・『華氏911』(2004)は、マイケル・ムーア監督のアメリカ同時多発テロ「9・11」を取り扱ったドキュメンタリ映画。
・2001年9月11日。4機の旅客機がハイジャックされ、アメリカのニューヨークの高層ビル(ニューヨークの世界貿易センタービル)等に突入した。2021年。「アメリカ同時多発テロ」から20年を迎えた。
・アメリカ同時多発テロは「9・11」に起きた。タイトルは『華氏911』だが『華氏9.11』では無い。その真相とは!?
・マイケル・ムーア監督関連作:『華氏119』(2018) 『シッコ』(2007)
・関連作:『グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル』(2019) 『13th 憲法修正第13条』(2016)←いずれもNetflix独占配信作品
目次
映画『華氏911』
~あらすじ~
アポなしの突撃取材で、真実を知るには恐れを抱かないマイケル・ムーア監督が、アメリカのブッシュ政権に矢を放った。「僕たちが追い求める自由はどこにあるのか?」。
彼は巨大国アメリカの国民に問いかける。悲劇的な9月11日・同時多発テロ事件の後に「テロには絶対に屈しない」と発した大統領。
しかし、憎むべき“テロ”から、戦火の矛先はイラクへと移り変わった。
『自由』を掲げた戦争が始まったのだ。上映まで困難を極め、カンヌ映画祭を沸かせたこの問題作は、観るものには賛否両論を呼び、百様の感想を生み出す作品であるだろう。
しかし、彼が社会へ掲示する問題に対して、我々はその答えを考えずにはいられないのである。出典:TSUTAYA DISCAS
\ドキュメンタリー映画『華氏911』を宅配レンタル<TSUTAYA DISCAS>で借りてみる!/
映画『華氏911』予告動画
Fahrenheit 9/11 (2004) Official Trailer
映画『華氏911』配信状況
映画『華氏911』配信状況
ドキュメンタリー映画『華氏911』は動画配信サービスでは配信されていません。
宅配レンタルで映画『華氏911』が見ることができるのは、TSUTAYA DISCASです。
DISCASの「定額レンタル8」のプランの場合、月間レンタル可能枚数終了後は「旧作のみ借り放題」となります。
配信状況: ◎見放題 〇レンタル ×未配信 | |||
動画配信サービス | 配信 状況 | 月額料金(税込)/初回・無料期間 | ⇒【公式】サイトへ無料登録する! |
![]() | × | 960円/2週間 | ⇒ABEMAプレミアム |
![]() Amazonプライム | × | 500円/30日間 | ⇒Amazonプライム体験に申込む! |
![]() | ○ | 2,052円/30日間 ※宅配レンタル「定額レンタル8」の場合。 | ⇒ DVDレンタルサービス【TSUTAYA DISCAS】 |
![]() | × | 1,958円/30日間 ※「music.jp 1780コース」のみお試しあり。 | ⇒30日間お試し!music.jp公式 |
![]() | × | 550円/31日間 | ⇒dTV |
![]() | × | 618円/15日間 | ⇒TELASA(テラサ) |
![]() | × | ベーシック:990円~/無し | ⇒Netflix |
![]() | × | ベーシックプラン:1,017円/無し | ⇒Paravi |
![]() | × | 1,026円/2週間 | ⇒hulu |
![]() | × | 976円/2週間 | ⇒【フジテレビオンデマンド】 |
![]() | × | 2,189円/31日間 | ⇒U-NEXT ![]() |
![]() | × | ベーシックプラン:869円~/31日間 | ⇒映画好きのための「WATCHA」 |
![]() | × | 3,000円/無し | ⇒DAZN |
![]() | × | 550円/31日間 | ⇒dアニメストア |
![]() | × | 770円/31日間 | ⇒ディズニープラス |
※本作品の配信情報は2021年9月11日時点のものです。
配信が終了している、または見放題/レンタルが終了している可能性がございますので、配信状況については、各動画配信サイト/アプリにてご確認ください。
※表示は税込。
※Amazonプライム→年額4,900円(税込)払いなら、月額換算で408円。
\ドキュメンタリー映画『華氏911』を宅配レンタル<TSUTAYA DISCAS>で借りてみる!/
映画『華氏911』監督・キャスト、原作紹介
映画『華氏911』基本情報
本作(タイトル) | 華氏911(かしきゅういちいち)/ Fahrenheit 9/11 |
公開年 | 2004年 |
上映時間/再生時間 | 1時間52分 |
監督 | マイケル・ムーア |
キャスト | マイケル・ムーア ジョージ・ウォーカー・ブッシュ ビル・クリントン アル・ゴア |
音楽/主題歌 | 主題歌:“Rockin' In The Free World” ニール・ヤング |
主な受賞歴 | ・ゴールデンラズベリー賞で4部門を受賞 |
制作会社/配給元 | ライオンズゲート、ギャガ / 博報堂DYメディアパートナーズ / 日本ヘラルド映画 |
映画『華氏911』原作紹介
脚本:マイケル・ムーア
アメリカ同時多発テロがどのようなものだったのでしょうか?
