映画『ギルバード・グレイプ』あらすじ、動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2023-12-17

POINT

・『ギルバード・グレイプ』(1993)は、ピーター・ヘッジズの同名小説をラッセ・ハルストレム監督が映画化した作品。
・『ギルバード・グレイプ』の原題は、What's Eating Gilbert Grapeなのだが、「
なぜ、ギルバート・グレイプはイライラしているのか?」、「何がギルバートを疲れさせるのか?」などと訳される。
・グレイプ一家の兄・ギルバード役には、ジョニーデップが演じた。
・ギルバードの弟(アーニ)で知的障がいを持つ役を、レオナルド・ディカプリオが演じた。役作りのために、施設で生活したという。
ディカプリオは、
アカデミー賞にノミネートされた。
・ラッセ・ハルストレム監督作:『ショコラ』(2000) 『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(1985)

映画『ギルバード・グレイプ』あらすじ

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のL・ハルストレム監督による青春映画。

アイオワ州エンドーラ。生まれてから24年、この退屈な町を出たことがない青年ギルバートは、知的障害を持つ弟アーニー、過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見ている。
毎日を生きるだけで精一杯のギルバートの前に、ある日トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける少女ベッキーが現れる。
ベッキーの出現によりギルバートの疲弊した心にも少しずつ変化が起こっていく……。

映画『ギルバード・グレイプ』予告動画

映画『ギルバード・グレイプ』基本情報

邦題ギルバード・グレイプ
原題What's Eating Gilbert Grape
公開年1993年
上映時間1時間57分
監督ラッセ・ハルストレム
キャストグレイプ家
ギルバート
・
グレイプ・・・ジョニー・デップ
アーニー
・
グレイプ・・・レオナルド・ディカプリオ
ボニー
・
グレイプ・・・ダーレン・ケイツ
エイミー
・
グレイプ・・・ローラ・ハリントン
エレン
・
グレイプ・・・メアリー・ケイト・シェルハート

ベッキー・・・・ジュリエット・ルイス

タッカー・・・ジョン・C・ライリー
ボビーマクバーニー・・・クリスピン・グローヴァ―
ベティカーヴァー・・・メアリー・スティーンバージェン
ケンカーヴァー・・・ケヴィン・タイ
音楽アラン・パーカー
ビョルン・イスファルト
受賞歴ー
制作ブエナビスタ、シネセゾン

『ギルバード・グレイプ』関連作品~ラッセ・ハルストレ監督作品~

ラッセ・ハルストレ監督作品として、『ショコラ』(2000) 『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(1985)を取り上げます。、共通する点や制作秘話、役者秘話、データーなどを紹介します。

まず、共通点ですが、両作品ともにハルストレム監督の出身国であるスウェーデン以外の国で撮影されていることが挙げられます。

『ショコラ』はフランスの小さな村を舞台にしており、『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』は1950年代のスウェーデンを再現するためにカナダで撮影されました。また、両作品ともに原作があり、それぞれジョアン・ハリスとレイフ・グスタフソンの小説となています。

制作秘話としては、『ショコラ』ではチョコレートの効果を表現するために特殊なレンズを使用したり、チョコレート店のセットを実際にチョコレートで飾ったりしたことが知られている。また、ジュリエット・ビノシュは役作りのためにチョコレート職人から指導を受けたましたし、ジョニー・デップはギター演奏のシーンで実際に弾いています。

『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』では、主人公のインゲマール役を演じたアントン・グランセリウスはオーディションで2,000人の中から選ばれたのですが、当時はまったく演技経験がなく、ハルストレム監督は彼の自然な表情や動きに惹かれたと言われています。

役者秘話としては、『ショコラ』ではジュリエット・ビノシュとジュディ・デンチがそれぞれアカデミー賞にノミネートされたのですが、ビノシュは当初この映画に出演する予定ではなく、代役として急遽起用されたことが明らかにされました。また、ジュディ・デンチはこの映画で初めてキスシーンを演じたことを明かしており、「私はキスシーンが嫌いだったけど、この映画では楽しんだわ」と語っています。

『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』では、インゲマールの兄エリック役を演じたマニュエル・ブリオーは後に自殺したことが報じられており、その理由については諸説あるが、ハルストレム監督は「彼は非常に才能があり、敏感で優しい子だった」と追悼しています。

