映画『カリガリ博士』動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2020-12-29

POINT

・『カリガリ博士』(1919)は今から
100年前に作られたサイレント映画(白黒・無声)。今でいう、
サイコサスペンスホラー映画。

この映画は主人公の妄想だったのか否か!?という点でも先駆的。
・『
カリガリ博士

は、ドイツ表現主義の代表的作品と評価されている。
・『バットマン』『シザーハンズ』などで知られる、
ティム・バートンが影響を受けたとされる作品でもある。
・関連作: 『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922) 『ドクトル・マブゼ』(1921~1922) 『メトロポリス』(1927)

映画『カリガリ博士』あらすじ

あるドイツの田舎町に起きた連続殺人事件。奇妙なカリガリ博士は夢遊病者を連れて見せ物小屋を開こうとする。冷たくあしらった役人は死体になり、見せ物小屋の客は夢遊病者の予言通りに死んで行く。息をのむスピーディーな展開、博士の正体が暴かれてゆく。

映画『カリガリ博士』予告動画

映画『カリガリ博士』基本情報

邦題カリガリ博士
原題Das Kabinett Des Dr. Caligari
公開年1919年
上映時間1時間9分
監督ロベルト・ウイーネ
キャストカリガリ博士・・・ウェルナー・クラウス
チェザーレ・・・コンラート・ファイト
フランシス・・・フリードリッヒ・フェーエル
音楽
受賞歴
制作

関連作品

『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)

やせこけた不死の伯爵はスキンヘッドにギョロ目玉が光り、異様な鷲鼻の持ち主。
鮮血を見て舌なめずりし、若い女性の生血を吸いつくす。
出典:Amazon

『ドクトル・マブゼ』(1921~1922)

教養があり、金持ちのマブゼ博士は、様々に変装しながら、超能力や催眠術をつかって犯罪を働き、社会を不安に陥れていく。マブゼ博士の悪魔のようなたくらみの行く末に待つものは・・・。

『メトロポリス』(1927)

富裕層と労働者の格差が著しい未来都市・メトロポリスで地下の工場を支配するジョーの息子・フレーダーは、労働者たちに希望を与える女性・マリアと出会い…。
出典:Amazon

映画『カリガリ博士』口コミ(見どころ・感想)

映画『カリガリ博士』口コミ(見どころ・感想)

「ドイツ表現主義」を知る。
~見どころ~ 主人公はタイトルにもある、カリガリ博士です。
ある日、博士は町の人々の前で夢遊病者の男に催眠をかけていきます。そうすると、ある男はカリガリ博士の思うままに動いていきます。
一見、面白いパフォーマンスにも見えますが、それが恐怖の始まりです。
博士のことをどこか怪しいと踏んだ人たちは彼を調べ始めます。それに気づいた博士は夢遊病者の男を隠しますが、その男も暴走していきます。
こういった不思議で不気味な世界観を表現するために、セットにある工夫がされています。
それは「歪み」です。
物語だけでなく、そういったところにも注目すると、この映画の面白さを楽しめると思います。
最後まで謎は解けません。雰囲気が少し苦手だ、という方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひ最後のどんでん返しまでご覧ください。
~感想~ この映画は、「ドイツ表現主義」が反映されている映画となっております。1918年のドイツ革命により、ドイツは打倒されました。その後、ヴァイマル共和国が誕生しますが、戦争の賠償金が大量にあり、ドイツ国民は慢性的なインフレに苦しめられました。ここから第二次世界大戦が始まるまでの間に、ドイツ表現主義の映画が開花しました。「ドイツ表現主義」とは、不安や恐怖など人間の内面にある気持ちを表現していこう、という芸術運動と捉えられます。その代表作がこの作品、『カリガリ博士』なのです。
故意にゆがませたセットや照明にも工夫がみられて、見る人の不安感をあおってくる独特さが面白いです。
~見どころ~ ドイツが製作したサイレント映画で、場面に応じて緑と茶色の着色がされている他は白黒フィルムです。
冒頭に出てくるフランシスという青年が、村にやってきたカーニバルで奇妙な見世物に心を奪われることから始まります。
聞かれたことには何でも応えることができる眠り男と彼の主人らしいカリガリ博士と、出会ってしまうのです。
フランシスの友人アランは面白半分に、自分の寿命を尋ねると夜明けには死ぬであろうと言われてしまいます。
お遊び気分のアランは大して気にしていなかったのですが、予言通りに次の日の朝に死んでいたのです。
カリガリ博士に疑いを抱いたフランシスは、片思いの相手ジェーンとその父親とともに真実を調べようとします。
故意にゆがませたセットや照明にも工夫がみられて、見る人の不安感をあおってくる独特さが面白いです。~感想~ 冒頭シーンから登場した人物のフランシスという青年が主人公かと思ってみていたら、途中で何か違うことに驚愕してしまいます。
それどころか普通の映画との差に圧倒されてしまい、71分の上映時間が短く感じてしまうくらいです。
先述した通りに狙ってゆがませたセットや白黒を強調した照明の他にも、不安な精神状態を表現するためにメイクや服装にもひねりを加えられています。
1920年前後に、最盛期を迎えたドイツ表現主義の表現方法を用いられた革新的な映画です。
何が真実で確かなことなのかが、見ている内に信じていたものが揺らぐようなおかしな感情を抱きます。
いつの間にか、自分までもが白黒フィルムの世界に、吸い込まれてしまいそうな不可思議な魅力にあふれたホラー映画です。

映画『カリガリ博士』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数6.68.13.63.57
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2021年11月4日時点のものです。