赤川次郎/映画『ふたり』あらすじ、動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2022-12-29

POINT

・『ふたり』(1991)は、赤川次郎の小説「ふたり」を大林宣彦監督が映画化した青春ファンタジー映画。
・『ふたり』は大林宣彦監督の「新・尾道三部作」の第一作目とされる。
・『ふたり』主題歌は「大林宣彦&FRIENDS」となっており、大林宣彦と久石譲とのデュエット。
・『ふたり』の北尾実加 役の石田ひかりは、当時NHK朝ドラのヒロインオーディションに落選するも、翌年放映の朝ドラ『ひらり』のヒロインを手にした。
・大林宣彦監督「新・尾道三部作」:第二作 『あした』(1995)、第三作 『あの、夏の日 とんでろ じいちゃん』(1999)
なお、『転校生』 『時をかける少女』『さびしんぼう』をあわせて、尾道三部作と呼ぶ。

映画『ふたり』あらすじ

不慮の事故によって亡くなった姉の千津子は、ちょっぴりドジな妹、実加を見守る為に幽霊となって再び現世に現れた。
揺れ動く思春期の中、実加は恋に、勉強に、そして家族のことに一生懸命立ち向かっていく。つらくなった時、大好きだったお姉ちゃんの名を呼びながら…。

映画『ふたり』予告動画

映画『ふたり』基本情報

邦題ふたり
原題Chizuko's Younger Sister
公開年1991年
上映時間2時間30分
監督大林宣彦
キャスト北尾実加・・・石田ひかり
北尾千津子・・・中嶋朋子
北尾治子・・・富司純子
北尾雄一・・・岸部一徳
北尾実加(少女時代)・・・米澤史織
神永哲也・・・尾美としのり
中西敬子・・・島崎和歌子
長谷部真子・・・柴山智加
医師・・・竹中直人
前野万里子・・・中江有里
白いスーツの男・・・頭師佳孝
担任の先生・・・奈美悦子
真子の父・・・ベンガル
真子の母・・・入江若葉
坊さん・・・林泰文
古文の先生・・・奥村公延
ダンプの運転手・・・大前均
万里子の母・・・吉行和子
婦人・・・藤田弓子
内田祐子・・・増田恵子
板さん・・・隅田靖
おじいちゃん・・・薩谷和夫
音楽主題歌:「草の想い」 大林宣彦&FRIENDS
挿入曲:「草の想い」石田ひかり、中嶋朋子
受賞歴
制作大林千茱萸/松竹

関連作品

『あした』(1995)

『あの、夏の日 とんでろ じいちゃん』(1999)

夏休み。いつも考え事をしていて周りから「ボケタ」と呼ばれる小学5年生の由太(厚木拓郎)は、呆けたおじいちゃんを監視するため、単身尾道に派遣される。祖父の賢司郎(小林桂樹)は、少々変わったところも見られるが、その行動は確信に満ちている。祖父と不思議なことを見聞きした由太の身にも少しずつ変化が表れて来る…。
出典:Amazon

映画『ふたり』口コミ(見どころ・感想)

映画『ふたり』口コミ(見どころ・感想)

石田ひかり演じる妹・実加と、中嶋朋子演じる姉・千津子の対照的な演技を見比べてほしい。
~見どころ~ この映画は、内気な少女実加が、突然の事故で亡くなってしまった姉・千津子の力を借り、大人へと成長していく物語です。感傷的になりすぎてしまいそうな場面を極力省き、季節の移ろいを描いていきます。例えば、千津子が事故にあって亡くなるシーンは必要不可欠なので、その描写はあります。 しかし、その後遺体と対面したであろう両親の表情や千津子の葬儀のシーンは全くありません。その代わりにじっくりと描かれているのがピアノの発表会、運動会、大晦日といった「少し特別な日の記録」なのです。出演者に関する見どころですが、石田ひかり演じる妹・実加と、中嶋朋子演じる姉・千津子の対照的な演技でしょう。妹の成長物語と言えば、妹が内向的で、姉が社交的に演出される場合が多いですね。原作でもそのように描かれているはずなのですが、画面から受ける印象は全く逆なのです。実加はどこまでも瑞々しく、これから何者かになろうとする生命力にあふれています。 一方、千津子は、落ち着きがあり、どこか掴みどころがありません。これは実加が生きている人間で、千津子が幽霊であることを意図的に表現しているのだと思います。なので、この映画では視聴者に、描かれていない場面を見る者に想像させる力を与え、何度見ても飽きない作品となったのではないでしょうか。両親を演じる岸部一徳や藤純子の変化にも注目していただきたいですね。ラストは二人の意外な弱さと強さ両方を見ることができます。~感想~ この映画はとても意外性に溢れていました。ラストに向かうにつれて、妹の実加が壊れそうな家族を支えることになるのです。実加から無邪気さがどんどん消えて大人の顔が見え始めるのですが、それがまた魅力的でした。石田ひかりさんですが、以前のように女優業に積極的とは言い切れないのがとても残念ですね。 たまにテレビドラマで見かけると、映画で感じた鮮度の落ちない演技は全く衰えていないのですから!岸部一徳さんは強そうで弱い人間を演じさせると、まあ無敵ですね。どんな展開になってもその役柄を嫌いになることがない。こちらは今現在も大活躍中なのが嬉しい限りです。中嶋朋子さんの役柄は今まで見たことない表情がたくさん見られましたが、生きていた頃はどんな姉で娘だったのか。 この映画を見るといつも想像します。感情を爆発させるのと同じように抑えた演技をするのも難しいものですよ。

映画『ふたり』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数6.917.13.84.2
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2023年11月1日時点のものです。