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未来で繰り広げられている人類VS機械の果てしない闘い。機械軍は人類のリーダーであるジョン・コナーを歴史から消すべく1984年のロスへ冷徹無比の殺人機ターミネーターを送り込んだ。目的は、いずれジョンを産むことになるサラ・コナーの抹殺。平凡な女子学生であるサラの前に姿を見せる黒づくめの殺人機。だがその時、彼女を守るために一人の男が現れた。男の名はカイル・リース。ジョン・コナーの命を受け、未来からやって来た戦士であった。
監督:ジェームズ・キャメロン
ターミネーター(T800 ):アーノルド・シュワルツェネッガー
カイル・リース:マイケル・ビーン
サラ・コナー:リンダ・ハミルトン出典 : Yahoo!映画
ターミネーターを知りたい方には、この順番で観て!
The Terminator (1984) Official Trailer - Arnold Schwarzenegge Movie
【ターミネーターシリーズ】 〇印は順当に見る順番
公開年 | ターミネーターシリーズ | 全世界興行収入 |
---|---|---|
1985年 | ターミネーター (〇) | ←今回 7837万ドル |
1991年 | ターミネーター2 (〇) | 5億1984万ドル |
2003年 | ターミネーター3 | 4億3337万ドル |
2009年 | ターミネーター4 | 3億7135万ドル |
2015年 | ターミネーター:新起動/ジェニシス | 4億4060万ドル |
2019年 | ターミネーター:ニュー・フェイト (〇) | ←ターミネーター2の正当な続編として |
ターミネーターの見どころ(ネタばれ無し)
『ターミネーター:ニュー・フェイト』がはじまったので、作品の原点でもある『ターミネーター』観ましたよ。
ターミネーターのネタばれは無いです。
ターミネーターは1984年にできたSF・アクションドラマです。
時同じくして、その1年後にはバック・トゥ・ザ・フューチャーが上映されました。
バック・トゥ・ザ・フューチャーは、ブラウン博士が愛車をタイムマシーンに改造して、30年前に戻ってタイムスリップ・・・というお話ですが、逆にターミネーターはその逆です。
ストーリーは、ターミネーターであるT-800は、2029年から現在の1984年の世界に送り込まれるところから始まります。
敵 | ターミネーター(T-800) |
味方 | カイル・リース |
ジョンの 若き日母親 | サラ・コナー |
近未来。AI(人工知能)ことスカネットと戦争になってしまい、外見は人間だけど、中身は金属でできているサイボーグのターミネーターが「現在」にやってきて、軍のリーダーとなる男ジョンの母親のサラを殺すために、執拗に追跡してきては、追いかけてくるのです。
ターミネーター (terminator)の意味は、「終わらせる」とか「終える」という意味です。
つまり、ターミネーターはジョンの母親を追って始末(終端、終焉)しなければならないのです。
これは、未来から来たターミネーターと人間との戦いです。
このターミネーターで、ジェームズ・キャメロン監督が一躍有名になった作品となりました。
それまでいくつか映画に出ていたアーノルド・シュワルツェネッガーでしたが、無機質な感じの、情け容赦ないところに、あの素晴らしい筋肉質も相まって、悪役のターミネーター(T800)に見事にはまり、評価されることになりました。
そのことが、ターミネーター2に繋がっていくんですね。
ところで、2019年におけるAI(人工知能)ってどの程度のレベルか分かりますか?
「指示したことに対して応答する」程度でしかないそうです。
接客や介護ロボットは出てはいるのですが、まだ人間らしく機敏には動かないみたいですね。
AIの進化によって、私たちが今やってる仕事の大部分は不要になるとも言われていますが、果たしていかに・・・?。
話し自体は1984年なので、私たちが当たり前に持っているパソコンやスマホなんかは、当然出てきません。
そんな意味でも、劇中のターミネーターは2029年からやって来たということもあって、かなり進化してますよ!
殺人機ターミネーター、本当にタフすぎます。
(サラにとっては味方、ターミネーターにとっては敵の)カイルや警察に銃撃されたり、市民の車に轢かれたり、執拗にサラを追跡し続けたり、壊れた自分自身を修理したり、目を損傷し目玉をくくり抜いたりするシーンが、アクションだしホラー、恐怖さえ覚えます。
損傷した目を隠すために黒サングラスを掛けてみたりといったところは、なんか人間味を感じましたけどね。
今このような時代ですから、子どもたちにはあまりにも刺激が強すぎかもしれません。TVで放送となったら、シーン差し替えでもしないと見せられないものもありますから。
ネタばれになっちゃうので言及しませんが、ターミネーターから一時的に逃れ、サラと護衛として未来から送り込まれたカイル・リースの一夜エピソードは、実は大事な場面なんですよ。
ターミネーターシリーズは、今回の「1」⇒「2」⇒「ニュー・フェイト」の流れが、一番順当ですね。
「3」や「4」「新起動/ジェニシス」もあるのですがね・・・。
それから、ターミネーターシリーズのなかで、脚本やキャスト的にも良くできており世界興収の高かった「2」を先に見てから、では昔はどうだったの・・・ってことで「1」を見る人も多いようです。
「2」→「1」を見て、「え~っ」こんなに違うの?って。一時的にパニックになったり、違和感を覚えたりする方もいるようです。それもそうです。
極論を言えば、イメージしてたキャラクターが変わっちゃっているからなんですよね。
まとめにかえて
サイボーグこと"ターミネーター"がやってきたのが、未来の2029年。
私たちは今この時代を生きているわけですが、2029年もあと10年ばかしです!
日々、AI(人工知能)が進化しているニュースを「おっ、すごいよ!」って感じで、見ているんですけども。
会話のできるAI、ここ1・2年のニュースでリアルで表情が豊かにしゃべっているな~と思ったのが、こちらのニュースですね。
目を疑っても良くできている、本物じゃないのって思ったのが、黒柳徹子さんのAIですね。
小学生のころの夏休みとかには「徹子の部屋」を見てましたよ。
当時は大人のどうしの話し、芸能活動の話し・・・。よく分かっていないで見ていましたけどね。なんだかんだで、かれこれ40年近く経っているんですよね。
このAIを作製するにあたっては、今日まで放送されてきた会話データをもとにして、最新の音声合成技術を用いて作ったそうですよ。
ほんとに徹子さんの声をしていますよね。会話になっているわ!
2029年、AIはどこまで進化しているんでしょうかね。心配になってきました(´;ω;`)
まさか、私たちはスマホの電波をキャッチされて、ターミネーターに追いかけられてしまっているのでしょうか?