・『眠れる森の美女』(1959)は、ウォルト・ディズニーが生涯で最後に手がけた童話原作の長編アニメーション映画。制作開始から公開までに6年もの歳月をかけ、当時のディズニー作品としては破格の600万ドル(現在の価値で約5,600万ドル、日本円で約87億円)という巨額の費用と、300人ものアニメーターが関わった。
・『眠れる森の美女』は当時の大型映画ブームに合わせて、アニメーション映画としては世界で初めて70ミリのスーパーテクニラマ方式で撮影された。これにより、壮大で迫力のある映像美が実現。また、ステレオ音響も採用されており、当時の最新技術がふんだんに使われている。
・『眠れる森の美女』を手掛けた美術監督のアイヴァンド・アールが、中世ヨーロッパのゴシック建築やルネサンス絵画を思わせる独特なスタイルを確立。この幾何学的で装飾的なデザインは、それまでのディズニー作品にはない、非常に斬新なものだった。
・ウォルト・ディズニーのアイデアにより、音楽にピョートル・チャイコフスキーのバレエ音楽『眠れる森の美女』が採用された。このクラシック音楽を元に、映画オリジナルの曲が作られ、壮麗なワルツが物語を彩っている。
・『眠れる森の美女』は、アニメーターが描いた原画をセル画に転写する「トレス」の工程が、手作業で行われた最後のディズニー映画。この後、技術の進化によりトレス作業は機械化されるため、手描きならではの温かみを感じられる貴重な作品と言える。
・関連作:『リトル・マーメイド』(1989)『美女と野獣』(1991)『スワン・プリンセス/白鳥の湖』(1994)『塔の上のラプンツェル』(2010)
映画『眠れる森の美女』あらすじ・動画
映画『眠れる森の美女』あらすじ
主人公オーロラ姫は、誕生のお祝いに妖精たちから美しさときれいな歌声を授かります。ところが、魔女マレフィセントは、オーロラ姫に“16歳の誕生日に、糸車で指を刺して命を落とす”という恐ろしい呪いをかけたのです。やがて16歳の誕生日を迎えるオーロラ姫。森でのフィリップ王子との出会い、呪いの実現、そして、呪いを解く運命のキス…。誰もが憧れるあの最高にロマンティックな瞬間が訪れます。
出典:Amazon
映画『眠れる森の美女』予告動画
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映画『眠れる森の美女』監督・キャスト、原作紹介
映画『眠れる森の美女』基本情報
本作(タイトル) | 眠れる森の美女/Sleeping Beauty |
公開年 | 1959年 |
上映時間/再生時間 | 1時間15分 |
監督 | クライド・ジェロニミ |
キャスト(/日本語1960年公開版) | オーロラ姫/ブライア・ローズ・・・メアリー・コスタ/高田敏江(歌:牧三都子) フィリップ王子・・・ビル・シャーレイ/ 宮本昭太(歌:砂川稔) マレフィセント・・・エレノア・オードリー/北林谷栄 フローラ・・・ヴェルナ・フェルトン/長岡輝子 リア王妃・・・ヴェルナ・フェルトン/松田トシ フォーナ・・・バーバラ・ジョー・アレン/長倉茂子 メリーウェザー・・・バーバラ・ルディ/堀越節子 ヒューバート王・・・ビル・トンプソン/中村哲 ステファン王・・・テイラー・ホームズ栗本正 グーン・・・キャンディ・キャンディード、ビル・アムズベリー/大平透 ディアブロおよび梟・・・ダラス・マッケノン/原語版を流用 ナレーター・・・マービン・ミラー/ ? |
音楽 | 主題歌 「いつか夢で」 ピョートル・チャイコフスキー ジョージ・ブランズ(編曲) |
主な受賞歴 | ― |
制作会社/配給元 | ウォルト・ディズニー 、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ/RKOラジオ・ピクチャーズ、ブエナビスタ、東宝、ワーナー・ブラザー |
映画『眠れる森の美女』原作紹介
原作:「眠りの森の美女」シャルル・ペロー
脚本:アードマン・ペナー、ジョー・リナルディ、ウィンストン・ヒブラー、ビル・ピート、テッド・シアーズ、ラルフ・ライト、ミルト・バンタ
映画『眠れる森の美女』関連作品
1959年の名作『眠れる森の美女』から、その後のアニメーション映画の進化をたどる旅に出かけませんか? 映画の歴史を彩る4つの関連作品を、テーマや見どころ、『眠れる森の美女』との共通点に着目してご紹介します。
