・『雨あがる』(1999)は、山本周五郎の短編をもとに故黒澤明監督が書いた遺稿を、黒澤組のスタッフたちが映画化した作品。
・黒澤明監督の通夜の時に、子の黒澤久雄は脚本執筆の手伝いをしていた助監督・小泉堯史に監督依頼を行い、クランクインした。
・『雨あがる』は第24回日本アカデミー賞(2001年)最優秀作品賞/最優秀脚本賞を受賞した。
関連作:『人情紙風船』(1937)『血槍富士』(1955)『椿三十郎』(1962)『たそがれ清兵衛』(2002)『隠し剣 鬼の爪』(2004)
映画『雨あがる』
~あらすじ~
享保の時代。浪人の三沢伊兵衛とその妻は、長雨のため安宿に居を構えた。ある日、若侍の諍いを難なく仲裁した三沢は、通りかかった藩主・永井和泉守に見そめられ城に招かれる。三沢が剣豪であることを知った和泉守は、彼を藩の剣術指南番に迎えようとするが・・・。出典:TSUTAYA DISCAS
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映画『雨あがる』予告動画
Après la Pluie – Trailer
映画『雨あがる』配信状況
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映画『雨あがる』監督・キャスト、原作紹介
映画『雨あがる』基本情報
本作(タイトル) | 雨あがる/After The Rain |
公開年 | 1999年 |
上映時間/再生時間 | 1時間31分 |
監督 | 小泉堯史 |
キャスト | 三沢伊兵衛・・・寺尾聰 たよ・・・宮崎美子 永井和泉守重明・・・三船史郎 辻月丹・・・仲代達矢 榊原権之丞・・・吉岡秀隆 内藤隼人・・・加藤隆之 奥方・・・檀ふみ 家老・・・井川比佐志 おきん・・・原田美枝子 説教節爺・・・松村達雄 おとし・・・大寶智子 遍路の老人・・・奥村公延 鋳掛け屋・・・頭師孝雄 野田又四朗・・・山口馬木也 犬山半太夫・・・森塚敏 宿屋の女中・・・鈴木美恵 野呂惣左衛門・・・児玉謙次 腰元・・・森山祐子 宿屋の亭主・・・下川辰平 |
音楽 | 佐藤勝 |
主な受賞歴 | ・第24回日本アカデミー賞(2001年)最優秀作品賞/最優秀脚本賞 ・第56回ヴェネチア国際映画祭(1999年)緑の獅子賞 |
制作会社/配給元 | 椎名保、宮川鑛一、「雨あがる」製作委員会(アスミック・エース、角川書店、テレビ東京。IMAGICA、博報堂)/アスミック・エース 、東宝 |
映画『雨あがる』原作紹介
原作:「雨あがる」 山本周五郎
脚本:黒澤明
映画『雨あがる』関連作品
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『人情紙風船』(1937)
~あらすじ~
江戸時代。貧乏長屋に住む髪結いの新三は、同じ長屋に住む浪人が首吊り自殺したのを良いことに、通夜をやるからと大家から酒をせしめ、住民仲間とただ酒を飲んで馬鹿騒ぎを行うような男だ。彼は賭場を巡るトラブルから借金を抱えており、髪結いの道具を質屋に持ち込もうとするが、相手にしてもらえない。困った新三は質屋の店主の娘であるお駒を誘拐し、長屋に連れ込んでしまう。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:山中貞雄
出演:河原崎長十郎、中村翫右衛門、霧立のぼる
『血槍富士』(1955)
~あらすじ~
のどかな東海道を江戸に向かって旅する、若様・酒匂小十郎と槍持ち権八、お供の源太。まだ若い小十郎は気立ての優しい人物だが、無類の酒好きで酒乱の気がある。源太もまた酒飲みなので、権八は心配でならない。そんな三人の主従と時を同じくして旅するのは、小間物商人、身売りされる娘おたねと老爺、あんまの藪の市、旅芸人のおすみ母子、挙動不審の藤三郎、そして権八の槍に憧れる次郎ら市井の人々。悲喜交々の人生と人情に触れた小十郎は感動し、虚栄ばかりの武士の世界に嫌気がさしていく。そんな折、事件は起きた。飲み屋で酒を酌み交わしていた小十郎と源太が、侍集団との争いで惨殺。そこへ駆けつけた権八は、若様の仇を討つべく酔いどれ侍たちに斬りかかる!出典:Amazon
