映画『学校』あらすじ、動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2020-10-31

POINT

・映画『学校』(1993)は、
松竹創業百周年記念作品であり、日本テレビ放送網開局四十年記念作品でもある。
・『学校』シリーズは、2000年までに全4作品が制作された。夜間学校や支援学校(旧:養護学校)、
職業訓練校などが舞台となっている。
・現行法上において「夜間学校」と呼ばれるのは、高等学校の定時制課程と大学の夜間学部、短期大学の夜間学科である。
・『学校』は
第17回(1994年)日本アカデミー賞で「最優秀作品賞」を受賞した。また最優秀監督賞・最優秀脚本賞 (山田洋次)/最優秀主演男優賞 ( 西田敏行)/最優秀助演男優賞 (田中邦衛)/助演女優賞 (竹下景子・裕木奈江)/新人俳優賞( 萩原聖人・裕木奈江)など、多数受賞した。

映画『学校』あらすじ

下町の夜間中学校を舞台に様々な境遇の生徒に情熱を注ぐ教師との心の交流を描く。

~あらすじ~
下町の一角にある夜間中学の教師・黒井は、卒業式も近づいたある日、卒業記念文集のための作文の授業を行う。原稿用紙にそれぞれの思いを綴る様々な職業、年齢の生徒たちの横顔を見ながら、黒井は彼らとの思い出を振り返る。

孫もいる年になって入学してきた在日韓国人の女性・オモニ。髪の毛を染めたツッパリ少女・みどり。昼間は肉体労働に励む少年・カズ。父は中国人、母は日本人で五年前に中国から移住してきた青年・張。自閉症で登校拒否児だったえり子…。

映画『学校』予告動画

映画『学校』基本情報

邦題学校
公開年1993年
上映時間2時間9分
監督山田洋次
キャスト黒井先生・・・西田敏行
田島先生・・・竹下景子
イノさん・・・田中邦衛
カズ・・・萩原聖人
張・・・翁華栄
修・・・神戸浩
みどり・・・裕木奈江
えり子・・・中江有里
オモニ・・・新屋英子校長・・・すまけい
土屋・・・笹野高史
えり子の父・・・大和田伸也
えり子の母・・・浅利香津代
自動車解体工場の社長・・・小倉久寛
イノさんのおば・・・園佳也子
河合茂・・・大江千里
リネン工場の社長・・・坂上二郎
八百屋(特別出演)・・・渥美清ほか
音楽冨田勲
受賞歴・第48回(1993年)毎日映画コンクール 日本映画優秀賞/日本映画ファン賞/宣伝賞・優秀賞

・第17回(1994年)日本アカデミー賞 最優秀作品賞/最優秀監督賞 (山田洋次)/最優秀脚本賞 (山田洋次)/最優秀主演男優賞 ( 西田敏行)/最優秀助演男優賞 (田中邦衛)/助演女優賞 (竹下景子・裕木奈江)/新人俳優賞( 萩原聖人・裕木奈江)ほか
制作中川滋弘、日本テレビ、松竹/松竹

関連作品

『学校』シリーズ

『学校Ⅱ』(1996)

『学校Ⅲ』(1998)

『十五才 学校Ⅳ』(2000)

映画『学校』口コミ(見どころ・感想)

映画『学校』口コミ(見どころ・感想)

男性カラー05
教育を受けるなんて誰でもできる当たり前のことだと思いがちですが、はたして本当にそうなのでしょうか。
~見どころ~ この映画の見どころは、映画のタイトルそのまま「学校」のシーンです。
夜間中学が舞台なので、そこに通う生徒はそれぞれ様々な事情を抱えています。その抱えているのが人種差別問題だったり、障害を抱えている問題だったりと、結構闇が深い重い事情だったりするんです。
けど、学校の中での生活は、日中に子供たちが通っているような、本当に普通の学校生活なんですよね。
優等生もいて、学級委員的なまとめ役もいて、クラス皆で先生の授業聞いて、途中で居眠りしてる生徒もいたりして…。見ていると皆楽しそうだなと感じます。
でもこの映画の「学校」のシーンは、楽しそうな学校生活を見ながらも「教育を受けられないということ」について考えさせられる大切なシーンだったりします。
教育を受けるなんて誰でもできる当たり前のことだと思いがちですが、はたして本当にそうなのでしょうか。
「教育を受けるとは?」「学校に行くとは?」という問題に向き合える学校のシーン、ぜひ注目して観てほしいポイントです。
~感想~
夜間高校とか大学の夜間学部は知っていたけれど、夜間中学なんて物があるのはこの映画を観て初めて知りました。
教育って、誰でも受ける権利はあるのに、一度タイミングを逃すと次に教育を受けるチャンスを掴むのがなかなか難しかったりするんですよね。
子供たちが普段通う日中の学校に大人になってから戻って通うなんて無理だし、独学で一人で勉強するといっても、そもそも勉強の仕方からまず教育を受けていないから分からないしで、現実的ではありません。
勉強をしたいなと思ったタイミングからいつでも勉強を始められる、そんな環境が整えばそれは本当に良いことだと考えさせられました。
私は塾講師として働いていた経験があるのですが、夜間中学の先生になってみたいなという目線でも、作品を観ていました。
女性カラー04
イノさんこと、田中邦衛さんの演技が絶妙です。
~見どころ~ 夜間中学というあまり馴染みのない学校が舞台の映画です。
経済的な理由、国籍や移住、不登校、いじめなど、何らかの理由で義務教育すら受けることのできなかった人たちが、今の日本にも少なからず存在するということに気づかされます。
社会生活を送るうえで、文字が読めない、計算ができないという理由で、満足な仕事にも就けず、恥ずかしさのためか、そのことを他者へ相談もできずに苦しむ姿がそこにあります。
だからこそ、人一倍の向学心があり、学ぶことの大切さを思い知らせてくれます。
同世代の子どもたちが集まる通常の学校とは違った、純粋に学ぶことを目的とした世代を超えた人と人とのつながりや、教育の機会均等といいながらも社会が抱える矛盾に考えさせられるものがあります。 
~感想~ イノさんこと、田中邦衛さんの演技が絶妙です。貧乏くささや社会への劣等感などがとてもよく表現されていました。
そして、神戸浩さんの存在も際立つものがあり、彼が学校シリーズの次作の主演を務めたのもうなずけます。
自分の周りを見ると、嫌々学校に通っていたもの、ろくに勉強しないもの、高校、大学に進みながらも社会に出たとたんに、「学校の勉強なんてすっかり忘れた」などというもの、こういった人たちがいかに多いか、ということに改めて気づかされます。
学校や教育というものの存在価値とは、その恩恵を受けたことのない者にしか分からないのかもしれません。
田中邦衛さん演じるイノサンが亡くなったときに同級生が語った、「ひらがな覚えたり、貧乏くさい修学旅行に行ったり、そんなことが楽しかったのかよ」というような言葉は、社会の弱者に対する差別や蔑みに対する怒りのように聞こえました。

映画『学校』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数6.493.73.93
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営※『学校Ⅱ~Ⅳ』はあり。・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2023年10月26日時点のものです。