映画『イタリア旅行』あらすじ、動画を視聴する方法と配信サービスを紹介!

2022-09-28

POINT

・『イタリア旅行』(1953)は、フランスの女性作家シドニー=ガブリエル・コレットによる作品を映画化した。
・華麗な恋愛遍歴で知られるコレットの代表作に「ジジ」 (1944年)があり、1958年に映画化 されている。ブロードウェイ版『ジジ』の主演に、オードリー・ヘプバーンが抜擢されており、実際にオーディションに自ら立会った。
・ジャン=リュック・ゴダールは『イタリア旅行』を映画史のベストワンに挙げている。「
“男と女と一台の車とカメラがあれば映画ができる”」と。
・関連作:『無防備都市』(1945)『驟雨』(1956)『ある結婚の風景』(1974)

映画『イタリア旅行』あらすじ

ロンドンに住む会社役員の夫婦はイタリアに車を走らせる。
ナポリの別荘を処分するためだ。
見かけは仲のいい夫婦だが他人同士も同然。
冷え切って夫婦仲は悪化の一途をたどり、離婚に突き進もうとしている。
ナポリ観光もちぐはぐな別行動だ。
次第に二人の関係は悪化をたどり、離婚へと突き進んでいくが・・・。

映画『イタリア旅行』予告動画

映画『イタリア旅行』基本情報

邦題イタリア旅行
原題The Lonely Woman(Viaggio in Italia)
公開年1953年
上映時間1時間25分
監督ロベルト・ロッセリーニ
キャストキャサリン・ジョイス・・・イングリッド・バーグマン
アレクサンダー(キャサリンの夫)・・・ジョージ・サンダース
マリー・・・マリア・モーバン
娼婦・・・アンナ・プロクレメル
ポール・デュモン・・・パウル・ミュラー
音楽ロベルト・ロッセリーニ
受賞歴
制作アドルフォ・フォッサターロ/ティタヌス、ガンマ・フィルム、大映

関連作品

『無防備都市』(1945)

第二次世界大戦末期のローマで起こったレジスタンス運動を描いた作品。地下活動家の印刷工・レジスタンス運動の指導者・抵抗運動を支える神父らと周囲の人々の無残な運命を容赦なく描き出した、衝撃的なレジスタンス劇。
出典:TSUTAYA DISCAS

『驟雨』(1956)

結婚から4年。子供のいない並木亮太郎(佐野周二)と文子(原節子)の夫婦には倦怠期が訪れている。
ある日曜日、新婚旅行に行っているはずの文子の姪・あや子(香川京子)がやって来た。旅行先で花婿とケンカになったというのだ。
文子は花婿への不満を漏らすあや子に同情するが、亮太郎はついつい男の立場から反論してしまい、それがいつしか文子と亮太郎の口論に発展していく…。
出典:Amazon

『ある結婚の風景』(1974)

幸福な結婚生活を続けていたヨハンとマリアンヌは、地元新聞社からの取材に応え、模範的夫婦について語る。しかし、それが活字になってみると、まるで空虚でつまらぬモノに感じられ、それ以来、二人の間にはすきま風が吹き、論争の嵐が起こるのだが……。ベルイマンによる“夫婦げんかの形而上学”。
出典:Yahoo!映画

映画『イタリア旅行』口コミ(見どころ・感想)

映画『イタリア旅行』口コミ(見どころ・感想)

遠く古代からまだ記憶に新しい戦争に至るまでの南イタリアの歴史に思いをいたさせます。
~見どころ~ 夫のおじが遺したナポリの家を処分しに来たイギリス人夫婦がイタリア滞在を通じて夫婦生活の危機を募らせていくという話です。夫婦を演じるイングリッド・バーグマンとジョージ・サンダースという二人のスター、とりわけバーグマンは演技を超えていると思える生々しい存在感を見せます。そしてストーリーの展開の上では冗長さをもたらしているかもしれない、博物館や、火山や調査中のポンペイ遺跡等の描写は、観光映画風でありながらも、対象をなまめかしくとらえるカメラの力や的確な(観光)案内によって、遠く古代からまだ記憶に新しい戦争に至るまでの南イタリアの歴史に思いをいたさせます。後にヌーヴェル・ヴァーグを担う若い批評家たちを魅了した、現代的な映画の原点となる作品です。~感想~ 私にとって、サングラスをかけて自動車を運転するイングリッド・バーグマンの、夫への怒りのこもった顔が忘れられない映画です。監督であるロッセリーニとの間に不倫の子をみごもるまではハリウッドの華やかなスターだったイングリッドが、ここまで虚飾をはぎ取られたかと思いました。もちろん彼女は十分以上に美しく、イギリスのお金持ちらしく着飾っているのですが、夫への不満が爆発しそうな中年女性という役柄を経由することで、むしろ生身のイングリッド・バーグマンが出現したのではと思われます。また、ナポリとその周辺という土地そのものが本当の主役であるとも言えます。イギリス人夫婦にとってカルチャーショックでもある、自動車の中から見える風景は、当時ののどかだけど貧しい南イタリア暮らし向きや戦後の風俗を私たちに伝えてくれます。

映画『イタリア旅行』評価は?

評価サイトみんなのシネマ(10点満点)IMDb (10点満点)Filmarks (5点満点)Yahoo!映画 (5点満点)
点数5.567.33.73.6
評価サイトの特徴・映画情報/上映中の映画に! ・評論家コラムや、監督やキャストへのインタビュー記事多い・海外オンラインデータベース ・Amazon運営・急成長中! SNSシェア強し ・過去作品、評価も厳しめ!?・最初に見る。評価甘めかな!? ・Yahoo!運営
本作品の評価情報は2023年10月3日時点のものです。