『リトル・マーメイド』(1989)
『リトル・マーメイド』のテーマは「夢を追う勇気」です。海の王女アリエルが、地上の世界に憧れ、自らの声と引き換えに人間になるという大胆な決断をします。陽気な仲間たちとの歌とダンス、そして海の底の鮮やかな世界が見どころです。
この作品は『眠れる森の美女』から30年後、ディズニールネサンスの幕開けとなりました。どちらも美しいヒロインが主人公で、悪役によって呪いをかけられたり、声が奪われたりという試練に立ち向かう物語が描かれています。
『美女と野獣』(1991)
『美女と野獣』のテーマは「真実の愛」です。「外見ではなく、心で人を見ること」の尊さを描いています。見どころは、躍動感あふれるミュージカルシーンです。手描きアニメーションとCGを組み合わせた「ボールルームのダンスシーン」は、アニメーションの歴史を変えたと言われるほど革新的でした。
この作品は女性の自立という点でも共通しています。オーロラ姫は呪いによって眠りにつきますが、ベルは自ら野獣の城に行き、運命に立ち向かっていきます。
『スワン・プリンセス/白鳥の湖』(1994)
『スワン・プリンセス』のテーマは「運命の恋」です。白鳥に姿を変えられたオデット姫と、彼女を救おうと奮闘するデレク王子の純粋な愛が描かれています。クラシックバレエ『白鳥の湖』をベースにした壮大でロマンチックな物語が見どころです。
呪いによって姿を変えられるヒロインという設定が『眠れる森の美女』と共通しています。オーロラ姫は眠り、オデット姫は白鳥に姿を変えられますが、どちらも愛する人のキスが呪いを解く鍵となります。
『塔の上のラプンツェル』(2010)
『塔の上のラプンツェル』のテーマは「本当の自分らしさを見つける旅」です。世界を知らないラプンツェルが、一歩踏み出して冒険に出る姿が描かれています。見どころは、CGアニメーションならではの美しい映像です。空に浮かぶ無数のランタンのシーンは、息をのむ美しさです。
この作品も「塔に閉じ込められたプリンセス」という設定が共通しています。オーロラ姫は魔女に呪いをかけられる前に塔で育ち、ラプンツェルは魔法の髪を狙われ塔に閉じ込められます。どちらも、ただ王子様に救われるのを待つだけでなく、自らの意思で行動を起こします。
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『リトル・マーメイド』(1989)
監督:ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー
声優:アリエル、エリック、アースラ、トリトン、スカットル、シェフ・ルイ、フロットサム
『美女と野獣』(1991)
監督: ゲイリー・トルースデール、カーク・ワイズ
声優: ペイジ・オハラ、ロビー・ベンソン、リチャード・ホワイト、ジェリー・オーバック、デビッド・オグデン・スティアーズ、アンジェラ・ランズベリー
『スワン・プリンセス/白鳥の湖』(1994)
監督: リチャード・リッチ
声優: ミシェル・ニコルズ、リズ・キャラハン、ジャック・パランス、ハワード・マクギリン、レックス・ロビンズ
『塔の上のラプンツェル』(2010)
監督 : ネイサン・グレノ, バイロン・ハワード
声優:マンディ・ムーア、ユージーン、ザッカリー・リーヴァイ、ドナ・マーフィ、ブラッド・ギャレット、ロン・パールマン、ジェフリー・タンバー、ポール・F・トンプキンス、リチャード・キール、M.C.ゲイニー
映画『眠れる森の美女』口コミ(見どころ・感想)
映画『眠れる森の美女』口コミ(見どころ・感想)
この映画には、心温まるディズニーらしいシーンがたくさん描かれています。その一つが、16歳になった美しいオーロラ姫が森で動物たちと話すシーンです。
オーロラ姫は、夢で出会った王子様について動物たちに語り始めます。「背が高くて、とてもハンサムなの」「一緒に散歩して、優しく抱きしめられて…」と話が盛り上がるにつれて、動物たちの期待も高まります。しかし、「そこで目が覚めたの…実はただの夢だったんだ…」と告白すると、動物たちは一気にがっかりしてしまいます。
その後のシーンでは、フクロウがリーダーとなり、動物たちが王子様の洋服を見つけて秘密会議を開きます。「ホゥホゥホゥ…」と鳴きながら、何かを企んでいる様子です。その頃、森の泉で休憩していた王子様は、動物たちにマントやブーツをこっそり盗まれてしまいます。
