・『山の焚火』(1985)は、スイスの巨匠フレディ・M・ムーラー監督「マウンテン・トリロジー」のうちの1本で、アルプスの山中で生活する一家の、閉鎖的な生活を描いた作品。
・『山の焚火』は、ロカルノ国際映画祭で金豹賞を受賞した。
・2021年12月17日に、フレディ・M・ムーラー監督の山映画三部作【山の焚火】【われら山人たち われわれ山国の人間が山間に住むのは、われわれのせいではない】【緑の山】が待望のBOX化される。
・フレディ・M・ムーラー監督作品:『最後通告』 (1998)『僕のピアノコンチェルト』 (2006)
・関連作: 『木靴の樹』(1978) 『童年往事/時の流れ』(1985) 『草原の河』(2015) 『ゴッズ・オウン・カントリー』(2017) 『ハニーランド 永遠の谷』(2019)
目次
映画『山の焚火』
~あらすじ~
広大なアルプスの山腹。人々から隔絶された地で、ほぼ自給自足の生活を送る4人家族。
10代半ばの聾啞の弟は、その不自由さゆえに時に苛立つこともあるが、姉と両親の愛情を一身に受け健やかに育つ。
ある日、草刈り機が故障したことに腹を立てた弟は、それを投げ捨て父の怒りを買う。
家を飛び出し山小屋に隠れ、一人で生活をする弟。そこに食料などを届ける姉。
二人は山頂で焚火を囲み楽しい時間を過ごすが、やがて姉の妊娠が発覚し……。出典:Amazon
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映画『山の焚火』予告動画
『山の焚火』予告編
映画『山の焚火』配信状況
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映画『山の焚火』監督・キャスト、原作紹介
映画『山の焚火』基本情報
本作(タイトル) | 山の焚火/Alpine Fire/Höhenfeuer/Hohenfeuer |
公開年 | 1985年 |
上映時間/再生時間 | 2時間 |
監督 | フレディ・M・ムーラー |
キャスト | ベッリ・・・ヨハンナ・リーア 弟・・・トーマス・ノック 父・・・ロルフ・イリッグ 母・・・ドロテア・モリッツ |
音楽 | マリオ・ベレッタ |
主な受賞歴 | ・ロカルノ国際映画祭金豹賞(グランプリ) |
制作会社/配給元 | シネセゾン |
映画『山の焚火』原作紹介
脚本:フレディ・M・ムーラー
映画『山の焚火』関連作品
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『木靴の樹』(1978)
~あらすじ~
時代は19世紀末の北イタリア、ベルガモ。
村には小作人として農場に住み込む貧しいバティスティ一家、洗たく女で6人の子供と父を養うルンク未亡人一家、
美しい娘マッダレーナのいるブレナ一家と彼女を愛するステファノ、けちで喧嘩ばかりしているフィナール一家の四家族が住んでいた。
彼らにとって、その土地、住居、家畜、農具はすべて領主の所有物であり、彼らは領主から借りて農業を営んでいた。
ある日、バティスティ家のミネクが履く木靴が割れてしまう。ミネクの父は、村から遠く離れた学校に通う息子のために新しい木靴をつくろうとするのだが…。出典:Amazon
監督:エルマンノ・オルミ
出演:ルイジ・オルナーギ、フランチェスカ・モリッジ、オマール・ブリニョッリ、テレーザ・ブレッシャニーニ、ジュゼッペ・ブリニョッリ
・第31回カンヌ国際映画祭(1978年)パルム・ドール
・第4回セザール賞(1979年)外国映画賞
『童年往事/時の流れ』(1985)
~あらすじ・解説~
中国から台湾に移住した“外省人”である阿孝の両親は、彼を生み育てたこの地で、『大陸反攻』(本土の争奪)を信じながら、相次いで病死してしまう。祖母や兄姉と暮らす阿孝は、荒れた生活を送り、事件も起こすが、やがて新たな現実に目覚め、両親たちとは違う“台湾人”としてのアイデンティティを獲得していく……。激動の50~60年代を背景に、一少年の目から見た台湾史を個人的に語っていく侯監督の自伝的作品。出典:Yahoo!映画
監督:ホウ・シャオシェン
出演:ユー・アンシュン、シン・シューフェン
『草原の河』(2015)
~あらすじ~
チベット。空と大地が広がる。厳しい自然の中で牧畜を営む家族。
幼い娘は、母が新しい命を授かったと知り、やがて生まれてくる赤ちゃんに母を取られてしまうと心を痛める。
