・『女と男のいる舗道』(1962)は、ジャン=リュック・ゴダール脚本・監督によるフランス映画。
・『女と男のいる舗道』の原題はVivre sa vie: Film en douze tableauxで、そのの意味は「自分の人生を生きる、12のタブローに描かれた映画」。
・『女と男のいる舗道』は、第23回ヴェネチア国際映画祭(1962年)審査員特別賞を受賞した。
・ジャン=リュック・ゴダール関連作:『女は女である』(1961)『気狂いピエロ』(1965)
映画『女と男のいる舗道』
~あらすじ~
フランス、パリのビストロでナナは別れた夫のポールと会う。ナナは女優を夢見てパリに出てきたが、今はレコード屋の店員である。
ナナはある日、見知らぬ男に誘われ、抱かれるとお金をもらう。ナナの友人のイヴェットは売春の仲介をしていて、ナナは娼婦になる。
いつしかナナにはラウールというヒモがついている。ナナがバーで踊っていると、若い男を見かけ、ナナはその男を愛するようになる。
ラウールはナナを売春組織に売り飛ばすが、受け取った金額が少なかった為、ナナを連れ帰ろうとする。組織の男が拳銃を撃つと弾はナナに当る。
ラウールは逃げ、男も走り去る。ナナは倒れ、絶命する―。出典:Amazon
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映画『女と男のいる舗道』予告動画
女と男のいる舗道(プレビュー)
映画『女と男のいる舗道』配信状況
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映画『女と男のいる舗道』監督・キャスト、原作紹介
映画『女と男のいる舗道』基本情報
本作(タイトル) | 女と男のいる舗道/My Life to Live(Vivre sa vie) |
公開年 | 1962年 |
上映時間/再生時間 | 1時間24分 |
監督 | ジャン=リュック・ゴダール |
キャスト | ナナ・クランフランケンハイム・・・アンナ・カリーナ ラウール・・・サディ・レボ ポール・・・アンドレ・S・ラバルト イヴェット・・・ギレーヌ・シュランベルジェ シェフ・・・ジェラール・オフマン エリザベート・・・モニク・メシーヌ ジャーナリスト・・・ポール・パヴェル ディミトリ・・・ディミトリ・ディネフ 若い男・・・ペテ・カソヴィッツ ルイジ・・・エリック・シュランベルジェ 哲学者・・・ブリス・パラン アルチュール・・・アンリ・アタル 最初の客・・・ジル・ケアン カフェのウェートレス・・・オディル・ジュフロワ 警官・・・マルセル・シャントン 映画館のなかの男・・・ジャック・フロランシー イタリア人の男・・・マリオ・ボッティ ジュークボックスの前にいる男・・・ジャン・フェラ ポーの書物を読む恋人の声・・・ジャン=リュック・ゴダール コンシェルジュ・・・ジゼル・オシュコルヌ 兵士・・・ジャン=ポール・サヴィニャック けが人・・・ラズロ・サボ |
音楽/主題歌 | ミシェル・ルグラン、ジャン・フェラ |
主な受賞歴 | ・第23回ヴェネチア国際映画祭(1962年)審査員特別賞 |
制作会社/配給元 | レ・フィルム・ド・ラ・プレイヤード/パンテオン・ディストリビュシオン |
映画『女と男のいる舗道』原作紹介
原案:「売春婦のいる場所」マルセル・サコット判事、「楕円形の肖像」エドガー・アラン・ポー
脚本:ジャン=リュック・ゴダール
映画『女と男のいる舗道』関連作品
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『女は女である』(1961)
~解説・あらすじ~
巨匠、ジャン=リュック・ゴダール監督の初カラー映画となったミュージカルコメディ。アンナ・カリーナをヒロインに迎え、シネマスコープの画面いっぱいに広がる鮮やかな色彩と、ミシェル・ルグランの音楽に乗せて男女の恋のもつれを描く。出典:Amazon
監督:ジャン=リュック・ゴダール(ハンス・リュカス)
出演:
ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ、ジャン=クロード・ブリアリ、マリー・デュボワ
『気狂いピエロ』(1965)
