映画『淵に立つ』動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2021-07-08

POINT

・『淵に立つ』(2016)は
日本・フランス合作のドラマ映画で、
第29回東京国際映画祭の「Japan Now」部門にて上映された。

「あらゆる関係性とは、一瞬の淵に立っている」。淵とは・・・。
・「淵に立つ」で八坂役演じた浅野忠信は、“怪しい男”は「僕にぴったりの役柄」だと語った。
・第69回カンヌ国際映画祭(2016年)「ある視点」部門 審査員賞。
・関連作:『CURE キュア』(1997) 『蛇の道』(1998) 『蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳』(1998) 『よこがお』(2019)

映画『淵に立つ』あらすじ

郊外で小さな金属加工工場を営む鈴岡家は、夫・利雄(古舘寛治)、妻・章江(筒井真理子)、10歳の娘・蛍(篠川桃音)の三人家族。
平穏な毎日を送るごく平凡な家族の前にある日、利雄の旧い知人で、最近まで服役していた八坂草太郎(浅野忠信)が現れる。
利雄は章江に断りなくその場で八坂を雇い入れ、自宅の空き部屋を提供する。章江は突然の出来事に戸惑うが、礼儀正しく、
蛍のオルガンの練習にも喜んで付き合う八坂に好意を抱くようになる。だが、ある時、八坂は一家に残酷な爪痕を残して姿を消す。
8年後。八坂の行方は知れず、利雄は興信所に調べさせているが、一向に手がかりはつかめない。工場では古株の従業員・設楽篤(三浦貴大)が
辞めることになり、代わりに山上孝司(太賀)が新人として入ってくる。母を亡くして独り身の孝司は屈託のない人柄でたちまち夫婦の信頼を得る。
だが皮肉な巡り合わせにより、八坂の消息をつかめそうになった時、利雄と章江は再び己の心の闇と対峙することになる―。

映画『淵に立つ』予告動画

映画『淵に立つ』基本情報

邦題淵に立つ
原題Harmonium
公開年2016年
上映時間1時間59分
監督深田晃司
キャスト八坂草太郎・・・浅野忠信
鈴岡章江・・・筒井真理子
山上孝司・・・太賀
設楽篤・・・三浦貴大
鈴岡利雄・・・古舘寛治
鈴岡蛍・・・篠川桃音
鈴岡蛍(8年後)・・・真広佳奈
音楽小野川浩幸
「Lullaby」HARUHI
受賞歴・第69回カンヌ国際映画祭(2016年)「ある視点」部門 審査員賞
・第90回キネマ旬報ベスト・テン (2017年)日本映画ベスト・テン 第3位
・第38回ヨコハマ映画祭(2016年)主演女優賞(筒井真理子)/最優秀新人賞(太賀)
・第71回毎日映画コンクール(2017年)女優優主演賞(筒井真理子)
ほか受賞多数。
制作Comme des Cinémas、名古屋テレビ放送/エレファントハウス

関連作品

『CURE キュア』(1997)

『蛇の道』(1998)

幼女誘拐殺人…。娘を殺された宮下は、謎の男、新島の協力を得ることによって、復讐を実現しようとしていた。
ある組織の幹部、大槻、檜山、有賀を次々に拉致し、拷問まがいのやり方で、事の真相を問いただしていく。3人は自分の身の保身のために、罪を擦り付けあい、醜い争いを繰り広げる。
娘を殺したのは誰なのか?そして、新島の本当の狙いは?
出典:Amazon

『蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳』(1998)

殺された娘の復讐を果たした新島は、生きる目的を失った。仕事にも身が入らず、ただ淡々と日々を送っていた。
そんな時、再会した昔の同級生・岩松に殺しのビジネスに誘われる。仕事で殺しを行っていくうちに、新島はだんだん深みにはまっていく自分を感じた。
ある日、組織の上部・依田に岩松の監視を命令される。新島は、岩松を裏切る行為に嫌悪感を抱くのだが……・
出典:Amazon

『よこがお』(2019)

~解説・あらすじ~
無実の罪を着せられ、人生を壊された女性の絶望と復讐を描いたサスペンスドラマ

訪問看護師・白川市子は、訪問先の長女・基子に介護福祉士になるための勉強を見ていた。ある日、基子の妹・サキが行方不明になる。その犯人として市子が疑われ、冤罪と風評から全てを失ってしまう。やがて彼女は「リサ」へと姿を変え、復讐に動き始める。
出典:Rakuten TV

映画『淵に立つ』口コミ(見どころ・感想)

映画『淵に立つ』口コミ(見どころ・感想)

この作品のタイトルの「淵」とはなんだろうとも思います。
~見どころ~ 物語を単純に説明すると「ある一家とそこに混じった異分子の物語」となります。
しかし、この物語の前半部分において、個人的に気になったのは「境界」です。妻と子はキリスト教を信仰しており、食事の前には祈りを捧げます。
一方、食卓を挟んだ反対側の夫は母と子の会話にも加わらずクチャクチャと食事をすすめています。この一家の主は町工場を運営しています。「異分子」となる人物が現れたシーンが個人的に気になりました。
町工場に彼の昔の知人が訪ねてくるのですが、椅子と椅子を向かい合わせて座っているそこにも工場のなにかのラインが引かれています。ここは意図的にそうしたのか、偶然なのか分かりません。
物語の前半を通してある種のラインが引かれ、「こっち」と「あっち」という分け隔てが描かれているところが着目です。
~感想~ 物語は後半から味の悪い展開になってきます。それは「異分子」を迎えてしまったからなのですが、夫にしても妻にしても後ろめたいものを抱えているのが気になりました。最初の食事のシーンはどこか白々しくて、少し気味が悪かったです。「異分子」が残した爆弾が余りにも大きすぎました。この作品のタイトルの「淵」とはなんだろうとも思います。登場人物たちは様々な形のものを抱えています。 「爆弾」のキーを持つ人物が現れてからの展開も面白かったです。どこか空々しかった父親がちゃんと「父親」になっているんですよね。しかし、そこにはどこか歪なものも含まれていて……。人はみんな、それぞれいろんな思いを持って生きています。悪意や善意は無関係に。普通に生きているつもりが、ある日突然「淵」にいることを気づく瞬間は何よりも恐ろしいことなのかもしれないと感じました。

映画『淵に立つ』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数5.926.93.73.42
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2023年8月20日時点のものです。