2023-10-23
POINT
死者数十万人。泥沼化する戦地シリアで、いま何が起こっているのか――?
ジャーナリストに憧れる学生ワアドは、デモ運動への参加をきっかけにスマホでの撮影を始める。しかし、平和を願う彼女の想いとは裏腹に、内戦は激化の一途を辿り、独裁政権により美しかった都市は破壊されていく。そんな中、ワアドは医師を目指す若者ハムザと出会う。彼は仲間たちと廃墟の中に病院を設け、日々繰り返される空爆の犠牲者の治療にあたっていたが、多くは血まみれの床の上で命を落としていく。非情な世界の中で、二人は夫婦となり、彼らの間に新しい命が誕生する。彼女は自由と平和への願いを込めて、アラビア語で“空"を意味する“サマ"と名付けられた。幸せもつかの間、政府側の攻撃は激しさを増していき、ハムザの病院は街で最後の医療機関となる。明日をも知れぬ身で母となったワアドは家族や愛すべき人々の生きた証を映像として残すことを心に誓うのだった。すべては娘のために――。
| 邦題 | 娘は戦場で生まれた |
|---|---|
| 原題 | For Sama |
| 公開年 | 2019年 |
| 上映時間 | 1時間140分 |
| 監督 | ワアド・アル・カデブエ、ドワード・ワッツ |
| キャスト | ワアド・アル・カデブ サマ・アル・カデブ ハムザ・アル・カデブ |
| 音楽 | ナイニータ・デサイー |
| 受賞歴 | ・第73回英国アカデミー賞(2019年)長編ドキュメンタリー映画賞 |
| 制作 | PBS Frontline、Channel 4 News、ITN Productions /トランスフォーマー、SXSW |
国家のよりよき未来を願う平穏な学生デモが、過激な暴力革命、そして大規模な公民権運動へと変貌していったウクライナの93日間を追ったドキュメンタリー。
出典:Netflix
~あらすじ・解説~
5年以上も内戦が続くシリアの都市アレッポは崩壊の危機に瀕している。取り残された市民35万人は築かれつつある包囲網に逃げ場を失い、間近に迫る死に恐怖を懐きながらも何とか命をつないでいる。前触れなく轟音と共に飛来するジェット戦闘機は、わずかな希望すら打ち砕くごとく昼夜問わず爆撃を続け、市民もろとも市街地を瓦礫へと変えていく。ここでは生よりも先に死が存在する。爆撃に次ぐ爆撃で、次から次へと命が失われていく極限の世界で、悲劇が延々と続いていく。
現場には自らの命を顧みず、生き埋めとなった生存者を救おうと駆けつける男たち「ホワイト・ヘルメット」の姿がある。家族と逃げ、異国で難民として生き延びるべきか、それとも仲間や家族のいる故郷に留まり、変わり果てたが心安らぐ場所で死を迎えるべきか。「ホワイト・ヘルメット」のメンバーの一人、ハレドは葛藤を抱えながらも救助活動を続けていく。絶望の淵
シリア内戦により荒廃した街の下には、包囲された市民に希望と避難の場所を与える地下病院があった。その病院で治療に当たるのが、小児科医であり病院の責任者でもある医師のアマニ・バロア。家父長制的な文化の中で働くアマニや同僚の女性たちは、男性と同等に働く権利を主張する。そして、日常的に続く爆撃や物不足、さらには化学攻撃の恐怖と闘いながら日々を過ごす。アマニを中心に、困難に立ち向かい結束する人々の姿を追う。
映画『娘は戦場で生まれた』口コミ(見どころ・感想)
映画『娘は戦場で生まれた』口コミ(見どころ・感想)
映画『娘は戦場で生まれた』評価は?