・『キッズ・リターン』(1996)は、北野武監督の6作目となる作品。金子賢と安藤政信が出演している。
・『キッズ・リターン』は、第49回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品作品。
・『キッズ・リターン』の10年後の姿を描いた『キッズ・リターン 再会の時』(2013)も公開された(原案:ビートたけし、監督:清水浩、主演:平岡祐太、三浦貴大)。
・関連作:『ソナチネ』(1993) 『岸和田少年愚連隊』(1996) 『青い春』(2001)
目次
映画『キッズ・リターン』
~あらすじ~
18歳の二人は、いつもつるんでいた。気分がのれば学校に行き問題を起こす二人は、担任(森本レオ)の目に“落ちこぼれ”としか映らない。
そんなある日、カツアゲた高校生の助っ人にKOされたマサル(金子賢)は、ボクシングに目覚め、シンジ(安藤政信)も成りゆきでジムに入門した。
ある夜、ヤクザに絡まれた二人は、若頭(石橋凌)に助けられ、マサルはその迫力に感動してしまう。高校生活も終わり、シンジはボクシング界の
逸材に成長していた。――だが、ジムにはマサルの姿はなかった。出典:Amazon
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映画『キッズ・リターン』予告動画
ds return (1996) - Ending scene
映画『キッズ・リターン』配信状況
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映画『キッズ・リターン』監督・キャスト、原作紹介
映画『キッズ・リターン』基本情報
本作(タイトル) | キッズ・リター/Kids Return |
公開年 | 1996年 |
上映時間/再生時間 | 1時間48分 |
監督 | 北野武 |
キャスト | マサル・・・金子賢 シンジ・・・安藤政信 担任教師・・・森本レオ サチコ・・・大家由祐子 ジムの会長・・・山谷初男 ヤクザの組長・・・石橋凌 ハヤシ・・・モロ師岡 サチコの母親・・・丘みつ子 ヤクザの若頭・・・寺島進 ヤクザの親分・・・下條正巳 タクシーの客・・・大杉漣 秤販売会社の上司・・・平泉成 カズオ・・・津田寛治 橋田先生・・・芦川誠 かつあげされる学生・・・宮藤官九郎 不良三人組のリーダー・・・矢部享祐 教師・・・谷本一 酒場の男・・・森下能幸 タクシー会社の事務・・・日野陽仁 相手側ヤクザ・・・十貫寺梅軒 |
音楽 | 久石譲 |
主な受賞歴 | ・第6回東京スポーツ映画大賞・作品賞・監督賞 ・第51回毎日映画コンクール・日本映画優秀賞 ・第39回ブルーリボン賞・監督賞 ・第7回文化庁優秀映画作品賞・長編映画部門 ほか多数受賞 |
制作会社/配給元 | オフィス北野、バンダイビジュアル/オフィス北野、ユーロスペース |
映画『キッズ・リターン』原作紹介
脚本:北野武
映画『キッズ・リターン』関連作品
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『ソナチネ』(1993)
~あらすじ~
村川は、ヤクザ稼業に嫌気が差している北嶋組幹部。そんな男が、親分の依頼で中松組の助っ人として、沖縄に飛んだ。
村川を待っていたのは、敵対する阿南組の襲撃。
――連れの子分が2人殺られた。「ドンパチでやばいとは聞いていたが、話が違い過ぎる……」。また2人、凶弾に倒れた。抜けるような青い空と海、照り付ける太陽の下で殺戮は続く。「ハメられた! 」逃げ場を失った
村川は、ただひたすら〈死〉に向かって突き進むのだった。出典:Amazon
監督・脚本:北野武(ビートたけし)
出演:北野武(ビートたけし)、国舞亜矢、渡辺哲、勝村政信、寺島進、大杉漣、北村晃一、十三豊
『岸和田少年愚連隊』(1996)
~解説・あらすじ~
