実で何が虚実なのか?」
「誰が本当で誰が嘘か?」
「私は玲音か、それともlainか。」
現実と自分が、少しずつ壊れていく…。
カルト的人気を誇るテレビゲームのアニメ化。
現実と電脳世界が入り混じり、何が本当で何が嘘なのかを見失っていきます。
信用できると思ってた人が実は嘘まみれの存在だったり、身近な人物の心が壊れて正気を失ってしまいます。
壊されていく日常の恐怖。自分ではない自分、「lain」の存在。
1990年代後半のまだインターネットが普及しきってない時代に、電脳世界への漠然とした恐怖と期待、神の領域にまで神聖化された電脳信仰を描いた作品です。
最恐ホラーを体験したいなら、Huluで!
ホラー作品は、人間を恐怖と絶望の中に叩き落とします。
しかし、そんな中で人間性を失わず、戦う人間の姿を描くのもまたホラーです。
未知の恐怖に捕らわれ、為すがままにされるのも、恐怖を乗り越えて、勇気を持って戦うのもホラーの魅力だと思うのです。
Huluには、アニメに限らず、様々なホラー作品があります。
時には恐怖と遊ぶのも、悪くないんじゃないでしょうか?
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