・『わらの犬』(1971)はサム・ペキンパー監督の作品で、原作はイギリスの作家ゴードン・M・ウィリアムズの『トレンチャー農場の包囲』から。
・『わらの犬』は、サム・ペキンパー監督の長編映画としては初の現代劇でもある。『わらの犬』(1971)は2011年にリメイク版として公開されている。
・『わらの犬』のように1970年代には、被害者が加害者に対して過激な暴力で復讐する映画が製作された。そのため「わらの犬症候群」と呼ばれる状況が見られた。
関連作: 『水の中のナイフ』(1962) 『ある戦慄』(1967)
『ゲッタウェイ』(1972) 『戦争のはらわた』(1977)
映画『わらの犬』あらすじ・動画
映画『わらの犬』あらすじ
~あらすじ~
イギリスの片田舎に越して来た学者夫婦。暴力を否定する夫は周囲の仕打ちにもひたすら耐え続けるが、ある夜、かくまった精神薄弱者に牙をむく村人相手に遂にその怒りを爆発させる……。鬼才サム・ペキンパーが人間の心の闇に眠る暴力を描いた心理サスペンス。出典:TSUTAYA DISCAS
映画『わらの犬』予告動画
Straw Dogs (1971) – Trailer
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映画『わらの犬』監督・キャスト、原作紹介
映画『わらの犬』基本情報
本作(タイトル) | わらの犬/Straw Dogs |
公開年 | 1971年 |
上映時間/再生時間 | 1時間58分 |
監督 | サム・ペキンパー |
キャスト | デイヴィッド・サムナー・・・ダスティン・ホフマン エイミー・サムナー・・・スーザン・ジョージ トム・ヘッデン・・・ピーター・ヴォーン ジョン・ナイルズ・・・ピーター・アーン ジョン・スコット少佐・・・T・P・マッケンナ エマ・ヘッデン・・・クロエ・フランクス チャーリー・ヴェナー・・・デル・ヘニー クリス(ネズミ男)・・・ジム・ノートン リダウェイ・・・ドナルド・ウェブスター ノーマン・スカット・・・ケン・ハッチソン ジャニス・ヘッデン・・・サリー・トムセット ボビー・ヘッデン・・・レン・ジョーンズ バーニー・フード牧師・・・コリン・ウェランド バーティ・ヘッデン・・・マイケル・マンデル ヘッデン夫人・・・ジューン・ブラウン ヘンリー・ナイルズ・・・デヴィッド・ワーナー |
音楽/主題歌 | ジェリー・フィールディング |
主な受賞歴 | ― |
制作会社/配給元 | ダニエル・メルニック、ジェームズ・スワン/20世紀フォックス |
映画『わらの犬』原作紹介
原作:ゴードン・M・ウィリアムス
脚本:サム・ペキンパー、デヴィッド・ツェラグ・グッドマン
映画『わらの犬』関連作品
関連作として、1960年代に公開された『水の中のナイフ』(1962) 『ある戦慄』(1967) を取り上げます。
どちらもヨット、深夜の地下鉄車両を舞台にした密室劇、サスペンス映画で、人間の心理や社会の暗部を描いています。また、社会的な対立もテーマとして共通しています。『水の中のナイフ』ではブルジョワ夫婦とヒッチハイカーの青年という階級的な対立がありますし、『ある戦慄』では白人と黒人、男性と女性、若者と老人など様々な人種や性別や年齢の対立があります。このような巧みな演出、ストーリーテリングにより、私たちは引き込まれていきます(怖)
では、この二本の映画にはどんな共通点や制作秘話があるのでしょうか?それでは見ていきましょう。
まず『水の中のナイフ』(1962)ですが、これはロマン・ポランスキー監督の作品です。ポランスキーはポーランド出身で、第二次世界大戦中にホロコーストを生き延びた経験を持っています。彼はその後映画学校に入り、短編映画を制作して注目されました。『水の中のナイフ』はその短編映画の一つを発展させたもので、裕福な夫婦とヒッチハイクした若者との間に起こる心理的な対立を描いています。この映画はポーランド代表作品としてアカデミー外国語映画賞にノミネートされましたが、受賞は逃しました。しかしポランスキーはこの作品で国際的な評価を得て、その後ハリウッドに進出することになります。
