・『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004)は、J・K・ローリングが1999年に発表した、小説『ハリー・ポッター』シリーズの第3巻にあたる。ローリングは執筆中は快適であり、「アズカバンの囚人」での執筆を”最高の経験”と語っている。
・『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のストーリーは、ホグワーツ魔法魔術学校の3年生となったハリー・ポッターが、魔法牢獄アズカバンから脱走した囚人の騒動を通じて、両親の死にまつわる真相を知らされる1年間を描いている。
・『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』は、受賞歴は多数!!ホイットブレッド賞やブックリスト・エディターズ・チョイス賞を含む様々な賞を獲得している。
・『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』は、発行後3日間でイギリス国内で最速の68,000部以上を売り上げ、当時最も早く売れたイギリスの書籍となった(総販売部数は約3,377,906部)。
・『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』は、異なる表紙デザインや特装版、記念版、10周年記念署名版など、発売最初のものとは異なるものが発売されている。
・関連作:『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002)
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』あらすじ・動画
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』あらすじ
揃ってホグワーツ魔法学校の3年生になったハリー・ポッターとロン、ハーマイオニーの親友3人組。進級早々ハリーは、人間の世界で誤って魔法を使ってしまい退学の危機に直面する。ところが、さらなる危険がハリーに襲い掛かる。ヴォルデモートの手下である凶悪犯シリウス・ブラックが、脱出不可能と言われる牢獄アズカバンから脱走し、ハリーを探し回っているというのだ。どうやら、ブラックはハリーの両親の死と関係があるらしい。そしてホグワーツには、危険な脱獄囚から生徒を守るため吸魂鬼ディメンターたちがやって来るのだったが…。
出典:TSUTAYA DISCAS
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』予告動画
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004)予告編
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ャスト、原作紹介
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』基本情報
本作(タイトル) | ハリー・ポッターとアズカバンの囚人/Harry Potter and the Prisoner of Azkaban |
公開年 | 2004年 |
上映時間/再生時間 | 2時間22分 |
監督 | アルフォンソ・キュアロン |
キャスト | ハリー・ポッター・・・ダニエル・ラドクリフ ロナルド・ウィーズリー・・・ルパート・グリント ハーマイオニー・グレンジャー・・・エマ・ワトソン シリウス・ブラック・・・ゲイリー・オールドマン ルビウス・ハグリッド・・・ロビー・コルトレーン アルバス・ダンブルドア・・・マイケル・ガンボン セブルス・スネイプ・・・アラン・リックマン ペチュニア・ダーズリー・・・フィオナ・ショウ ミネルバ・マクゴナガル・・・マギー・スミス ピーター・ペティグリュー・・・ティモシー・スポール シビル・トレローニー・・・エマ・トンプソン モリー・ウィーズリー・・・ジュリー・ウォルターズ ドラコ・マルフォイ・・・トム・フェルトン ネビル・ロングボトム・・・マシュー・ルイス アーガス・フィルチ・・・デヴィッド・ブラッドリー リーマス・ルーピン・・・デヴィッド・シューリス スタン・シャンパイク・・・リー・イングルビー マダム・ロスメルタ・・・ジュリー・クリスティー コーネリアス・ファッジ・・・ロバート・ハーディ ジョージ・ウィーズリー・・・オリヴァー・フェルプス フレッド・ウィーズリー・・・ジェームス・フェルプス アーサー・ウィーズリー・・・マーク・ウィリアムズ バーノン・ダーズリー・・・リチャード・グリフィス フィリウス・フリットウィック・・・ワーウィック・デイヴィス ヴィンセント・クラッブ・・・ジェイミー・ウェイレット ダドリー・ダーズリー・・・ハリー・メリング ジニー・ウィーズリー・・・ボニー・ライト シェーマス・フィネガン・・・デヴォン・マーレイ ジェームズ・ポッター・・・エイドリアン・ローリンズ パーシー・ウィーズリー・・・クリス・ランキン リリー・ポッター・・・ジェラルディン・ソマーヴィル グレゴリー・ゴイル・・・ジョシュ・ハードマン |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ Hedwig’s Theme(「ヘドウィグのテーマ」)は、ハリーポッターシリーズを通してのライトモチーフ。 |
