映画『家族を想うとき』動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2021-09-29

POINT

・『家族を想うとき』(2019)はケン・ローチ監督の作品。配達業界のフランチャイズによる、巧妙な搾取を描いている。
負のスパイラルから抜け出せない家族が痛々しい。
・ケン・ローチ監督は、社会問題(労働者階級や移民、貧困など)に焦点を当てた作品を製作してきている。それは
資本主義社会の歪み(ひずみ)でもあるのだ

・ケン・ローチ監督作品:『ケス 』(1969) 『イギリスから来た男 』(1999) 『SWEET SIXTEEN 』(2002) 『セプテンバー11 』(2002) 『明日へのチケット』 (2005) 『麦の穂をゆらす風 』(2006) 『この自由な世界で 』(2007) 『エリックを探して 』(2009)『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2016)

映画『家族を想うとき』あらすじ

イギリス、ニューカッスル。ターナー家の父リッキーはマイホーム購入の夢をかなえるため、フランチャイズの宅配ドライバーとして独立を決意。
母のアビーはパートタイムの介護福祉士として、時間外まで1日中働いている。16歳の息子セブと12歳の娘のライザ・ジェーンとのコミュニケーションも、
留守番電話のメッセージで一方的に語りかけるばかり。家族を幸せにするはずの仕事が家族との時間を奪っていき、子供たちは寂しい想いを募らせてゆく。
そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう──。

映画『家族を想うとき』予告動画

映画『家族を想うとき』基本情報

邦題家族を想うとき
原題Sorry We Missed You
公開年2019年
上映時間1時間40分
監督ケン・ローチ
キャストリッキー(父)・・・クリス・ヒッチェン
アビー(母)・・・デビー・ハニーウッド
セブ(長男)・・・リス・ストーン
ライザ(長女)・・・ケイティ・プロクター
マロニー(監督者)・・・ロス・ブリュースター
音楽ジョージ・フェントン
受賞歴
制作シックスティーン・フィルムズ、BBCフィルムズ、BE TV、BFI Film Fund、Canal+、シネ+、フランス2シネマ、フランス・テレビジョン、Les Films du Fleuve、VOO、ホワイ・ノット・プロダクションズ、ワイルド・バンチ/ エンターテインメント・ワン、 ロングライド

関連作品

『ケス』(1969)

『イギリスから来た男 』(1999)

~あらすじ・解説~
謎の死を遂げた娘を巡る真相を求めて、イギリスからハリウッドへとやってきた元犯罪者・ライミーの執念の追跡を描くハードボイルド。「アウト・オブ・サイト」でハリウッドの第一線に返り咲いたスティーブン・ソダーバーグ監督の演出は冴えまくり、観客の意識を掻き乱すような縦横無尽の編集が鮮烈な印象を与える一作だ。主人公のライミーを演じるベテラン、テレンス・スタンプとピーター・フォンダの対決も映画ファンにはたまらない
出典:TSUTAYA DISCAS

『SWEET SIXTEEN 』(2002)

15歳の少年リアムは、親友ピンボールと学校にも行かず好き勝手な毎日を送っていた。そんなリアムには夢があった。それは一つ屋根の下で家族揃って幸せに暮らすこと。しかし、現在母ジーンはヤクの売人である恋人スタンのせいで服役中で、出所はリアムの16歳の誕生日前日。シングルマザーの姉シャンテルは母を嫌い、離れて生活していた。そんなある日、湖畔で理想的なコテージを目にしたリアムは、自分の夢を実現させようとその家の購入を決意する。カネのないリアムは、仕方なくピンボールとともにスタンからヤクを盗んで、それを売り捌くのだったが…。
出典:TSUTAYA DISCAS

『11'09''01/セプテンバー11 』(2002)

~あらすじ・解説~
第二次大戦終戦間際に故郷へと復員してきた勇吉。なぜか彼は地を腹這いで這い回るヘビになってしまい…(今村昌平監督作「おとなしい日本人」)。朝、初老の男はシャワーを浴び、髭を剃り、そして朝食を採る。それは、いつもと変わらぬ穏やかな日常の一コマのように見えるのだったが…(ショーン・ペン監督作)。ロンドンに亡命中のチリ人男性。彼は1973年に起きたもうひとつの「9月11日」の悲劇に思いを馳せる…(ケン・ローチ監督作)。他、全11ヵ国、11人の監督による平和への祈りのメッセージ。
出典:TSUTAYA DISCAS

『明日へのチケット』 (2005)

ケン・ローチ、アッバス・キアロスタミ、エルマンノ・オルミという3人の高名な監督による物語を1つの感動作にまとめあげた! ローマ行きの特急列車に乗りこんだ初老の大学教授、目的なく日々を過ごす若者、待望のサッカーの試合を見に行く少年たち。それぞれの愛、不安、希望を胸に新しい未来へ旅立っていく。
出典:Amazon

映画『家族を想うとき』口コミ(見どころ・感想)

映画『家族を想うとき』口コミ(見どころ・感想)

個人請負業が日本でも広まっていますが・・・。
~見どころ~ これまで様々な社会問題について映画化してきて、カンヌ映画祭などで多数の賞を受賞したケン・ローチ監督の最新作です。
一度、ケン・ローチ監督は高齢のため監督を引退することを表明しました。
しかし、社会の「経済的格差」の拡大や様々な「分断」が進んだことから、引退を撤回して、直近では『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2016)を製作しました。 今回『家族を想うとき』のテーマも経済的な格差や貧困の広がりとなっていて、ウーバーなどに代表される、何の保証もない一時雇いである「ギグ・ワーク」を取り上げています。主人公は宅配便のドライバーとして働きだしますが、その職を提案されたときはいつ休みにするかなどは自分で決めて働ける仕事の形態だと言われます。しかし、実際には自分で車など様々な物を購入して、長時間働き続けなければ、ローンも返せなくなるというものでした。妻は訪問介護をしていますが、長時間働いてもそれ程の賃金にはなりません。そうしているうちに家族ですれ違いが増えていき、子供も問題を起こしてしまうのです。 ~感想~ 海外の企業が始めた便利なサービスとして、ウーバーなどのネットを使った個人請負業が日本でも広まっています。実際にそのような形態で働いている人がどのような扱いを受けて、どのように暮らしているかが映画化されているので、とても良かったです。「自由な働き方」と紹介されることが多い形態ではあるようですが、実際には様々な経費や事故などに備えた保険なども企業ではなく働いている人が自分で負担するので、その面だけでも大変です。そのうえ、売り上げまでが末端で配達する人の責任とされますので、実際は本人の自由になるところはほとんどありません。企業が仕事の大枠を決めてから、あとは本人が自由にやれると言っていても、実際には働く人の使い捨てになっていることがよく解りました。日本ではあまりこのような映画を作る人はいませんが、製作委員会を作って、誰も損をしたり批判されない映画の作り方では無理なのでしょう。

映画『家族を想うとき』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数7.127.64.03.94
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2023年8月24日時点のものです。