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映画『怪談』動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2021-09-25

POINT

・『怪談』(1964)に収録されている「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」と『骨董』の「茶碗の中」の怪談話を映画化した、カラーのオムニバス作品。
・『怪談』は、日本の怪談話を英語でまとめた『怪談』(小泉八雲ことラフカディオ・ハーン著)を出版したのがはじまり。
・『怪談』の映画化構想に10年、1流キャスト・スタッフは多数、9ヶ月の撮影期間、莫大な製作費。その結果、製作のにんじんプロダクションは実質破産し、小林正樹監督も自宅を手放すことになった。
・『怪談』は視覚で楽しむ映画。芸術的なセットや演出に見ごたえを感じるはず!アートのような、舞台を見ているような感覚になろう。
・関連作:『雨月物語』(1953) 『女経(じょきょう)』(1960)『夜叉ヶ池』1979)
・怪談映画の巨匠・中川信夫監督作品: 『怪談かさねが渕』(1957) 『東海道四谷怪談』(1959)

映画『怪談』あらすじ

戦国の世、貧しい陶工・源十郎が若狭姫という女性と知り合い、生活をともにするようになる。だが美しい若狭姫の正体は死霊であった。それを知った源十郎は若狭姫を捨てて故郷に逃げるが、彼女の怨念は執拗に追いすがる……。

映画『怪談』予告動画

映画『怪談』基本情報

邦題怪談
原題Kwaidan
公開年1964年
上映時間3時間2分
監督小林正樹
キャスト第1話「黒髪」⇒⇒⇒
妻・・・新珠三千代
武士・・・三国連太郎
第二の妻・・・渡辺美佐子
父・・・石山健二郎
従者・・・田中謙三
母・・・赤木蘭子
乳母・・・北原文枝
世話人・・・松本克平
世話人の妻・・・月宮於登女
第2話「雪女」⇒⇒⇒
巳之吉・・・仲代達矢
雪女/お雪・・・岸恵子
船頭・・・浜田寅彦
村の女・・・菅井きん
村の女・・・千石規子
村の女・・・野村昭子
茂作・・・浜村純
巳之吉の母・・・望月優子
耳無芳一・・・中村賀津雄
住職・・・志村喬
第3話「耳無し芳一の話」⇒⇒⇒
矢作・・・田中邦衛
貴人・・・中谷一郎
平知盛・・・北村和夫
源義経・・・林与一
平教経・・・中村敦夫
平教盛・・・龍岡晋
猟師・・・桑山正一
猟師・・・谷晃
貮位お尼・・・夏川静江
建札門院・・・村松英子
松造・・・花澤徳衛
甲冑の武士・・・丹波哲郎
第4話「茶碗の中」⇒⇒⇒
武士関内・・・中村翫右衛門
式部平内・・・仲谷昇
鈴江・・・奈良岡朋子
平内の家来・・・佐藤慶
平内の家来・・・玉川伊佐男
平内の家来・・・天本英世
関内の同僚・・・神山繁
関内の同僚・・・田崎潤
老爺・・・宮口精二
出版元・・・中村鴈治郎(二代目)
おかみさん・・・杉村春子
作者およびその声・・・滝沢修
音楽武満徹
受賞歴・第18回カンヌ国際映画祭(1965年)グランプリ(審査員特別グランプリ・審査員特別賞)
制作若槻繁、文芸プロダクションにんじんくらぶ/東宝

関連作品

『雨月物語』(1953)

戦国の世、貧しい陶工・源十郎が若狭姫という女性と知り合い、生活をともにするようになる。だが美しい若狭姫の正体は死霊であった。それを知った源十郎は若狭姫を捨てて故郷に逃げるが、彼女の怨念は執拗に追いすがる……。

『女経(じょきょう)』(1960)

【第一話:耳を噛みたがる女】
紀美は銀座でも評判のすご腕ホステス。
彼女を必ず振り向かせると友人の春本と賭けをした正巳は紀美をデートに誘う。
遊びのつもりがいつしか……。

【第二話:物を高く売りつける女】
“流行作家、三原靖失踪か!?”
世間の喧噪の只中、三原は湘南の海岸で横たわっていた。
そこで出会った謎の女の不思議で妖しい魅力に取りつかれ……。