一方、木の根元に座って目を閉じて歌を口ずさむオーロラ姫。何かの気配に気づいて目を開けると、そこにはまさに彼女が夢に見た「王子様」が現れました。しかし、その王子様の姿は、身体がバラバラになったようなユニークな姿でした。フクロウが顔、リスが髪飾り、ウサギがブーツに入り、マントをまとっているのです。それでもオーロラ姫は「夢で出会った王子様だわ!」と、恋の始まりを心から喜びます。
オーロラ姫の優雅な魅力
オーロラ姫は、恋を夢見る少女の象徴でありながら、とても優雅で上品、そして慎み深いイメージが強く感じられます。その美しさは、彼女の仕草、表情、声、手足の動きのすべてに表れています。ディズニープリンセスの中でも特別に美しく丁寧に描かれた顔立ちも印象的です。
映画の終盤、眠りから覚めたオーロラ姫の姿は、眠りにつく前以上に美しく輝いていました。しかし、この映画で特に心惹かれるのは、オーロラ姫の母である王妃の姿です。
王妃の気品あふれる美しさ
王妃の品格と優雅さには、何度見ても引きつけられます。彼女の特徴は、正面から見つめず、少し目線を落とす仕草です。この控えめな視線が、物腰や風貌と相まって、何とも上品な美しさを生み出しています。
映画のクライマックス、階段を降りてきたオーロラ姫とフィリップ王子が王たちの前に姿を現すシーン。王妃は、言葉を交わすことなく娘を優しく抱きしめ、深い感動から涙を流します。母親としての深遠な美しさに満ちたその姿は、言葉では表現しきれないほどです。背景に流れるピアノの音色と相まって、個人的にこのシーンは映画の中で最も心に残る美しい光景です。
削ぎ落とされた美と物語の完成度
この物語全体を通して、多くの言葉を語る妖精たちに対し、オーロラ姫やフィリップ王子のセリフは多くありません。彼ら美男美女からあえて多くの言葉を求めず、その端正な容姿や慎み深い振る舞いを通して、物語や彼ら自身の「尊さ」を表現しているのです。妖精たちは、むしろ彼らをより引き立てる脇役と言えるでしょう。
王妃もまた、その目や表情全体で彼女の物語を視覚的に語ります。ストーリー自体は単純明快で、余計な装飾は一切ありません。それがゆえに高い完成度を誇り、現代の価値観に左右されずに楽しめます。オーロラ姫の優雅な歌声、美しい背景、勇敢でハンサムなフィリップ王子、そして何よりも王妃の美しさが、この映画を特別なものにしているのです。
『眠れる森の美女』は、ディズニー映画の中でも特に印象深い作品です。そのストーリーの基盤はシャルル・ペロー版とされていますが、原作はヨーロッパの民間伝説で、複数の作家によってアレンジされてきました。
原作のアレンジ:
バレージ版: 宮廷生活の情緒的な要素を取り入れた、少し大人向けの物語です。オーロラ姫の子供がきっかけで目覚めるというユニークな結末が特徴です。
ペロー版: 少し怖い結末を付け加えており、100年後に王子様が現れてオーロラ姫を目覚めさせるという描写がされています。
グリム版: 最もよく知られている、メルヘンチックな物語です。
この物語に登場するプリンセスは、誰もが応援したくなるほど勇敢です。そして、楽観的で人の話を聞かない性格が、かえって魅力的なフィリップ王子も印象的です。彼のそのような性格こそが、ヴィランであるマレフィセントが怒り狂った理由でした。
マレフィセントと革新的な技術
この物語は、マレフィセントの復讐心と罪悪感が色濃く映し出されており、彼女はディズニーヴィランの原型とも言える存在です。
また、この作品は当時の最新技術を駆使して製作されました。
70ミリ スーパーテクニラマ撮影方式: これまでの横長の画面比を保ちながらも、およそ2倍の解像度を実現し、画質を大幅に向上させました。
6チャンネルステレオ音響: 6つのスピーカーから音を流すサラウンドシステムが導入され、臨場感あふれるサウンドが楽しめます。
この映画は、小さなお子様からディズニーアニメにあまり興味のない高齢者まで、幅広い人々に向けて作られています。
作品の中では リバティー(自由)、恋愛、認識、約束、過信、闘争 といったテーマが丁寧に描かれています。
時代背景とメッセージ
1950年代は「アメリカの黄金期」と呼ばれる一方で、戦争は絶えることなく続き、多くの低所得者が恩給を得るために戦場へ赴く状況がありました。
貧しさの中でも平和だけは守られていた日本の当時の状況とは、まったく異なるものでした。
