映画『スキャナー・ダークリー』動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2022-11-07

POINT

・『スキャナー・ダークリー』(2006)は、アメリカの作家フィリップ・キンドレド・ディックの『暗闇のスキャナー』を映画化したSFアニメーション映画。
・『スキャナー・ダークリー』劇場公開時キャッチコピー:『オレを監視(スキャナー)しているオレがいる』。
・『スキャナー・ダークリー』の映像は、「ロトスコープ」という技法で、実写映像をトレースしてアニメーション化したも。現実と幻覚とを曖昧させる表現している。
・映画批評家ジョン・デフォー氏による大人向けアニメ映画ベスト10(2016年)に、本作『スキャナー・ダークリー』のほか、日本からは『AKIRA』(1988)『火垂るの墓』(1988)『パプリカ』(2006)が選出されている。
・関連作:『ウェイキング・ライフ』(2001)『Samsara』(2011)『コングレス未来学会議』(2013)『インヒレント・ヴァイス』(2014)『マリグナント 狂暴な悪夢』(2021)

映画『スキャナー・ダークリー』あらすじ

近未来のアメリカ。政府が腐敗した社会には、「物質D」と呼ばれる右脳と左脳を分裂させてしまう恐ろしいドラッグが蔓延。人民の権利はことごとく踏みにじられていた。キアヌ・リーブス演じる覆面麻薬捜査官は、「物質D」の供給源を探るため、自らジャンキーとなりドラッグの世界へと深く潜入していくが、やがて捜査官の立場で、ジャンキーとしての自分を監視する事態に陥る。そして、彼の中で捜査官とジャンキーという2つの人格が分裂し始め、徐々に、しかし確実に崩壊していくのだった。

映画『スキャナー・ダークリー』予告動画

映画『スキャナー・ダークリー』基本情報

邦題スキャナー・ダークリー
原題A Scanner Darkly
公開年2006年
上映時間1時間40分
監督リチャード・リンクレイター
キャストフレッド/ボブ・アークター・・・キアヌ・リーブス
ジム・バリス・・・ロバート・ダウニー・Jr
アーニー・ラックマン・・・ウディ・ハレルソン
ドナ・ホーソーン・・・ウィノナ・ライダー
チャールズ・フレック・・・ロリー・コクレーン
スクランブル・スーツ着用時のフレッドの声・・・ショーン・アレン
マイク・・・ダメオン・クラーク
ドナルド・・・マルコ・ペレラ
フレック・スーサイド・ナレーター・・・ライフ・アンデシュ
音楽グレアム・レイノルズ
挿入曲:"Fog" レディオヘッド
受賞歴
制作ワーナー・インディペンデント・ピクチャーズ/ワーナー・ブラザース

関連作品

『ウェイキング・ライフ』(2001)

主人公が、ある街に戻ってくる。偶然なのか必然なのか、彼は様々な人々と出会い、彼らの溢れ出る言葉に耳を傾けて行く。出会った人々が何者で、何処から来て何処へ行くのかも分からぬまま、そして、彼自身も何処から来て何処へ行くのかも分からぬまま、その言葉の洪水を浴びつづける主人公。幾度となく夢の中で目覚める夢を見る。夢と現実の境界線もわからぬまま、運命に突き動かされるように、彼の迷宮の旅は続く……。
出典:Amazon

『Samsara』(2011)

『コングレス未来学会議』(2013)

近未来のハリウッドを舞台に、女優ロビン・ライトが辿る奇想天外な冒険の行方を、実写とアニメを融合したトリッキーな表現手法で独創的に描き出す。2014年、ハリウッド。そこでは、生身の俳優を全身スキャンしてデジタルデータ化することで、本人不在のまま自由自在に映画を作ることが可能となっていた。そんな中、40歳を過ぎた落ち目の女優ロビン・ライトのもとに、大手映画会社から映画女優“ロビン・ライト”の独占所有権を譲渡してほしいとの依頼が舞い込む。最初は一蹴したものの、仕事が激減する中、難病の息子を養育していくために、やむなく20年契約にサインするロビンだったが…。
出典:TSUTAYA DISCAS

『インヒアレント・ヴァイス』(2014)

『マリグナント 狂暴な悪夢』(2021)

ジェームズ・ワン監督が原点回帰した、オリジナルのホラースリラー。
凄惨な殺人現場を目撃するという悪夢に苛まれる1人の女性。
彼女は度重なるおぞましい夢に苦しむが、幻覚だと思い込んでいたのは、実は恐るべき現実だった。
出典:Amazon

映画『スキャナー・ダークリー』口コミ(見どころ・感想)

映画『スキャナー・ダークリー』口コミ(見どころ・感想)

なんとも言えない不思議な質感の映像に・・・。
~見どころ~ ロトスコープという手法を使って、俳優が演じた実写の映像をアニメーションにしています。実写を下敷きにして、アニメーターが上からなぞってトレースしていくことによってアニメになった登場人物が出来上がってくるのですが、なんとも言えない不思議な質感の映像に。麻薬がテーマとなっているので、その幻覚作用のイメージや、SF的な表現に、このロトスコープでアニメ化された映像がマッチしています。また、原作となっているフリップ・K・ディックによる小説「暗闇のスキャナー」に、非常に忠実に映画化されているところもポイントです。著者自身も麻薬と縁が深いコミュニティーの中で暮らし、麻薬による幻覚で被害妄想に陥ったり、周囲の人達が亡くなっています。そういった面で、いくつも映画化されてきた作品のなかで、最も私小説に近い「暗闇のスキャナー」が、原作を壊さないように映画化されたところに、原作者への敬意が感じられます。~感想~ キアヌ・リーブスやウィノナ・ライダーという大物俳優がアニメーションとなって動いているのを見てエキサイトしました。ウィノナ・ライダーなどの女性の表情をキレイに見せるのに苦労したようですが、とても魅力的に映像化されていて見とれます。また、キアヌ・リーブスとウィノナ・ライダーだけでなく、ウディ・ハレルソン、ロバート・ダウニー・Jrなど、90年代の映画シーンを彷彿とさせる役者が揃っているのも良かったです。近未来を設定したSFでありつつも、どこか少しノスタルジックな情景にグッときます。麻薬が見せる幻覚、自分というものがわからなくなっていく主人公の独白、そして淡いロマンスが印象的。ストーリー中では市民の行動は当局に監視されており、そういったシステムへの警告の意図もあったようですが、それも原作者の麻薬の乱用による被害妄想からきたアイデアかと思うと、ただのSF映画として観るのではなく、フリップ・K・ディックというひとりの人間に思いを馳せたくなります。

映画『スキャナー・ダークリー』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数5.367.03.53.1
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2022年11月7日時点のものです。