監督:ジャン=リュック・ゴダール(ハンス・リュカス)
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ、グラツィエラ・ガルヴァーニ、ダーク・サンダース
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映画『女と男のいる舗道』口コミ(見どころ・感想)
映画『女と男のいる舗道』口コミ(見どころ・感想)
この映画の中にはセリフに哲学的な言葉がたくさん出てきます。
~見どころ~
監督ジャン・リュック・ゴダール、主演アンナ・カリーナの1962年制作のフランス映画です。
女優という夢を諦めきれず女優を目指すため家庭を捨てた女性ナナは、いつからか娼婦として自分を売って生活をするようになります。
そんな生活の中で美や芸術や愛の喜びを忘れかけそうになりますが、かすかに女優の夢が残っているのが隙間みえるのと、愛する人との出会いもあり、自分の生き方を見直そうとする光も見えはじめます。
映画は芸術的な映像と共に哲学的な言葉が多く流れてきて、哲学的な言葉の数々は心に響くような印象深いものが多いです。
映画1本観たと同時に、本を1冊読んだような気になれる作品です。
アンナ・カリーナの表情での感情の変化をみせるところも見応えあります。
~あらすじ~
アンナ・カリーナの表情の中でも映画をみて、何かを思い涙を流すシーンはとても心に残りました。
主人公ナナは、女優という夢を目指し全てを捨ててその世界に飛び込もうとしましたが上手くいかず、いつしか自分の体を売って生活をしはじめてしまいます。
そのことが残念ですが仕方のないようにもみえました。
この映画の中にはセリフに哲学的な言葉がたくさん出てきます。
特にラスト近くに出てきたおじいさんの話す言葉には、人生の深みを感じさせる説得力のあるものがありました。
ナナはもう一度、自分の大切だった芸術や美や愛を取り戻そうとし、かすかに光がみえてきたように思えました。
そんな矢先のまさかの展開に衝撃を受けてしばらく固まってしまいました。
この作品の見どころを一言で表すと、「アンナ・カリーナ、かわいい!」です。
映画を選ぶ際の基準として様々なものがあると思いますが、日々の喧騒の中で疲れた心を癒したい、そう思っている方はこの映画をチョイスしてください。
パリのお洒落な街並み、どこか雰囲気のある音楽、登場人物の洋服やヘアスタイル…全てが「ザ・おフランス」なのです。
そんなお洒落な雰囲気の中で、アンナ・カリーナ演じる主人公の”女”ナナが、パリで出会った”男”と過ごす顛末をご覧ください。
ナナの気持ちになってパリの男たちと戯れるのもよし、優雅な音楽を聴き、街並みを眺めてフランスの雰囲気に浸るのもよし。
観る人によって、もしくは観る日の気分によって、それぞれの楽しみ方ができる映画です。これであなたも、気分はパリジャン・パリジェンヌの仲間入りです。
~あらすじ~
とにかく目の保養になって、気分もどこかパリを旅行したかのようなお洒落な気持ちになりました。
普段、入り組んだプロットが苦手な方や、今日は疲れているから気軽に観られる映画を選びたい、と思っている方にもおすすめです。
主人公のナナがお手紙をしたためるシーンがあるのですが、そこがなんとも最高でした。
ナナが便箋に文字を書き連ねるだけのシーンが割と長い間映っているのですが、それだけで私の目は画面に釘付けになりました。
言葉で表すと「手書きのフランス語がおしゃれ」というだけなのですが、観た人にしかわからないナナ(アンナ・カリーナ)の魅力がそこにはつまっていると思います。
手紙を書き終えた後のナナの仕草にもぜひ注目してみてください。
最初から最後まで通して、非常にお洒落な作品で、観賞後は何だか自分もフランスにいるかのような気持ちになりました。
映画『女と男のいる舗道』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 6.09 | 8.0 | 3.9 | 3.6 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年2月25日時点のものです。
まとめ
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