・『サスペリア』(1977)は、巨匠ダリオ・アルジェントによるホラー映画。
・日本での劇場公開時のキャッチフレーズは「決して、ひとりでは見ないでください」であり、1,000万円のショック保険を付けるほど、名作となった。
・アルジェント監督の常連ゴブリンの音楽、いちいち惹きつけられる装飾や表現は、」ホラー体験としての奇妙な”美しさ”に満ちたアート体験を導きさせる。
・『サスペリア』は、2016年にリメイクされた。
・ホラー映画の金字塔”魔女3部作”は『サスペリア』に、『インフェルノ』(1980)『サスペリア・テルザ』(2007)が挙げられる。
映画『サスペリア』
~あらすじ・解説~
ヨーロッパのバレエ学校に入学したスージーを待ち受けていた奇怪な体験。次々と殺人が起こる中、彼女は学校に魔女が棲んでいる事を突き止める。D・アルジェントは原色に近い派手な色彩と音楽(ゴブリン!)の合体でスタイリッシュな作品を造り上げ、その手法は以後のイタリアン・ホラーに大きな影響を与えた。出典:TSUTAYA DISCAS
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映画『サスペリア』予告動画
SUSPIRIA – 40th Anniversary 4K Restoration Trailer (2017) | HD
映画『サスペリア』配信状況
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映画『サスペリア』監督・キャスト、原作紹介
映画『サスペリア』基本情報
本作(タイトル) | サスペリア/Suspiria |
公開年 | 1977年 |
上映時間/再生時間 | 1時間39分 |
監督 | ダリオ・アルジェント |
キャスト | スージー・バニヨン・・・ジェシカ・ハーパー サラ・・・ステファニア・カッシーニ ダニエル・・・フラヴィオ・ブッチ マーク・・・ミゲル・ボゼ オルガ・・・バルバラ・マニョルフィ パット・ヒングル・・・エヴァ・アクセン ミリウス教授・・・ルドルフ・シュントラー ドクター・フランク・マンデル・・・ウド・キア ミス・タナー・・・アリダ・ヴァリ マダム・ブランク・・・ジョーン・ベネット |
音楽 | ゴブリン、ダリオ・アルジェント |
主な受賞歴 | ― |
制作会社/配給元 | SEDA Spettacoli/P.A.C.、東宝東和 |
映画『サスペリア』原作紹介
脚本:ダリオ・アルジェント、ダリア・ニコロディ
映画『サスペリア』関連作品 ~
ダリオ・アルジェントによるホラー映画に『サスペリア』(1977)『インフェルノ』(1980)『サスペリア・テルザ』(2007)が挙げられる。それぞれの作品に登場する魔女が三姉妹という設定であることから、”魔女3部作”と呼ばれる。
ちなみに、『サスペリア Part2』(1975)は『サスペリア』より前に製作されているが、日本では後劇場公開となった経緯がある。しかしながら”魔女3部作”には含まれてはいない。『サスペリア』は、2016年にリメイクされた。
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『インフェルノ』(1980)
~あらすじ~
舞台は、ニューヨーク。若い女流詩人のローズは、骨董屋で手に入れた「三母神」という古書の記述から、自分が住んでいる古いゴシック建築のアパートに強い興味を持つ。「三母神」は、何世紀か前に建築家で錬金術師のバレリが書いた日記で、彼は3人の魔女のために3つの館を建てたという。〝ため息の母〟はドイツに、〝涙の母〟はローマに、〝暗黒の母〟はニューヨークに、それぞれ館があり、ニューヨークの館に今ローズが住んでいるらしいのだ。ローズはこの事実をローマで音楽を学んでいる弟マークに手紙で知らせた。しかし、その後ローズは、何者かに首を切断されて惨殺される。急いでニューヨークに駆けつけたマークだが、本に関わった人物が彼の身辺で次々と殺されていく。やがて、彼は本の中にある「第3の鍵は君の靴底の下に」というキーワードを解き、床を掘り起こして秘密の通路を発見する。その行く手に待ち受けていたものは—–。出典:Amazon
