映画『イントレランス』動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2022-03-23

POINT

・『イントレランス』(1916)は、イントレランス(=不寛容)を描いたD・W・グリフィス脚本・監督の映画で、モノクロ・サイレント。
・『イントレランス』は、4つのイントレランス(=不寛容のエピソードからなり、「アメリカ篇」「ユダヤ篇」「バビロン篇」「フランス篇」という物語4つを並列的に描いているところが斬新的。
・『イントレランス』は興行的に惨敗したが、巨大なセット、物語4つを並列的に描いている点、画期的な撮影技術などが評価され、1990年にはアメリカ国立フィルム登録簿 新規登録された。
・D・W・グリフィス監督の作品には『イントレランス』のほかに、
『 国民の創生 』(1915)『スージーの真心』(1919)、『散り行く花』(1921)、『大疑問』(1924)、『素晴らしい哉人生』(1924)がある。
・関連作: 『死神の谷/死滅の谷』(1921) 『キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒』(1925) 『サンライズ』(1927) 『ナポレオン』(1927)

映画『イントレランス』あらすじ

無実の罪で死刑を宣告される現代の青年、裏切られ十字架にかけられるキリスト、紀元前バビロンの権力に執着する高僧たち、中世のパリでの清教徒を虐殺する王太后。
4つの時代の4つの物語が並列的に語られていく。

映画『イントレランス』予告動画

映画『イントレランス』基本情報

邦題イントレランス
原題Intolerance
公開年2016年
上映時間3時間
監督D・W・グリフィス
キャスト揺り籠を揺らす女・・・リリアン・ギッシュ
エピローグの少女・・・ヴァージニア・リー・コービン
エピローグの少年・・・フランシス・カムポー
【現代アメリカ編】
可愛い娘・・・メエ・マーシュ
孤独な娘・・・ミリアム・クーパー
青年・・・ロバート・ハーロン
可愛い娘の父親・・・フレッド・A・ターナー
親切な警官・・・トム・ウィルソン
メアリー・ジェンキンス・・・ヴェラ・ルイス
アーサー・ジェンキンズ・・・サム・デ・グラッセ
スラムの親分ウォルター・ロング
親切な隣人・・・ドア・デビッドソン
その妻・・・アルバータ・リー
ストライキの指導者・・・モンテ・ブルー
市長・・・ラルフ・ルイス
牧師・・・A・W・マクルーア
裁判長・・・ロイド・イングラム
検事・・・ジョン・P・マッカーシー
弁護士・・・バーニー・バーナード
矯風会会長・・・メアリー・オルデン
矯風会会員・・・エレノア・ワシントン、パール・エルモア、ルシル・ブラウン、ジュリア・マックリー
社交界にデビューした娘・・・マルグリット・マーシュ
【中世フランス編】
ブラウン・アイズ・・・マージョリー・ウィルソン
その恋人ラ・トゥール・・・ユージン・パレット
傭兵隊長・・・アラン・シアーズ
ブラウンアイズの父・・・スポティスウッド・エイトキン
ブラウンアイズの父・・・ルース・ハートフォース
カトリーヌ・ド・メディシス・・・ジョセフィン・クローウェル
シャルル九世・・・フランク・ベネット
アンジュー公アンリ・・・マックスフィールド・スタンリー
ナヴァール王アンリ・・・W・E・ローレンス
コリニー提督・・・ジョセフ・ヘナベリー
牧師・・・A・W・マクルーア
牧師に匿われる少女・・・ペギー・カートライト
王妹マルグリット・・・コンスタンス・タルマッジ
【聖書編】
イエス・キリスト・・・ハワード・ゲイ
マグダラのマリア・・・オルガ・グレイ
聖母マリア・・・リリアン・ランドン
花嫁・・・ベッシー・ラヴ
花婿・・・ジョージ・ウォルシュ
花嫁の父・・・ウィリアム・H・ブラウン
結婚式のゲスト・・・W・S・ヴァン・ダイク
パリサイ人・・・エリッヒ・フォン・シュトロハイム、エリッヒ・フォン・リツァウス、ウィリアム・コートライト
【バビロン編】
山の娘・・・コンスタンス・タルマッジ
吟遊詩人ラプソドス・・・エルマー・クリフトン
ベルシャザール王・・・アルフレッド・パジェット
王の寵姫・・・シーナ・オーウェン
勇猛な兵士・・・エルモ・リンカーン
キュロス王・・・ジョージ・シーグマン
ベルの司祭・・・タリー・マーシャル
ナボニドゥス父王・・・カール・ストックデール
山の娘の兄・・・フランク・ブラウンリー
戦死する息子・・・ウォーレス・リード
ベルの司祭の部下・・・ジョージ・ベレンジャー
城門の隊長・・・テイラー・N・ダンカン
裁判長・・・ジョージ・フォーセット
ハーレムの少女・・・ミルドレッド・ハリス、カーメル・マイヤーズ、ナタリー・タルマッジ、イヴ・サザーン
猿を肩に載せた兵士・・・ダグラス・フェアバンクス
音楽D・W・グリフィス
受賞歴―
制作ウォーク・プロデューシング・コーポレーション/トライアングル・フィルム・コーポレーション、小林商会