監督:内田吐夢
出演:片岡千恵蔵、喜多川千鶴、田代百合子、加賀邦男、島田照夫、杉狂児、植木千恵
『椿三十郎』(1962)
~解説・あらすじ~
凄腕の浪人が、上役の不正を暴こうと立ち上がった9人の若侍に助太刀する痛快アクション時代劇。三船扮する三十郎は前作の「用心棒」から通ずるキャラクターながらこちらのほうがより人間味が増し、ユーモアと知略が強調されている。薄暗い社殿で密議をこらしていた9人の若侍。上役を告発するも逆に窮地に陥っていた。それを図らずも聞いていた浪人は、権謀に疎い彼らに同情し一肌脱ぐことに……。仲代達矢扮する敵方の用心棒との壮絶な一騎打ちのシーンは圧巻。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:黒澤明
出演:三船敏郎、仲代達矢、加山雄三、団令子、志村喬
『たそがれ清兵衛』(2002)
監督:山田洋次
出演:真田広之、宮沢りえ、小林稔侍
・第26回日本アカデミー賞(2003年)最優秀作品賞/最優秀脚本賞/最優秀監督賞
・第45回ブルーリボン賞2003年作品賞
『たそがれ清兵衛』(2002)はこちらから
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『隠し剣 鬼の爪』(2004)
~あらすじ~
時は幕末。東北の小藩、海坂藩。3年前に母を亡くし、いまだ独り身の下級武士・片桐宗蔵はその日、思いがけぬ再会に胸を痛める。それは、かつて宗蔵の家に奉公に来ていた百姓の娘きえ。伊勢屋に嫁ぎ、幸せに暮らしているものと思っていたきえの姿は、やつれ、あまりにも寂しげだった。数ヵ月後、妹の志乃からきえが病に伏せっていると聞いた宗蔵は、ついに伊勢屋からきえを強引に連れ帰るのだった。日に日に快復していくきえを見て、喜びを実感する宗蔵だったが、そんな時、藩の江戸屋敷で謀反が発覚、宗蔵もこの騒動に深く巻き込まれてしまうのだった。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:山田洋次
出演:永瀬正敏、松たか子、吉岡秀隆、小澤征悦、田畑智子
映画『雨あがる』口コミ(見どころ・感想)
映画『雨あがる』口コミ(見どころ・感想)
aaa
寺尾聰さんと宮崎美子さんが演じる夫婦二人が、本当にお互いの気持ちを思いやり合っていて、とても素敵なんです。「夫婦っていいなぁ、」こんな風にお互いを信頼し合って、寄り添って過ごしていけるのなら、結婚や夫婦って良いものなのかもしれないなぁ、と私自身、思わせられた作品です。
時代劇ですが、所謂、チャンバラものとは違い、市井の人たちの何気ない風景や日常が、淡々と描かれています。
本当に強いとは、どう言った事なのか、真の優しさとは何なのか、この映画を観ていると、主演の二人を通して伝わってくる気持ちになって、自分の心の中でふと一時、立ち止まり考えさせられてしまいます。
支え合う二人の姿に、夫婦の有り様を思い出させます。
~感想~
見終わった時には、まさに、タイトル通りの、雨上がりの後のような、爽やかな、とても清々しい、良い気持ちにさせられる、観賞後の気分の良い作品でした。
寺尾聰さんが演じる役の優しさ温かさに、宮崎美子さんの演じる妻のかっこ良さに、思わず引き込まれてしまいます。
三船敏郎さんのお孫さんが演じる殿様が、セリフが棒読みで酷い役者さんなのも、がっかりするどころか私としては、ファンサービスのひとつとして、微笑ましく流して観る事が出来ました。
とても、シンプルで地味な作品かも知れませんが、個人的にはこう言った、何気ない日々の出来事を描いた映画が好みなので、大好きな作品のひとつに入れたいぐらいに思っています。
隠れた名作ですね。
映画『雨あがる』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 6.1 | 7.7 | 3.6 | 3.8 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年5月13日時点のものです。
まとめ
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