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・ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、18世紀のオーストリアの音楽家。
・『アマデウス』は、モーツァルトに嫉妬と復讐を持ったサリエリの視点で描かれています。
・第57回(1985年)アカデミー賞では、作品賞や監督賞、主演男優賞など8部門で受賞しました。
目次
『アマデウス』
モーツァルトの謎に満ちた生涯を綴った名作
嫉妬と復讐の罠が、天才へのレクイエム~あらすじ~
凍てつくウィーンの街で自殺を図り精神病院に運ばれた老人。彼は自らをアントニオ・サリエリと呼び、皇帝ヨゼフ二世に仕えた宮廷音楽家であると語る。やがて彼の人生のすべてを変えてしまった一人の天才の生涯をとつとつと語り始める…。若くして世を去った天才音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの謎の生涯を、サリエリとの対決を通して描いた話題作。出典:Amazon
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『アマデウス』予告動画
アマデウスLIVE / 公演予告映像
東京のサリエリストさんへ。
2月にアマデウスライブ(映画アマデウスを上映、場面に合わせ演奏するコンサート)があるそうですよー。https://t.co/XBdpLTRmQp pic.twitter.com/xaoj4IHV9w— ロア•ドゥ•パンツ(ネーム13/50)11/1目標 (@pan2ia) October 2, 2018
「アマデウスLIVE」になっていますが、このような形で紹介するのもよいかと。
『アマデウス』配信状況
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『アマデウス』監督・キャスト、原作紹介
『アマデウス』基本情報
本作(タイトル) | アマデウス/ |
公開年 | 1984年 |
上映時間/再生時間 | 2時間40分(1984年) 3時間(2002年。デジタル音声の付きのディレクターズカット版) |
監督 | ミロス・フォアマン |
キャスト | アントニオ・サリエリ・・・F・マーレイ・エイブラハム ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト・・・トム・ハルス
ネイダー・・・サイモン・キャロウ ほか |
音楽 | ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト |
主な受賞歴 | ・第57回(1985年)アカデミー賞 作品賞/監督賞/主演男優賞/美術賞/脚色賞/音響賞(録音賞)/衣装デザイン賞/メイク・ヘアスタイリング賞 ・第42回(1985年)ゴールデングローブ賞 作品賞(ドラマ部門)/脚本賞/主演男優賞(ドラマ部門)/監督賞・第9回(1986年)・日本アカデミー賞 最優秀外国作品賞 ほか |
制作会社/配給元 | ORION/松竹富士 |
『アマデウス』原作紹介
原作・脚本ともピーター・シェーファー
『アマデウス』関連作品
以下の作品のDVDパッケージ「画像」をクリックすると、Amazon・楽天で作品詳細等を確認することができます。
『プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード』(2017)
『ドン・ジョバンニ』は愛のレクイエムだった。
1787年、“百塔の都"プラハ。
天才音楽家を巡る恋のトライアングルと邪悪な陰謀が錯綜する。オペラ「フィガロの結婚」上演のため、プラハを訪れたモーツァルトが、その地でオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を作曲した
という史実に想を得て、猟色家ドン・ジョヴァンニを主人公にしたオペラ創作の背景に、モーツァルト自身を巻き込んだ愛と嫉妬と陰謀の三角関係があったとする独創的な作品が誕生した。出典:Amazon
監督:ジョン・スティーブンソン
出演:アナイリン・バーナード、 モーフィッド・クラーク、 ジェームズ・ピュアフォイ
ミロス・フォアマン監督の作品ですが、『アマデウス』のほかに、『カッコーの巣の上で』『ラリー・フリント』の名作を残しています。
『カッコーの巣の上で』(1975)
製作・監督:ミロス・フォアマン
出演:ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー
第47回(1975年)アカデミー賞主要5部門を独占した不朽の名作!
『ラリー・フリント』(1996)
監督:ミロス・フォアマン
出演:オリバー・ストーン、ジャネット・ヤン
「ハスラー」の創刊者である、ラリー・フリントの破天荒な半生を追った人間ドラマ。
『アマデウス』口コミ(見どころ・感想)
『アマデウス』口コミ(見どころ・感想)
冒頭の表現から、物語の概要がうっすらと見えるのでこのオープニングは必見。
クラシックを多少知っている方なら、タイトルでピンとくるモーツァルトのお話です。
モーツァルトは長調、つまり明るい曲が多く、短調はやや少ないです。この少ない短調の中から「交響曲第25番ト短調」の第一楽章が用いられ、サリエリの混乱を映像と音楽で表現しています。
物語はそのサリエリが発病する前のモーツァルトが生きていたころにさかのぼります。
冒頭の表現から、物語の概要がうっすらと見えるので、このオープニングは必見です。
また、物語全体に漂うどこか退廃的な雰囲気も面白い作品です。
~感想~
モーツァルトはかなりお茶目な性格であったことが書簡などでも知られていますが、この作品でもとてもお茶目です。ややロックな雰囲気に描かれているので違和感を覚える人もいるかもしれません。
個人的にはそういった現代的な要素も含めて描いているのは面白いと思いました。
「曲を早く仕上げてくれ」という要望に対して、「頭の中にすでにあるから大丈夫」というような答えを出すシーンも、モーツァルトの天才性について描かれているところです。
また、モーツァルトが書き散らした楽譜をサリエリが見て、その美しさに呆然とするシーンも。
天才とそうでないものの違いが出ていて切ないような、それでいてどこか怖いような感じがしました。
モーツァルトの楽曲が沢山出てくるので、クラシックへの興味のきっかけにもいい作品かと思います。
モーツァルトの曲をいっぱい知ることができた映画という印象です。
クラシック音楽の天才・モーツァルトの人生を辿った映画です。
モーツァルトの曲を知らない人はたくさん知ることができ、知っている人はお馴染みのメロディーを聴きながら、ストーリーの展開を期待できる作品です。
なので、「知っている曲!」と思ってテンションが上がったり、あ、これ知らない曲だ、と耳を澄まして聞いてみたり、と物語以上に音楽も楽しめます。
~感想~
私は魔笛というオペラを見たことがなく、知っている曲は序曲ぐらいでした。
でもとても有名なアリア、夜の女王のアリアを初めてこの映画で聞いた時、びっくり仰天しました。
コロラトゥーラ・ソプラノという技法も知ったし、映画を見たあと、その曲が収められたCDを親にねだったものです。
死者を送る曲という印象が強過ぎて、聴く気になれなかったレクイエムも、この映画を見て聴く機会が増えました。
物語も間違いなく面白いし衣装も素敵なのですが、私の場合、やはりモーツァルトの曲をいっぱい知ることができた映画という印象です。
『アマデウス』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 8.36 | 8.3 | 3.9 | 4.37 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2020年10月25日時点のものです。
まとめ
映画『アマデウス』に流れてくる楽曲リストを紹介します。
・サントラはこちら
・書籍
・セルDVD/ブルーレイはこちら
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