ここでは「DAZN(ダゾーン)で配信動画がダウンロードできる・できない!?」を説明していきます。
・「ダウンロード機能」の代わりに、ライブ放映後にも視聴できる「見逃し配信機能」がついた。
・「見逃し配信機能」もしくは「特集」「ハイライト」の画質は「低画質/標準画質/高画質」から選択可能。提供期間は各スポーツによって異なるが、原則として30日間。
備忘録:「ダウンロード機能」はAndroidかiOSのスマートフォン、タブレットのデバイスに限定。
備忘録:ダウンロード機能」の保存先は「内部ストレージ」もしくは「外部ストレージ」で約6日間の期限で視聴可。その他特集コンテンツで28日間。
DAZNダウンロード不可に!見逃し配信機能・ハイライト配信機能を
DAZNは2019年のころから日本で利用の需要が高いサービスとして、テスト運用として、「ダウンロード機能」を公開しました。このためにデバイス(端末)へ見たい試合を取り込んで、持ち運ぶことができるようになりました。
しかし「ダウンロード機能」は2021年6月30日をもって終了しました。そのためDAZNの「ダウンロード機能」はありません。(2023年2月時点)
(ちなみにDAZNをダウンロードできるアプリやソフト、外部ツールについて検証してみましたが、結論は見つかりませんでした。全てエラーではじき出されます。)
「ダウンロード機能」の後続として、ライブ放映後に視聴できる「見逃し配信機能」がついています。「見逃し配信機能」の提供期間ですが、各スポーツによって異なりますが、原則として30日間となっています。
また見どころをピックアップした「ハイライト配信」もあります。注目のシーンをまとめてみるのにもって来いです。
いずれにしても、ライブ放送を見られなかった場合で、好きな時間に視聴することができるが便利でありメリットだと思っていましたが、実質オンラインでないと見られないため、従量制の場合だと通信量がかかるためにデメリットになりかねません。
以下、ダウンロードしてオフライン視聴するための、”備忘録”となります。もし「ダウンロード機能」が復活した場合のための参考としてください。
DAZNダウンロードしてオフライン視聴(備忘録)
DAZN(ダゾーン)視聴するための方法とサービスの基本的な仕様についてです。
「ダウンロード機能」は、機内モードなどのオフライン時に、デバイス内に保存しておいたコンテンツを視聴できるというものです。
このダウンロード機能が追加されたアプリは、AndroidかiOSのスマートフォン、タブレットのデバイスでダウンロードしたものに限定されます。
よって、スマートテレビやSTB(セットトップボックス)、パソコンのブラウザ経由では利用することができません。
ダウンロードが利用できるコンテンツは、「見逃し配信」もしくは「特集」、配信日時の決まっている「ハイライト」コンテンツになります。「ライブ中継配信」には対応していません。
同種のスポーツでも、ダウンロードができるものとできないものが混在しているようです。
ダウンロードできるものは「フルタイム/ハイライト」を選択することができます。
主にダウンロード対応をしているものは、プロ野球(NPB)・Jリーグ(J1 J2 J3)とJリーグ関連レビュー・プレミアリーグです。視聴者の多い、ラ・リーガが対応していないのが残念ですね(´;ω;`)
保存先は、Androidスマートフォン・タブレットであれば「内部ストレージ(デバイス自体に保存)」もしくは、「外部ストレージ(端末に挿入しているSDカードなどの記録媒体)」を選ぶことができます。
一方、iOSのiPhoneなどは、デバイス本体への保存になります。保存できる空き容量は「ダウンロード」を選択し、画面下部に「空き容量」として表示されています。
また「設定」画面からダウンロード画質を「低画質/標準画質/高画質」から選択することも可能です。
デフォルトでは「標準画質」に設定されています。
何せ動きのあるスポーツですから、低画質はストレージの空き容量に余裕がないときに使うとよいですね。
「ダウンロード」を行い、デバイスに保存されたコンテンツには「視聴期限」がつきます。DAZN内での「配信期限」とは異なり、デバイス内に保存され、見ることができる期限になりますので注意しましょう!フルタイムで約6日間の期限になります。その他特集コンテンツで28日間です。
あくまでも、自宅以外の場所で通信容量を気にせずに、視聴することが主なサービスの目的になっています。