その父は、四年前の出来事をきっかけに自分の父親をいまも許せないで居る。
娘、その父、そして祖父―。
家族三代それぞれの心情を、河が見つめている。出典:Amazon
監督:ソンタルジャ
出演:ヤンチェン・ラモ、ルンゼン・ドルマ、グル・ツェテン
『ゴッズ・オウン・カントリー』(2017)
~あらすじ~
孤独でやり甲斐を感じられない寂れた牧場での日々の労働を、酒と行きずりの不毛なセックスで紛らわす青年ジョニー。
ある日、季節労働者のゲオルゲが羊の出産シーズンに雇われる。
初めは衝突する二人だったが、羊に優しく接するゲオルゲに、ジョニーは今まで感じたことのない恋心を抱き、突き動かされていく…。出典:Amazon
監督:フランシス・リー
出演:ジョシュ・オコナー、アレック・セカレアヌ、イアン・ハート、ジェマ・ジョーンズ
『ハニーランド 永遠の谷』(2019)
~あらすじ~
北マケドニアの首都スコピエから20キロほどの距離にある谷で、自然養蜂家の女性が暮らしている。目の見えない老いた母親の世話をしながら生活する彼女は、「半分は自分に、半分は蜂に」という信条を貫いてきた。ある日、面識のない家族がトレーラーで突然やって来る。出典:Yahoo!映画
監督:エルマンノ・オルミ
出演:ルイジ・オルナーギ、フランチェスカ・モリッジ、オマール・ブリニョッリ、テレーザ・ブレッシャニーニ、ジュゼッペ・ブリニョッリ
映画『山の焚火』口コミ(見どころ・感想)
映画『山の焚火』口コミ(見どころ・感想)

「人生には思いもよらないことが起こる」
~見どころ~
『山の焚火』は、途中まで山で暮らす家族の日常を淡々と描いているのですが、それから衝撃的なラストへと向かう思いがけないストーリーへと展開していくところが見どころです。
さらに、「山」という閉鎖的な空間の中で起こる人々の関係性の変化にドキドキします。
山での生活を舞台にしているので、自然の美しさと偉大さ、そして怖さが表現されています。古い作品ではありますが、映像としてとても綺麗でした。
登場人物は少なく、ある家族の中で起こる出来事を描いているのですが、それでも飽きることなく、最後まで目が離せない映画でした。
衝動的な部分であったり、そういった人間の隠れた怖さも感じる作品でした。
「人生には思いもよらないことが起こる」ということを痛感する面白い映画です。
~感想~
この作品は、「こういったストーリーだ!」と全く予想していなかったので、ある意味予想を裏切ってくれた面白い映画です。
観た後は登場人物や状況も普遍的な中で、ひとつの家族の話をここまで面白く展開させたというところに、凄さを感じました。
閉鎖的な空間の中でいろんなことが起こる中で、母親の「包容力」の偉大さには感動します。
弟役を演じた俳優さんはハンディキャップがあるという難しい役柄ですが、姉とのやりとりもとても自然な演技で、だんだんと引き込まれていき、最後まで目が離せませんでした。
淡々とストーリーが進む中で、衝動的な部分と冷静な部分が組み合わさって、最後までドキドキハラハラした映画となりました。
穏やかな時もあれば、激しい時もある。自然と人間の内面とを表現したような面白い作品だということができるでしょう。
映画『山の焚火』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 6.71 | 7.1 | 4.0 | 4.27 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2022年6月19日時点のものです。
まとめ
2021年12月17日に、フレディ・M・ムーラー監督の山映画三部作【山の焚火】【われら山人たち われわれ山国の人間が山間に住むのは、われわれのせいではない】【緑の山】が待望のBOX化されました。
・セルDVD/ブルーレイはこちら
映画『山の焚火』動画が見れるサイトは?
『山の焚火』は動画配信はされていません。
2021年12月17日に、フレディ・M・ムーラー監督の山映画三部作【山の焚火】【われら山人たち われわれ山国の人間が山間に住むのは、われわれのせいではない】【緑の山】が待望のBOX化されました。
今後、動画配信サービスにて配信されることが予想されるかもしれませんね。
\『山の焚火』のフレディ・ムーラー監督作品『僕のピアノコンチェルト 』を
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