データとしては、『ショコラ』は製作費2500万ドルに対して、全世界で1億5269万ドルの興行収入を記録し、大ヒットとなった。また、アカデミー賞では5部門にノミネートされたものの、受賞には至りませんでした。『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』は製作費が不明だが、全世界で1億2000万ドルの興行収入を記録し、スウェーデン映画としては異例の大ヒットとなった。こちらもアカデミー賞では2部門にノミネートされましたが、受賞はありませんでした。

 

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『ショコラ』(2000)

『ギルバード・グレイプ』の監督を務めたラッセ・ハルストレム作品で、『ショコラ』にも、ジョニー・デップが出演しています。

古くからの伝統が根付くフランスの小さな村に、ある日謎めいた母娘がやってきてチョコレート・ショップを開店する。厳格なこの村に似つかわしくないチョコだったが、母ヴィアンヌの客の好みにあったチョコを見分ける魔法のような力で、村人たちはチョコの虜になってしまう。やがて村の雰囲気も明るく開放的なものになっていくのだが……。

出典:Yahoo!映画

監督:ラッセ・ハルストレ
出演:ジュリエット・ビノシュ、ヴィクトワール・ティヴィソル、ジョニー・デップ、アルフレッド・モリナ、ヒュー・オコナーレナ・オリン

『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(1985)

50年代のスウェーデン。主人公のイングマル少年は、兄と病気の母親、愛犬シッカンと暮らしている。父親は、仕事で南洋の海に出かけたままずっと帰ってこない。

人工衛星に乗せられて地球最初の宇宙旅行者になったあのライカ犬の運命を思えば、どんな事だってたいしたことはないと考えるのが彼の人生哲学だ。

やがて夏になり、母親の病状が悪化。イングマルは一人、田舎に住む叔父の元に預けられることになる。その村の住人は、一風変わった人ばかり。

街に置いてきたシッカンのことが気になるものの、男の子のふりをしている女の子・サガとも仲良くなり、毎日を楽しく過ごすイングマルだったが…。

出典:Yahoo!映画

監督:ラッセ・ハルストレム
出演:アントン・グランセリウス、メリンダ・キナマンマン、フレド・セルネル、アンキ・リデン

・第45回ゴールデングローブ賞(1988年)外国語映画賞
・第3回インディペンデント・スピリット賞(1988年)外国映画賞

ラッセ・ハルストレム監督の長編6作目となる作品。
1983年に出版されたレイダル・イェンソンの小説『マイライフ・アズ・ア・ドッグ(My Life as a Dog)』を映画化。

『ギルバード・グレイプ』口コミ(見どころ・感想)

『ギルバード・グレイプ』口コミ(見どころ・感想)