なので、「あとで見よう」と持ち歩くと言うよりは、深夜に中継のあった試合を、朝仕度の際にダウンロードしておき、通勤時間などの移動時間を利用して視聴すると、いった感じが一般的になるかと思います。
DAZN公式サイトによる推奨環境(アプリ版のみ)
| ・低画質 ・標準画質(720p):5.0Mbps ・HD画質(1080p):9.0Mbps |
ダウンロードに要する時間ですが、ハイライトのような数分のコンテンツであれば、1分程度で完了します。フルタイムでも約5分で完了しました。
ですが、Wi-Fiの通信環境と使用するデバイス(端末)の性能だけでも、ずいぶんと違いが出てきます。
私は、同じコンテンツを環境とデバイスを変えてダウンロードしてみました。
長いものでは30分ダウンロードするのに約15分かかりました。フルタイムのものは、ダウンロードがほとんど進まず30分過ぎたところで未だ10%未満でしたので、途中でダウンロードはやめてしまいました。
サッカー1試合(90分)を「高画質」でダウンロードすると、動画容量は4GBにもなりなんとDVD1枚分にもなります。
格安SIM契約しているとしたら、即通信制限になってしまいます(´;ω;`)
DAZNダウンロード方法と保存容量はどのくらい?(備忘録)
DAZN(ダゾーン)でダウンロードするには、DAZNアプリの入ったAndroidかiOSのスマートフォン、タブレットに限るとしたのは、先述した通りです。
ダウンロード方法は、ダウンロードしたいコンテンツを選択し「ダウンロード」をタップするとダウンロードが始まります。
ダウンロード中のコンテンツは「待機中」で実行状況が確認できます。
コンテンツを選択した際に「ダウンロード不可」と表示された場合は、配信元との権利の関係からダウンロードすることができないコンテンツになります。
DAZNの場合、ダウンロードか可能かどうかの一覧表示やアイコンでの表示が無いため、ひとつひとつ確認することになってしまうのが難点です。
実際にダウンロードをしてみると、標準画質で約30分のコンテンツで、500MBの容量を使いました。
フルタイムをダウンロードしても、2GB(=2000MB)程度の容量でした。
複数のコンテンツをダウンロードしたい場合は、デバイス(端末)の空き容量に気をつけましょう。
以下は、SDカードの容量と画質に沿った目安となる時間数をまとめたものです。
SDカードの容量と画質
動画 | 32GB | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB |
SD ⇔ フルHD | 11時間 6分 | 22時間 13分 | 44時間 26分 | 88時間 52分 | 177時間 44分 |
5時間13分 | 10時間 27分 | 20時間 54分 | 41時間 48分 | 83時間 36分 |
※上がSD動画(720×480 0.6Mbps)、下がフルHD動画(1920×1080 1.3Mbps)。
※表示目安は平均。フルHDが動画配信サービスの流れで、画質は良くなる。
もし、Androidを利用している方でしたら、SDカードの容量が多いものに買い替えても良いでしょう。
ダウンロードにかかる時間は、どうしても通信環境やデバイスによるものに影響されやすく、数分で完了するものから数十分かかっても終わらない場合があります。
また、高画質にした場合はダウンロードの時間はさらに長くなります。使用する容量も当然大きくなります。
高画質であると、スマートフォンで視聴する分には容量をたくさん使うところか画質の粗さもあまり気にならないため、あまり意味をなさないかもしれませんね。むしろ、タブレットでダウンロードが可能であれば、高画質はオススメします。
DAZNの「ダウンロード機能」は、通信容量を気にせずに試合や特集を場所を選ばずに視聴できる良いサービスです。スポーツ特化の動画配信サービスとはいえ、利用者の声に応え、軒並み他社と足を揃えたと言っても良いでしょう。
まだDAZNで配信しているすべてのコンテンツがダウンロード対象になっていないのは残念ですが、今よりもっと多くのコンテンツがダウンロード対象になることに、今後とも期待しております。
まとめ
DAZN(ダゾーン)ダウンロードはできなくなりました、残念です。復活することに期待するしかありませんね。後続の機能として「見逃し配信機能」や「ハイライト配信機能」がありますので、それぞれの機能を上手に使ってみてください。
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