・『道』(1954)は、フェデリコ・フェリーニ監督による代表作のひとつで、最後のネオリアリズム映画とも言われる。
・『道』の主題曲はニーノ・ロータが作曲した。作曲後に歌詞がつけられ、女道化師・ジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)の名前の付いた歌「「ジェルソミーナ」が歌い継がれている。
・『道』は第29回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞した。
・『道』公開後、日本では舞台化もされており、文学座「ジェルソミーナ」(1984年版)が、音楽劇「道」(2018年版)が公演された。
・関連作:~ジュリエッタ・マシーナ出演作~:『カビリアの夜』(1957)
関連作:『第七の封印』(1956)『若者のすべて』(1960)『8 1/2』(1963)『スケアクロウ』(1973)
映画『道』
~あらすじ~
怪力自慢の大道芸人ザンパノが、白痴の女ジェルソミーナを奴隷として買った。男の粗暴な振る舞いにも逆らわず、彼女は一緒に旅回りを続ける。やがて、彼女を捨てたザンパノは、ある町で彼女の口ずさんでいた歌を耳にする……。野卑な男が、僅かに残っていた人間性を蘇らせるまでを描いたフェリーニの作品。出典:TSUTAYA DISCAS
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映画『道』予告動画
道(映画)/ ニーノ・ロータ La Strada / Nino Rota (Gelsomina)
映画『道』配信状況
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映画『道』監督・キャスト、原作紹介
映画『道』基本情報
本作(タイトル) | 道/La Strada・The Road |
公開年 | 1954年 |
上映時間/再生時間 | 1時間44分 |
監督 | フェデリコ・フェリーニ |
キャスト | ジェルソミーナ・・・ジュリエッタ・マシーナ ザンパノ・・・アンソニー・クイン キ印・・・リチャード・ベースハート |
音楽 | ニーノ・ロータ |
主な受賞歴 | ・第29回アカデミー賞(1957年)国際長編映画賞(外国語映画賞) ・第15回ヴェネチア国際映画祭(1954年)銀獅子賞(最優秀監督賞) ・第8回ブルーリボン賞(1958年)外国映画賞 |
制作会社/配給元 | ディノ・デ・ラウレンティス、カルロ・ポンティ/ニッポンシネマコーポレーション |
映画『道』原作紹介
原作:フェデリコ・フェリーニ 、トゥリオ・ピネッリ
映画『道』関連作品 ~ジュリエッタ・マシーナ出演作~
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『カビリアの夜』(1957)
~あらすじ~
巨匠、フェデリコ・フェリーニが純真な娼婦の愛と歓びを描いた名作娼婦のカビリアは、恋人に川に突き落とされても、仲間に夢を語って明るく生きていた。そしてある晩、彼女の夢が実現する。有名な映画スターが彼女を車に乗せて、ナイトクラブから豪邸に連れて行ったのだ。だが、スターの昔の愛人が突然そこに現れて…。
出典:楽天
監督 : フェデリコ・フェリーニ
出演: ジュリエッタ・マシーナ, フランソワ・ペリエ, フランカ・マルツィ, ドリアン・グレイ, アルド・シルヴァーニ
・第30回アカデミー賞(1958年)国際長編映画賞(外国語映画賞)
・第10回カンヌ国際映画祭(1957年)女優賞
映画『道』関連作品
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『第七の封印』(1956)
~あらすじ~
ペストが蔓延し、世界の終末の不安に慄く中世ヨーロッパ。
10年にわたる十字軍の遠征から帰途についた騎士アントーニウスと従者ヨンス。
疲れ果て、浜辺で眠れぬ夜を過ごすアントーニウスの前に「死」と名乗る黒いマントの男が現れる。
彼を連れて行こうとする死神に対し、チェスの勝負を挑むアントーニウス。
「対局の間、死はお預けだ。私が勝てば解放してくれ」
興味を示した死神は条件を受け入れ、チェスの盤を挟んで戦いが始まる…。出典:Amazon
監督:イングマール・ベルイマン
出演:マックス・フォン・シドー、グンナール・ビョーンストランド、ニルス・ポッペ、ビビ・アンデショーン
・第10回カンヌ国際映画祭(1957年グランプリ(審査員特別グランプリ・審査員特別賞)
