・湊かなえの原作「告白」を中島哲也監督が映画化。
・狂気と自己中心的な殺人、いじめ、偏見・・・これでもかという位に凝縮させたR15作品。
・心のグロさというか、松たか子の森口が怪演、シリアスな演技が◎
・『目には目を、歯には歯を』(ハンムラビ法典より)。あなたなら、どう観る?
・第34回日本アカデミー賞(2011年)最優秀作品賞/最優秀脚本賞/最優秀監督賞
・中島哲也監督関連作品:『夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY』(1997)『下妻物語』(2004)『嫌われ松子』(2006)
目次
映画『告白』
~あらすじ~
ある中学校、雑然とした教室。
終業式のホームルーム。1年B組、37人の13歳。教壇に立つ担任・森口悠子が語りだす。
「私の娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」一瞬、静寂に包まれる教室。
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映画『告白』予告動画
映画「告白」劇場予告
映画『告白』配信状況
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映画『告白』監督・キャスト、原作紹介
映画『告白』基本情報
本作(タイトル) | 告白/Confessions |
公開年 | 2010年 |
上映時間/再生時間 | 1時間46分 |
監督 | 中島哲也 |
キャスト | 森口悠子・・・松たか子 下村優子(少年Bの母)・・・木村佳乃 ウェルテルこと寺田良輝・・・岡田将生 渡辺修哉(少年A)・・・西井幸人 下村直樹(少年B)・・・藤原薫 北原美月(少女A)・・・橋本愛〔1996年生〕 前川優真・・・井之脇海 三浦瑠菜・・・刈谷友衣子 高橋弘輝・・・草川拓弥 大谷梨紗・・・近藤真彩 神崎唯・・・清水尚弥 桐谷修花・・・能年玲奈 松川早紀・・・野本ほたる 土田綾香・・・三吉彩花 内藤由香里・・・山谷花純 渡辺修哉の父・・・新井浩文 桜宮正義・・・山口馬木也 森口愛美・・・芦田愛菜 修哉の継母・・・山田キヌヲ 戸倉・・・高橋努 教授の教え子・・・金井勇太 |
音楽/主題歌 | 主題歌:「Last Flowers」レディオヘッド 挿入曲:「RIVER」 AKB48 |
主な受賞歴 | ・第34回日本アカデミー賞(2011年)最優秀作品賞/最優秀脚本賞/最優秀監督賞 ・第53回ブルーリボン賞(2011年)作品賞ほか |
制作会社/配給元 | 島谷能成、告白」製作委員会:東宝、博報堂DYメディアパートナーズ、双葉社、山内章弘、中島かずき)/東宝 |
映画『告白』原作紹介
原作:「告白」(双葉社刊)湊かなえ
映画『告白』関連作品
中島哲也監督の評価が高い作品に『下妻物語』(2004)や『嫌われ松子』(2006)があります。
あまり知られていない!?のでしょうか。
それらの原点となる作品が『夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY』(1997)があります。
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『下妻物語』(2004)
出演 : 深田恭子、 土屋アンナ、 宮迫博之、 篠原涼子、 阿部サダヲ
『嫌われ松子』(2006)
~あらすじ~
昭和22年、川尻家の長女として福岡県に生まれた松子(中谷美紀)。やがて松子は教師になるが、教え子の龍(伊勢谷友介)が起こした窃盗事件がもとで辞職に追いやられてしまう。ここから、松子の転落人生がはじまった。作家志望の八女川(宮藤官九郎)と同棲するも、八女川は松子に激しい暴力をふるった上、自殺。その後八女川の友人・岡野(劇団ひとり)と不倫するが、岡野の妻にばれて破局。そして松子は中州のソープ嬢となり、店のトップになるのだが…。出典:TSUTAYA DISCAS
出演 : 中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、市川実日子
映画『告白』口コミ(見どころ・感想)
映画『告白』口コミ(見どころ・感想)

中学1年生の「犯罪」を、犯行を行った生徒たちに身をもって理解させよう、という母親でもある女性教師の執念が恐ろしい映画です。
~見どころ~