制作秘話としては、主演した三人の俳優が全員プロではなく、素人だったということが挙げられます。夫役のレオン・ニェムチクはジャズ評論家であり、妻役のヨランタ・ウメッカはファッションモデルであり、若者役のジグムント・マラノウッツは学生でした。ポランスキーは彼らに台本を読ませずに即興的な演技をさせたと言われています。また、撮影は実際のヨットで行われ、カメラマンは船酔いしながらも撮影を続けたというエピソードもあります。この映画はジャズの名手クシシュトフ・コメダが音楽を担当し、不穏な雰囲気を盛り上げています。
次に『ある戦慄』(1967)ですが、これはラリー・ピアース監督の作品です。ピアースはテレビドラマの監督として活躍していましたが、この映画で映画界に進出しました。『ある戦慄』はニューヨークの地下鉄で暴漢に襲われる乗客たちの恐怖を描いています。この映画は社会派ドラマとしても評価され、人種差別や同性愛などの問題にも触れています。
制作秘話ですが、主演した二人の俳優が後に大スターになったということが挙げられます。暴漢役のトニー・ムサンテはこの映画で注目され、その後『バード・ウィズ・ザ・クリスタル・プラム』や『オズ』などに出演しました。もう一人の暴漢役のマーティン・シーンはこの映画で映画デビューし、その後『地獄の黙示録』や『ウエスト・ウイング』などで名声を得ました。また、この映画は実際の地下鉄車両を借りて撮影されましたが、当時のニューヨーク市長ジョン・リンゼイが反対したため、許可を得るのに苦労したと言われています。この映画はテリー・ナイトが音楽を担当し、緊迫感を高めています。
以下の作品のDVDパッケージ「画像」をクリックすると、Amazon・楽天で作品詳細等を確認することができます。
『水の中のナイフ』(1962)
~あらすじ~
中年男アンジェイと年下の妻クルィスティナは、湖に自家用ヨットを浮かべて休暇を過ごそうと車を走らせているときに、ヒッチハイカーの青年を拾う。
夫婦と青年はいっしょに休暇を過ごすことになるのだが……。出典:Amazon
監督:ロマン・ポランスキー
出演:レオン・ニェムチク、ヨランタ・ウメツカ、ジグムント・マラノヴィチ
『ある戦慄』(1967)
~あらすじ~
ニューヨーク・ブロンクス。夜の街を闊歩するジョーとアーティのチンピラ二人組は通行人を暴行して小銭を巻きあげると、マンハッタン行きの地下鉄に乗車する。そこには幼い少女を連れたウィルクス夫妻、アリスとトニーの若いカップル、年老いたベッカーマン夫妻、教師のパーヴィスと美人の妻バーサ、白人を憎んでいる黒人アーノルドとその妻、同性愛者のケネス、休暇中の陸軍一等兵などが乗っていた。ジョーとアーティは乗客をからかい始める。ドアが故障して他の車両へ移動できないため誰も逃げられない。すると乗客はチンピラに挑発され、日ごろの鬱憤を爆発させ、感情をむき出しにし、互いにののしり合い始める。調子に乗った2人は少女に手を出そうとする。そのとき、ついに立ち上がっって彼らに対決を挑んだのは意外な人物だった……。出典:Amazon
監督:ラリー・ピアース
出演:トニー・ムサンテ、マーティン・シーン、ボー・ブリッジス、ロバート・バナード、セルマ・リッター
映画『わらの犬』関連作品 ~サム・ペキンパー監督の作品~
サム・ペキンパー監督の作品といえば、バイオレンス映画の代表格として知られていますが、その中でも『ゲッタウェイ』と『戦争のはらわた』は特に人気が高く、多くの映画ファンに愛されています。
この二つの作品にはどんな共通点や制作秘話があるのでしょうか?