主な受賞歴 | ・1999年ブックリスト・エディターズ・チョイス賞、1999年ブラム・ストーカー賞、1999年FCBG児童書賞、1999年ホイットブレッド賞(児童書部門)、2000年ローカス賞(ファンタジイ長編部門)など、 |
制作会社/配給元 | ワーナー・ブラザース、デヴィッド・ハイマン、マーク・ラドクリフ/ワーナー・ブラザース |
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』原作紹介
原作:『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 J・K・ローリング
脚本:スティーヴ・クローヴス
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』関連作品
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『ハリー・ポッター』シリーズ
※本作品の配信情報は2024年1月26日時点のものです。
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ここでは前作『ハリー・ポッターと賢者の石』と『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を取り上げます。両作品ともに、クリス・コロンバス監督がメガホンをとり、ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンらが主要キャストを務めました。両作品の共通点や制作秘話、役者秘話、データなどを紹介します。
まず、共通点です。
両作品は原作に忠実に映像化されており、魔法界の世界観やキャラクターの魅力を見事に再現しています。また、両作品ともに興行的に大成功を収めました。『ハリー・ポッターと賢者の石』は2001年の全世界興行収入で9億7400万ドルをあげ、その当時2番目に高い興行収入の映画となりました。『ハリー・ポッターと秘密の部屋』も2002年の全世界興行収入で8億7900万ドルをあげ、その年の3番目に高い興行収入の映画となりました。日本でも両作品は大ヒットしましたが、『ハリー・ポッターと賢者の石』は『千と千尋の神隠し』『タイタニック』に次ぐ第3位を記録しました。
次に、制作秘話ですが、ここではいくつかピックアップして紹介します。
まず、監督にクリス・コロンバスが選ばれた経緯ですが、当初はスティーヴン・スピルバーグやロブ・ライナーなどが候補に挙がっていましたが、スピルバーグは考慮はしたものの最終的に受諾しなかったそうです。
コロンバスは原作本を読んだ時から映画化に強い関心を持っており、「自分以外に監督する人間はいない」と自信満々だったそうです。また、コロンバスは子役選びにも非常にこだわりました。特に主役3人は公募で選ばれましたが、ダニエル・ラドクリフは原作者J・K・ローリングから「これ以上のハリーは見つからない」とお墨付きをもらった逸材でした。エマ・ワトソンは本作で映画デビューしましたが、AOL最優秀助演女優賞を受賞しました。
最後に、役者秘話やデータです。ハリーの親友ロンを演じたルパート・グリントは、本作のオーディションに応募するために、自分がラップを歌っているビデオを送ったそうですよ!
また、ハリーのライバルであるドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンは、本当はハリー役かロン役を狙っていたそうですが、監督から「君はドラコだ」と言われて決まったそうです。さらに、本作ではチェスをするシーンで使っている駒は、ルイス島のチェス駒という歴史的なものでした。
探せば、いろいろな秘話が出てきますよ( ´艸`)
『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年)
~あらすじ~
の死後、親戚の家に預けられたハリー・ポッター少年。そこでは階段下の物置部屋をあてがわれ、何かとこき使われる毎日。そんなある日、ハリーの11歳の誕生日に一通の手紙が届いた。中身はなんと、魔法魔術学校の入学許可証だった。実は、ハリーの両親は優秀な魔法使いだったのだ。手紙に導かれるままホグワーツ魔法魔術学校にたどり着いたハリーは、さっそく魔法使いになるための勉強を始める。ロンとハーマイオニーという友達もでき、楽しい毎日を送るハリーだったが、やがて学校に隠された驚くべき秘密に気づくのだった……。
出典:TSUTAYA DISCAS
監督:クリス・コロンバス
出演:ダニエル・ラドクリフ、 ルパート・グリント、 エマ・ワトソン
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002年)
~あらすじ~
