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POINT:
・『潜水服は蝶の夢を見る』(2007)は、ジャン=ドミニック・ボービーの回顧録を原作とした映画。
・ボービーはファッション誌ELLEフランスの編集長の43歳で、脳梗塞を患い、目覚めたときには「閉じ込め症候群」に陥った。
・ボービーの回顧録は、かろうじて動かせる左目の瞬きによる意思疎通により、言語療法士や友人からの力を借りて書き上げた。
・関連作: 『レナードの朝』(1990) 『約束 ラ・プロミッセ』(1999) 『幸せのありか』(2013) 『サヨナラの代わりに』(2014) 『失明に関する所感』(2016) 『ギフト 僕がきみに残せるもの』(2016) 『ブレス しあわせの呼吸』(2017)

映画『潜水服は蝶の夢を見る』

~あらすじ~
ジャン=ドミニクは3人の子供の父親。「ELLE」誌の編集長として、幸せで華やかな人生を送っていた。ところがある日突然、脳梗塞で倒れ、「ロックト・インシンドローム(閉じ込め症候群)」になってしまう。身体的自由を奪われ、唯一動くのは、左目だけ。そんなジャン=ドミニクに対し、言語療法士アンリエットは、瞬きでコミュニケーションをとる方法を考え出す。そしてある日彼は、瞬きで自伝を綴り始める。果てしない想像力と、記憶、そして生きることへの愛情でジャン=ドミニクは逆境を乗り越え、希望は少しづつ未来へと向かっていく・・・。

出典:Amazon

 

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映画『潜水服は蝶の夢を見る』予告動画

『潜水服は蝶の夢を見る』日本版劇場予告編

映画『潜水服は蝶の夢を見る』配信状況

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映画『潜水服は蝶の夢を見る』監督・キャスト、原作紹介

映画『潜水服は蝶の夢を見る』基本情報

 

本作(タイトル) 潜水服は蝶の夢を見る/Le Scaphandre et le Papillon、 The Diving Bell and the Butterfl
公開年 2007年
上映時間/再生時間 1時間52分
監督 ジュリアン・シュナー
キャスト ジャン=ドミニク・ボビー・・・マチュー・アマルリック
セリーヌ・デスムーラン・・・エマニュエル・セニエ
言語療法士 アンリエット・デュラン・・・マリ=ジョゼ・クローズ
編集者 クロード・マンディビル・・・アンヌ・コンシニ
神経科医師 ルパージュ・・・パトリック・シェネ
リュシアン神父/ルルドの土産物屋の店主・・・ジャン=ピエール・カッセル
ジョゼフィーヌ・・・マリナ・ハンズ
ジャン=ドミニクの父 パピノ・・・マックス・フォン・シドー
担当医 コシュトン・・・ジェラール・ワトキンス
ローラン・・・イザック・ド・バンコレ
医師 メルシェ・・・ジャン=フィリップ・エコフェ
音楽
ポール・カンテロン、ジュリアン・シュナーベルド
"Concerto for Piano in F Minor BWV 1056 - Largo" ヨハン・セバスチャン・バッハ
"All The World Is Green" トム・ウェイツ
"Ultra Violet (Light My Way)" U2
"Ramshackle Day Parade" ジョー・ストラマー
主な受賞歴 ・第65回ゴールデングローブ賞(2008年)外国語映画賞/監督賞
・第60回カンヌ国際映画祭(2007年)監督賞
・第33回ロサンゼルス映画批評家協会賞(2007年)撮影賞
・第61回英国アカデミー賞(2007年)脚色賞 ほか多数
制作会社/配給元 キャスリーン・ケネディ、ジョン・キリク/アスミック・エース

映画『潜水服は蝶の夢を見る』原作紹介

脚本:ロナルド・ハーウッド

映画『潜水服は蝶の夢を見る』関連作品

 

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『レナードの朝』(1990)

~あらすじ~
1920年代に流行した嗜眠性脳炎によって、30年もの間、半昏睡状態のレナードは、意識はあっても話すことも身動きもできない。
彼に強い関心を抱いた勇気ある新任ドクターのセイヤーは、レナードに試験的な新薬を投与し、機能回復を試みる。
そしてある朝、レナードは奇跡的な“目覚め"を迎えた・・・

