映画『ドライブ・マイ・カー』動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2022-02-18

POINT

・『ドライブ・マイ・カー』(2021)は、村上春樹の同短編小説と「女のいない男たち」を原作とした、濱口竜介監督の作品。主演は西島秀俊。
・『ドライブ・マイ・カー』は第79回ゴールデングローブ賞(2022年)非英語映画賞
(旧外国語映画賞)
を受賞した。
日本作品としては、市川崑監督『

』(1959
)以来62年ぶりの快挙となった。

『ドライブ・マイ・カー』は、第94回アカデミー賞で国際長編映画賞(旧・外国語映画賞)を受賞した。日本映画が受賞するのは滝田洋二郎監督の『おくりびと』(2008)以来13年ぶりとなった。
・第45回日本アカデミー賞(2022年)では最優秀作品賞を含む3賞を受賞した。
・関連作: 『トニー滝谷』(2004) 『PASSION』(2008) 『ハッピーアワー』(2015) 『永い言い訳』(2016) 『二重のまち/交代地のうたを編む』(2019)

映画『ドライブ・マイ・カー』あらすじ

舞台俳優であり演出家の家福(かふく)は、愛する妻の音(おと)と満ち足りた日々を送っていた。しかし、音は秘密を残して突然この世からいなくなってしまう。
2年後、広島での演劇祭に愛車で向かった家福は、ある過去を抱える寡黙な専属ドライバーのみさきと出会う。
悲しみと“打ち明けられることのなかった秘密"に苛まれてきた家福は、みさきと過ごすなかであることに気づかされていく――。

映画『ドライブ・マイ・カー』予告動画

映画『ドライブ・マイ・カー』基本情報

邦題ドライブ・マイ・カー
原題Drive My Car
公開年2021年
上映時間2時間59分
監督濱口竜介
キャスト家福悠介・・・西島秀俊
渡利みさき・・・三浦透子
家福音・・・霧島れいか
高槻耕史・・・岡田将生
音楽石橋英子
受賞歴・第45回日本アカデミー賞(2022年)最優秀作品賞/最優秀脚本賞/最優秀監督賞

第94回アカデミー賞(2022年)
国際長編映画賞
・第79回ゴールデングローブ賞(2022年)外国語映画賞
・第74回カンヌ国際映画祭(2021年)脚本賞
・第47回ロサンゼルス映画批評家協会賞(2021年)作品賞/脚本賞
・第87回ニューヨーク映画批評家協会賞(2021年)作品賞
・第13回TAMA映画賞(2021年)最優秀作品賞
制作ビターズ・エンド/ビターズ・エンド

関連作品

『トニー滝谷』(2004)

トニー滝谷の名前は、本当にトニー滝谷だった。太平洋戦争当時、上海のナイトクラブでジャズマンをしていた滝谷省三郎は、終戦後、息子が生まれるとトニーと名付けたのだ。彼が生まれて3日で母が死に、孤独な幼少期を送ったトニーは、やがて美大に進む。細部まで正確に写し取る彼の絵はどこまでも無機的だった。ずっと孤独に生きてきたトニーは、孤独を苦にしなかった。しかしデザイン会社に就職後、独立してイラストレーターとなったトニーは、彼の家に出入りする編集者の一人、小沼英子に恋をする。そして、彼女のいない人生を思い、恐怖した…。
出典:TSUTAYA DISCAS

『PASSION』(2008)

監督:濱口竜介

キャスト:河井青葉、岡本竜汰、占部房子、岡部尚、渋川清彦

『ハッピーアワー』(2015)

30代も後半を迎えた、あかり、桜子、芙美、純の4人は、なんでも話せる親友同士だと思っていた。しかし、純の秘密を思わぬかたちで知り、彼女たちの友情は揺れる。動揺は彼女たちの日常へと及び、いつしか全員の人生を大きく動かしていく。やがて訪れる長い夜。彼女たちは問いかける。—私は本当になりたかった私なの?
出典:Amazon

『永い言い訳』(2016)

人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(きぬがささちお)は、妻が旅先で不慮の事故に遭い、
親友とともに亡くなったと知らせを受ける。その時不倫相手と密会していた幸夫は、
世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。
そんなある日、妻の親友の遺族―トラック運転手の夫・陽一とその子供たちに出会った幸夫は、
ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。
保育園に通う灯(あかり)と、妹の世話のため中学受験を諦めようとしていた兄の真平。
子供を持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝き出すのだが・・・。
出典:Amazon

『二重のまち/交代地のうたを編む』(2019)