グワーツ魔法魔術学校の2年生に進級し12歳になったハリーたちが、校内に存在するといわれる“秘密の部屋”の謎に迫る。おなじみのメインキャラクターのほか、新キャラクターも続々登場する。 ハリーは学校での最初の1年を終え、夏休みをダーズリー一家のもとで過ごしていた。ハリーが相変わらず意地悪な一家に嫌気がさしていたそんなある日、突然ドビーという“屋敷しもべ妖精”が現れる。ドビーはホグワーツへ戻らないよう警告するが、ハリーはそれを聞かずに、助けに来てくれたロンと共にダーズリー家を抜け出した。そして新学期。晴れて2年生となったハリーとロンは、もうひとりの親友ハーマイオニーとも再会し、いつもの充実した学校生活を送っていたが、やがて校内で不気味な出来事が次々と起こり始める…
出典:TSUTAYA DISCAS
監督:クリス・コロンバス
出演:ダニエル・ラドクリフ、 ルパート・グリント、 エマ・ワトソン
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』口コミ(見どころ・感想)
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』口コミ(見どころ・感想)
『ハリー・ポッター』シリーズとの距離感
私は何度か観ました。とても面白かったです。この映画の世界観やキャラクターが好きです。
私は『ハリー・ポッター』シリーズを読んで、原作の『賢者の石』から『死の秘宝』まで読みましたが、かなり前に読んだので、映画との違いはあまり分かりませんでした。
映画は6作目まで観ましたが、『死の秘宝』の前後編は一部しか観たことがありませんでした。
気になったところ
この映画にはいくつか気になる点があります。
まず、ハリーが忍びの地図を使わずに校内を探索していることが気になりました。
なぜなら、それによってハリーが先生たちに見つからなかった場合、ピーター・ペティグリューの事件がルーピン先生に伝わらなかったことになります。
また、ルーピン先生が満月の日に決行することも軽率に感じられました。それまでの彼の行動は頼もしく思えたので、この決断にはモヤモヤしました。
薬をちゃんと飲んでいなかったことも気になりますね。
この決断によって映画のストーリーが大きく動くわけですが、私はちょっと不安になりました。
また、タイム・トラベルの要素も好きですが、1周目から起きる出来事が既に分かり、答え合わせの楽しさはありましたが、成功が確定しているようで緊張感はありませんでした。
1周目とは違う出来事が起きる楽しさも感じられませんでした。
良かったところ
この映画の世界観は細部にわたって素晴らしいです。特に襲ってくる教科書やカエル、歌はとても印象的でした。
また、取り憑かれたようなトレローニー先生も怖かったです。
そして、マルフォイの小者感も面白かったです。
「ハリーに引っ掻かれて叫びながら逃げるシーン」や、「透明マントを付けたハリーにからかわれて怯える様子」、さらには「ハーマイオニーに顔面を殴られる場面」まで、嫌みなキャラクターであるマルフォイがここまでボロボロになる姿は面白かったです。
魅力的なキャラクターたち
ルーピン先生は、いい脇役でした。彼は穏やかで頼りになる先生で、人間と狼人間の二面性が魅力的でした。
また、スネイプ先生も狂暴な一面を持ちながらも魅力的なキャラクターであり、私は彼が好きです。
さらに、ハーマイオニーが正解を答えたにもかかわらず、ルーピン先生が理不尽な減点をする場面は笑ってしまいますが、ルーピン先生が暴走し、迷わず生徒たちの盾となるシーンは本作で一番のお気に入りです。
彼の行動からは、ジーンと伝わってくるものがありますね。
また、ペーター・ペティグリューも魅力的なキャラクター!!長年可愛がってきたペットである彼が、実は”裏切り者”だったことには、まあ、驚きました。
特にロンの立場になると、彼の裏切りはえげつないと感じます。彼の人間の姿でのシーンは少ないものの、見た目や挙動が強烈です。
魔法と学びの成果
エクスペクト・パトローナムという魔法は、ルーピン先生との練習が描かれた上で成功する場面があり、このシーンはとても盛り上がりました。
エンドクレジットですけど、、忍びの地図を意識したデザインで工夫されていました。
「ハリーポッターと謎のプリンス」についての感想
今作から私たちのヒーロー、13歳のハリーたちは大人に成長し、外見も内面も変化しています。
新しい監督と新しいダンブルドア先生役で、これまでとは違う雰囲気のダークファンタジーになりました。
以前は「怖い!」という印象しかなかったですが、再視聴するととても面白くて驚きました。特に後半のストーリーの展開は予想外の展開でテンションが上がりました。
また、この作品では初めて聞く呪文や飲み物も登場しましたよね。
私が子供の頃は意味も分からずよく「エクスペクトパトローナム!」と叫んでいました( ´艸`)。
他の方にも共感していただけるか分かりませんが、私は個人的に生徒たちを守るスネイプ先生が格好良くて好感を持ちました。
ただ、たった3年でこんなにも大人っぽくなるんだと驚きました。
一方、マルフォイは未だに子供っぽさが抜けていなかったです(笑)。
そして、次は待ちに待った「死の秘宝」の登場ですね!!