出典:Amazon

監督:ペニー・マーシャル
出演:ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムス、ジュリー・カブナー

『約束 ラ・プロミッセ』(1999)

LE-MONDE-DE-MARTY

~解説・あらすじ~
『クリクリのいた夏』のミシェル・セロー主演による感動のドラマ。手足が動かせず口もきけない寝たきり老人と、小児ガンと宣告された悪戯少年の心の交流を描く。

出典:Amazon

監督:ドニ・バルディオ
出演:ミシェル・セロー、ジョナサン・ドゥマルジェ

 

『幸せのありか』(2013)

CHCE-SIE-ZYC

~あらすじ~
980年代のポーランドで、マテウシュ(ダヴィッド・オグロドニック)は脳性まひというハンディキャップを抱えて生まれてくる。彼は幼少時に医師から植物状態だと診断されるものの、父(アルカディウシュ・ヤクビク)と優しい母(ドロタ・コラク)の愛情を一身に受けて成長する。マテウシュは体に重度の障害があったものの、実は知能に問題はなく……。

出典:Yahoo!映画

監督:マチェイ・ピェプシツァ
ダヴィッド・オグロドニック、アルカディウシュ・ヤクビク、カタジナ・ザヴァツカ、ドロタ・コラク、カミル・トカチ、アンナ・ネフレベツカ

・第37回モントリオール世界映画祭(2013年)最優秀作品賞

 

『サヨナラの代わりに』(2014)

~あらすじ~
弁護士の夫エヴァン(ジョシュ・デュアメル)と理想的な日々を暮らしていたケイト(ヒラリー・スワンク)は、35歳で難病のALSと診断される。1年半後には車椅子での生活を余儀なくされ、友人たちの前で気丈に振る舞うことに疲弊した彼女は、奔放な大学生のベック(エミー・ロッサム)を介護人として雇う。全てが正反対で反目してばかりの二人だったが、ケイトの夫の浮気を機に、遠慮のない関係になっていき……。

出典:Yahoo!映画

監督:ジョージ・C・ウルフ
出演:ヒラリー・スワンク、エミー・ロッサム、ジョシュ・デュアメル、マーシャ・ゲイ・ハーデン

 

『失明に関する所感』(2016)

~あらすじ~
失明した神学者、ジョン・ハル。自らの目が光を失う様子を、肉声で克明に記録していた。その内容に基づき、彼の感じていた世界が、鮮やかな映像で表現される。

出典:Netflix

監督:ピーター・ミドルトンジェームズ・スピニー
出演:ダン・レントン・スキナー、シモーヌ・カービー

 

・英国インディペンデント映画賞最優秀ドキュメンタリー賞

 

『ギフト 僕がきみに残せるもの』(2016)

~あらすじ~
NFLのニューオーリンズ・セインツで活躍し、チームを劇的な勝利に導いたスティーヴ・グリーソン。引退して間もなく、難病・ALSと診断された彼が、まだ見ぬ息子のために撮影を始めたビデオダイアリーから生まれた感動ドキュメンタリー。

出典:TSUTAYA DISCAS

監督:クレイ・トゥイール
出演:スティーヴ・グリーソン、ミシェル・ヴァリスコ、エディ・ヴェダー

 

『ブレス しあわせの呼吸』(2017)

~あらすじ~
運命の恋に落ち、家族や友人に祝福されて結婚し、最高に幸せな日々を送っていたロビンとダイアナ。
ところが、出張先のナイロビで、突然ロビンが倒れてしまう。
診断結果はポリオ、首から下が全身マヒとなり人工呼吸器なしでは息もできない。
時は1959年、医師からは「余命数カ月」と宣告される。
英国に戻り息子が生まれたが、ロビンは絶望の中にいた。
病院を出たいと望むロビンのために、医師の反対を押し切り自宅で看病する決意をするダイアナ。
無謀とも呼べる彼らの決断は、ロビンの運命を大きく変えていく――

出典:Amazon

監督:アンディ・サーキス
出演:アンドリュー・ガーフィールド、クレア・フォイ、トム・ホランダー

 

映画『潜水服は蝶の夢を見る』口コミ(見どころ・感想)

映画『潜水服は蝶の夢を見る』口コミ(見どころ・感想)

