・ウォルト・ディズニーの『白雪姫』(1937)は、グリム兄弟による童話「白雪姫」が原作。
・『白雪姫』はウォルト・ディズニーの1作目であり、世界初のカラー長編アニメーション映画。カラー長編アニメのために作成されたセル画の枚数は25万枚とされる。
・『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』『ブラック・ジャック』で知られる手塚治虫は、ディズニーアニメからも多大な影響を受けた。
関連作:『シンデレラ 』(1950)『眠れる森の美女 』(1959)『リトル・マーメイド 』(1989)『美女と野獣 』(1991)『アラジン 』(1992)『塔の上のラプンツェル 』(2010)
アニメ映画『白雪姫』
~あらすじ~
製作後60年を経た今でも見る人の心を打ち続ける不朽の名作フランク・チャーチル作曲の主題曲小人のマーチ[ハイ・ホー]は誰もが一度は耳にしたはず愛の尊さを説き世界最初の色彩長編動画でもある製作後60年を経た今でも見る人の心を打ち続ける不朽の名。
雪のように白い肌を持った美しい白雪姫と、森の中の大きな城に住む、自分より美しい者がいる事が許せない女王がいました。女王は毎日魔法の鏡に「この世で一番美しい者は?」と問いかけます。
ある日鏡は、白雪姫の方が美しいことを告げてしまうのでした。怒り狂った女王は、白雪姫を殺してしまおうとするのでした。
なんとか難を逃れた白雪姫は、森の奥の小さな小屋に住む7人の小人に助けられ楽しい時間を過ごすのでした。それを知った女王は、リンゴ売りのおばあさんに化けて白雪姫に毒リンゴをたべさせてしまうのでした・・・。出典:Amazon
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アニメ映画『白雪姫』予告動画
『白雪姫』MovieNEX 予告編
アニメ映画『白雪姫』配信状況
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アニメ映画『白雪姫』監督・キャスト、原作紹介
アニメ映画『白雪姫』基本情報
本作(タイトル) | 白雪姫/Snow White And The Seven Dwarfs |
公開年 | 1937年 |
上映時間/再生時間 | 1時間23分 |
監督 | デイヴィッド・ハンド |
キャスト・・・声優 | 白雪姫・・・アドリアナ・カセロッティ 王子・・・ハリー・ストックウェル 女王/魔女・・・ルシル・ラ・ヴァーン 先生・・・ロイ・アトウェル おこりんぼ・・・ピント・コルヴィッグ くしゃみ・・・ビリー・ギルバート てれすけ・・・スコッティ・マットロー ごきげん・・・オーティス・ハーラン おとぼけ・・・エディ・コリンズ 魔法の鏡・・・モローニ・オルセン 狩人・・・スチュアート・ブキャナン |
音楽 | リー・ハーライン、ポール・J・スミス 挿入歌: ほか |
主な受賞歴 | — |
制作会社/配給元 | ウォルト・ディズニー・プロダクション/RKO、大映洋画部 |
アニメ映画『白雪姫』原作紹介
原作:グリム兄弟
脚本:テッド・シアーズ、オットー・イングランダー、アール・ハード、ドロシー・アン・ブランク、リチャード・クリードン、メリル・デ・マリス、ディック・リカード、ウェッブ・スミス
アニメ映画『白雪姫』関連作品 ~ディズニープリンセスたち~
白雪姫 (1937)が以来、今日までにさまざまなディズニープリンセスたちが登場してきました。
日本では、白雪姫、シンデレラ、オーロラ姫、アリエル、ベル、ジャスミン、ラプンツェル、モアナがディズニープリンセスとされています。<日本ディズニー公式・2021年時点>
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~ディズニープリンセスたち~
★印は日本ディズニー公式がディズニープリンセスとしている
アニメ映画『白雪姫』口コミ(見どころ・感想)
アニメ映画『白雪姫』口コミ(見どころ・感想)
『白雪姫』はディズニーが短編から長編へと取り組むことになった原点ともいえる作品です。
この作品の最大のポイントは、映画史上初の長編アニメということです。作品が公開された時代はアニメは短編が主流。長編は考えられなかったのです。
この作品を製作するにあたって、周囲からは「アニメーションを長く観るなんて観客は耐えられない」と言われていたほどです。
そんな中で、しかもフルカラーで作られているという点でもすごいことだったのです。
今では長編アニメーションはふつうなことになっていますが、当時としては画期的な挑戦だったんですよね。
そのため、『白雪姫』はディズニーが短編から長編へと取り組むことになった原点とも言える作品なのです。
半世紀以上はすでに経っています。
映像も若干古さはありますが、非常に美しく動きますよ。
映像美。これも当時としては考えられないこと。今のようにCGでなんとかできる時代ではないのですよ!全て手描きですからね。
当時のアニメーターが渾身を込めて作った作品。ディズニー映画が好きな私にとっては、やはりこの原点となる『白雪姫』は特別な存在です。
古い時代の、古い作品なので、視聴する前は若干今ほどのクォリティに期待はしていなかったのですが、予想以上の美しさでした。
小人たちが歌う「ハイホー」の歌、7人の小人がそれぞれ個性たっぷりなのも良い!動物たちの愛らしい動きもとても良かったですね。
『白雪姫』公開から70年以上経った今日でも、世界中の、日本中の誰もが愛されていますし、ディズニーランドに行っても白雪姫や小人たちが出迎えてくれたりしますし・・・。
その造形は公開当時と変わらず、この作品がどれほど芸術として優れているかの証左になるかと思います。
後に続くディズニー長編アニメも同様、最後にはハッピーな展開を見せるという原点としての輝きは、今なお保ち続けています。
~感想~
この映画に出てくるキャラクター、白雪姫に小人たち、動物たちはとってもかわいらしくて大好きです。
その中でも、白雪姫が森の中で出会った7人の小人たちと歌って踊って、楽しい夜を過ごすところは見どころです。
7人の小人たちは、それぞれ好き勝手に楽器を演奏しているように描かれているのですが、それが一つにまとまって楽しいハーモニーになっているのです。
ドラムの先生(ドック)が逃げるハエをたたこうとしてドラムを打つリズム、ねぼすけ(スリーピー)のはなちょうちんが割れる音も音楽になっています。
白雪姫と踊るのには小人は背が足りないので、くしゃみ(スニージー)がごきげん(ハッピー)を肩車して、ににんばおりみたいになり、白雪姫と手を取ってダンスをします。とても楽しい場面です。
『白雪姫』はグリム童話にあった話を元にしていることは、あまりにも有名です。
ディズニーがアニメーション化したことで、親しみやすく、キャラクターも子ども達の人気ものになりました。
ディズニーランドに行けば、白雪姫に会えますし、お店に行けば白雪姫グッズもいっぱいあります。
でも、映画の中の白雪姫はやっぱり素敵なプリンセスなのですね。
女王に美しさをねたまれて毒りんごを食べさせられ、呪いをかけられる白雪姫。映画を見ると魔女に命を狙われるほどの彼女の美しさが本当によくわかります。
顔はもちろんですが、しぐさひとつひとつが上品でしなやかで、まさに女性の鏡ともいえる所作の数々ですね。女性のお手本としても見習いたいものです。
アニメ映画『白雪姫』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 7.69 | 7.6 | 3.6 | 3.85 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中!・・・SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2021年9月18日時点のものです。
まとめ
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