・『おっぱいとお月さま』(1994)の見どころは少年テテのピュア、踊り子エストレリータを演じるマチルダメイの美くしさ!
・マチルダ・メイは、『スペースバンパイア』など全裸吸血宇宙人の役が多いが、ミュージカルもこなし、ポップスCDも出している。
・少年テテを演じたピエル・デュランは本作『おっぱいとお月さま』が映画デビュー作。
・関連作:『あこがれ』(1958) 『ぼくの小さな恋人たち』(1974) 『髪結いの亭主』(1990)
映画『おっぱいとお月さま』あらすじ・動画
映画『おっぱいとお月さま』あらすじ
~あらすじ~
少年の淡い恋心と成長を、明るいエロスとコメディタッチで描いたヒューマンドラマテテは大好きなママのおっぱいを奪った弟のことを好きになれずにいた。そんなある日、「どうか僕に新しいおっぱいをください」と月に願ったテテの前に、フランスから来た踊り子・エストレリータが現れる。テテは一目で彼女のおっぱいの虜になるが…。
出典:楽天TV
映画『おっぱいとお月さま』予告動画
LA TETA Y LA LUNA de Bigas Luna Tráiler
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映画『おっぱいとお月さま』監督・キャスト、原作紹介
映画『おっぱいとお月さま』基本情報
本作(タイトル) | おっぱいとお月さま/La Teta y la luna |
公開年 | 1994年 |
上映時間/再生時間 | 1時間30分 |
監督 | ビガス・ルナ |
キャスト | 踊り子エストレリータ・・・マチルダ・メイ モーリス・・・ジェラール・ダルモン 少年テテ・・・ピエル・デュラン |
音楽/主題歌 | ニコラ・ピオバーニ 主題歌:”Les mots de l’amour” エディット・ピアフ |
主な受賞歴 | ・第51回ヴェネツィア国際映画祭脚本賞 |
制作会社/配給元 | グザヴィエ・ジェラン、ステファーヌ・マルシカ/アルシネテラン |
映画『おっぱいとお月さま』原作紹介
脚本:ビガス・ルナ、クカ・カハナス
映画『おっぱいとお月さま』関連作品
映画『あこがれ』(1958)、『ぼくの小さな恋人たち』(1974)、『髪結いの亭主』(1990)を紹介します。
いずれもフランス映画で、フランス映画の歴史と恋愛観を垣間見ることができる名作ばかりです。それぞれに独自の魅力と秘話があります。
以下の作品のDVDパッケージ「画像」をクリックすると、Amazon・楽天で作品詳細等を確認することができます。
『あこがれ』(1958)
~あらすじ・解説~
南仏の田舎町に住む少年たちは、年上の美しいお姉さんベルナデットに憧れ、彼女とその恋人をはやしたてる・・・。『大人は判ってくれない』(1959)に先駆けて、みずみずしい感覚で少年たちを描いたトリュフォー初期の短編。
監督:フランソワ・トリュフォー
出演:ベルナデット・ラフォン、ジェラール・ブラン
『あこがれ』は、フランソワ・トリュフォーの短編処女作であり、彼の代表作『大人は判ってくれない』の原型となった作品です。主演のベルナデット・ラフォンは、この作品でトリュフォーと恋に落ちました。
『ぼくの小さな恋人たち』(1974)
~あらすじ~
祖母とふたりで暮らすダニエル(マルタン・ローブ)は、13歳になったばかりのある日、離れて暮らす母に引き取られることになり、遠く離れたナルボンヌの街に移り住むことになる。母と同居する恋人の男は、あまりダニエルを歓迎しておらず、生活苦から進学をあきらめてバイクの修理屋で働き始めることに。ダニエルは都会の暮らしに戸惑いながらも、カフェの常連の年上の青年たちに囲まれ、異性への関心を目覚めていく。出典:Amazon
監督:ジャン・ユスターシュ
出演:マルタン・ローブ、イングリット・カーフェン
『髪結いの亭主』(1990)
監督:パトリス・ルコント
出演:シャン・ロシュフォール、アンナ・ガリエナ、ロラン・ベルタン、フィリップ・クレヴノ
『髪結いの亭主』は、パトリス・ルコントの監督作品であり、セザール賞に7部門ノミネートされました。主演のジャン・ロシュフォールとアンナ・ガリエナは、この作品で実際に恋に落ちて結婚しました。
映画『おっぱいとお月さま』口コミ(見どころ・感想)
映画『おっぱいとお月さま』口コミ(見どころ・感想)
女性への敬意と愛が感じられ、女性が見ても嫌な感じは全然ありません。
タイトルにおっぱいとあるので、おもわせぶりなのかと思うとそうではなく、ストレートにおっぱいがテーマです。
ヒロインのマチルダ・メイの力強い美しさはなにしろカッコいいし、そんな彼女のおっぱいも健康的で素敵です。
~感想~
ビガス・ルナ監督の作品は性的なテーマを扱いながら、あっけらかんとしていて好きです。暴力的、ということもないので肩の力を抜いて楽しめます。
スペインの人たちってこんな風に奔放な生活をしているのかな、などと想像してみたり。
全体的に画面の色彩も綺麗で華やかなので、オシャレな雰囲気もします。
裕福な人たちの話というわけでは無いのにどこか上品な空気も流れています。性的な面ばかりがクローズアップされがちですが、全然気になりません。
主人公の少年と共に大人のドタバタを見ていく、という設定はよくありますが、情緒的、ノスタルジックというよりは、単純に楽しめる作品になっていると思います。
人生について深く考える、といった教訓めいたものがあるわけではありません(笑)、一緒に笑って、幸せな気持ちになります。
タイトルに反して意外やハートフルなコメディタッチの映画なんです。
『おっぱいとお月さま』はあのマチルダ・メイ主演映画!
ズルいレベルの「一粒で二度おいしい」映画なんですこれ。
~感想~
見る動機としては、とにかくマチルダ・メイのおっぱい!…と邪念いっぱいに鑑賞スタートしてしまいます。
ところが少年目線のほっこりしたストーリー展開で笑える要素もたっぷりなコメディ映画なので、いつしか心地よく作品世界に浸ってほんわかした気持ちになっているんですね。
エッチなシーンも随所にありながら、結末は心温まる成長物語みたいなホッとする落としどころに持っていくのがニクい筋運びです。
不思議な後味の良さが魅力的な作品として印象に残ります。
言ってみれば「男」の心で飛びついたはずが、気が付けば「男の子」の心に立ち返らされて懐かしい感情を蘇らされているんです。
ちょっと疲れた夜なんかにふと見たりすると、良い夢が見られるかもしれませんね。
映画『おっぱいとお月さま』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 5.67 | 6.4 | 3.1 | 3.16 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2023年8月24日時点のものです。
映画『おっぱいとお月さま』まとめ
映画『おっぱいとお月さま』エンタメのまとめ
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