「イヤミスの女王」と言われる湊かなえさんのミステリ小説を原作としています。
中学1年生の学級担任で中学校教師のシングルマザー・森口悠子(松たか子)が、学校の終業式で生徒に語り掛ける場面から始まるのですが、彼女の「告白」でクラス全員が恐怖に陥れられます。
このシーンの松さんがとにかく恐ろしいです。
そもそもクラスの生徒たちとなれ合いを嫌い距離を置いて接していた彼女は、それまでも自分自身の事を話したり、生徒に微笑みかけたりすることはなかったのですが、この場面では瞬きを極端に減らし、感情が全く感じられない様子で、およそ教師には見えませんでした。
終業式後学校を離れてからも、新任教師を使って生徒たちをコントロールして生徒を陥れます。松さんの演技がこの役に見事にハマり、引き込まれました。
~感想~
中学1年生の「犯罪」を、犯行を行った生徒たちに身をもって理解させよう、という母親でもある女性教師の執念が恐ろしい映画です。
女性教師の道具になってそのアドバイスに従い、物分かりが良いお兄さんのような教師を演じる若手教師。
教師全員に反感を抱く生徒たちと、そして自分の犯した犯罪と、女性教師に掛けられたいわば「呪い」におびえて学校へ行けなくなり引きこもってしまった生徒とその母親。
両親が離婚して新しい家庭に馴染めず、罪を犯した生徒とその交際相手など、女性教師の執念により犯罪を犯した生徒だけでなく、周囲の人達全てが不幸になってしまいます。
その過程が抑えた表情と乾いた空気感を通して伝わる、まさに「イヤミス」を映像化するとこうなるお手本のような映画だと思いました。

暗さに物語が進むにつれての逼迫感や演者さんの心境などがひしひしと伝わってくる映画です。
~見どころ~
この作品は終始暗い雰囲気の映画ですが、決して迫力がなく面白みのない映画ではありません。
むしろその暗さに物語が進むにつれての逼迫感や演者さんの心境などがひしひしと伝わってくる映画です。
森口悠子を演じる主演松たか子さんは普段テレビ等でお見かけする時には非常に明るく爽やかですが、この役所(やくどころ)では娘の復讐を心に宿している暗く冷徹な役柄を演じています。
その生徒に対する復讐心のこもった演技が普段の松たか子さんのギャップを生み出し、非常に魅力的に感じます。
また森口悠子だけではなく修哉や、直樹の母などさまざまなキャラクターにスポットが当たり、それぞれの視点からの告白を表していきます。
そこには息も詰まるようなキャラクター自身の闇が潜んでおり、皆それぞれ違うものを表には出さず抱えていら部分が私自身胸が詰まるような思いもありつつ見どころに感じました。
~感想~
私自身このような暗い雰囲気の中から出さされる緊張の連続を演出する映画が好きで、その中でも特に好きな作品の一つです。
森口悠子を演じる松たか子が生徒に対する憎悪を復讐という形でぶつけていく流れですが、そこには生徒にはもちろん、森口悠子本人も納得がいってないまま物語が進んでいるように感じました。
生徒たちの森口悠子への恐れ・不安が非常に伝わってきて、私がここの場所にいたらと作品にのめり込んでしまう作品でした。
出演者それぞれが、森口悠子の影響により次第に狂気を帯びていく場面も、背筋が凍るような思いでしたが見応えがありました。
中学生とは多感な時期で、純粋な部分を併せ持ちつつ、時にそれがとても残酷に写されて、また親子間のコミュニケーション問題など、実際の現実問題も少し重ねながら、この作品を作ったのだと感じました。
映画『告白』評価は?
評価サイト | みんなのシネマ(10点満点) | IMDb (10点満点) | Filmarks (5点満点) | Yahoo!映画 (5点満点) |
点数 | 7.05 | 7.8 | 3.6 | 3.9 |
評価サイトの特徴 | ・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い | ・海外オンラインデータベース ・Amazon運営 | ・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!? | ・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営 |
※本作品の評価情報は2021年4月29日時点のものです。
まとめ
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