こちらから確認することができます。→平成13年(2001)アメリカ同時多発テロ
~解説~
9月11日、米ニューヨークの世界貿易センタービルの南北両棟に、ハイジャックされた旅客機が相次いで衝突。ビルは炎上し崩れ落ちました。ワシントンの国防総省も標的になったこのテロで日本人24人を含む約3000人が犠牲になりました。NHK おうちで学ぼう!for School
「アメリカ同時多発テロ」から20年を迎え、バイデン大統領は以下のビデオメッセージを公開し、分断が深まるアメリカ国民に対し、団結を呼び掛けました。
「9・11が起きた時、本当の意味で国民は団結した。団結こそが、米国を米国たらしめるものだ。それが私にとって9・11が残した重要な教訓だ」
米・バイデン大統領
映画『華氏911』関連作品 ~マイケル・ムーア監督作品~
マイケル・ムーア監督作品を紹介します。2018年には、『華氏119』も公開していました。
以下の作品のDVDパッケージ「画像」をクリックすると、Amazon・楽天で作品詳細等を確認することができます。
『華氏119』(2018)
~あらすじ~
2016年11月9日、ドナルド・トランプは米大統領の勝利を宣言。
あのブッシュ政権に突撃した世界的大ヒット作『華氏911』から14年―、今度は現大統領トランプとの宿命の対決が始まる。
16年7月、ムーアは「大統領選にトランプが勝利する5つの理由」というエッセイを書き、この暗黒時代を既に予測していた。
当選後もトランプは、連日のツイッター炎上、虚言暴言やスキャンダルで、政権はカオス状態に。それにも関わらず、米国だけでなく世界にも影響を及ぼし続けている。
なぜ、こんなことに!?実は少数派のみが支持するトランプの政策がアメリカ全土の意志になっていく狡猾な“からくり”とは!?
ムーア執念の突撃取材により、驚愕の真実が次々と暴かれていく。出典:Amazon
監督:マイケル・ムーア
出演:マイケル・ムーア、ドナルド・トランプ
『シッコ』(2007)
~解説~
マイケル・ムーア監督による、アメリカの医療保険制度が抱える問題に迫ったドキュメンタリー。先進国で唯一、公的な国民皆保険制度を持たない国・アメリカ。民間の保険にも加入できず、悲惨な生活を送る人々の実状を映す。“デリシャス★チョイス”。出典:Amazon
監督・出演:マイケル・ムーア
映画『華氏911』関連作品
アメリカの抱えている問題、闇を取り扱った映画を紹介します。いずれも、Netflix独占配信作品です。
『グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル』(2019)
~解説~
2016年の米国大統領選挙をきっかけに明らかになったSNSの闇。その象徴ともいうべきデータ会社ケンブリッジ・アナリティカと一連の事件に関与した人々を追う。出典:Netflix
監督:カリム・アーメル、ジェヘイン・ヌジェーム
Netflix独占配信作品。エミー賞でドキュメンタリー/ノンフィクションスペシャル部門の作品賞にノミネートされた。
『13th 憲法修正第13条』(2016)
~解説~
現代の米国の社会問題に、アフリカ系アメリカ人の"大量投獄"がある。黒人が犯罪者として逮捕されやすい事実を学者、活動家、政治家が分析するドキュメンタリー出典:Netflix
監督:エヴァ・デュヴァネイ
Netflix独占配信作品。エミー賞と英国アカデミー賞、NAACPイメージ・アワードではドキュメンタリー映画賞を獲得。
映画『華氏911』口コミ(見どころ・感想)
映画『華氏911』口コミ(見どころ・感想)

なぜ9.11ではなく911なのか。
マイケル・ムーアのドキュメンタリー作品です。同監督はユニークな視点から社会問題を扱う作品が多く、こちらもそのひとつ。
タイトルの911から分かる通り、アメリカの同時多発テロを元に描いた作品です。
なぜ9.11ではなく911なのか。
監督曰く「自由が燃える温度」とのこと。ここがこの作品の重要なポイントです。
テロの問題を扱うのではなく、その後に起きたアフガンへの侵攻を重点において描かれています。
いわゆる貧困層の青年が軍に入ることや、戦争に加担していないアフガンの一般人が殺されてしまう姿。
「戦争」とはなにか。それが生み出すものはなにかを痛烈に批判しています。
~感想~
当時の政権への批判も含まれているこの作品。貧困層の青年だけではなく、裕福な家庭の青年も行けばいいじゃないかと街宣車で宣伝しながら走り回るところはとても面白いです。
「面白い」といっても笑える、という意味ではなく監督の皮肉がスパイスとしてとても効いていると感じました。
大量破壊兵器があるという名目で始まった侵攻。
しかし、多くの一般人が巻き込まれました。確かにテロはやってはいけないことです。
それ以上に戦争もやってはいけないんですよね、本当は。あの当時、あの雰囲気の中で制裁としての侵攻は避けられなかったのかもしれません。
しかし、それが生み出した結果からは目をそらしてはいけないことでもあります。
アメリカがテロにあったことから問題が発展しているため、この作品への批判は多かったとのこと。
離れた国に住んでいる私たちには想像がつかない感覚ですが、記憶として残しておかなければいけないことです。
「自由が燃える温度」。それが私たちにいつ迫るか分からないのですから。
映画『華氏911』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 6.15 | 7.5 | 3.4 | 3.58 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2021年9月11日時点のものです。
まとめ
・書籍はこちら
・セルDVD/ブルーレイはこちら
映画『華氏911』動画が見れるサイトは?
\ドキュメンタリー映画『華氏911』を宅配レンタル<TSUTAYA DISCAS>で借りてみる!/