『若者のすべて』(1960)
~あらすじ~
イタリア南部から長男ヴィンチェンツォを頼って北部のミラノへとやってきたパロンディ一家。次男シモーネはボクシングで一躍ヒーローとなるが、やがて娼婦ナディアと堕落の道へ。三男のロッコはクリーニング店で仕事を始めるも、シモーネのせいでクビに。兵役ののちミラノへと戻ったロッコはナディアと愛を育むが、逆上したシモーネによってナディアはロッコの目の前で犯されてしまう……。出典:Amazon
監督:ルキノ・ヴィスコンティ
出演:アラン・ドロン, アニー・ジラルド, レナート・サルヴァトーリ, クラウディア・カルディナーレ, カティーナ・パクシヌー
・第21回ヴェネチア国際映画祭(1960年)審査員特別賞
『8 1/2』(1963)
~あらすじ~
映像の魔術師・フェリーニ監督の代表作。自伝的な物語を幻想的に描く一流の映画監督・グイドは悪夢にうなされるようになり、療養と称して温泉にやってきた。妻にも愛人にも愛想が尽きている彼は、若い女優のクラウディアに心奪われていた。せわしない時間が流れるなか、やがてグイドは現実と虚構の区別がつかなくなっていく。
出典:楽天
監督:フェデリコ・フェリーニ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ, アヌーク・エーメ, サンドラ・ミーロ
・第36回アカデミー賞(1964年)国際長編映画賞(外国語映画賞)/衣装デザイン賞
『スケアクロウ』(1973)
~あらすじ~
殺伐としたアメリカを歩む男同士の深い友情を描いたロードムービー刑期を終えたマックスは、故郷のピッツバーグで開業を考えていた。マックスはカルフォルニアのハイウエーで、妊娠中の妻を残してきたデトロイトに帰る途中の元船員・ライオンと出会う。道中を共にするふたりはトラブルに遭いながらも、心を通わせていく。
出典:楽天
監督:ジェリー・シャッツバーグ
出演:ジーン・ハックマン、アル・パチーノ、ドロシー・トリスタン、アイリーン・ブレナン、リチャード・リンチ
映画『道』口コミ(見どころ・感想)
映画『道』口コミ(見どころ・感想)
ジェルソミーナのくるくると変わる表情や大きな瞳がとても愛らしく魅力的です。粗野なザンパノとの対比で余計印象に残ります。dx
ヨーロッパ最大級の規模を誇るイタリアの映画撮影所「チネチッタ」で撮影されたフェデリコフェリーニ監督の映画です。
分かりやすく言うと、日本で言う京都にある映画村のような場所です。現在はあまり使用されていないので、チネチッタで撮影された作品というだけでも見る意義があると思います。
乱暴で奔放な旅芸人であるザンパノと、彼に買われた道化師のジェルソミーナの交流と旅路を描いた物語です。
軽度の知的障害を抱えるジェルソミーナと、彼女に辛くあたるザンパノのすれ違いが見ていて苦しいです。
ですがジェルソミーナのくるくると変わる表情や大きな瞳がとても愛らしく魅力的です。粗野なザンパノとの対比で余計印象に残ります。
ラストシーンの彼女の台詞にこの物語の全てが込められていると思います。純粋無垢なジェルソミーナが語る言葉の意味をぜひしっかりと考えながら視聴してほしいです。
~感想~
野蛮で乱暴なザンパノと天使のように純粋なジェルソミーナ、対照的な2人の交流に引き込まれました。
道化師の姿をした天真爛漫なジェルソミーナは、カラー映画だと錯覚してしまうような不思議な魅力があります。
軽度の知的障害という設定もあるせいか、表情によるさまざまな感情表現から目が離せませんでした。
表情だけでなく、幼い子供のような挙動や、物事の受け取り方や例える言葉も純粋そのもので、息が詰まるような薄暗い展開との対比で胸が苦しくなります。
そして、暴力と罵詈雑言でしか自分を表現できないザンパノが物語の結末で得た感情にも注目してほしいです。
また、劇中でジェルソミーナがトランペットで演奏するニーノ・ロータの曲がとても良いです。この映画を最後まで見た人は絶対にもう一度聴くと思います。
映画『道』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 7.93 | 8.0 | 3.9 | 4.2 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年6月9日時点のものです。
まとめ
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