~解説・あらすじ~
民話の萌芽のような時間を描いた奇跡の映画
2018年、4人の旅人が陸前高田を訪れる。まだ若いかれらは、“あの日"の出来事から、空間的にも時間的にも、遠く離れた場所からやって来た。
大津波にさらわれたかつてのまちのことも、嵩上げ工事の後につくられたあたらしいまちのことも知らない。
旅人たちは、土地の風景のなかに身を置き、人びとの声に耳を傾け、対話を重ね、物語『二重のまち』を朗読する。
他者の語りを聞き、伝え、語り直すという行為の丁寧な反復の先に、奇跡のような瞬間が立ち現れる。
出典:Amazon

映画『ドライブ・マイ・カー』口コミ(見どころ・感想)

映画『ドライブ・マイ・カー』口コミ(見どころ・感想)

「相手の心を見たければ自分の心を知ること」
~見どころ~ 村上春樹原作、濱口亮介監督作品です。日本だけでなく、海外からも多く評価されていて数々の賞を受賞、ノミネートされています。主人公の西島秀俊演じる家福は舞台の演出家、俳優で妻の音は脚本家です。夫婦は、愛を交わしあった後に妻から夫に物語りを語るという習慣がありました。妻の音は夫がありながらも仕事で一緒なった若い俳優達と浮気を重ねているのですが、夫の家福はそれを見て見ぬふりをし続けます。ある日妻から「話しがある」と言われた夜に妻はくも膜下出血で急死してしまいます。家福は音を失った深い喪失感と、音が自分に何を伝えたかったのか、音の浮気を重ねた真相などをずっと受け入れられず、向き合えずにいて苦しんでいます。自分と同じような境遇や心情を抱えている女性ドライバーみさきとの出会いによって、少しずつ深い悲しみの過去を受け入れていく様子を静かにですが描いています。その静かに淡々として見える物語りですが、深い人間の心の矛盾や真理を突いているようなみせ方がとてもうまく描かれている映画です。~感想~ 広島が舞台になっていて瀬戸内の穏やかで美しい風景を背景に、深い悲しみと喪失感、後悔を長い間抱えた登場人物達の心を変化を描いています。大切な人を失った悲しみや喪失感は多くの人が経験することですし、自分が「あの時こうしておけば・・・」という後悔の気持ちを感じることもあると思います。そのどうしようもない心情を消化もできず、そんな現実をなかなか受け入れることもできず、そのため人生をなかなか前進させることも困難なのです。その気持ちを分かり合えた家福とみさきは、お互いに心の支えになって悲しみと現実を受け入れ、前進していく様子が静かですが、力強く描かれているのが心に響きました。「相手の心を見たければ自分の心を知ること」という言葉が、自分にも置きかえて考えさせらる言葉でした。
決してお互いに入り込みすぎない絶妙な距離感に癒され、きっと涙を流すことでしょう。
~見どころ~ やはり見どころは村上春樹の世界観だと思います。登場人物それぞれの後悔や苦悩、そしてそれを乗り越えるまでの過程が絶妙な空気感と視点で描かれていると思います。西島秀俊さん演じる家福と三浦透子さん演じるみさきの距離感、これが本当に心地よいです。見ているだけなのにみさきの運転する車にまるで乗っているかのような感覚になり、そして気が付けば完全に映画の世界に入り込んでいます。家福はなぜ自分の妻を助けることができなかったのかという後悔に苦しめられ、みさきは彼女の苦しい過去に囚われている。どちらも重たい鉛を抱えているはずなのに二人が醸し出す空気感はとても穏やかで、それぞれが抱える苦悩をお互いがふんわり包み込もうとしているかのような関係性。決してお互いに入り込みすぎない絶妙な距離感に癒され、きっと涙を流すことでしょう。~感想~ 私自身、村上春樹の作品は数えるほどしか読んだことがありませんでした。もちろんドライブ・マイ・カーも未読です。ですが、そんな私でも「これえぞ村上春樹の世界観を忠実に再現した作品だ」と感じてしまいました。家福とみさき、決して簡単には乗りきることができないような苦悩を抱えて生きている、そんな2人だからこそ相手に入り込みすぎないあの素晴らしい空気感が生まれたんだろうなと思いました。3時間が本当にあっという間で、まるで自分もみさきが運転している車に乗っているかのようなふわふわした感覚に陥りました。エンドロールが終わるまで映画の世界観に包まれたままで、見終わったあとも余韻が続きました。きっと何度も何度も見ることで、もっと味が出る作品なのではと思います。

映画『ドライブ・マイ・カー』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数6.27.94.14.0
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2022年8月9日時点のものです。