・映画『学校』(1993)は、松竹創業百周年記念作品であり、日本テレビ放送網開局四十年記念作品でもある。
・『学校』シリーズは、2000年までに全4作品が制作された。夜間学校や支援学校(旧:養護学校)、職業訓練校などが舞台となっている。
・現行法上において「夜間学校」と呼ばれるのは、高等学校の定時制課程と大学の夜間学部、短期大学の夜間学科である。
・『学校』は第17回(1994年)日本アカデミー賞で「最優秀作品賞」を受賞した。また最優秀監督賞・最優秀脚本賞 (山田洋次)/最優秀主演男優賞 ( 西田敏行)/最優秀助演男優賞 (田中邦衛)/助演女優賞 (竹下景子・裕木奈江)/新人俳優賞( 萩原聖人・裕木奈江)など、多数受賞した。
目次
映画『学校』
下町の夜間中学校を舞台に様々な境遇の生徒に情熱を注ぐ教師との心の交流を描く。
~あらすじ~
下町の一角にある夜間中学の教師・黒井は、卒業式も近づいたある日、卒業記念文集のための作文の授業を行う。原稿用紙にそれぞれの思いを綴る様々な職業、年齢の生徒たちの横顔を見ながら、黒井は彼らとの思い出を振り返る。孫もいる年になって入学してきた在日韓国人の女性・オモニ。髪の毛を染めたツッパリ少女・みどり。昼間は肉体労働に励む少年・カズ。父は中国人、母は日本人で五年前に中国から移住してきた青年・張。自閉症で登校拒否児だったえり子…。
出典:Rakuten TV
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映画『学校』予告動画
学校 山田洋次
映画『学校』配信状況
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映画『学校』基本情報
本作(タイトル) | 学校 |
公開年 | 1993年 |
上映時間/再生時間 | 2時間9分 |
監督 | 山田洋次 |
キャスト | 黒井先生・・・西田敏行 田島先生・・・竹下景子 イノさん・・・田中邦衛 カズ・・・萩原聖人 張・・・翁華栄 修・・・神戸浩 みどり・・・裕木奈江 えり子・・・中江有里 オモニ・・・新屋英子校長・・・すまけい 土屋・・・笹野高史 えり子の父・・・大和田伸也 えり子の母・・・浅利香津代 自動車解体工場の社長・・・小倉久寛 イノさんのおば・・・園佳也子 河合茂・・・大江千里 リネン工場の社長・・・坂上二郎 八百屋(特別出演)・・・渥美清ほか |
音楽 | 冨田勲 |
主な受賞歴 | ・第48回(1993年)毎日映画コンクール 日本映画優秀賞/日本映画ファン賞/宣伝賞・優秀賞 ・第17回(1994年)日本アカデミー賞 最優秀作品賞/最優秀監督賞 (山田洋次)/最優秀脚本賞 (山田洋次)/最優秀主演男優賞 ( 西田敏行)/最優秀助演男優賞 (田中邦衛)/助演女優賞 (竹下景子・裕木奈江)/新人俳優賞( 萩原聖人・裕木奈江)ほか |
制作会社/配給元 | 中川滋弘、日本テレビ、松竹/松竹 |
映画『学校』原作紹介
原作は広沢栄。
脚本は山田洋次、朝間義隆。
映画『学校』関連作品
映画『学校』は、2000年までに全4作品が製作された。
夜間学校や支援学校(旧:養護学校)、職業訓練校などが舞台となっている。
作品名 | U | A | N | 作品概要 |
学校 (1993年) | ◎ | 〇 | ◎ | ←今回紹介作品。夜間中学校が舞台。 |
学校Ⅱ (1996年) | ◎ | 〇 | × | 重度、軽度の障害を持つ生徒の交流や葛藤、就職問題など、3年間の高等養護学校が舞台。 |
学校Ⅲ (1998年) | ◎ | 〇 | × | 自閉症の息子を持つシングルマザーの、リストラや再就職問題など、訓練中に起きる職業訓練校が舞台。 |
十五才 学校Ⅳ(2000年) | ◎ | 〇 | × | 横浜⇒鹿児島県・屋久島までのヒッチハイクの旅を描いたロードムービーとなっており、これまでの前3作品『学校』とは様相が異なっている。 |
U⇒U-NEXT、A⇒Amazonプライム、N⇒Netflix 配信状況:◎見放題 〇レンタル ×未配信 |
『学校Ⅱ』(1996年)
出演:西田敏行、吉岡秀隆、神戸浩、永瀬正敏、いしだあゆみ、安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S ほか
音楽:冨田勲
『学校Ⅲ』(1998年)
出演:大竹しのぶ、小林稔侍、黒田勇樹、田中邦衛、 ケーシー高峰、笹野高史 ほか
主題歌 :中島みゆき 「瞬きもせず(MOVIE THEME VERSION)」
『十五才 学校Ⅳ』(2000年)
出演:金井勇太、小林稔侍、秋野暢子、児玉真菜 ほか
主題歌 :ゆず「シャララン」「境界線」
映画『学校』口コミ(見どころ・感想)
映画『学校』口コミ(見どころ・感想)

教育を受けるなんて誰でもできる当たり前のことだと思いがちですが、はたして本当にそうなのでしょうか。
この映画の見どころは、映画のタイトルそのまま「学校」のシーンです。

イノさんこと、田中邦衛さんの演技が絶妙です。
夜間中学というあまり馴染みのない学校が舞台の映画です。
同世代の子どもたちが集まる通常の学校とは違った、純粋に学ぶことを目的とした世代を超えた人と人とのつながりや、教育の機会均等といいながらも社会が抱える矛盾に考えさせられるものがあります。
イノさんこと、田中邦衛さんの演技が絶妙です。貧乏くささや社会への劣等感などがとてもよく表現されていました。
田中邦衛さん演じるイノサンが亡くなったときに同級生が語った、「ひらがな覚えたり、貧乏くさい修学旅行に行ったり、そんなことが楽しかったのかよ」というような言葉は、社会の弱者に対する差別や蔑みに対する怒りのように聞こえました。
田中邦衛さんの関連作はこちら
映画『学校』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 6.49 | ― | 3.7 | 3.93 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営※『学校Ⅱ~Ⅳ』はあり。 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年6月2日時点のものです。
まとめ
・セルDVD/ブルーレイはこちら
『山田洋次監督 名作選III』は、山田洋次監督が「本来あるべき「教育」とは何か?」をテーマに取り組んだ『学校』シリーズの全4作品を収録しています。
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