まず共通点として挙げられるのは、両作品ともペキンパー監督が自分の意思で選んだ作品ではないということです。『ゲッタウェイ』は当初ジョージ・ロイ・ヒル監督がメガホンを取る予定でしたが、主演のスティーブ・マックイーンがペキンパー監督を指名したために交代しました。『戦争のはらわた』はプロデューサーから依頼された作品であり、ペキンパー監督自身はあまり興味がなかったそうです。
しかし、ペキンパー監督は両作品に自分の個性を存分に発揮しました。
『ゲッタウェイ』では銀行強盗をした夫婦が逃亡する過程で繰り広げられるアクションやドラマを見事に演出しました。特に終盤のホテルでの銃撃戦はペキンパー監督の得意とするスローモーションやカット割りを駆使して迫力満点に描きました。また、夫婦の関係も深く掘り下げられており、マックイーンとアリ・マッグローの熱演が光ります。
『戦争のはらわた』では第二次世界大戦末期の東部戦線で戦うドイツ兵たちの姿を描きました。ペキンパー監督は戦争の悲惨さや人間の残酷さを遠慮なく映し出しました。本物の戦車や銃を使って撮影した戦闘シーンは圧巻であり、その後の戦争映画に大きな影響を与えました。また、名誉に執着するシュトランスキー大尉と彼に反発するシュタイナー軍曹との対立も見どころです。
両作品には制作秘話も多くあります。
『ゲッタウェイ』では、マックイーンとマッグローが共演したことで二人の恋愛が始まりました。当時マッグローは映画プロデューサーのロバート・エヴァンスと結婚していましたが、マックイーンとの不倫が発覚して離婚し、その後マックイーンと結婚しました。また、ペキンパー監督は撮影中にアルコールや麻薬に溺れており、スタッフや出演者とのトラブルも多かったそうです。
『戦争のはらわた』では、撮影地のユーゴスラビアで様々な困難に直面しました。まず、現地の政府から撮影許可が下りなかったために、ペキンパー監督は自分で現地に赴いて交渉しました。次に、撮影用の戦車が届かなかったために、ペキンパー監督は自分で現地の軍から借りることにしました。さらに、撮影中にペキンパー監督が心臓発作を起こしたり、主演のジェームズ・コバーンが肺炎に罹ったりするなどのアクシデントもありました。
以上が『ゲッタウェイ』と『戦争のはらわた』の共通点や制作秘話です。両作品ともペキンパー監督のバイオレンス映画の傑作として高く評価されています。読者の皆さんも是非一度ご覧になってみてください。
『ゲッタウェイ』(1972)
~あらすじ~
服役中の銀行強盗のドク・マッコイは、妻に政治家と裏取引させ、予定より早く出所する。
取引の条件は銀行を襲撃すること。
出所後、体よく銀行強盗を成功させたマッコイたちだったが、予想だにしなかった裏切りの連鎖がマッコイを襲う。出典:Amazon
監督:サム・ペキンパー
出演:スティーブ・マックイーン、ベン・ジョンソン、アリ・マッグロー
『戦争のはらわた』(1977)
~あらすじ~
第二次大戦中、ドイツの敗色が見え始めた1943年、ロシア戦線。ドイツ軍の一中隊を舞台に、人間味ある伍長と冷徹な中隊長との確執、最高の名誉とされた“鉄十字章”をめぐるドロドロの人間模様を、ペキンパーが大迫力で撮り上げた大作。出典:Yahoo!映画
監督:サム・ペキンパー
出演:ジェームズ・コバーン、マクシミリアン・シェル
映画『わらの犬』口コミ(見どころ・感想)
映画『わらの犬』口コミ(見どころ・感想)
田舎暮らしの現実を見たような気がして、あまり都会を離れたくなくなりました。
田舎町の閉塞感が新参者をやり込めたくなるのか、新たに移住してきた人が従前の居住者にいじめられるのは、よくあるような風景かもしれません。
田舎暮らしの現実を見たような気がして、あまり都会を離れたくなくなりました。
サム・ペキンパーが好きで見た映画ですので、暴力とかアクションなどがつき物だとは理解していました。
それでも家という狭い空間を砦にして、外の敵と応戦せざるを得ない主人公(夫)に共感して、後半は息を付く暇もないくらいでした。
白兵戦、それも砦に籠城した時の応戦の方法、家庭にあるもので戦う方法など。
住居を戦場にして戦わざるを得ないために生じる限界点とか、弱点とか、包囲されているような息苦しさとか、再現したくないけど大変為になりました。
映画『わらの犬』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 6.52 | 7.5 | 3.8 | 3.62 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2023年10月29日時点のものです。
映画『わらの犬』まとめ
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