魔法学校の魅力
この映画はとても面白かったです。
魔法の世界や魔法学校に興味を持つきっかけになりました。
登場人物たちの深掘りや発展、伏線と回収、そして魔法学校の生活には無駄がありませんでした。
そのため、ますます魔法学校の世界に憧れが広がりました。
ハリーたちが思春期に入り、男女の意識が芽生える様子や、子供から大人になっていく彼らの成長を親のような目で見守ることができました。
ダンブルドアは、すべてを見通してアドバイスしたり助け船を出してくれる理想の先生です。
そして、ルーピン先生の吹替えの優しい声も和みます。
私にとって、この映画のエンドロールはシリーズで一番好きな部分です。
ネタバレ注意!?
この映画を観る前はあまりテンションが上がらなかったのですが、観ているうちに私が「ハリーポッター」が大好きだったことを思い出して感極まってしまいました。
前の2作はハリーの世界を映像化した感じでしかなく、今回の映画はやっと「ハリーポッター」のアイデンティティを持った魅力的な作品になったのではないかと思います。
原作のエピソードは削られているものの、これまでとは違って一つの大きなストーリーが形成されており、脇役が切り捨てられることでドラマが明確になりました。
実は、この3作目の原作は評価が高いですが、私はハッピーエンドでもなく、まとまりもイマイチだったためあまり好きではありませんでした。
しかし、この映画で原作では感じられなかった魅力を見つけることができました。
クライマックスとエンディングについての感想
特にクライマックスからエンディングにかけては、原作で曖昧だった展開を具体的な映像として描くことで、説明不足を解消していたように思います。
これまでの派手なハリウッド的な演出ではなく、静かな画風と、ジョン・ウィリアムズが繰り返しを避け、独自性を出した音楽により、原作の控えめな舞台に高貴な雰囲気を与えました。
しかし、監督が変わるだけで、印象がこんなにも変わってしまうのは、一体クリス・コロンバスが何を考えていたのか、という気持ちになります。
それにしても、キャストの成長には驚きました。特にネビルは別人のように成長していて、「まあ!おじさんビックリだわ」と言いたくなるくらいです。
『アズカバンの囚人』に対する感想
皆さんの評判が高くて、どうしようか迷っています。多分、原作を読んで非常に期待していたからかもしれません。
重要なエピソード(ハリーの両親の若き日のいたずらやアニマガスのことなど)や、なぜクルックシャンクスが他のネズミではなくスキャパーズにこだわるのか、といった部分が描かれていませんでした。
時間の制約があることは理解できますが、とても残念です(´;ω;`)。
しかし、その中で一番残念なのは、シリウスがハリーに「一緒に暮らそう」と言うシーンです。
原作では、非常に感動的な場面であるはずですが、映画ではあっさりとしていたため、結局、濡れ衣を着せられたままシリウスが去っていく場面もあまり悲しい印象ではありませんでした。
また、監督が変わったことで終わり方も違ってしまったのも残念です。あの終わり方がとても気に入っていたので、少々がっかりしています。
映画館での観賞とテレビでの観賞の違いについて
私は、『アズカバンの囚人』を映画館での先行上映で観た後、後日テレビで『賢者の石』を観たときに、なんだか以前とは違ってとても面白く感じました。
映画館で観たときはそれほど思わなかったのに、テレビでの観賞体験は何かしらの要素が異なり、私の感覚に響いたのだと思います。
このような感情の変化は自分自身でも複雑で理解しがたいものですが、エンドロール部分はとても面白くて好印象を持ちました。
(追伸:私の思いに共感してくださっている方に対して不愉快な気持ちを抱かせてしまったかもしれません。申し訳ありませんでした( `・∀・´)ノヨロシク。
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 6.64 | 7.9 | 4.0 | 3.9 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2024年1月26日時点のものです。
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』まとめ
映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』エンタメのまとめ
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