彼を心配し、支えてくれる家族や看護師、友人達を彼目線で映されているのが斬新で、彼の感情を観ている側にも体感できているような感覚を味わえます。

~見どころ~
身体に障害をおった『ELLE』の元編集者ジャン=ドミニク・ボビーの自伝的映画です。

ハイセンスなファッション雑誌の編集者で華やかな働き盛りの男性が突然倒れ、全身が麻痺してしまいます。

唯一動かせる左目だけでしか感情や思いを表現することができず、とてもやりきれない気持ちになります。

彼を心配し、支えてくれる家族や看護師、友人達を彼目線で映されているのが斬新で、彼の感情を観ている側にも体感できているような感覚を味わえます。

最悪の状況に生きる目的や気力を失い人生を諦めかけた彼でしたが、自身の体験や思いを本にするため、唯一動く左目で執筆をはじめます。

人間の生きる原動力や何かをやり遂げる底力に勇気をもらえる映画です。

~感想~
実際に全身麻痺という過酷な状況から、気の遠くなりそうな本の執筆をしたという忍耐力や勇気にとても感動しました。

映像の撮影方法も私には斬新に感じ、他にはない映像美で印象的でした。

主人公目線での映像の撮り方がより感情移入できて彼の悔しさや絶望や悲しみなどを体感できている気持ちになれます。

障害を負って今までの人生を失ってからみえてくる大切な事や人がはっきりしてくることも思い知らされました。

生きていく気力を失いかけたとき、人生に迷いが起きたときに観ると勇気がもらえる映画です。

この映画で監督のジュリアン・シュナーベルのファンになりました。

重く辛い内容に思われますが、観終わったあとは悲しいけど清々しい気持ちにもなれる素晴らしい映画です。

ショッキングな事実をどう受け止め、どう生きていくのかというところが見どころ

~見どころ~
この映画が主人公のジャン=ドミニク・ボービーの自伝が原作となっていることから、ストーリーが実話に基づいていることに驚く人は多いでしょう。脳梗塞で倒れ、唯一左まぶただけを動かすことしかできなくなったジャン=ドミニクが、そのとなっています。ショッキングな事実をどう受け止め、どう生きていくのかというところが見どころ

意識障害を患った主人公の顔の筋肉はゆがんで固まったままで、体は少しも動かすことができず、病気のベッドの上にいるか、車椅子に座っているかしかありません。

そんな難しい役に挑んだマチュー・アマルリックの演技は素晴らしく、セザール賞の主演男優賞を受賞しています。

フランスの俳優ですが、『007 慰めの報酬』などのアメリカ映画にもいくつか出演しており、自身で監督した作品もカンヌ国際映画祭で受賞するなど、才気あふれる人物。

彼のウィットに富んだ演技が、この映画に希望を与えています。

~感想~
まだ40代の男性が脳梗塞で倒れ、全身麻痺になってしまったことだけでも結構ショッキングな内容です。

それが有名ファッション誌ELLEの編集長である人物で、華やかな世界から一転して、病院生活になってしまったという落差に衝撃を受けました。

しかもこれがフィクションのシナリオではなく、実話だということが信じられません。

しかし、それよりももっと強く心に残ったのは、ジャン=ドミニクが寝たきりで声も出せない、閉じ込められた状態にあっても、周囲とコミュニケーションをとり、新たな目標を見つけたことでした。

また、家族や友人、言語療法士など、関わる人達が温かく、ジャン=ドミニクを必要以上に憐れんだり、恐れたりすることなく、励ましたり支えている様子に胸を打たれます。

こういう話が重くなり過ぎず、おしつけがましくなく自然に洗練された感じで撮られているところにも好感が持てました。

映画『潜水服は蝶の夢を見る』評価は?

評価サイト みんなのシネマ(10点満点) IMDb
(10点満点)
Filmarks
(5点満点)
Yahoo!映画
(5点満点)
点数 6.73 8.0 3.7 3.8
評価サイトの特徴 ・映画情報/上映中の映画に!
・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い
・海外オンラインデータベース
・Amazon運営
・急成長中! SNSシェア強し
・過去作品、評価も厳しめ!?
・最初に見る。評価甘めかな!?
・Yahoo!運営

本作品の評価情報は2022年4月15日時点のものです。

まとめ

・セルDVD/ブルーレイはこちら

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