『美女と野獣』が「なぜ人は戦場へと駆り立てられるのか」を描いたとすれば、『眠れる森の美女』は 「守るべきもののためには、優しい心を持つ自由な人間であっても敵と闘わなければならない時がある」 というメッセージを伝えています。
100年間の眠り
この物語には有名なエピソードがあります。
オーロラ姫が100年間眠り続ける間、城は茨に覆われてしまいます。
やがて100年が過ぎ、通りかかった王子が噂を耳にして城へ向かうと、茨が自然に開き、道が現れます。
王子のキスによって姫は目を覚まし、城の中のすべての人々も蘇るのです。
ディズニーならではの魅力
ストーリーの改変については様々な意見がありますが、美しい映像表現、巧みな台詞、そしてチャイコフスキーの「眠れる森の美女」の絶妙な引用 が、公開から60年以上経った今も観客を中世の幻想的な世界へと誘います。
なお、本作の制作は1953年に始まりました。奇しくもこの年はスターリンが亡くなった年であり、当時チャイコフスキーの音楽はソ連の国有財産とされていました。1940年にはスターリンを招いて「チャイコフスキー生誕100年記念祭」が盛大に開催されるほどで、その影響も背景にあったのかもしれません。
興行と受容
公開当初、『眠れる森の美女』は興行的な成功を収めることができませんでした。
その理由のひとつとして、戦後のアメリカ社会で地位が向上した女性たちの価値観と物語のプリンセス像が合わなかったことが挙げられます。
「守られ、操られ、王子のキスで目覚める姫」よりも、「自らの運命を切り開く強さ」を持った『シンデレラ』のようなキャラクターの方が、当時の女性たちにとっては身近に感じられたのかもしれません。
真の主役は誰か
『眠れる森の美女』の真の主役は、実はオーロラ姫ではなくフィリップ王子ではないか、という見解もあります。
他のディズニープリンセス作品――たとえば『美女と野獣』や『アラジン』と比べても、フィリップ王子の出番は多く、その存在感は強調されています。
古典的な絵描きの描写が取り入れられたり、ジブリをはじめとする日本のアニメーションに与えた影響も理解できるため、一度は視聴していただきたい作品と言えるでしょう。
さらに、主役のオーロラ姫の登場シーンは少ないものの、彼女の品格ある美しさは一級品です。
周囲のキャラクターたちの個性がきちんと描かれ、物語を進行させるためのバランスが良く、視聴者にとって楽しい体験を提供します。
特に、フローラ、フォーナ、メリーウェザーという妖精の三人組は、ユーモラスな要素をもたらしながら、物語全体を通じて重要な役割を果たしている点が好ましく感じられるでしょう。
ディズニーのヴィランズ、つまり悪役のキャラクターたちの中でも、一際目立つ存在感を放ち、人々の心を捉えて離さないのがマレフィセントというキャラクターです。
彼女は、あくまで悪役とはいえ、その雰囲気や立ち居振る舞いがエレガントで美しいことから、ただの悪役とは一線を画しています。
その美しさの裏側にある邪悪さや威圧感は、まさにヴィラン、つまり、悪役にふさわしい、と言えます。
さて、ディズニーの魅力と言おうか、その巧妙さと言おうか、非常に印象的なのが、彼らが馬という動物に与える命の描写です。
ディズニーは、どの動物キャラクターにも個性と生命感を見事に吹き込む能力を持っているのですが、特に馬に関してはそれが顕著です。
馬たちは、豊かな感情を具現化するかのように、活き活きと、そして力強く描かれています。
そして馬たちと人間キャラクターとの掛け合いは、見ているこちらが自然と微笑んでしまうほど心地よく、楽しいものとなっています。
映画『眠れる森の美女』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 7.21 | 7.2 | 3.7 | 3.8 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? v・Yahoo!運営 |
※本作品の配信情報は2025年8月25日時点のものです。
配信が終了している、または見放題/レンタルが終了している可能性がございますので、配信状況については、各動画配信サイト/アプリにてご確認ください。
映画『眠れる森の美女』まとめ
映画『眠れる森の美女』エンタメのまとめ
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