・『十二人の怒れる男』(1957)は、映画において「密室劇」の金字塔として高く評価されている。
・『十二人の怒れる男』は、2007年にアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。
・2009年に日本では「裁判員制度」が導入されたが、アメリカの陪審員制度との比較(長所・短所)を説明するものとして引用されている。
・関連作:『ジャスティス』(1979) 『クレイマーVSクレイマー』(1979) 『評決』(1982)『事件』(1978) 『疑惑』(1982)『それでもボクはやってない』(2006)
映画『十二人の怒れる男』あらすじ・動画
映画『十二人の怒れる男』あらすじ
~あらすじ~
7歳の少年が起こした殺人事件に関する陪審員の審議が始まった。誰が見ても彼の有罪は決定的であったが、一人の陪審員は無罪を主張。そして物語は思わぬ展開に!出典:Amazon
映画『十二人の怒れる男』予告動画
12 Angry Men (1957) Trailer #1
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映画『十二人の怒れる男』監督・キャスト、原作紹介
映画『十二人の怒れる男』基本情報
本作(タイトル) | 十二人の怒れる男/12 Angry Men |
公開年 | 1957年 |
上映時間/再生時間 | 1時間36分 |
監督 | シドニー・ルメット |
キャスト | 8番陪審員・・・ヘンリー・フォンダ 3番陪審員・・・リー・J・コッブ 10番陪審員・・・エド・ベグリー 7番陪審員・・・ジャック・ウォーデン 1番陪審員・・・マーティン・バルサム 12番陪審員・・・ロバート・ウェッバー[男優] 4番陪審員・・・E・G・マーシャル 5番陪審員・・・ジャック・クラグマン 9番陪審員・・・ジョセフ・スウィーニー 2番陪審員・・・ジョン・フィードラー〔男優〕 11番陪審員・・・ジョージ・ヴォスコヴェック 6番陪審員・・・エド・ビンス 裁判長・・・ルディ・ボンド |
音楽 | ケニヨン・ホプキンス |
主な受賞歴 | ・第7回ベルリン国際映画祭(1957年)金熊賞 ・第10回ブルーリボン賞(1960年)外国映画賞 |
制作会社/配給元 | レジナルド・ローズ、ヘンリー・フォンダ/ユナイテッド・アーティスツ |
映画『十二人の怒れる男』原作紹介
原作・脚本:レジナルド・ローズ
映画『十二人の怒れる男』関連作品 ~洋画~
関連作として、『ジャスティス』(1979) 『クレイマーVSクレイマー』(1979) 『評決』(1982)を紹介します。
これらの映画は、いずれも法廷を舞台にしたドラマであり、人間の正義や愛情、信念などを描いています。
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『ジャスティス』(1979)
~あらすじ~
あやまって投獄された青年の保釈訴訟で奔走する若手弁護士アーサー。彼は権力だけを振りかざす横暴なフレミング判事と常に対立関係にあった。が、ある日、婦女暴行罪で訴えられたフレミングの弁護を受け持つことになり……。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:ノーマン・ジュイソン
出演:アル・パチーノ、ジャック・ウォーデン、ジョン・フォーサイス、リー・ストラスバーグ
『クレイマーVSクレイマー』(1979)
監督: ロバート・ベントン
出演 : ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープ、 ジャスティン・ヘンリー、ジェーン・アレクサンダー
・第52回アカデミー賞(1980年)作品賞/監督賞/主演男優賞/助演女優賞/脚色賞
・第37回ゴールデングローブ賞(1980年)作品賞(ドラマ部門)/脚本賞/主演男優賞(ドラマ部門)/助演女優賞
『クレイマーVSクレイマー』は、離婚した夫婦が息子の親権をめぐって争う裁判を描いています。原作はエイヴリー・コーマンの小説で、当時のアメリカ社会で増加していた離婚率や女性の社会進出などの背景が反映されています。監督はロバート・ベントンで、ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープが夫婦役を演じています。映画では、家族の絆や親子の愛情、そして離婚の影響を感動的に描いています。
『評決』(1982)
~あらすじ~
酒びたりの日々を送る弁護士が、ある訴訟をきっかけに再び真実と正義を問いただすようになるまでを描く法廷ドラマ。主人公ギャルビンは新聞の死亡欄から裁判になりそうな事件を見つけては、葬儀に紛れ込んで依頼を受けようとするまでに落魄れた毎日を送っていた。そこに医療ミスで植物人間にされた患者の弁護の仕事がやってくる。始めは金になりそうと言うだけで引き受けたが、調査を進める内に再び弁護士魂に火が点り、法廷に立ち上がるギャルビンだったが……。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:シドニー・ルメット
出演:ポール・ニューマン、シャーロット・ランプリング、ジェームズ・メイソン、ジャック・ウォーデン
『評決』は、医療過誤訴訟を担当する落ちぶれた弁護士の奮闘を描いています。原作はバリー・リードの小説で、実際にあった事件が元になっています。監督はシドニー・ルメットで、ポール・ニューマンが主人公の弁護士を演じています。映画では、弁護士の信念や良心、そして法と正義の関係を迫力ある法廷シーンで描いています。
映画『十二人の怒れる男』関連作品 ~邦画~
ここでは、『事件』(1978) 『疑惑』(1982)『それでもボクはやってない』(2006)を紹介します。
映画『事件』と『それでもボクはやってない』は、冤罪をテーマにした社会派映画で、主人公が無実なのに有罪判決を受けるという悲劇的な展開と、日本の裁判制度の問題点を浮き彫りにするというメッセージが、ここにあります。