関連作品

『散り行く花 』(1919)

『死神の谷/死滅の谷』(1921)

『キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒』(1925)

~あらすじ・解説~
27歳の誕生日までに結婚すれば700万ドルの遺産が手に入る。ところが、今日がその誕生日。彼は新聞に結婚相手募集の広告を出すが…。キートン・コメディの傑作。
出典:Amazon

『サンライズ』(1927)

『ナポレオン』(1927)

~解説~
アベル・ガンス監督の三大傑作のひとつとも言われる、ナポレオンの少年時代からイタリア侵攻までの半生を辿るサイレント映画。フランシス・フォード・コッポラ設立によるプロダクションが手掛けた作品を集めた“ゾエトロープ・コレクション”シリーズ。
出典:TSUTAYA DISCAS

映画『イントレランス』口コミ(見どころ・感想)

映画『イントレランス』口コミ(見どころ・感想)

人間の本質、流されやすく危うい方向に集団で突き進んでいく恐ろしさ、慈善が時に人を苦しめる不寛容さなど、壮大な人間ドラマに圧倒されます。
~見どころ~ 時代も国も異なる4つの物語から、人の不寛容、生きづらさを描いた壮大な叙事詩ともいうべき映画です。中でも圧巻なのがバビロン編のセットで、巨大な柱や彫刻群がつくられ、その制作エピソードが別の映画として描かれるほどでした。モノクロ・サイレントではありますが、それでも人間の本質、流されやすく危うい方向に集団で突き進んでいく恐ろしさ、慈善が時に人を苦しめる不寛容さなど、壮大な人間ドラマに圧倒されます。現代編は1910年代時点での「現代」の世相を反映してるため、当時の世相や風潮が現代からみるとかけ離れているところは、そのまま映像の歴史として勉強になります。リリアン・ギッシュ演じるゆりかごを揺らす女性が象徴的で、彼女の揺りかごを揺らす姿は人間の歴史を見つめる女神のようでした。~感想~ 歴史好きな方・古い映画が好きな方に見て欲しい映画です。1920年代の映画、サイレントなので今見るととっつきにくい部分はありますが、それでも作品の魅力はあせません。1910年代、まだ映画産業が始まったばかりのころの作品のため、現代と比べると撮影技術もフィルムの精度の精度も悪いのですが、そうした現代との違いや映画の歴史を感じることができるのもこの映画の魅力です。当時は現代よりも庶民の生活は苦しく、物もなく、「現代編」でも福祉や労働者や女性の権利なども保証されていない様子が描かれます。が、そんな不自由な時代に、映画に携わる人々が試行錯誤しながらクローズアップなど新しい映画のスタイルを確率しようとするとするエネルギーを感じます。

映画『イントレランス』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数7.57.73.84.1
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※本作品の評価情報は2023年12月13日時点のものです。