監督:ダリオ・アルジェント
出演:リー・マクロスキー、アイリーン・ミラクル、アリダ・ヴァリ、エレオノーラ・ジョルジ、サシャ・ピトエフ
『サスペリア・テルザ』(2007)
~あらすじ・解説~
イタリアン・ホラーの名匠ダリオ・アルジェントが手掛けた傑作「サスペリア」「インフェルノ」に続く、“魔女”三部作の最終章となるホラー・サスペンス。封印されていた魔女をふとしたことから現代に甦らせてしまったヒロインが宿命に目覚め、秘めたる力で対決に挑む姿を描く。イタリア中部の町ヴィテルボ。ある日、墓地のそばの工事現場から、19世紀のものと思われる柩と遺品入れが発見された。そしてそれらはローマの古代美術博物館へと送られ、そこで考古学の研究をしているサラたちが遺品入れを開封することに。しかし、長らく闇の彼方に葬られていた邪悪な魔女“涙の母”の封印を解いた形となり、ついには完全復活を遂げてしまう。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:ダリオ・アルジェント
出演:アーシア・アルジェント、ダリア・ニコロディ、ウド・キアー、モラン・アティアス、イチカワ・ジュン
映画『サスペリア』口コミ(見どころ・感想)
映画『サスペリア』口コミ(見どころ・感想)
●人シーンにすら色彩的な美学がある・・・。心臓に悪いけれども、美しい映画だと思います。
~見どころ~
この映画を語るのにはずせないのは、赤・青・緑・オレンジなどの強烈な色彩が用いられた映像美です。
シーンによって異なるビビッドな原色が大胆に使われており、静止画として切り取って見ても、不気味でありながら絵的に美しいと感じる場面が多いです。
そして舞台となるバレエ学校の建築にも注目です。このバレエ学校がこれまた原色が多用された、耽美的で非日常的なデザインとなっています。
そしてホラー映画として一番大切であろう殺人シーンももちろん見どころです。
流血シーンを避ける最近の映画ではなかなか見られない、悪趣味で血みどろ、そしてショッキングな映像が見られます。
特に犠牲者のうちの一人が殺されるシーンは、やり過ぎなくらい直接的で血まみれで、恐怖要素をこれでもかというほど盛り込んだものとなっており、いやでも脳裏に焼き付きます。
~感想~
ホラー映画の中にはストーリーが緻密で人間の心理や犯行に至る過程が丁寧に描かれ、見終わった後に考えさせられたり余韻が残ったりするような作品もあります。
ですが、この作品はそんなの関係ない、という感じでストーリーは大変大雑把で説明不足です。
大まかなストーリーはあるのですが、単に不気味要素を集めてつなげました、というふうで個々の事件のつながりや犯人の動機がよくわからないままなので、若干消化不良で終わります。
ただこの映画の肝はストーリーよりもビジュアル面にあるのは明らかで、見た後に「話はよくわからなかったけど、映像は強烈だった」という感想が残りました。
この映画では、ストーリーは鮮烈な原色の毒々しく美しい映像をコラージュ的に見せるための方便、という感じがします。
設定については、物語の舞台がバレエ学校という閉鎖された空間がホラーにぴったりだと思います。
またこのバレエ学校の、おとぎ話のような甘さと不気味さが入り混じった大仰なデザインも、映画というよりもオペラやバレエの舞台装置風であり、非日常感を感じさせます。
とにかく昔の作品で血が沢山出てきて殺人シーンもショッキングなものが多いのですが、何度か見るとその辺には慣れて、殺人シーンにすら色彩的な美学があるのに気づかされます。心臓に悪いけれども美しい映画だと思います。
映画『サスペリア』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 6.13 | 7.3 | 3.6 | 3.6 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年10月17日時点のものです。
まとめ
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