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『事件』(1978)
監督:野村芳太郎
出演:松坂慶子、永島敏行、丹波哲郎、芦田伸介、佐分利信、大竹しのぶ、渡瀬恒彦
・第2回日本アカデミー賞(1979年)最優秀作品賞/最優秀脚本賞/最優秀監督賞
『疑惑』(1982)
~あらすじ・解説~
「彼女が夫を殺したのは間違いない。」10人のうち10人までもが確信する鬼塚球磨子の有罪。だが心証的にはまっ黒でも、何一つ物的証拠がない。果たして検察は、世間は、彼女の罪を立証できるのか。そして、弁護側は―。暴行・傷害・恐喝・詐欺―前科4犯の毒婦と、女弁護士の心理的葛藤・かけひき・せめぎあい。九州で起きた三億円保険事件をヒントにした話題のサスペンス。出典:Amazon
監督:野村芳太郎
出演:桃井かおり、岩下志麻、鹿賀丈史、小林稔侍、柄本明
『それでもボクはやってない』(2006)
~あらすじ~
ある青年が身に覚えのない痴漢容疑で逮捕され、その後1年にわたる裁判を経験する姿を通して、刑事裁判の実情を克明に描き出していく。フリーターの金子徹平は、会社の面接に向かうため通勤ラッシュの電車に乗っていた。そして、乗換えの駅でホームに降り立った彼は女子中学生から痴漢行為を問いただされる。やがて警察署へと連れて行かれた徹平は、一貫して“何もやっていない”と訴え続けるのだったが…。出典:TSUTAYA DISCAS
監督:周防正行
出演:加瀬亮、瀬戸朝香、山本耕史、役所広司、竹中直人、小日向文世、もたいまさこ
『それでもボクはやってない』は2007年に公開された周防正行監督の作品で、2002年に逆転無罪判決が出た西武新宿線痴漢冤罪事件を参考にしています。主人公は会社員で、電車内で痴漢と間違えられて逮捕されます。無実を主張して裁判で戦いますが、証人や証拠の不在で有罪判決を受けます。周防監督は、この作品で日本アカデミー賞最優秀監督賞と最優秀脚本賞を受賞しました。主演の加瀬亮は役作りのために髪を剃り、体重も10キロ減らしたといいます。
映画『十二人の怒れる男』口コミ(見どころ・感想)
映画『十二人の怒れる男』口コミ(見どころ・感想)
この映画は、選ばれた人たちの心理の変化に注目です。
この作品は、陪審員制度で選ばれた12人の人たちについて描かれています。日本にも陪審員制度に似たもので、「裁判員制度」というものが2009年から始まっています。
20歳以上の国民対象に、誰でも選ばれる可能性があります。突然選ばれて、ましてや人を裁く場所に自分が参加することになったら…いったいどういう行動になるのでしょうか。
この映画は、選ばれた人たちの心理の変化に注目です。
また、陪審員制度のあり方、人が人を裁くという難しい点についても注目です。ただ多数決で「有罪」「無罪」が決まってしまうので、1票の重さがとても感じられます。
モノクロ映画ではありますが、俳優の迫力ある演技力で映画の中に惹きこまれるでしょう。
~感想~
私がこの映画を初めて観たのは、中学生の頃です。
日本に裁判員制度がまだ無かった時代でしたので、この陪審員制度をお題にした映画は斬新なものでした。
殺人の罪で問われている少年に対して、素人が集まって意見を言い合い、多数決で有罪か無罪かを決めなければなりません。
罪に問われている人が話すこと、証言台に立って話す人、色んな人が話す内容を冷静に聞き、勘定に流されず、自分の意見をしっかり持つ難しさがすごく痛感します。
日本に裁判員制度が出来て、改めて最近見直しました。
素人だからこそ盲点となっていたところが見えるものだってあり、この映画の主人公12人がどれだけ重たいものを背負っているのか改めて感じました。
これからの課題点なども含めて、私はこの映画から学びました。
間違いなく今上映しても、間違いなく評価が高いであろう名作だろうと思いました。
この作品の見どころとしては、この年代ならではの描写やわかりやすいキャラクター達だと思います。この作品は1957年に公開され、「白黒映画の映像が古臭くて見たくない!」という人が居るのです。
この作品のキャラクター達は、映画や他の作品等では、名前がつけられるのですが、この作品は数字で示しており、1時間30分の間で、キャラを覚えずに済んで脚本に入れこめました。
そして、この作品はこの脚本とこの数字だけによるキャラクター達や描写で数々の賞を取っています。
海外の有名なrootentomatやメタスコアの数多の批評サイトでも必ず95点以上はたたき出してるので、一度は見ていただきたい素晴らしい傑作です。
~感想~
簡単な感想としては1957年に作られた映画でも、間違いなく今上映しても間違いなく評価が高いであろう名作だろうとは思いました。
この映画は本当に密室劇(クローズドサークルや密室で会話する等)という作品を作り、そして私は映画の中でダントツに評価をしてる映画でもあります。
いいですよねー。
尺が1時間30分しかないのに、ほとんどが会話だけで構成され、少年が「有罪」か「無罪」か判決を決める12の人たちだけで構成され、無罪はたった一人だったのが、有罪を選んでた残りの十一人1人1人たちが無罪を選ぶようになったりとワクワクし・・・。
そしてこの作品は個性的なキャラ達の会話で、この作品は飽きずに見れ、密室だけで誰も死なないのに感動ができる素晴らしいの脚本力。
映画『十二人の怒れる男』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 8.59 | 9.0 | 4.1 | 4.51 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2023年10月27日時点のものです。
映画『十二人の怒れる男』まとめ
映画『十二人の怒れる男』エンタメのまとめ
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