【第三話:恋を忘れていた女】
京都で修学旅行生の宿を営む女主人・お三津は、芸妓時代の華やかな生活が忘れられなかった。
そんなある日、宿泊中の生徒がオートバイにはねられ、重傷を負ってしまう……。
出典:Amazon

『夜叉ヶ池』1979)

三国嶽のふもとの琴弾谷に、夜叉ヶ池の伝説の調査に来た学者の山沢(山﨑努)は、迷いこんだ池のほとりで、息を呑むほど美しい女性と出会う。百合(坂東玉三郎)というその女性は、夫と二人で鐘楼守をしているという。家に招かれた山沢は、かつての親友で、夜叉ヶ池の調査に出たまま帰らぬ晃(加藤剛)が百合の夫であることを知り驚愕する。夜叉ヶ池には竜神が封じ込められていて、一日に三度鐘を撞かなければ竜神が再び暴れて洪水を引き起こし、村が流されてしまうため、鐘楼守をすることになったのだという。しかし、ある出来事がきっかけとなり、平穏な日々が破られることになるのだった――。
出典:Amazon

『怪談かさねが渕』(1957)

旗本・深見新左衛門は借金のいざこざから座頭の皆川宗悦を殺すが、その怨霊によって自らも狂い死にする。そして20年後、それぞれの息子と娘・新吉と豊志賀は、互いの素性を知らぬまま恋に落ちる。だが豊志賀が不注意から顔にキズを負って以来、新吉の心は別の女性に移ってしまう。やがて、自分を捨てた新吉がかつての親の仇の息子であると知ったとき、豊志賀は二人を激しく呪ったまま息絶えるが……
出典:TSUTAYA DISCAS

『東海道四谷怪談』(1959)

民谷伊右衛門は、仲を裂こうとする恋人・岩の父親を秘密裏に殺し、彼女と共に江戸へ逃げた。その後、伊藤家の一人娘を助けたことから、伊右衛門に婿入りの話が出て、たちまち彼は岩を疎んじ始める。伊右衛門は薬と称して、岩に毒薬を飲ませるが……。「四谷怪談」の最高峰と言われる
出典:TSUTAYA DISCAS

映画『怪談』口コミ(見どころ・感想)

映画『怪談』口コミ(見どころ・感想)

子供のころから親しんでいる昔話から恐怖譚を集めた小泉八雲の「怪談」を元にした作品で、どれも馴染みがある話なのに古さを感じず、また恐怖を上書きされるような感覚を味わえる作品です。
〜見どころ~ 小泉八雲著「怪談」に収録された話のうち4編を映像化した作品です。どれも一度は聞いたことがある話ばかりなので、見ていて怖いポイントは解っているはずなのに引き込まれてしまいぞっとしてします。映像が白黒であることもあるでしょうが、役者さんの演技が素晴らしいことも要因だと思います。特に「耳無芳一の話」で芳一を演じた中村嘉葎雄さんが、丹波哲郎さん演じる甲冑の武士(亡霊)に手を引かれて寺から連れ出され、荒れ野で一人琵琶を弾いて平家物語を語っている様子は、俳優二人の声の良さもあって引き込まれますしぞっとしました。また「雪女」で雪女を演じた岸恵子さんが正体を見破られて夫役の中代達也さんに詰め寄る様子も、自分が雪女の語りに引き込まれてしまいそうになります。〜感想~ 子供のころから親しんでいる昔話から恐怖譚を集めた小泉八雲の「怪談」を元にした作品で、どれも馴染みがある話なのに古さを感じず、また恐怖を上書きされるような感覚を味わえる作品です。現在ホラー作品で、一般的に使われる合成技術や映像加工技術を一切使わずに表現されていることもあるのでしょうが、見事に身近にありそうな怪談話に仕立て直されていると思いました。「雪女」で雪が吹き荒れる中、風や雪が容赦なく吹き込む小さな小屋で夜を過ごさなくてはならない恐怖。明かりも暖を取る手段も無くて縮こまっているしかないやるせなく身の置き所もない切迫した恐怖の感覚を、俳優さんたちが表情と声で演じています。効果を担当する技術の方たちとの協力で出来上がった「日本人的な皮膚感覚で味わう恐怖映像」を、ぜひ見て味わっていただきたいと思います。

映画『怪談』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数7.578.03.84.03
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本作品の評価情報は2022年7月10日時点のものです。