「ディカプリオすごい…」
~見どころ~ 若かりし日のジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオが出演している当作品ですが、特に着目してほしいのはディカプリオの怪演ぶりです。
若いながらも知的障害の少年役を見事に演じきっており、これを見た後は彼に対するイメージが一変すること間違いなしでしょう。
実際私も、何を隠そうジョニデ目当てで見始めたこの作品、見終えた後は「ディカプリオすごい…」の一言しか、出てきませんでした。それほど彼の演技は凄まじかったです。
また、こちらは介護などの問題が取り沙汰される「今」こそ、見てほしい作品でもあります。
広々として一見のどかな街に住みながらも、家族の介護をしながら生きる主人公・ギルバートが抱える言いようのない閉塞感と先の見えない不安さは、きっと幅広い世代の人の共感を得られると思います。
そして、ジョニデが演じる主人公・ギルバート…彼を取り巻く環境が変わった時、彼はどう思い、どう行動するのか―ギルバートの心境の繊細な変化にも注目しながら見ていただけると、この作品がさらに面白くなると思います!
~感想~ 主人公ギルバートの境遇や心理描写がとにかく見ていて辛いです、ある女性が現れるまでは。 
その女性が現れてからも辛いことは起こるのですが、彼女が登場した後、そして彼女が画面に現れると、本当に暗闇の中に一筋の光のようなものが差し込んできたような気持になります。それだけギルバートが追い詰められていたということなんでしょうね。 
それと、とても印象に残っているのはギルバートが勤める食料品店のお客・ベティです。
登場した最初こそ「何だこの女は…」とあまりいい印象を抱けなかったのですが、あるシーンの彼女を見て、ああ、彼女も人知れず苦しかったのかも、ギルバートと同じように解放されたかったのかもしれない…と考えを改めました。
とても閉塞感のあるストーリー展開なだけに、ラストのシーンがより一層引き立ちます。
すこし寂しさは残るけれど、見ている方まで解放されたような爽やかな気持ちになれる…そんな作品でした。
二人の存在がジョニー・デップ演じるギルバートを悩ませ、鬱々とした日々にさせていますが・・・。
~見どころ~ この映画の見どころは、なんといっても、主人公を悩ませる2人の人間のキャラ立ちです。
まず、弟のアーニー。無名の頃のレオナルド・ディカプリオが演じていますが、本当に知的障害がある役者さんを使ったのかと思ったほど、それはそれはリアルでした。
そのリアルさが、よりギルバートの憂鬱さを助長させていました。
重度の知的障害を持つ少年の日常の喜怒哀楽を、恐ろしいほど自然に、しかも心に打つ演技をするディカプリオは、必見です。
そして、もう一人は、なんといっても、ダーレン・ケイツが演じた、過食症で引きこもりの母、ボニー。彼女が出てくれば何かが起こりそうなほど太っています。
やはり演技が素晴らしく、太りすぎたがために引きこもってしまった人の表情そのもので、世界の巨漢のドキュメンタリースペシャルを見ているような、こっちもどんよりとした気分にさせられます。
映画の中で、この二人の存在がジョニー・デップ演じるギルバートを悩ませ、鬱々とした日々にさせていますが、見ている側としては、この二人が映画に色を持たせ、出てくるとワクワクし、淡々とした映画を退屈させなくしてくれます。この二人の演技力の素晴らしさだけでも見る価値ありです。~感想~ 何か大きな事件が起こるわけでもなく、田舎町の青年の日常の出会いと別れ、心境の変化などが、情景豊かに淡々と進む映画ではあります。ホラーやサスペンス好きだと退屈しそうな内容にも感じますが、見終わった後も、シーンの一つ一つがくっきりと脳裏に残り、いつまでも余韻に浸りたくなります。 
素晴らしい役者さん達ばかりなので、いつのまにか、ストーリーに入り込み、ギルバートの心に同化しています。
ボニーがでてくると痩せられれば良いのに‥と気が沈み、ベッキーが出てくると、よくぞこの町に来てくれた!と、本気で喜び、不倫相手のベティにイライラし、アーニーが言うことを全然聞いてくれない時は、叩いた方がいい、いや、怒りを抑えて!と、複雑にゆさぶられたり。
そして、最後は寂しいような、でもほっとさせられるような、さわやかな気持ちにさせられます。
過剰な演出もなく、引きで映された時の情景がとても綺麗なのも印象的でした。
かなり古い映画で、時代を感じますが、いつまでも名作として語り継がれる映画の一つです。
いつまでも名作として語り継がれる映画の一つです。
~見どころ~ 田舎町に住んでるひと家族の物語です。兄弟のうち、一人か知的障害を持っていて、その子の面倒を見ているのは、兄です。田舎街の食品店で働いてますが、そこにも一緒に弟を連れて行きます。
母親は映画の初めから引きこもりになってる設定ですが、そこに至るまでには、訳があります。 
また、この2人の兄弟の他に姉と妹がいますが、姉は働きながら、家の事もする人です。はたから見るとなんでもない家庭に思えますが、複雑な事情を抱えています。 
そこに、キャンピングカーが毎年通る恒例の行事があるのですが、1台のキャンピングカーが故障してしまい、この街にしばらくいる事になります。そのキャンピングカーに乗っていた女性と、弟の世話をする兄が仲良くなります。そして、兄の考えがだんだんと変わり、田舎街を弟と去る決心をします。 
~感想~ この映画のタイトルだけをみたら、何の話だろうと思います。私もあらすじを読んで初めて知り見たいと思いました。
人の名前がタイトルになるのは多いですが、日本で公開する時には、違うタイトルになるのが多い中で、珍しいと思いました。
兄弟役の俳優が今ではすごいと思える人達で、この映画は貴重だと思います。また、平凡な暮らしの中で、若いのに諦めながら暮らしてる兄にとって、キャンピングカーの女性と知り合った事は、"奇跡"に近いと思いますが、よかったとも思えます。 
障害児を演じた弟の俳優もとても上手でした。見た時は、大変だなくらいにしか思ってなかったですが、今となっては身近に障害児がいるので、家族の気持ちがよくわかります。 
母親の気持ちもわかり、最後は悲しい気持ちにもなりますが、兄妹達には、大きな旅立ちで終わるので切なさも残りますが、これからをどう生きてもいいところが良かったと思います。

『ギルバード・グレイプ』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数7.587.84.04.19
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※本作品の評価情報は2023年10月23日時点のものです。