中場利一の同名小説を人気お笑いコンビ・ナインティナイン初主演で映画化した青春グラフティ。監督は「ガキ帝国 悪たれ戦争」「犬死にせしもの」の井筒和幸。1975年、大阪・岸和田。チュンバと小鉄の悪ガキふたり組は、今日も悪友たちとのケンカに明け暮れる……。映画は彼らふたりの中学~高校時代のケンカばかりの日常をコミカルなテイストと瑞々しいタッチで活き活きと描いていく。出典:Yahoo!映画
監督:井筒和幸
出演:ナインティナイン(矢部浩之、岡村隆史)、大河内奈々子、宮迫博之、木下ほうか、八木小緒里、山城新伍、小林稔侍
当時ブルーリボン賞新人賞を受賞したのは、安藤政信と認知されていたが、実際には同年に公開されていた『岸和田少年愚連隊』(1996)のナインティナインであった。
『青い春』(2001)
~あらすじ~
男子校・朝日高等学校。その日、屋上にはいつものように不良グループが集まっていた。新3年生の彼らはそこで、柵の外に立ち手をたたく回数を競う通称“ベランダ・ゲーム”をしていた。柵の外側はつま先がやっと引っかかる程度の幅しかなく、柵に掴まらずには数秒と立っていられない。落ちれば地面にまっさかさま。それは、勝ったものが学校を仕切ると決められた伝統の根性だめし。勝利したのは8回の新記録を出した物静かな男・九條だった。しかし、九條にとっては学校を仕切ることなどどうでもいいことだった……。出典:Yahoo!映画
監督:豊田利晃
出演:松田龍平、新井浩文、高岡蒼佑、大柴裕介、山崎裕太、永山瑛太(瑛太)、忍成修吾、塚本高史
映画『キッズ・リターン』口コミ(見どころ・感想)
映画『キッズ・リターン』口コミ(見どころ・感想)

落ちぶれた二人が再開する最後のシーンが、一番の見どころだと感じます。が・・・
学校もろくに行かず、悪さばかりしている2人組マサルとシンジ。ある日、カツアゲした相手の友人でボクシング経験者からこっぴどくやり返された事を根に持って、マサルはボクシングを始めます。
行く所敵無しの彼らは、馴染みの中華料理店でもヤクザ相手に生意気な口をきいています。
そして、マサルから半ば強引にボクシングジムに勧誘されたシンジ。最初は、困惑していたものの次第に才能を開花させていきます。
一方誘ったマサルは、シンジに比べて才能が無い自分に嫌気をさして辞めてしまいます。
自分の才能に気付きボクシングにのめり込むシンジは、音信不通になっていたマサルと偶然の再会を果たします。が、マサルはそれ以前に生意気な口をきいていたヤクザの使いパシリをしていて、気まずい再会となってしまいます。
それでも、互いにそれぞれの道で成功したらまた、会う事を約束します。
そこから、二人の人生に大きな挫折が訪れます。
落ちぶれた二人が再開する最後のシーンが、一番の見どころだと感じます。が、2人が思い描いていた展開にはとても至りませんでした。
しかし、二人は昔の様に自転車に乗って学校のグラウンドを乗り回します。その時、シンジはマサルにある言葉を投げかけるのです。
~見どころ~
2人の少年が人生で若い時にありがちな、生意気な気持ちで生きていきながら、人生の浮き沈みを十分に味わいながら・・・・。
最後はお互いに成功せず、これまたありがちな落ちぶれを見る事になり・・・。
最後は何故か、これからの人生を前向きに捉えているシーンで会わる笑顔が、色々考えさせられる映画だと思いました。
2人の人生は”今のところ”沈んでいますが、2人も気持ちは今まで以上に前向きな所が印象的でした。
生意気な態度を周囲に振りまいて強がりますが、お互いに意思の弱さから上り詰める、階段を踏み外し十分な挫折を味わっているはずなのに。
めげない彼らは、強がりなのか?無謀な挑戦をしたいのか?不思議な気持ちになりながらも、この挫折後に見せる事が出来ない笑顔で、フィナーレを迎える言葉の掛け合いに感動することができました。
映画『キッズ・リターン』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 7.71 | 7.5 | 4.0 | 4.32 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年8月12日時点のものです。
まとめ
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